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時計

公開日:2022/10/03

最終更新日:2024/12/27

ロレックスには売り時がある!高く売れるタイミングや買取店の選び方とは

高級腕時計メーカーとして世界中で人気のロレックスは、リセールバリューの高さでも有名です。

圧倒的な需要があるので、他のメーカー品よりも高額な買取を期待できるでしょう。

また、売り時を考えればさらに高値が付くこともあります。

この記事では、ロレックスの並行輸入品や中古品の価格が上がっている理由を説明しつつ、高値が付きやすいタイミングや売却先の選び方を解説します。

高騰するロレックスの価格

ロレックスはスイスの腕時計ブランドであり、業界トップクラスの人気を誇ります。

その製品は実用性とデザイン性を両立させており、所有するのは一種のステータスになっています。

以前からロレックスは高級ブランドとして知られていました。

そのうえで、ロレックスの並行輸入品や中古品の価格が高騰し始めたのは2017年ごろからです。

高騰の理由には、需要と供給のバランスの崩壊が挙げられます。

ロレックスは人気が高まるあまり、需要に供給が追い付いていない状態です。そのため、ロレックスの腕時計にはプレミア価格が付けられることも珍しくありません。

たとえば、メーカーを代表するモデルの「デイトナRef.116500LN白文字盤」は短期間で価格が大きく変動しました。

2017年に約213万円だった平均相場は、2019年に約280万円、2021年に約408万円を記録しています。

しかも、2022年には一時560万円を超えていました。

デイトナのほかにも、サブマリーナーやGMTマスター、エクスプローラーなどのスポーツモデルは愛好家からの評価が高く、価格も上がり続けています。

ロレックスの価格が高騰している理由

需要と供給のバランス以外にも、ロレックスの価格が高騰している理由はあります。

以下、価格高騰の理由を解説します。

新型コロナウイルスの流行により生産量が減少した

2020年初頭から感染が拡大した、新型コロナウイルスの影響もロレックスの価格に影響を与えました。

そもそも、ロレックスでは専門の職人が手作業で組み立て、腕時計を製造してきました。

そのうえで、独自の厳しい検査を行い、テストを重ね、時間をかけて完成させています。

つまり、ロレックスはもともと大量生産型のメーカーではありませんでした。

そして、中国をはじめとする海外での需要が拡大すると、日本への流通量も減っていきます。

2010年代に入ってからはロレックスが国内で品薄となり、愛好家は並行輸入品や中古品に注目するようになっていました。

そのような状態で、新型コロナウイルスが世界中で蔓延し始めます。

活動自粛や流通の停滞が続き、これまでのようなペースで腕時計を生産できなくなっていきました。

さらに、原材料の入手も困難になっていきます。

今まで以上に生産量が減ったロレックスは、流通量に対して購入希望者が多すぎる事態になっています。

その結果、正規店以外ではロレックスの価格が高騰し、プレミア商品だとみなされているのです。

購入制限により入手難易度が上がった

ロレックスは消費者に購入制限を設けて、需要と供給のバランスを正そうとしてきました。

しかし、結果的にはこの取り組みが価格高騰へとつながってしまいます。

そもそも、ロレックスのような高級腕時計は転売や投資に利用されることが珍しくありませんでした。

そのため、一部の人がロレックスを大量に買い占める問題へと発展していきます。

ブランド側は買占めや転売の対策で、2019年から正規店での購入制限を実施し始めました。

対象となったのは、特に人気のあったデイトナやサブマリーナ、GMTマスター、エクスプローラーなどのモデルです。

具体的には、これらのモデルを購入した人は、同モデルを5年間購入できなくなります。

さらに、ほかの対象モデルも1年間購入できません。

裕福な腕時計コレクターであっても、正規店では自由にロレックスを買い集められなくなりました。

そこで、コレクターは並行輸入品や中古品で欲しいモデルを探すようになったのです。

こうしてロレックスの価格は上がり、中古品でも入手困難になっています。

定価の値上げが繰り返されている

そもそも、ロレックスの定価自体が上がっていることも、価格高騰の背景に挙げられます。

ロレックス商品の定価はスイス本店によって調整されてきました。

日本国内の正規店も本店に準じて価格を付けています。

そして、ロレックスの高騰が始まったことに合わせ、2019年から2021年まで、本店は商品の定価を値上げしてきました。

2022年1月にも値上げは行われています。

モデルにもよるものの、およそ3~10パーセントの値上げ幅が記録されました。

たとえば、デイトナの場合は約15万円の値上げがなされています。

並行輸入品や中古品の価格は通常、定価に比例して変動します。

すなわち、定価が上がり続けていると、並行輸入品や中古品の価格も高くなってしまうのです。

高値がつきやすいロレックスの売り時5選!

