スピーディの原型は1930年に登場して、発表当初はヌメ革仕様で「エクスプレス」という名前で小さめの旅行用ハンドバッグという位置づけでした。そして、今のスピーディという名前に変わったのは、時代背景を考慮した上で変化していく時代のスピード感に対応するシティバッグの意味を持たせるという理由だそうです。もともとの旅行用ハンドバッグから現在のような街中で使われるバッグに変わっていったのはこうした時代背景と狙いがあったからですね。そして1959年からはモノグラム・キャンバスに生地も変わり、完全に現代のスピーディになり、シンプルで飽きのこないデザインとデイリーユースにも旅行にも使えるマルチユースな使い勝手からルイ・ヴィトンのモデルの中でも定番中の定番としての人気を確立していきました。

今回お買取りさせていただきました 「ルイヴィトン スピーディ25 モノグラム M41528」は ハンドル付け根にビス取れやほつれがあり、ハンドルが半分取れかけた状態となっていました。またハンドル持ち手に汚れや黒ずみ、素材の劣化が見られ、全体的に汚ダメージが多く見受けられる状態でしたので『Jランク』として査定せていただきました。

※ルイヴィトンのスピーディは中古市場でも高い需要があるため、破損や劣化が目立つものでもしっかりとした金額付きます。

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