【2022年】ロレックスのディスコンモデル一覧!今後の廃番予想は?

【2022年】ロレックスのディスコンモデル一覧!今後の廃番予想は?
引用 https://www.rolex.com/ja/watches/milgauss.html

ロレックスの新作発表では新作モデルに大きな注目が集まりますが、それと同様に注目されるのが生産終了となるモデルはどれになるのかです。

ディスコンモデルは価格が急騰する傾向があり、資産目的で購入する人やコレクターの標的となります。

ここでは、2020年に生産終了となったモデルやこれから生産終了になりそうなモデルを考察します。

ディスコンとは?

ロレックスに関する情報を集めていると、ディスコンという耳慣れない言葉を目にすることが多いでしょう。

ディスコンとは「製造中止」という意味を持つ英語の「discontinued(ディスコンティニュード)」を略した和製英語で、生産が終了したモデルのことを指します。

ロレックスの新作発表の時にディスコンモデルも明かされるため、発表前にはディスコンモデルの予想合戦が繰り広げられるなどして注目を集めています。

ディスコンとなったモデルは正規店に納品されなくなるため、中古市場で入手するしか方法はありません。

2022年のロレックスのディスコンモデル一覧!

2022年には、ロレックスのディスコンモデルが発表されました。

ここでは、注目を集めた5つのディスコンモデルについて詳しくご紹介します。

オイスターパーペチュアル各色

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引用https://www.rolex.com/ja/watches/oyster-perpetual/m126000-0006.html

オイスターパーペチュアルはカラーバリエーションの多いモデルとなりますが、カラーごとにディスコンモデルが異なります。

2020年にリリースされた5色の新色ラッカーダイヤルの中の4色が、2年という短い期間でディスコンモデルとなったことに驚きの声があがりました。

・コーラルレッド
コーラルレッドはパッと目を引く鮮やかな赤が印象的なモデルですが、全てのサイズ展開においてディスコンになりました。

・イエロー
イエローは「ピカチューカラー」と呼ばれ性別を問わず高い人気を誇りましたが、全てのサイズ展開においてディスコンになりました。

・ターコイズ
ターコイズは「ティファニーカラー」として発売当初から注目を集め人気の高いモデルでしたが、発表前からディスコンの予想がされていました。41mmがディスコンとなりましたが、それ以外のサイズは販売されています。

・キャンディーピンク
キャンディーピンクはパステルカラーで女性から高い支持を得ていたモデルですが、31mmがディスコンとなりました。

ヨットマスターII Ref.116689

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引用https://kakaku.com/item/K0000410293/images/

ヨットマスターIIのホワイトゴールド無垢、型番Ref.116689は約15年続いたロングセラーモデルでしたが、2022年にディスコンモデルになりました。

2022年1月にロレックスが一斉に定価改定を行った時に価格変更がされなかったため、ディスコンの予想がされていました。

ヨットマスターIIの中でも最も高価なモデルで、レガッタクロノグラフを世界で最初に搭載したモデルとしても知られています。

白のダイアルに赤い秒針と青のラインという、カラーコンビネーションが爽やかなモデルです。

ヨットマスターIIの中でディスコンになったのはホワイトゴールドだけで、ステンレス・コンビ・イエローゴールドは販売されています。

デイデイト40 Ref.228206

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引用https://kakaku.com/item/K0000758216/images/

デイデイト40 Ref.228206は、アイスブルーのダイアル×プラチスムースベゼルのクールなコンビネーションのモデルです。

カジュアルからビジネスシーンまで幅広く活用できると人気を博したモデルですが、2022年にディスコンになりました。

プラチナ製プレジデントブレスが採用されており、格式も高くステイタスシンボルを体現したデザインです。

デイデイト40 Ref.228206に代わり、フルーテッドベゼルのデイデイトRef. 228236が新作としてリリースされています。

プラチナ素材にフルーテッドの刻み加工をするのは難しいとされており、ロレックスの技が光るモデルとなっています。

エアキング Ref.116900

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エアキング Ref.116900は、2022年に新作Ref. 126900がリリースされたことに伴いディスコンモデルとなりました。

エアキング Ref.116900のディスコンは発表前から予想されており、ディスコンになったことに大きな驚きの声はあがりませんでした。

エアキング Ref.116900から新作Ref. 126900で変更されたのは、リューズガードがなくなりバックルがシングルからダブルになったこと、またデザインがさらにスポーティーな印象になったことです。

それ以外に大きな変更は見られず、5分刻みに配置されているインデックスが「時」ではなく「分」を表示するという珍しい仕様や、黄色の王冠マーク、緑色のブランドロゴはそのまま踏襲されています。

ディープシー Ref.126660

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ディープシー Ref.126660は、2022年に新作Ref. 136660へのモデルチェンジに伴いディスコンになりました。

ディープシーはサブマリーナの上位モデルとして、よりプロフェッショナルな仕様となっています。

量産型の時計の中では最も防水性が高く、3900mの防水機能を備えています。

モデルチェンジに伴うディスコンとはいえ、ディープシー Ref.126660とRef. 136660に大きな違いはありません。

デイト表記が少し大きくなった、ベゼルの幅が縮小した、フリップロック付きエクステンションリンクがなくなったことぐらいで、キャリバーやダイアルはそのまま受け継がれています。

今後はどうなる?ロレックスのディスコンモデル予想!

【2022年】ロレックスのディスコンモデル一覧!今後の廃番予想は?

この先どのようなロレックスのモデルがディスコンになるのか気になるところですが、ここではいくつかディスコンモデルを予想してみましょう。

・ミルガウス116400GV
新作発表の度に、ディスコンモデルの予想に名を連ねるのがミルガウス116400GVです。

その理由としては、搭載されているムーブメントが3100系キャリバーであることがあげられます。

ロレックスのムーブメントが3200系キャリバーへと移行される中、1980年代から使用されている3100系キャリバーを搭載しているモデルはミルガウスとチェリーニのみになってしまったからです。

また、耐磁性を売りにしているモデルにしては1000ガウスと微妙で、ロレックスの技術力を誇示できないこともディスコン予想の要因になっています

・ヨットマスターII
ヨットマスターIIは既にホワイトゴールド無垢がディスコンとなりましたが、他のモデルもディスコンになるのではないかと予想されています。

その理由としては、搭載されているムーブメントがCal.4161であることがあげられます。

Cal.4161を搭載する他のモデルがディスコンとなったことを受け、次はヨットマスターIIの番ではないかと憶測されています。

・オイスターパーペチュアル36のターコイズブルー
2022年の新作発表では、オイスターパーペチュアルの多くのモデルのディスコンが発表されましたが、オイスターパーペチュアル36においては、ターコイズブルーのみが残されている状態になっています。

そのため、次のディスコンはオイスターパーペチュアル36のターコイズブルーではないかと予想されています。

ロレックスのディスコンで買取価格が高騰する可能性がある!

