買取店舗情報
店舗名 | 買取エリート 五日市店 |
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住所 |
〒731-5128
広島県広島市佐伯区五日市中央2-9-1 中央ポピーハイツ1F
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営業時間 | 10:00~19:00 (定休日なし) |
電話 |
0120-022-157
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プラチナ リング 買取実績
買取エリート 買取相場価格
基本スペック
品位 | PT850 |
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品目 | リング |
買取店舗 | 五日市店 |
買取更新日 | 2023年08月03日 |
プラチナ リングを買取担当した査定員のコメント
この度はプラチナの指輪3点を買取させていただきました!
こちらはとても古いお品物で40年以上前のものと見受けられました。現在はプラチナの刻印は「Pt」が用いられますが、こちらの指輪には「Pm」という刻印が用いられておりました。
この「Pm」は「Pt」に標準化される以前に作られた古いプラチナ製品に用いられていた品位((質量‰・含有率)の古表示となります。
品位表示は基本的にISO(国際標準規格)、それに準拠したJIS(日本工業規格)の定める品位表示をしなくてはいけません。貴金属の品位は、最低含有率を表示する必要がありJISの品位区分ではプラチナ(白金)の場合、850/900/950/999となります。ちなみに刻印の表示も書体、形式を含めて容易に読める位置で1 0倍ルーペを用いて肉眼で視認できるものでなくてはならず、元素記号は大文字と小文字との組合せで表記されるもですから大文字又は小文字のみを用いることは適切ではないなど、細かなルールがあります。
そのため、古表示の「Pm」表示は現在プラチナの正しい表示ではないので用いることができません。(以前流通していたものは通用します)
「Pt」はもちろん白金の元素記号であるPlatinumの略語ですが、「Pm」も同じくPlatinumの前後をとった略語((もしくはPlatinum Metal))でどちらもプラチナを意味します。
なぜPm刻印が無くなったのかというところですが、1947年に希土類元素の一つプロメチウムを分離して発見したことで、後に国際規格のプロメチウム元素記号がPmとなったことを受けて、また1960年代頃には時計の塗料などにプロメチウムを使った製品が流通してきたことから、それまでプラチナ製品に使用してPm刻印と混同しないためにPt刻印に変更されたという話が有力とされております。ただ厳密にいつから切り替わったというのは正確なところは曖昧ですが、ヨーロッパでは純度を証明するCCM共通管理マークの使用が制定されたのが1973年のことで、それ以前はプラチナに関して定まった刻印はありませんでした。概ね国内でも60年~70年代にはPm→Ptに切り替わっています。
この「Pm」刻印で気を付けなればならないことは純度が疎らであるということです。現在のプラチナの品位表示は最も低いもので「Pt850」つまり純度85%ですが「Pm」刻印は前述の通り古い品物でコンプライアンス整備の進んでいない時代の物です。「Pm」刻印の多くは千分率表記がされておらず、実際に分析するとプラチナの含有量が70%-85%であることが多く、その数値以下ということも珍しくはありません。正確な純度が分からないから買取をしていないお店もあるかと思いますが、当店では積極的に買取をさせていただいております。
余談ですがプラチナジュエリーと認定されるにあたっても国際基準があるのですが、プラチナの国際的な広報機関「プラチナ・ギルド・インターナショナル(PGI)」が定めるプラチナジュエリーの国際基準ではPt950以上(プラチナの含有量が95%以上)のものをプラチナジュエリーとして認めるとされています。ですから海外の有名ブランド、例えばティファニーやカルティエなどではコンビ製品でない限りは基本的にプラチナを素材としたジュエリーはPT950なのです。国内では一般社団法人日本ジュエリー協会が定義するところPt850以上がプラチナジュエリーとして認定するとしているのでPt850を用いたプラチナジュエリーが多く存在ます。
買取エリート広島五日市店ではプラチナ製品の買取を強化中!昔買ったプラチナ製品などでご自宅に眠ってしまっているものがございましたら、お気軽に査定にお持ち込みくださいませ!