タイミング次第で、ロレックスを通常よりも高く買取ってもらうことは可能です。

特別な時期を狙えば、相場よりも高くロレックスを売れる可能性もあるでしょう。

ここからは、代表的なロレックスの売り時を5つ紹介します。

為替相場で円安が続いている

もしも為替相場で円安の期間が長くなっていれば、ロレックスの売り時だといえます。

なぜなら、日本におけるロレックスは輸入品なので、正規店が販売する際の価格は、為替相場の影響を受けるからです。

たとえば、1ドルが100円のときに1万ドルのロレックスを販売していると、日本での価格は100万円になるでしょう。

一方、円安で1ドルが130円になれば、同じロレックスでも国内の販売価格は130万円に上がってしまいます。

円安になると、海外から輸入する商品は大幅な値上がりをすることも珍しくありません。

そして、定価に比例して並行輸入品や中古品の価格も高騰するのです。

円安でロレックスが値上がりしているときは、買取価格も高くなりやすいでしょう。

注意したいのは、為替相場がロレックスの定価に反映されるまでには少しの間隔がある点です。

1カ月ほど待たなければ、円安の影響は表れません。さらに、定価が変動するのも一部の人気モデルに限られます。

ボーナス支給月や進学・就職シーズンが近い

世間の購入欲が高まっている時期には、ロレックスの需要も高まります。

このタイミングでロレックスを売ると、買取価格は高くなりやすいでしょう。

ボーナス支給月となる6月や12月の前後、記念品の需要が高まる進学や就職シーズンなどは狙い目です。

なぜ特別なタイミングでロレックスを買う人が多いのかというと、高級腕時計は気軽に買えるものではないからです。

その中でもロレックスは、廉価モデルでも数十万円はします。

経済的な余裕があったり、人生の重大事が起きたりしない限り、購入する人は少ないのです。

逆に、これらのタイミングでは自分へのご褒美やギフトでロレックスを買う人が増えます。

そして、ロレックスを取り扱っている店舗は需要が増える時期に、多くの在庫を確保しなくてはなりません。

多少高値で買い取ったとしても販売することができます。

そのため、ボーナス支給月、進学や就職シーズンにはロレックスを高値で売れるようになるのです。

メディアで話題になった

中古市場のトレンドにはメディアが大きく影響しています。

ロレックスも例外ではありません。

メディアで商品が話題になると、世間からの認知度が大きく上がります。

さらに、人々が購買意欲を刺激されるので需要も高まります。

その結果、短期間で価格が高騰する可能性もあるのです。

特にロレックスは有名ブランドなので、メディアで取り上げる頻度が低くありません。

テレビで有名人がつけていたり、SNSで紹介されたりすることが多いといえます。

そのほか、ドラマや映画で人気俳優が着用するケースもありえるでしょう。

これらの話題が拡散されると、該当するモデルの需要が高まり値上がりします。

ただし、メディアの影響は予測がつきにくく、タイミングもなかなか読めません。

しかも、高騰する時期がすぐ終わることもあります。

話題になったらすぐ売却できるよう、SNSや芸能ニュースをこまめにチェックしておきましょう。

有名人が公の場に出てくるときのファッションも注目しておきたいポイントです。

生産が終了した

ロレックスの人気モデルが生産終了してしまった場合、プレミア価格が付くこともあります。

なぜなら、ロレックスは特定のモデルの復刻を原則的に行ってこなかったからです。

生産終了したモデルは、正規店でも手に入りません。

どうしても欲しい人は中古市場を探すしかなくなります。

それでも、腕時計コレクターやロレックス愛好家は人気モデルをどうしても手に入れたいと考えます。

さらに、デザインが好きで昔のモデルを探し求めている人もいるでしょう。こうした人々の需要があるので、生産終了したモデルの中古価格は高騰していきます。

ただし、腕時計のような精密機械は時間が経つほど状態は悪くなります。

市場にある数も減っていくので、状態のいい人気モデルはどんどん入手困難になるでしょう。

つまり、過去の人気モデルは希少価値があり、コンディション次第で高額買取が可能なのです。

ロレックスに関しては、生産終了する前に「早く買っておきたい」と考える人もいます。

そのため、生産終了の噂が流れただけで、価格高騰が始まることもあります。

ロレックスを高く売るには、モデルの生産予定にもアンテナを張っておきましょう。

定価が改定された

そもそもの定価が改定されると、ロレックスの並行輸入品、中古品も価格が高騰します。

本店が人気モデルの値上げを行うのは、「需要が変わらない」と判断したからです。

高値でも買いたい人が多い状況で、本店が商品の定価を上げることは珍しくありません。

そして、高値でも需要が安定している人気モデルは、買取価格も期待できます。

むしろ、定価が高騰している間に売るのは、理想的なタイミングだといえるでしょう。

並行輸入品を販売する店舗の値上がりも、中古価格に影響します。

定価が上がっている間は、並行輸入品の仕入れ値も高くなってしまうでしょう。販売店は利益を守らなくてはならないので、どうしても自店の販売価格を高く設定します。

つまり、正規店も並行輸入店も価格が上がり、一般層がロレックスに手を出しにくい状態となるのです。

その場合、多くの人が割安で手に入れられる中古市場に目を向けます。

中古店は需要に応えようと在庫確保に力を入れるので、買取相場が高くなります。

ロレックスを売却する中古品買取店の選び方

代表的なロレックスの売却先として、中古品買取店が知られています。

ただし、買取店は店舗によって査定の基準が異なるので要注意です。

人気モデルであるにもかかわらず、期待よりも安い査定額をつけられることもありえます。

この段落では、査定額が高くなりやすい中古買取店の選び方を解説します。

ロレックスに詳しいスタッフが在籍しているか?