ロレックスはディスコンになると、買取価格が高騰する可能性があります。

その理由は、ディスコンになるとディスコンモデルの市場での流通量が減少するため、入手しにくくなるからです。

ユーザーや業者がディスコンモデルを確保するために、発表されたと同時に購入を急ぐので右肩上がりで価値が上昇します。

人気が高いモデルほど価格の上昇率も高く、定価の2倍以上で買取られることもあります。

また、新しくリリースされたモデルよりも、ディスコンとなった旧作のデザイン・機能を好む人もいます。

価格が落ち着いた後であっても、市場の流通量は徐々に減少していくため、時間の経過とともに価値が高まっていきます。

数十年良い状態で保管していれば、アンティーク・ヴィンテージとしての付加価値もプラスされます。

ロレックスの定価が改定されるたびに買取価格も上昇するため、資産価値が上がることが期待できます。

ロレックスのディスコンは買取価格アップのチャンス!

ロレックスは、ディスコンモデルになると価格が高騰する可能性が高いということです。

ロレックスのディスコンモデルやディスコンが予想されるモデルを持っている人は、まずはどれぐらいの価値があるか買取オフでチェックしてみてはいかがでしょう。

高価買取をモットーとしており、店舗持込みはもちろん、メールや電話、LINEでの無料査定も行っています。

ロレックスの日付変更禁止時間とは?禁止時間帯に変更した場合の対処法

ロレックスの日付変更禁止時間とは?禁止時間帯に変更した場合の対処法
引用https://www.instagram.com/p/Ch2TZ2AJ7h2/

「日付変更禁止時間帯」を聞いたことはありますか?ロレックスのデイト機能が搭載された腕時計でも日付変更をしてはいけない時間帯があり、所有するなら知っておきたいことの一つです。

機械式時計を持っているけど禁止時間帯については知らなかった方や、機械式時計の購入を検討している方に向けて、正しい日付変更方法や、もし禁止時間帯に変更してしまったときの対処法、日付変更が必要のないモデルについても紹介します。

ロレックスの腕時計で日付を変更する方法

ロレックスの日付変更禁止時間とは?禁止時間帯に変更した場合の対処法
引用https://content.rolex.com/dam/media/user-guides/datejust/rolex_datejust_ja.pdf

数日使わなかった機械式時計は止まってしまうため、再度使用するときは時間を合わせる必要があります。

その際に気を付けてほしいことは、正しい手順でやらなかった場合、故障の原因になる恐れがあるということです。正しい手順は以下の通りです。

①リューズ(竜頭、クラウン)を手前に回します。

時計が完全に止まっているのであれば30回は巻き上げてください。


②リューズは2段階引くことができます。

1段階目は日付変更、2段階目は時間変更です。

まずは、2段階引いて時間を変更します。

ここでは「6時などの4時以降の時間」に一度変更してください。


③リューズを1段階戻し、1段階目にして日付を変更します。

今日ではなく、昨日に変更します。

(例:今日が10日であれば、ここでは9日にする)


④リューズを1段階引き、2段階目にして時間を変更します。

日付が今日になるまでリューズを回し、今の時間に合わせます。

ここでは午前と午後で間違えないよう注意してください。

日付が変わったタイミングが午前です。

午後の時間帯であればさらに1周が必要です。


⑤日付、時間ともに変更が完了したことを確認したら、リューズをねじ込みしっかりと閉めます。

機械式の腕時計の日付変更禁止時間はいつ?

カレンダー表示を搭載している機械式時計は、日付変更のため早送りが可能です。

しかし「日付変更禁止時間」という、日付を早送りしてはいけない時間帯には注意が必要です。

モデルやメーカーにより違うこともありますが、多くは「夜の8時~翌朝の朝4時」の8時間が日付変更禁止時間になっています。

3時の位置にある小窓に日付が表示される、ロレックスの「デイトジャスト」も「夜の8時~翌朝の朝4時」が日付変更禁止時間です。

日付を変更してはいけない禁止時間帯がある理由

端的に言うと、禁止時間帯にリューズで日付変更すると、中で動いている部品同士が絡み合い破損する可能性があるからです。

ここでいう部品とは「カレンダープレート」「日送り車に付いた日送り爪」「早送り車」の3つです。

まず、カレンダープレートを日付通り動かすため、日送り車は24時間かけて1周します。

「カレンダープレート内周に等間隔に並んだ突起」に「日送り車に付いた日送り爪」が引っかかることで、カレンダープレートが1メモリ進んで日付が変わります。

そして、日送り車が1周する中のある特定の時間帯、「カレンダープレートの突起」と「日送り車に付いた日送り爪」が近づいてかみ合う時間帯こそが「日付変更禁止時間帯」です。

リューズで日付変更するときは、「早送り車」がカレンダープレートを動かします。

カレンダープレートの突起と日送り爪の距離が近いときに、リューズを使い早送り車でカレンダープレートを動かすと、部品同士が絡み合ってしまうのです。

そうしたことを防ぐために「日付変更禁止時間帯」があります。

日付変更禁止時間帯に日付を動かすとどうなるの?

日付変更禁止時間帯に日付を変更し、部品同士が絡み合ってしまい負荷がかかった場合、部品が破損することがあります。

部品が破損するとカレンダーが動かなかったり、リューズを動かしても引っかかったりしてうまく動かせないなどの不具合に繋がります。

そして不具合が出た場合はオーバーホールが必要です。

オーバーホールとは腕時計のすべての部品を分解して修理することです。

通常の修理やメンテナンスと違い、オーバーホールは時計にとって大きい修理です。費用も時間もかかります。

ロレックスなど、メーカーの保証期間内であっても、日付変更禁止時間帯に日付変更したというのは誤った使用法にということになり、保証対象にならず有料の修理になります。

禁止時間帯に日付を変更してしまった場合はどうしたらいい?

まず、時計が問題なく動いているか確認します。確認方法は「自然運針の動きを見て確認」「リューズを動かして確認」の大きく2つです。

自然運針の動き(リューズを動かさない)で確認するポイントは、日付が変わる時間帯~日付が変わり切る時間帯に、誤操作前と大きなズレはないか(0時に切り替わっていたのに3時頃切り替わるなど)。

日付が変わるとき、中途半端な位置で停止しないか、または中途半端な位置で停止したままにならないか。

時計が止まっていないのに日付が変わらない、もしくは日付がズレていないかです。

リューズを動かして確認するときのポイントは、リューズで日付変更を試してみて日付が切り替わるかどうか、リューズを回したときに違和感はないかです。

上記の方法で確認し、もし問題があった場合は部品が破損している可能性が高いです。そのまま使い続けると他の部品に影響する可能性があります。

長く使い続けるためには修理が必要になるでしょう。

ロレックスで日付変更禁止時間帯がないモデルは?

