iPhoneを売却しようと考えているあなた、売却前に必要な準備は万端ですか。
せっかく高価なiPhoneを売るなら、少しでも高く売りたいですよね。
しかし、売却前に適切な準備を怠ると、思わぬ損失につながる可能性も。
この記事では、iPhoneを売却する前に必ずやっておくべき5つの手順を、具体的な方法と共に詳しく解説していきます。
これらの手順を踏むことで、安心して高くiPhoneを売却することができるでしょう。
iPhone売るとき初期化は必須?
iPhoneを売却する際、最も重要な準備の一つが「初期化」です。
初期化とは、iPhoneのデータをすべて消去し、工場出荷時の状態に戻す作業のこと。
「面倒だな」と感じて、初期化せずに売却してしまう人もいるかもしれませんが、初期化は個人情報保護やスムーズな売却のためにも絶対に必要な手順です。
1: 個人情報の漏洩を防ぐ
初期化せずにiPhoneを売却してしまうと、個人情報が漏洩するリスクがあります。
iPhoneには、写真、メール、連絡先、アプリのデータなど、様々な個人情報が保存されています。
これらの情報が、買い手に渡ってしまうと、悪用される可能性も。
初期化することで、個人情報を完全に削除し、情報漏洩のリスクを回避することができます。
2: アクティベーションロックを解除する
初期化せずにiPhoneを売却すると、アクティベーションロックがかかってしまい、買い手が使えなくなる可能性があります。
アクティベーションロックとは、iPhoneが盗難や紛失した場合に、不正な使用を防ぐための機能です。
初期化されていないiPhoneは、アクティベーションロックが有効になっているため、買い手はApple IDとパスワードを入力しないと、iPhoneを使用することができません。
もし、買い手がApple IDとパスワードを知らない場合は、iPhoneは使えなくなってしまいます。
初期化を行うことで、アクティベーションロックを解除することができ、買い手が安心してiPhoneを使用できるようになります。
iPhoneを高く売るための注意点
初期化以外にも、iPhoneを高く売るためにはいくつかの注意点があります。
これらのポイントを押さえ、しっかりと準備を進めることで、より良い価格で売却できる可能性が高まります。
1: 付属品を揃える
iPhoneを売却する際には、付属品を揃えておくことが重要です。
付属品が揃っている方が、買い手にとって価値が高く、より高い価格で売却できる可能性があります。
付属品には、充電器、イヤホン、USBケーブル、SIMピンなどがあります。
売却前に、すべての付属品が揃っているかを確認し、不足している場合は、別途購入する必要があるでしょう。
2: クリーニングを行う
iPhoneを売却する前に、丁寧にクリーニングを行うことも大切です。
汚れや傷が目立つiPhoneは、買い手にとって魅力的に見えません。
そのため、売却前に丁寧にクリーニングを行い、iPhoneを清潔な状態にしておきましょう。
クリーニングは、マイクロファイバークロスやメガネ拭きなどで、優しく拭き取るように行います。
特に、画面やカメラレンズは丁寧に拭き取り、汚れや指紋を落とすようにしましょう。
3: SIMロックを解除する
iPhoneの売却前に、SIMロックを解除しておくこともおすすめです。
SIMロックとは、特定のキャリアのSIMカードしか使えないように制限をかける機能のこと。
SIMロックが解除されているiPhoneは、どのキャリアのSIMカードでも使用できるため、より多くの買い手に魅力的に映ります。
SIMロック解除は、キャリアによって手順が異なります。
自分のキャリアのウェブサイトや店舗で、SIMロック解除の方法を確認しましょう。
iCloudのログアウトと本体の初期化(リセット)
iPhoneを売却する前に、iCloudからサインアウトし、本体を初期化することが必須です。
これらの手順を踏むことで、個人情報やデータの漏洩を防ぎ、安心してiPhoneを売却することができます。
1: iCloudからサインアウトする
iCloudからサインアウトしないと、「iPhoneを探す」機能が有効なままとなり、買い手がiPhoneを使用することができません。
そのため、売却前に必ずiCloudからサインアウトしましょう。
iCloudからサインアウトするには、以下の手順に従います。
・iPhoneの「設定」アプリを開く。
・「[あなたの名前]」または「iCloud」をタップする。
・「サインアウト」をタップする。
・必要に応じてApple IDのパスワードを入力する。
・「iPhoneから削除」をタップする。
・サインアウトが完了すると、「iPhoneを探す」機能も無効になります。
2: 本体初期化(リセット)を行う
iCloudからサインアウトした後、本体を初期化して、すべてのデータを消去します。
本体の初期化には、以下の手順に従います。
・iPhoneの「設定」アプリを開く。
・「一般」をタップする。
・「リセット」をタップする。
・「すべてのコンテンツと設定を消去」をタップする。
・「iPhoneを消去」をタップする。
・必要に応じてApple IDのパスワードを入力する。
・再度「iPhoneを消去」をタップする。
初期化が完了すると、iPhoneは工場出荷時の状態に戻り、すべてのデータが消去されます。
ネットワーク利用制限の確認
ネットワーク利用制限とは、iPhoneの本体代金に関する情報です。
本体代金が未払いだったり、分割払いが完了していない場合は、ネットワーク利用制限がかかっている可能性があります。
ネットワーク利用制限がかかっているiPhoneは、買取価格が下がる場合があるため、売却前に必ず確認しましょう。
1: ネットワーク利用制限の確認方法
ネットワーク利用制限の確認は、キャリアのウェブサイトでIMEI番号を入力することでできます。
IMEI番号は、iPhoneの「設定」アプリの「一般」→「情報」で確認できます。
キャリアのウェブサイトでIMEI番号を入力し、ネットワーク利用制限の状況を確認しましょう。
2: ネットワーク利用制限がかかっている場合
ネットワーク利用制限がかかっている場合は、キャリアに連絡して、本体代金の支払いを完了する必要があります。
本体代金の支払いが完了すると、ネットワーク利用制限が解除され、買取価格が下がる可能性もなくなります。
まとめ
この記事では、iPhoneを売却する前に必ずやっておくべき5つの手順について解説しました。
初期化は個人情報保護やスムーズな売却のためにも必須です。
付属品を揃え、丁寧にクリーニングすることで、より高い価格で売却できる可能性があります。
SIMロックを解除しておくことで、より多くの買い手に魅力的に映ります。
iCloudからサインアウトし、本体を初期化することで、個人情報やデータの漏洩を防ぎ、安心してiPhoneを売却することができます。
ネットワーク利用制限を確認することで、買取価格が下がる可能性を防ぐことができます。
これらの手順を踏むことで、安心して高くiPhoneを売却することができるでしょう。
iPhoneを売却する際は、これらのポイントを参考に、しっかりと準備を進めてください。