通常のダイヤモンドではなく、色付きのカラーダイヤモンドが気になっている女性もいるのではないでしょうか。
数あるカラーダイヤモンドの中でも産出量が多く、注目されるきっかけになったのが「イエローダイヤモンド」です。
まずは手頃なカラーダイヤモンドが欲しいと思っている人におすすめです。
イエローダイヤモンドとはどのようなものなのか?特徴や価値について說明していきます。
イエローダイヤモンドとは?
イエローダイヤモンドは自然界の力で作られたものと、人工で作られたものがあります。
カラーダイヤモンドは、結晶格子の中にある窒素原子や炭素原子の数によって、カラーの色が変わります。
イエローダイヤモンドは採掘量が多いこともあり比較的手頃なダイヤモンドです。
なかには工業用として使用されることもあります。
もちろん黄色の色味が美しい鮮やかなものになると、その価値が一気に上がり高値にて取引されることも珍しくありません。
太陽のような山吹色をしたダイヤモンドは壮麗な美しさがあります。
イエローダイヤモンドのグレードで見ると、「ベリーライトイエロー」「ライトイエロー」「イエロー」「ファンシーライトイエロー」「ファンシーイエロー」「ファンシーインテンスイエロー」「ファンシービビットイエロー」の順番に色味が濃くなり、黄色の割合が大きなものほど高値になる傾向にあります。
ダイヤモンドではカラーグレードをD~Zで表し、無色透明のものを最上位ランクとしています。
透明のダイヤモンドであってもグレードが下がると黄色みがかった色になるので、そんなに価値があるものなの!?と思う人もいるかもしれません。
ダイヤモンドの黄色みがかった色と、イエローダイヤモンドは全く別のものになります。
イエローダイヤモンドでも特に高価なものとは?
Zよりも色味が強いものをファンシーカラーダイヤモンドといいます。
なかでも特に価値が高く、イエローダイヤモンドの最高峰と言われているのが「カナリーイエロー」です。
特に色が濃く美しいこともありときにはマーマレードイエローと言われることもあります。
ここまで鮮やかな色はほとんど排出されませんし、天然で傷がないとなるとほぼないに等しくなります。
そのため価値が高く高額な取引が行われています。
流通量が多いイエローダイヤモンドでも、市場に出回ることはほとんどありません。
近頃はハイジュエリーブランドのティファニーがイエローダイヤモンドを使ったアクセサリーを発表したことでも話題になりました。
このことをきっかけにイエローダイヤモンドの注目度が高くなっています。
特に大粒のものはめったに見られないとされ、実物を目にするとあまりの美しさに驚いてしまうかもしれません。
イエローダイヤモンドはどこで産出されるの?
イエローダイヤモンドの産地は世界で20カ国以上あると言われています。
比較的取れる場所も多いのですが、100カラット以上の大きなイエローダイヤモンドになると、南アフリカでしか採掘することができません。
他には「ロシア」「インド」「ブラジル」「オーストラリア」「今後」「カナダ」などで採掘することができます。
カラーダイヤモンドのなかでも産出量が多いイエローダイヤモンドですが、それでも限られた地域でしか見ることができません。
いかに貴重なものであることがわかりますね。
イエローダイヤモンドの石言葉とは?
カラーダイヤモンドにはそれぞれに石言葉があります。
イエローダイヤモンドにもさまざまな効果が期待できると言われています。
例えば黄色=黄金をイメージさせることから「冨」「名誉」「成功」を意味すると言われていることから、イエローダイヤモンドは「宝石の王様」なんて異名で呼ばれることもあります。
自由でパワフルなイメージを与えてくれるイエローは、仕事運や明るい気持ちにさせてくれる色としても知られています。
何か目指すべき夢や道がある人に、切り開いてくれる役割が期待できます。
イエローダイヤモンドの場合、ときどき驚くほどの安い価格で販売している場合があるのですが、これらは人工で作られたものの可能性が高く、ナチュラルダイヤモンドではないので価値が低い模造品の可能性があります。
あまりに相場よりも安い価格で売っている場合は、一度疑ってみた方がいいでしょう。
いくら流通量が多いといっても驚くほど安い価格では販売されていません。
まとめ
明るい気持ちにしてくれるイエローダイヤモンドは、比較的挑戦しやすいカラーダイヤモンドです。
もし気になっている人がいれば、純度が高く色が鮮やかなものを選ぶようにしてください。
見ているだけで元気をもらえるようなダイヤモンドなので、幸せな気持ちにしてくれること間違いなしですよ。
カナリーイエローもなかなか見かけませんが、あまりの美しさに驚いてしまうかも。
そのぐらいイエローダイヤモンドは華やかでエネルギーに満ち溢れた宝石だといえるのです。