技術の進歩で、日付変更禁止時間帯がないモデルも増えてきました。

ここではロレックスを中心に、日付変更禁止時間帯がないモデルを紹介します。

新型ムーブメントを搭載したモデル

ロレックスの日付変更禁止時間とは?禁止時間帯に変更した場合の対処法
引用https://www.rolex.com/ja/watches/datejust.html

クロナジーエスケープメントと呼ばれる脱進期を搭載したムーブメントである「Cal.3235」と、変形や気温変化に強いムーブメント「Cal.2236」は日付変更禁止時間帯がありません。

型番がRef.126~、Ref.279~のモデルであれば上記ムーブメントが搭載されています。

「Cal.3235」搭載モデルは、デイトジャストやスポーツ系モデルに搭載されています。

デイトジャストでは「デイトジャスト41 Ref.126300」や「デイトジャスト36 Ref.126233」などがあります。


スポーツ系モデルでは、スチール&プラチナが涼し気な「ヨットマスター40 Ref.126622」、ブラックダイヤルがクールな「ヨットマスター40 Ref.126655」、深海遠征のためのモデル「シードゥエラー Ref.126600」などがあります。

「Cal.2236」搭載モデルはレディ デイトジャストが代表的です。

クラシックで女性らしく、ジュエリーのような華やかさのあるデザインが特徴的。

「レディ デイトジャスト Ref.279160」、「レディ デイトジャスト Ref.279174」などがあります。

短針が単独で動くモデル

短針が単独で動くモデルも日付変更禁止時間帯がありません。

日付調整を行う場合は短針を24時間分回転させます。

主に2か国語以上の時間帯を表示させるときに活用されている機能です。


時差がある国でも時間を合わせやすく、ロレックスでは世界を股にかけて活動する人や冒険家向けのモデルである「GMTマスターⅡ」「エクスプローラーⅡ」に搭載されています。

ブライトリングムーブメントを搭載したモデル

ロレックス以外にも、日付変更禁止時間帯がないモデルがあるブランドはあります。

なかでも、ブライトリング(BREITLING)の「Cal.B01」は日付変更禁止時間帯を無くした初のムーブメントとして有名です。


「Cal.B01」はブライトリング初の完全自社開発ムーブメントです。

70時間パワーリザーブ、コラムホイールの採用、日付調整も常時可能、そして高い防水性。

このように使いやすいモデルですが、価格もリーズナブルです。


「アベンジャー B01 クロノグラフ 45」や、「クロノマット B01 42」など、B01が付くモデルに搭載されています。

ロレックスには年次カレンダー機能搭載モデルもある!

ロレックスの日付変更禁止時間とは?禁止時間帯に変更した場合の対処法
引用https://www.instagram.com/p/Ck5480wp3q6/

年次カレンダー機能とは、30日と31日の月を自動で区別する機能です。

通常、カレンダー機能は30日と31日の区別なく日付を表示するため、30日の月では手作業で1日分変更する必要があります。

しかし、年次カレンダー機能がついていれば、30日と31日の月を区別してくれるため変更する必要はありません。

ただ、2月(28日、29日)は対応していないため、2月だけ調整が必要です。

ロレックスにも年次カレンダー機能が搭載されたモデルがあります。

それは「スカイドゥエラー」です。

日付、時間、そして現在の「月」も表示します。

ダイアル外周に12個の小窓があり、赤くなった小窓の場所で現在の月を表すという、ユニークでわかりやすい表示方法です。

壊れたロレックスもまずは査定を依頼してみよう

ロレックスなど機械式の腕時計は、日付変更禁止時間帯に日付を動かすと故障する可能性があることなどを紹介しました。

もし時計を売りたいときは、買取エリートがおすすめです。

買取エリートは自社メンテナンスができるため状態不問で高価買取しています。

壊れた時計でも高く買い取ってもらえる可能性があるので、迷っている方はまずは査定を依頼してみてください。

出張買取も可能なので、自分の都合に合わせて気軽に査定ができます。

ロレックスを買って後悔する理由とは?対処法や腕時計の選び方も解説

ロレックスを買って後悔する理由とは?対処法や腕時計の選び方も解説
引用 https://www.rolex.com/ja/world-of-rolex/architecture.html

高価な時計として有名なロレックスですが、意外と使いにくいと思っている人も少なくありません。

実際に持ってみると、メンテナンスや、支払いで後悔することや、他のオーナーのことが気になってしまうこともあります。

今回は、ロレックスを購入した後にありがちな、後悔してしまうポイントを踏まえて、自分に合った時計の選び方や、実際に後悔してしまったときの対処法などを解説します。

ロレックスを買ってからわかる後悔の理由7選

ロレックスを買って後悔する理由とは?対処法や腕時計の選び方も解説
引用 https://www.rolex.com/ja/watch-care-and-service/our-servicing-philosophy.html

高級腕時計の一つであるロレックスは、品質の高い素晴らしい時計で、資産としても価値が高いですが、意外と使い勝手が悪かったり、メンテナンスに手間やコストがかかったりなど、実際に所有して、はじめてわかるデメリットも少なくありません。

ロレックスのオーナーが感じやすい後悔のポイントを7つ解説します。

メンテナンスに費用がかかる

ロレックス購入後の後悔の理由として多いのが、メンテナンスに費用がかかることです。本来、腕時計は多くの部品からできており、使用していくうちに、部品の劣化や潤滑油の枯渇などによって、故障しやすくなります。故障を未然に防ぐために、3~5年に一度、オーバーホールと呼ばれるメンテナンスが必要になります。

オーバーホールとは、経験豊富な技術者が時計を分解、洗浄し、潤滑油の注入や、摩耗しているパッキンの交換などの作業を行うことです。

腕時計の種類や使用頻度によって、オーバーホールが必要になる年数は異なりますが、故障してからでは遅いので、余裕を持って行う必要があります。

ロレックスも例外ではなく、このオーバーホールという作業が必要になります。

ロレックスであれば、依頼をすれば、メーカーでオーバーホールを行ってもらえますが、メーカーに依頼した場合、基本料金だけで45000~85000円程度かかり、他に追加で作業が生じたり、部品の交換などがあったりした場合は、さらに追加で費用がかかります。

特に、外部にさらされている風防や、時計の針やカレンダーの日にちを調整するための部品であるリューズ、緩みや伸びが生じてしまったブレスレット部分は、何か問題が起こると基本的に部品交換になります。

