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貴金属

公開日:2019/01/11

最終更新日:2024/11/21

K10(10金)は金属アレルギーが出やすい!?K10を詳しく解説

金には様々な純度がありますが、その中でも純度が低く中にはK10・10金は金として認められない…なんて人もいるかもしれません。

 

確かにお値段も手頃な金になりますが、気軽に購入できることもありその需要は高まっています。

 

そもそもK10・10金とはどんなものなのか?

 

楽しむ上での注意点について詳しく説明していきたいと思います。

 

K10・10金とは?

K10・10金は10カラット程度の純度の金のことをいいます。

 

カラット数はドイツ語になり、宝石のカラット数(英語)とは異なるものです。

 

金の純度を重量比率で表すものになります。

 

純金を24分率として表しますが、24分の10の重量を純金の成分である場合に、K10・10金と表記されます。

 

全体でみるとおよそ42%程度が純金の成分になりますが、残りの58%は割金と呼ばれるものになり、銅・銀などの別の金属を混ぜ合わせて作られたものになります。

 

日本と海外では表記が異なり1000分率で表されることが多いので時には「416」や「417」と表記される場合もありますが、どちらも同じものになります。

 

半分に満たない量であることから、金として認められないなどの厳しい声もありますが手頃な金の中では流通している種類だといえるのではないでしょうか。

 

そもそもK10・10金が主流になったのは、金の価格が高騰したことにあります。

 

そのため以前よりも気軽にK10・10金のアクセサリーを購入することができなくなってしまったのです。

 

K10・10金だから安いと思っている人もいるかもしれませんが以前よりもその価格が上がっていることもあると、K10・10金であっても決して安いものとはいえません。

 

K10・10金はどんなものに使われているの?

K10・10金は近頃アクセサリーとしての人気が高まっています。

 

ピアスやチェーンなどで使われることもありますしK10・10金を使ったアクセサリーがどんどん登場しています。

 

金の純正が低いことから丈夫で傷つきにくく、色の種類が多いのも特徴です。

 

どんなデザインにも加工ができるので、金を使ったアクセサリーが欲しいと思っている人にもおすすめします。

 

特に割金の割合が多いこともあって金属の比率を変化させてバラエティーに富んだK10・10金のカラーゴールドなども登場しています。

 

主にホワイトゴールド・ピンクゴールド・イエローゴールドなどがあり、金特有の光沢感がなく上品で落ち着いた色合いなのも特徴だと言えるのではないでしょうか。

 

K10・10金は比較的安価な金になるので、その分デザイン性を工夫したものが多く登場しています。

 

バリエーションも豊富ですし、気分に合わせて合うものを選べるのもポイントです。適度な存在感もあるので、近頃はカップルのペアリングとして使用するケースもあります。

 

カジュアルな要素で使えるのがK10・10金の良さでもあるのです。

 

 

K10・10金の買取価格はどのぐらい?

K10・10金の買取相場は日々変化しています。

 

世界4大金市場の中でも特にロンドン市場が大きな影響を与えると言われており、世情によっても買取額が変わります。

 

ただし金の場合は日本でも世界で買い取りしても金額は同じです。

 

手数料の違いはあるにしても、金の価格が変わることはありません。

 

K10・10金の買取額はその時によっても異なりますが、1,800円台を行ったり来たりしているぐらいの価格帯になります。

 

時には1,700円台に下がることもありますが、大きな価格変動がなく安定している資産といえるのではないでしょうか。

 

K10・10金は金属アレルギーに注意

K10・10金は比較的カジュアルに使えるアクセサリーになりますが、割金の割合が多くなってしまうので、中には金属アレルギーが出てしまうこともあります。

 

中には銀・銅・ニッケルなどを含んでいる場合が多く、中でもニッケルはアレルギーをおこしやすい金属です。

 

古いアクセサリーになるとニッケルの割合が高くなりますので特に注意したいポイントです。

 

またK10・10金を長く愛用する為には定期的なメンテナンスが必要になります。

 

K10・10金は空気でも腐食しますし色のくすみに繋がる可能性もあります。

 

日頃から密閉したままで保管をしたり、油分がつかないように工夫しなくてはいけません。

 

水分がついたままにするとK10・10金を傷めてしまう原因になります。

 

またGPやGFなどの製品の外側に金をかぶせただけのメッキ品では、金と同じ価値にはbなりません。

 

過度に安いものや割引しているものを購入してしまったり、海外製のものを購入するとなかには純度がもっと低い金の場合もあるので注意しましょう。

 

まとめ

K10・10金について詳しく説明していきました。

 

買取に出す場合、K10・10金は確かにチープだと言われることもありますが、金の価値は急騰していますので決して安価なものではありません。

 

丈夫でアレンジしやすいK10・10金はアクセサリーにも適したものになりますので、カジュアルで日常使いしやすいちょうどいい金ともいえるのではないでしょうか。

 

メンテナンス次第で長く使えますし、カラーゴールドなど種類の多さも嬉しいですね。

 

 

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