腕時計の価値は、デザインや仕様、歴史背景などさまざまな要素で決まります。

ロレックスのような高級腕時計になるとモデルに込められた情報量が多く、緻密に調べてもらわなければ適正な査定額は出ません。

もしもロレックスに詳しくないスタッフが査定を担当してしまうと、相場よりも安い値を付けられてしまう恐れが出てきます。

そうならないよう正しく査定をしてもらうには、実績重視で店舗を探しましょう。

ロレックスの取り扱い件数が豊富で、高級腕時計に詳しい鑑定士がいる店舗を選ぶのが得策です。

たとえば、「買取エリート」は各店舗にロレックスに精通した鑑定士が在籍しています。

彼らはロレックスのモデルや歴史に詳しいだけでなく、本部や専門機関と連携しながら査定を進めていきます。

新しい情報も踏まえて査定するので、適正な価格が付きやすいのです。

しかも、買取エリートの鑑定士には各自、裁量が与えられています。

個人でお客との交渉に応じられるので、高価買取が実現しやすいでしょう。

再販ルートを確保しているか?

買取後の再販ルートも、店舗を選ぶ際のポイントになるでしょう。

買取店が利益を出すには、買取ったロレックスをメンテナンスし、再販しなくてはなりません。

ルートが確立していない店舗は、買取ったロレックスをなかなか再販できないままです。

どこに売るべきか分からないロレックスが大量在庫になっている可能性もあります。

そのため、リスクを抑えるために安く買取ろうとすることが少なくありません。

一方、ルートを多数確保している店舗は、効率的にロレックスを再販し、在庫の回転率を上げられます。

中古品をすぐ売れるので、買取価格を高くしても経営に響かないのです。特に、海外への販売ルートを持っている店舗は注目しましょう。

ロレックスは世界的な人気を誇るブランドです。海外の市場に再販することで、利益を増やせるケースもあります。

海外市場にも強い店舗は、買取価格が高くなる傾向にあるのです。

代表例として、買取エリートは独自の再販ルートを確保していて、買取ったロレックスをすぐ利益に換えています。

ロレックスの在庫数が常に少ないので、査定額も高くなるのです。

自社メンテナンスは可能か?

買取店がロレックスを再販するには、自店でメンテナンスしなければならないケースもあります。

なぜなら、傷や汚れが残ったままのロレックスは需要が少なくなってしまうからです。

一方で、ロレックスのメンテナンスは難易度が高いという問題もあります。

ロレックスは複雑機構を備えた精密機械であり、修理やメンテナンスをするには専門の技術が必要です。

そのうえ、高額費用もかかるので、簡単なメンテナンスしかできない店舗もあります。

こうした店舗は複雑なメンテナンスを外注するしかありません。

その費用を考慮しながら鑑定しているので、どうしても買取価格は安くなってしまいます。

技術を備えている買取店なら、メンテナンスを外注しなくて済みます。

コストが大幅に減る分、買取価格が上乗せされるのです。

買取エリートは自店、もしくは提携店でロレックスのメンテナンスを行ってきました。

そのため、ロレックスの高価買取が可能です。

壊れたロレックスの修理もできるので、使えなくなった商品にも高値を付けられる可能性があります。

査定料やキャンセル料は無料か?

中古買取店選びでは、査定の手数料の有無もチェックしましょう。

買取のキャンセル料があるかも知りたいところです。

手数料がかからず、買取を無料キャンセルできる店舗なら、相見積を取りやすいからです。

買取相場を調べるには、複数の店舗から相見積をとるのが効率的だといえます。

比較検討することで、サービスのいい買取店がどこかも見えてきます。

ただし、査定をしてもらうだけでも手数料がかかる店舗には、気軽に相談できません。

そのうえ、査定後は買取キャンセル料もかかるようなら余計な出費が生まれてしまいます。

仮にロレックスが高値で売れたとしても、手数料やキャンセル料の分だけ損をしてしまう計算です。

手数料やキャンセル料のない店舗なら、安心して相見積をとれます。

買取エリートはこれらのコストだけでなく、宅配買取の送料や出張買取、振込の手数料なども無料です。

ロレックスの売却を守っている人でも、安心して査定を頼めるでしょう。

売り時や売却先を見極めてロレックスを高く売ろう!

需要が安定しているロレックスは比較的、中古市場での買取価格が高くなりやすいアイテムです。

さらに、売り時や買取店舗をしっかり調べておくことで、通常よりも高値で売れる可能性も出てきます。

おすすめなのは、ロレックスに詳しい鑑定士が常駐している買取エリートです。

査定だけなら無料なので、まずは気軽に相談してみましょう。



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