人気の高いiPhone13シリーズですが容量も大きくなると価格も高いですよね。実は日本におけるiPhoneの販売価格は世界34の国と地域で比較すると最も価格が安いということはご存知でしょうか？iPhone 13（128GB）とiPhone 13 Pro Max（1TB）、iPhone SE3（64GB）の販売価格直近の為替レートでの価格だと最安なのです。ちなみに最もiPhoneの価格が高いのはブラジルとなり、アップルストアの価格は国内版価格の約2倍ほどとなります。香港、タイ、韓国、マレーシア、台湾などのアジア圏は世界的にみてもiPhoneの価格は低いといえます。

ここまでの価格差の生まれる要因としてはやはり急速に進んでいる円安の影響であると考えるのが自然かと思います。

日本のiPhone価格が最も安いとなると、海外旅行者などのインバウンド需要による販売も一定の割合を占めることになりそうです。とくにサムソンとファーウェイが市場から消えた中国での需要増は明白化してきている印象です。このまま円安が続けば国内のiPhoneの多くは海外に流れていくことになりそうです。実際に一部モデルは既に買取価格が直販価格を上回っているとう捻じれが生じています。

今秋発売されるであろう新型iPhoneも部材費・物流費の高騰も見込まれるため、価格の値上げが懸念されます。ここ最近は品薄ということもあり、アップルストアで購入する場合でもiPhone13シリーズは機種によって2～3週間待ちが当たり前となっています。新品は品薄ということもあり中古品も高値で取引されることが増えているので、国内の消費者にとっては新たにiPhoneを購入する場合のハードルが一段上がってきた印象も受けます。日本では米国ほどインフレが進んでいないため、所得もさほど変わっていないという経済環境を考えれば、値上げに対する反発はあるでしょう。

中国ではロックダウンもありましたから、生産・物流が混乱期でもあり、買取相場も今後落ち着いてくる可能性も十分にあります。iPhoneを少しでも高く売りたい場合は、できるだけお早めに買取査定にお越し下さい。