結果、メンテナンスがかなりの高額になってしまうことも少なくありません。

そのため、予想外の出費となってしまい、ロレックスの購入を後悔するオーナーも少なくないのです。

普段使いしにくい

普段使いがしにくい、という点も、ロレックス購入後の後悔として挙げられやすい点です。

ロレックスの腕時計は価値が高いため、高価な買い物となり、それを普段から身に付けることによって、傷をつけてしまうことを恐れてしまい、使うことができないと言う人も少なくありません。

また、ロレックスの腕時計は、デザインによってはかなり目立つ時計もあるため、スーツや普段着に合わせて使用することが難しいこともあります。

腕時計と服装が合わないのに、無理して付けていると、変に目立ってしまうことになるので、ロレックスの腕時計を使う際には、服装や小物とトータルコーディネートを考えた方がよいでしょう。

ちぐはぐな恰好では、いかに腕時計がロレックスと言えど、周囲にあまり良い印象を与えないので、注意しましょう。

ロレックスに対して、成金やおじさんっぽいといったイメージを持っている人も中にはいます。

特にゴールドを使っているデザインの腕時計やコンビモデルはそのような印象を抱かれている傾向が強く、ある程度の年齢の人が使うならまだしも、若い人がそのような時計を普段使いしていると、どうしても目立ってしまいます。

また、ロレックスの時計を付けていることによって、「無理をしている感」や「頑張って背伸びしている感」が強く出てしまうので、日常的に使いにくいといった人も少なくないようです。

ゼンマイの巻き上げに手間がかかる

ロレックス購入後の後悔として、ゼンマイの巻き上げが面倒という声もあります。

ロレックスの腕時計の多くは自動巻きであり、毎日身に付けていれば、自動でゼンマイを巻き上げてくれる機能がありますが、基本的に毎日付けることが重要であり、それに加えて、腕時計を付けた方の腕をある程度動かすことが必要になります。

数日間時計を付けていなかったり、時計を付けた腕をあまり動かさなかったりといったことによって、自動でゼンマイを巻くことができなかった場合、時計が止まってしまうので、自分でゼンマイを巻く必要があります。

偽物を買ってしまった

意外と多いのが、ロレックスの偽物を購入してしまったというものです。

元々、ロレックスは人気ブランドということもあり、偽物が多く出回っているブランドの一つではあります。

偽物の中には雑な作りのものも多く、誰が見ても偽物と判断することができる品物も。

ただし、偽物のコピー能力もどんどん巧妙化してきており、素人はもちろん、普段ブランド品などの鑑定をしているような人であっても、間違えてしまうほど巧妙になってきているものも少なくありません。

日付の切り替わり方や秒針の音などを確認することで、なんとか見分けられるスーパーコピー品も存在します。

正規の販売店で購入すれば本物であることは間違いありませんが、個人店や並行輸入店などで購入する場合は、偽物を購入してしまうリスクも少なからずあるので、注意が必要です。

メーカーでメンテナンスを断られるような場合は、偽物である可能性が高いでしょう。

また、買取店で査定を受けて発覚することもあります。

買った後に値下がりした

ロレックスを購入後、なんらかの理由で同じ商品が値下がりしていた、などということも少なくありません。

ロレックスは、その人気の高さから、市場において安定した需要があり、ある程度の換金率が狙えるため、腕時計としてだけではなく、資産として購入する人も多いです。

特に、コロナ禍で生産量が減少したため、価格は高騰の傾向にあり、同じロレックスなのに、数年前に比べて、買取価格の相場が上昇しているモデルも少なくありません。

ですが、ロレックスの全モデルがこのような状況にあるわけではないため、モデルによっては購入後に値下がりしていて、購入したことを後悔するといったケースも少なくありません。

ロレックスで価格が高騰しているのは、人気のあまり正規店では品切れとなり、並行輸入店ではプレミア化されるような、一部のスポーツモデルであることを知っておく必要があります。

支払いで経済的に苦しくなった

ロレックスは、安価なモデルであっても数十万円から、高価なモデルになると100万円を超える腕時計も少なくありません。

現金一括で購入できればよいのですが、そうでなければローンを組んで分割で支払っていくことになります。

元の時計の価格や、ローンの条件にもよりますが、組み方によっては年単位で毎月返済していくことになるケースもあるでしょう。

購入する時は良くても、その後、突然返済が難しくなってしまうことも考えられます。

そのようなときに、ロレックスを購入したことを後悔する人が少なからずいます。

飽きてしまった

「飽きてしまった」という人も少なくありません。

ロレックスに限った話ではありませんが、高級ブランドの時計は、その価格と貴重性ゆえ、何本も所有し、日替わりで付け替えるという人は極僅かです。

一本、もしくは二本程度購入し、ほぼ毎日着用するといったケースがほとんどでしょう。

毎日見ていると、どんなに高級な時計であっても、慣れが出てきてしまい、飽きてきてしまうこともあります。

そうなると、扱いが雑になってしまったり、仕舞いこんでしまったりといったケースも少なくありません。

ですが、ロレックスを買い替えることも容易ではないため、後悔に繋がるケースが多いです。

後悔しない高級腕時計の選び方

ロレックスを買って後悔する理由とは?対処法や腕時計の選び方も解説

高級腕時計のロレックスでさえ、購入後に後悔してしまうことは少なくありません。

ですが、せっかく高い買い物をして手に入れるのですから、後悔しないでずっと使い続けることが理想的です。

後悔しないように選ぶにはどのようにしたらよいのか、解説していきます。

着用シーンに合わせる

購入後に後悔しないためにも、最初から着用シーンを考えて選ぶことが重要です。

腕時計は、さりげない存在のようでいて、モデルやデザインによっては、かなり目立ってしまうこともあります。

どのようなシーンで着用する予定なのか、購入しようとしている腕時計は、そのTPOに合っているのかを考えましょう。

例えば、仕事などで日常的に使用するのであれば、スーツや仕事用の服装に似合うかも重要ですが、上司や取引先からの印象も重要です。

悪目立ちしてしまうと、印象が悪くなってしまうこともあるので、控えめなデザインのモデルを選ぶとよいでしょう。

パーティーや式典など、特別な場で使用するために購入するのであれば、ラグジュアリーなデザインを選ぶようにし、アクティビティやスポーツなどでも使用するようでしたら、スポーツ用のモデルや、防水がしっかりしているものを選ぶとよいでしょう。

予算を明確にする

購入前に予算を明確にしておくことも重要です。

ロレックスは数十万円の腕時計から、100万円を超えるモデルまで、幅広い価格帯を取り扱っています。

購入したい腕時計が一括で購入できなければ、ローンを組んで返済することになりますが、購入する時は大丈夫だと思っていても、実際の返済中に支払いが難しくなってしまうケースも少なくありません。

