使わなくなったスマホを買取に出すのがなんだか心配だな…なんて思っている人もいるでしょう。実際に2017年の中古端末に関する購買動向調査では55%~60%近い人がスマホを中古に出さず、そのまま持っているといいます。
スマホの中にある個人情報が心配で買取に出せないといった声もちらほらあります。特に現代は個人情報の取扱いについて何かと注目されるようになり、以前よりも意識する人が増えたのではないでしょうか。
スマホには個人情報がたくさん詰まっている!
ひと昔の携帯にはアドレス帳やメールの送受信、写真程度しか個人情報は含まれていませんでした。それに対して、スマホになってからさまざまな機能が追加され、今はウォレットやiTunesなどの機能もありますし、パスワードやIDなどを考えても個人情報がたくさん詰まっています。
しかもスマホの種類によっては簡易的なリセットではスマホ本体のデータが完全消去できない場合もあり、所持している本人だけでなく家族やと恋人・友達などの個人情報が洩れてしまうこともあるのです。考えただけでも怖いことですよね。
そういったスマホならではの便利機能もあって、個人情報の漏洩が怖いからとスマホを手元に置いてしまう人が多いそうです。
スマホの買取で個人情報が心配な時はどうしたらいいの?
買取業者の中にはセキュリティ面を強化している業者もあります。
査定を行った後にオールリセットをかけて、さらにデータ消去センターにて初期化やクリーニングを行う場合もあります。これは中古品買取で有名なブックオフならではのスマホのセキュリティになりますが、こういった個人情報の取り扱いを強化している業者であれば安心して買取に出せますね。
買取業者を決める時に個人情報の取り扱いはどうしているのか、また買取したスマホをどうしているのかを確認しておくと、安心できます。それを聞いた時にごまかされてしまうような場所はおすすめしません。
他にも過去にどの程度の買取件数あるのかなどの実績、全国展開かどうかなどの規模でも個人情報を預けられる業者なのかがわかります。宅配買取しかしていない、店舗の所在地が不明、口コミが悪い業者については個人情報の取り扱いだけでなく心配になってしまいますよね。少しでもおかしいなと思うところがあれば買取に出さないのも個人情報を守るための方法です。
スマホの初期化を徹底することも大切!
スマホの中には大切なデータがたくさん詰まっているからこそ、初期化してデータを守ることも大切です。初期化の方法はスマホによっても異なりますが、なかの大切なデータを削除して個人情報の漏洩を防ぐことに繋がります。
そういった知識もなくそのままの状態でスマホを買取に出すことが一番危険です。業者によっても対応方法は変わりますので、スマホをしっかりと初期化したうえで買取に出すようにしましょうね。
またスマホの中のデータを削除しても復元できるなんて話も聞いたことがあるのではないでしょうか。ですがデータ管理をきちんと行っている買い取り業者であれば、データを復元できるような初期化の方法はしません。初期化したということは中身のデータがいっさい入っていない、空っぽの状態であることを示します。信頼できる業者であれば、スマホの復元をすることはできません。
スマホを買取に出すときに個人情報が洩れてしまうのでは?と心配する人が増えています。それだけ大切な情報がたくさん含まれているスマホは、誰だって気になりますよね。特に買取に出した先でどんな状態で管理されているのかがわからないからこそ、余計に考えてしまいます。スマホを買取に出す際はしっかりと初期化して、個人情報が漏れないように注意しましょうね。