金を買取に出すときに消費税はかかる!?金の売るときの税金について
金を買取に出すときに、消費税がかかるのかどうか気になりますよね。消費税が8%に引き上げられ、決して安い税金ではありません。金を買取に出す場合少しでもお得に出せた方が嬉しいですよね。そんな金の消費税について調べてみました。金の買取を検討している方は消費税の額によっても買取に出す時期を検討してみるといいのではないでしょうか。
金の買取に消費税はかかるの?
金の買取に消費税がかかるかどうか気になるところですよね。祖父母から引き継いだもので、金の価値などの知識をよく知らないなんて人もいるかもしれません。
金を購入する時に消費税がかかり、購入する側はそれを支払う義務が発生します。例えば金を購入した時も、顧客は事業者に対して金そのものの値段と一緒に消費税を支払っています。そのため金を買取に出すのであれば消費税の支払いは誰になるのでしょうか?
それは買取店側になり、国に納税する義務が発生します。正しく支払いができていないと処罰の対象になりますので、必ず消費税を申告し納めなくてはなりません。金を買取に出した側はどうなるのでしょうか。
買取店から支払われた消費税は国に納税する義務がありますが、これは法人や個人事業主に限った話になりますので、個人の所有物である金を買取に出したからといって消費税の支払いは発生しません。また個人事業主の場合は1,000万円以下の場合は免除になります。
消費税の変化によって儲かる場合もある?
消費税は常に一律ではありませんよね。今は8%の消費税も以前は3%の時代もありましたし、これから10%になるともいわれています。小さな値段の買い物であればあまり気にならない消費税も、金のように大きな買い物になるとその変化によって損得が出てしまうのか気になるところです。
消費税が購入時よりも上がっていれば、その差額で少しだけ儲けることはできなくはありません。ただし金の相場が一律であればの話になります。金の相場も日に日に変化していますので、金を購入した時と同額もしくは高くなっていれば儲かるかもしれませんが、それよりも安くなっていれば儲からない場合もあります。
金の相場と消費税の両方が上がっているタイミングを…と考えてもそううまくいかないケースのほうが多いのです。そのため、実際には損をしてしまったなんて話も耳にします。
金で利益を得たときは確定申告が必要
金の買取などで実際に利益を得た場合は、翌年の2月16日~3月15日までの間に、他の所得と合わせて確定申告を行う必要があります。確定申告に必要な書類もありますので、この期間よりも前から準備をし始めるのをおすすめします。
ぎりぎりの日程になってしまうと、申告期日内に間に合わなくなってしまうこともあります。郵送やインターネットなどの申請方法も選べますし、自分で手続きをしても税理士に依頼しても問題ありません。
金の買取で利益が出た場合は、申告の義務がありますので忘れないようにしてくださいね。もし故意に申告しなかった場合は調査が入ってしまい、高額な税金の支払い義務が発生することもあります。
金の買取にかかる消費税について説明しました。金を所持している以上その価値や最低限の知識くを知っていないと買取で損をしてしまう可能性があります。もし金の買取のタイミングで迷っているのであれば、実際に相場などを確認したうえで今の金額ならと思えるタイミングで買取に出すようにしましょう。
また金ので利益を得たときは必ず申告しておきましょう。金は相場によって変動しやすいので、金の価値が高いタイミングを見計らっておくのはすこしでも高い利益にも繋がりますので、忘れないようにしてくださいね。