せっかく購入した腕時計を手放さなくてはならなくなるケースもあります。

そのような事態にならないために、購入する前に、自分の経済状況と欲しい腕時計の価格を照らし合わせるようにしましょう。

具体的に、ここまでだったら大丈夫、という支払計画が出来ていれば、無理なローンを組むことなく、返済することが可能です。

どうしても高価なモデルの時計が欲しいのであれば、新品ではなく、中古品を検討してみるのも一つの方法です。

実際に使ってみる

購入したい腕時計が見つかったら、そのまますぐ購入、ではなく、購入前に少なくとも一度は試着するようにしましょう。

目で見た印象と、実際に付けてみた印象は異なることが多く、実際に付けてみることによって、ケースサイズや機能、針や盤面の感じなども、具体的にイメージすることができます。

ロレックスのような高級時計は、購入して、「イメージと違うから」、「気に入らなかったから」と言って、すぐに別の腕時計に買い替えるということが難しいので、購入前に使用感を確認しておくことは重要です。

試着だけではよく分からないから、しばらく使ってみたい、という人には、高級腕時計のレンタルサービスもあるので、そちらの利用を検討してみてもよいでしょう。

月に数千円から、数万円程度かかる腕時計もありますが、実際に購入しようとすると、100万円前後になることも少なくないため、このような大きな買い物で後悔しないためにも、先に使用感を知っておくことは重要です。

ロレックスを買って後悔したときの対処法

ロレックスを購入したことによって、後悔した場合、そのまま腕時計を所有し続けるのもよいですが、知り合いに譲る、買取店に売却するなどの方法もあります。

高価な買い物ですが、実物を見ていても後悔しかないのであれば、手放すといった選択肢を考えてみてもよいのではないでしょうか。

誰かに譲る

勿体ないですが、購入したロレックスを見ていても後悔の念しか湧いてこないのであれば、友人や知人、家族などに譲ってしまうのも一つの手です。

ロレックスは、時計としてももちろん機能的なものですが、時計として利用しなくても、その物自体に資産価値があります。

また、市場の人気も高いため、自分で使う予定がなくても欲しがる人は少なくないでしょう。

メンテナンスをしっかりすれば、かなりの長期間使用することが可能。

自分に子どもがいるのであれば、財産として子供に譲るという方法もあります。

ただし、誰に譲るにせよ、110万円を超える譲渡の場合は、贈与税の対象になる可能性がありますので、注意が必要です。

買取店に売却する

譲渡する相手が見つからない場合、買取店に売却するという方法があります。

ロレックスは、その知名度や品質の高さなどから需要が高く、特にスポーツモデルなどは定価以上の価格で売買されることも少なくありません。

タイミング良く売却をすれば、購入したときの価格以上の値で売ることも可能になり、他の腕時計の購入資金にすることができます。

「買取エリート」であれば、ロレックスはもちろん、ロレックス以外のブランド品も買い取り実績が豊富で、安心して売却することができます。

また、コスト削減や、独自の販売ルートの確保などの企業努力により、高価買取も可能です。

店舗に直接持っていく買取方法の他、出張買取や宅配買取も行っており、手数料無料で利用することが可能。

事前にLINEで写真を送っておくと、大体の買取価格を提示してくれるので、気軽に利用することができます。

買って後悔しているのであれば、一度試してみると良いでしょう。

ロレックスを買って後悔したら早めに売却しよう!

ロレックスを買って後悔する理由とは?対処法や腕時計の選び方も解説

高級で、資産価値も高いロレックスの腕時計ですが、人によっては、購入したことを後悔することや、使いにくさを感じることも少なくありません。

ロレックスを売却するのであれば、需要が高く、買取価格も高値が付くうちに早めに売ってしまった方がよいでしょう。

買取エリートであれば、安心して取引ができますし、より高価な価格が付くこともあるので、選択肢のうちの一つとして考えてみてもよいのではないでしょうか。

生産終了したロレックスのディープシーが高騰中!相場や売却時の注意点は?

生産終了したロレックスのディープシーが高騰中!相場や売却時の注意点は?

ロレックスのディープシーは2022年に新リファレンスが発表され、旧モデルが生産終了となりました。

中古市場ではロレックスの生産終了したモデルが高騰する傾向があるため、これから購入しようとしている人や売却を検討しているオーナーは、相場が気になっているのではないでしょうか。

本記事ではロレックスの人気モデル「ディープシー」の特徴を踏まえ、生産終了モデルの買取相場や売却時の注意点などを解説します。

ロレックス「ディープシー」の3つの特徴

生産終了したロレックスのディープシーが高騰中!相場や売却時の注意点は?
引用 https://www.rolex.com/ja/watches/sea-dweller/m136660-0003.html

2022年に新リファレンスが発表されたディープシーですが、まずはおさらいとしてディープシーがどのようなモデルなのか、3つの特徴について解説していきます。

防水性能を高めるヘリウムエスケープバルブ

ディープシーの特徴的なポイントの1つが、防水性能を高めるために搭載されているヘリウムエスケープバルブです。

100m以上の深度の海に潜る時、安全に長時間潜水するために飽和潜水というものが行われます。

その際に腕時計をつけていると、圧力調整の過程で時計のケース内にヘリウムガスが入り込んで故障してしまうことがあります。

潜水する時は時間調整が重要になるため、万が一腕時計が壊れてしまうと命に関わります。

それを防ぐために開発されたのが、エスケープバルブです。

エスケープバルブは時計の中に入り込んだヘリウムガスを自動的に排出することができるため、安全に潜水を行えるようになります。

ロレックスが開発したエスケープバルブが搭載されているモデルは、深海でも正確に時間を測れるということで人気となりました。

ディープシーには、このヘリウムエスケープバルブが標準搭載されています。

3,900mもの深海でも故障せず、正確に時間を測ることができる高い防水性能によって、ディープシーはロレックスを代表する人気モデルとなったのです。

リングロックシステムの搭載

ロレックスは数々のモデルを発表していますが、その中でもディープシーは唯一リングロックシステムが搭載されているモデルということで人気があります。

リングロックシステムというのは、ロレックスが開発し、特許を取得した三重構造のケースです。

水深3,900mでの防水を可能にした特殊な構造で、厚さ5mmのドーム型風防ガラス、チタン合金製の裏蓋、窒素合金製のステンレススチールリングを採用しています。

水深が深くなればなるほど水圧が大きくなりますが、リングロックシステムを搭載したディープシーは3tにも及ぶ水圧に耐えることが可能で、人間が物理的に耐えられる深さの100倍以上の潜水に対応しています。

重厚感のある大きなケースサイズ

重厚感のある大きなケースサイズも、ディープシーの特徴です。

3tにも及ぶ水圧に耐えられるリングロックシステムを採用した頑丈なディープシーは、数あるロレックスのモデルの中でも最大のケース径となっています。

シードゥエラーの後継機として2008年に登場した初代のディープシー(Ref.116660)は、ケース径44mm、厚さ18.1mm、重量220gにもなります。

ロレックスが販売しているスポーツモデルの中でも圧倒的な存在感や迫力があるディープシーは、装着した時の満足感が人気を集めています。

生産終了したロレックス「ディープシー」の買取相場

2022年にディープシーの最新リファレンスRef.136660が発表されましたが、それによって過去のモデルが生産終了となりました。

買い替えなどを理由に、これまで使っていたディープシーを売却しようと考えている人もいるでしょう。

その時に気になるのが、どの程度の価格で売れるのかということではないでしょうか。

ここからは、生産が終了してしまったディープシーの2つのモデルについて、特徴と買取相場を解説していきます。

【ロレックス シードゥエラー ディープシー の買取価格相場ページはコチラ】

ディープシーRef.116660

生産終了したロレックスのディープシーが高騰中!相場や売却時の注意点は?

シードゥエラーの上位機種として、2008~2018年に発売されたのがRef.116660です。

ディープシーの初代モデルとして登場したRef.116660は、当初ブラックの文字盤のみ販売されていました。

しかし、2014年に深海を思わせるような美しいグラデーションのDブルーが登場して、大人気となりました。

2012年にマリアナ海溝の最深部、チャレンジャー海淵に辿り着いたジェームズ・キャメロン氏の偉業を讃える、特別な文字盤が採用されたことでも知られています。

生産終了してから年数が経っていることもあり相場は比較的落ち着いていますが、最新の買取価格相場は【ロレックス シードゥエラー ディープシー 116660 黒文字盤 買取価格相場はコチラ】となっています。

Ref.116660の定価は約124万円なので、十分高い買取相場と言えるでしょう。

同じRef.116660でも、Dブルー文字盤のモデルはさらに高い買取相場となっています。

カラーの美しさや生産数の少なさから人気になっているDブルー文字盤のRef.116660は、最新の買取価格相場が【ロレックス シードゥエラー ディープシー 116660 Dブルー 買取価格相場はコチラ】です。

定価は約127万円なので、定価より高いプレミア価格がつけられているということになります。

ディープシーRef.126660

生産終了したロレックスのディープシーが高騰中!相場や売却時の注意点は?
引用https://www.rolex.com/ja/watches/sea-dweller/m136660-0003.html

ディープシーの2代目モデルに当たるのが、Ref.126660です。2018~2022年まで販売されていたモデルで、ディープシー生誕10周年の節目にリリースされました。

まだ生産終了から間もないということで相場が特に高騰しているモデルです。

旧モデルと見た目に大きな違いはありませんが、ムーブメントがCal.3235へ改良されています。

Cal.3235は2015年に完成したムーブメントで、14個もの特許を取得しています。

特殊な加工を施すことで、エネルギー効率が良くなりパワーリザーブが70時間にも延びています。

旧モデルと同じように、Ref.126660にもブラック文字盤とDブルー文字盤の2種類あります。

ブラック文字盤の最新買取価格相場は【ロレックス シードゥエラー ディープシー 126660 黒文字盤 買取価格相場はコチラ】です。

定価が約133万円なので、プレミア価格がついているということになります。

Dブルー文字盤に関しても、定価が約136万円だったものが最新の買取価格相場ではコチラの【ロレックス シードゥエラー ディープシー 126660 Dブルー 買取価格相場はコチラ】となっており、プレミア化しています。

生産終了したロレックス「ディープシー」が高騰する理由

生産終了したロレックスのディープシーが高騰中!相場や売却時の注意点は?
引用 https://www.rolex.com/ja/watches/sea-dweller.html

腕時計に限らず、中古商品というのは一般的に発売から年月が経てば経つほど、買取価格が下がっていきます。

しかし、ロレックスは別です。

世界的に知名度や人気が高く、生産終了したモデルであっても一定の需要があるため、古いモデルでも価格が高騰することが珍しくありません。

生産終了モデルが基本的に再販されないというのも、ロレックスが高騰しやすい理由の1つです。

供給量が増えず、手に入れたい場合は中古で購入する必要があるということで、なかなか価格が下がりません。

特に状態が良いロレックスは、高い価格で取引されるケースが多いです。

年月が経つと個数や状態の良い個体が少なくなり、希少価値が高まることで買取相場が高騰します。

ロレックスは投資目的で購入されることも多いです。

安定した需要があり資産価値が高いロレックスは、投資家の間でも注目されているアイテムです。

また、ブランド全体が高騰しているため、今後も高価買取が期待できるでしょう。

ロレックス「ディープシー」を売却する際の注意点

ここまで述べてきたとおり、ディープシーはロレックスの中でも人気が高いモデルで、生産終了モデルであっても希少価値の高さから価格が高騰しています。

ロレックスの買取を行っている店舗に持ち込めば、高価買取も十分期待できるでしょう。

しかし、ディープシーを高く売るためにはいくつか注意すべきポイントがあります。

では、どのような点に注意して売却すればよいのか詳しく見ていきましょう。

時期によって買取相場が変わる

まず注意しておきたいのが、ロレックスの買取価格は売却のタイミングによって変動する場合があるということです。

ロレックスは、1年の中でも特に需要が高まる時期があります。

中古市場で需要が高い時期は、買取店が在庫を増やすために高価買取を行う場合が多いです。

そのため、他の時期に比べると高く売れやすくなります。

例えば、6月や12月頃などボーナスの時期は需要が高くなりやすいです。

ボーナス時期は経済的に余裕ができ、高級腕時計ブランドのロレックスを購入する人が増えます。

また、新年度もロレックスの需要が高まりやすい時期です。

進学や就職、昇進などの記念にロレックスを購入する人が多くいるため、中古市場での需要が高まり高価買取が期待できます。

ロレックスに限ったことではないですが、中古商品というのは基本的に新品価格が上がると中古価格も比例して相場が上がります。

そのため、定価の改定が行われ価格が上がった時は、中古の買取価格も高くなる傾向があります。

円安のタイミングを狙って売却するのもよいでしょう。

円安になると海外製品の価格が高騰します。

ロレックスは海外のブランドなので、円安になると商品を仕入れる時の価格が上がり、日本国内での販売価格も高くなるのです。

為替相場をチェックして、円安になるタイミングでディープシーを売却するというのも高く売るためのポイントになります。

付属品が欠品していると買取価格が下がる

中古商品の買取価格は、付属品の有無でも大きく変わってきます。

特にロレックスなどの高級ブランド品は、付属品の需要も高いため付属品が欠品していると買取価格が下がってしまう可能性があります。

少しでも高く売却したい場合は、保存している付属品をすべて揃えて買取に出すようにしましょう。

ロレックスの場合は箱や取扱説明書、クロノメータータグ、ギャランティカードなど様々な付属品があります。

特に重要になるのがギャランティカードです。ギャランティカードは、本物かどうかを証明するためのものなので、欠品していると50万円も減額されるケースがあります。

ロレックスのギャランティカードは、不正利用などのトラブルを防ぐために再発行は行っていません。

売却する時のことを考えて、失くさないように大切に保管しておくようにしてください。

売り方によっては税金がかかる

売り方によっては、税金がかかってしまうこともあるので注意が必要です。

投資などを行った場合に一定の利益が出ると課税対象となります。

ロレックスは生活用動産に分類されるため、普通に買取に出す場合には購入時より高く売れて利益が出たとしても税金はかかりません。

しかし、定期的に購入と売却を繰り返している場合は別です。

何度も購入したロレックスを売却し利益を得ていると、事業と見なされて課税対象となります。

また、ロレックスの中でも貴金属や宝石があしらわれたラグジュアリーモデルは、資産価値が高く課税対象になるケースがあるため、売却する場合には注意が必要です。

偽物を売却すると犯罪になる

ロレックスは人気が高く、価値も高いということで精巧な偽物が数多く流通しています。

正規販売店で購入したものであれば心配ありませんが、個人売買や非正規販売店などで購入した場合、偽物をつかまされてしまう可能性があるので注意してください。

万が一偽物のロレックスを購入してしまった場合、それを売却すると犯罪に問われてしまうかもしれません。

しっかりとした鑑定士がいる買取店にお願いすれば、買取前に偽物かどうか鑑定してくれるので、間違って偽物を売ってしまう心配はないでしょう。

しかし、フリマアプリなどを利用して個人売買すると、知らず知らずの内にロレックスの偽物を売ってしまうことがあります。

相手が偽物だと気づき、警察などに相談してトラブルに発展してしまうケースもあるので要注意です。

ロレックスを正しく鑑定できる買取店を選ぶ

ロレックスは、どこの買取店に売却するかで買取価格が大きく変わってきます。

状態やモデルごとに市場価値が異なり、適正な価格を見極めるのが難しいためです。

高級ブランド腕時計の買取に慣れていない店、専門の鑑定士がいない店などに依頼すると、不当に安く買い取られてしまうかもしれません。

ロレックスは高価な腕時計で、数十万~数百万円で取引されることも珍しくないため、依頼する買取店を間違えると大損してしまう可能性があります。

価値をしっかり判断してくれる、ロレックスに詳しい買取店を選ぶことが重要です。

安心してロレックスを売却したいのであれば、「買取エリート」に依頼するとよいでしょう。

ロレックスの買取実績が豊富にあり、専門の鑑定士も在籍しています。

査定に出したロレックスの買取価格は、鑑定士が状態や市場価値を調査した上で決めてくれるので、適正な買取価格が期待できます。

買取価格アップの交渉がしやすいというのも、買取エリートの魅力です。

店舗に在籍している各鑑定士に裁量が認められているため、査定中に直接価格交渉ができます。

買取エリートはロレックス以外にも幅広いブランド品の買取に対応しています。

ロレックスと合わせて、家にある不用品をまとめて売却したい時などに便利です。

持ち込み買取以外に、出張買取や宅配買取に対応しているので、自宅の近くにロレックスの買取をしてくれる店舗がないという人も、気軽に利用できます。

ディープシーは生産終了しても需要が高い!

優れた防水性や重厚な存在感から、ディープシーは生産終了モデルであっても需要が高くなっています。

今後も相場が上がる可能性があり、投資対象としても人気になっていますが、偽物を売ると犯罪になる、売り方によっては税金がかかるといった点には注意してください。

どこに売ろうか迷った時は、利用しやすく高価買取も期待できる買取エリートに相談してみてはいかがでしょうか。

ロレックスは売却前に研磨するべき?研磨の方法・注意点や必要性を解説

ロレックスは売却前に研磨するべき?研磨の方法・注意点や必要性を解説

ロレックスは耐久性が高いことでも知られる腕時計ですが、普段使いしていればどうしても小さなキズはついてしまうものです。

高く売るために、キズを研磨して綺麗にしておくべきか悩んでいるオーナーさんも多いでしょう。

そこで今回は、ロレックスの研磨方法や注意点、買取査定に出す前の研磨の必要性、キズが気になるロレックスを売却する際のポイントなどについて解説するので、気になる人は参考にしてください。

腕時計の研磨とは?

ロレックスは売却前に研磨するべき?研磨の方法・注意点や必要性を解説

腕時計は使用中にどこかにぶつけるなどして、ベルトやケースにキズがついてしまうことがよくあります。

また、腕に直接つけて使うため、手汗などが付着しくすみや汚れが目立つことも多いです。

そういったキズや汚れを落とすために行われるのが研磨です。

腕時計を研磨する時は、バフという専用のマシンが使われます。

バフで腕時計の外装の表面を薄く削ることで、キズや錆を落とすことができます。

磨き方は、ポリッシュ仕上げとヘアライン仕上げの2種類あります。

ポリッシュ仕上げは外装研磨とも呼ばれるもので、腕時計のケースやブレスを磨いてキズなどを綺麗にしていきます。

ヘアライン仕上げは単一方向へ研磨し、髪の毛程度の細く長い節目をつける研磨方法です。

表面の光沢をなくし、つや消しを行う際によく用いられます。

腕時計の外装を研磨すればツヤのある美しい見た目になるため、キズが目立たなくなりまるで新品のような状態に戻すことができます。

ただし、バフで研磨できるのはゴールドやステンレスの素材に限られます。

ゴールドやステンレスは、削ってもそれほど問題がないためです。

メッキ加工がされているものや、プラスチック素材のものは研磨することができません。

ロレックスを研磨する方法

キズや錆がついてしまったロレックスは、研磨することで美しい見た目に戻すことができます。

ここからは、ロレックスを研磨する方法について詳しく解説していきます。

日本ロレックスに依頼する

日本ロレックスは日本にあるロレックスの代理店で、スイスにあるロレックス本店と日本の正規販売店の仲介を行っています。

日本にある正規販売店にロレックスを卸すだけではなく、メンテナンスも担当しているため、日本ロレックスに依頼することでキズがついてしまったロレックスを研磨してもらえます。

サービスセンターが日本各地にあり、連絡したうえで持ち込めば研磨を依頼できます。

近くにサービスセンターがない場合は、郵送で依頼することも可能です。

ロレックスを購入した正規販売店を経由して依頼することもできますが、手数料を取られる場合があるので注意してください。

研磨だけを依頼することも可能ですが、オーバーホールを検討しているのであればまとめて依頼したほうがお得です。

オーバーホールの料金には、研磨費用も含まれているためです。

ロレックスは定期的にオーバーホールを行うことで、よい状態を保つことができるため、オーバーホールの時に研磨してもらうことも検討したほうがよいでしょう。

日本ロレックスは正規メーカーということで安心して任せることができますが、一般の修理業者に依頼するよりも費用は割高になってしまいます。

民間の腕時計修理業者へ依頼する

ロレックスのメンテナンスは、日本ロレックスのような正規メーカーだけではなく、地域にある民間の修理業者に依頼することも可能です。

民間の修理業者なら、正規メーカーよりも安い費用でメンテナンスをしてもらえます。

研磨だけを依頼した場合は、1~2万円程度で済むことが多いです。

また、納期が正規メーカーより短いというのも魅力的なポイントです。

少しでも安く、早くロレックスのメンテナンスをしてもらいたい時は、民間の修理業者に依頼するとよいでしょう。

しかし、すべての修理業者がロレックスの研磨を受け付けているわけではありません。

中にはロレックスの研磨に使われる、専用の工具や機械を備えていない業者もあるため、依頼しても断られてしまうことがあります。

また、オーバーホールも依頼した場合、純正以外のパーツを使う修理業者があるので注意してください。

純正以外の手が加わったロレックスは、正規メーカーにメンテナンスを依頼した時に断られてしまう可能性があります。

自分で研磨する

市販されている金属研磨剤と耐水ペーパーを使えば、自分で研磨することも可能です。

どのように研磨すればよいか分からない時は、動画を参考にするとよいでしょう。

動画投稿サイトには腕時計の研磨方法を解説している動画がアップされているので、それを参考にしながらやり方などを真似してみてください。

自分でメンテナンスをする大きなメリットは、業者に依頼するよりも費用が安いということです。

また、気になった時にいつでもキズを目立たなくすることができます。

しかし、研磨してキズを綺麗にするのは簡単なことではありません。特にロレックスの鏡面仕上げやヘアライン仕上げは、高い技術が必要です。

一般人が研磨すると綺麗に仕上がらず、ロレックス本来の価値を失う恐れもあります。

研磨剤を使用した時にムーブメントに悪影響を与えてしまう可能性があるため、パーツの隙間に塗り込みすぎないようにしましょう。

研磨に失敗してしまい、結局業者に高額のオーバーホールを依頼することになったり、パーツ交換が必要になったりすることがあるので注意してください。

ロレックスを研磨する際の注意点

ロレックスを研磨する時は、いくつか注意したいポイントがあります。

では、どのような点に注意が必要なのか詳しく見ていきましょう。

研磨を繰り返すとケース痩せが起きる

研磨は金属の表面を削り、キズや錆を綺麗にする作業です。

そのため、何度も研磨を繰り返すと外装がどんどんすり減ってしまいます。

これを「ケース痩せ」と呼びます。

ケース痩せが起きると、見た目が貧相になってしまいます。

ロレックスは見た目の美しさも魅力の1つなので、ケース痩せが起こり見た目が貧相になると本来の価値が失われてしまいます。

さらに、ケースが痩せることで隙間ができ、ロレックスの防水性能を低下させてしまう恐れもあるので注意が必要です。

研磨をしすぎて防水性能が落ちたロレックスは、正規メーカーでメンテナンスを断られてしまう可能性があります。

ケース痩せを避けるためには研磨は5回までに抑えたほうがよいと言われています。

キズを綺麗にしたいからといって何度も研磨を繰り返すのは逆効果になるので、研磨のしすぎには気をつけましょう。

深いキズは研磨で消えない

研磨はキズや錆を目立たなくさせる効果がありますが、深いキズや打痕を完全に消すのは難しいです。

金属の表面を浅く削るだけの作業になるため、擦りキズなど細かなキズを綺麗にするためのものと考えたほうがよいでしょう。

深いキズを研磨で消そうと思うと、かなり深く削らなければなりません。

研磨しすぎると外装の形状が変わってしまい、ロレックスの価値を損なう恐れがあります。

研磨で消せない深いキズや打痕があるロレックスは、正規メーカーにパーツ交換を依頼すれば綺麗にできます。

職人の腕によって仕上がりが異なる

研磨は削る厚さや角度などによって、仕上がりが大きく変わります。

そのため、キズを研磨で綺麗にするためには繊細な技術が必要です。

民間の修理業者に依頼した場合ですが、綺麗に仕上がるかどうかは職人の腕次第になります。

そのため、腕のよい職人がいる信頼できる店舗に依頼することが大切です。

料金の安さを理由に民間の修理業者に研磨を依頼する人もいますが、極端に料金が安い業者には注意が必要です。

腕のよい職人がいない、使用する機械の質が悪いなどの理由で、残念な仕上がりになる可能性があります。

安さだけに注目せずに、ロレックスの研磨に必要な機械や工具を備えた、規模の大きい修理業者に依頼したほうがよいでしょう。

また、一級時計修理技能士が在籍している修理業者を選ぶと安心です。

ロレックスの売却前に研磨は必要?

ロレックスの買取額は状態によっても左右されるため、売却前に研磨して綺麗な状態にしておこうと考える人もいるかもしれません。

しかし、買い取ったロレックスは、研磨やメンテナンスをしてから再度販売する買取店が多いです。

そのため、査定前に自分で研磨しておく必要はありません。

買取店にロレックスを売却する場合、普段使いでつくような小さなキズであれば、あって当然と判断され査定額にはあまり影響しません。

もちろん、事前に研磨して綺麗な状態にしておけば、査定額が多少アップする可能性はあります。

しかし、研磨を業者に依頼した場合はある程度の費用がかかってしまいます。

査定前に研磨したとしても、研磨にかけた費用以上に査定額がアップするとは限らないので、そのまま査定に出すほうが無難です。

査定前のオーバーホールも、同様の理由で不要となります。

目立つ深いキズや凹みがある場合は、買い取った後に修理してから販売する必要があるため、査定額が下がりやすいですが、こちらも事前に修理しておく必要はありません。

キズが気になるロレックスを売るときのポイント

ロレックスを売却する時は、基本的に研磨をしておく必要はありません。

しかし、キズの状態によっては査定額に影響する可能性もあると考えておきましょう。

では、キズが気になるロレックスを少しでも高く売るためにはどうすればよいのでしょうか。

ここからは、キズがあるロレックスを高く売るためのポイントを解説していきます。

オーバーホールの証明書をつける

しっかりオーバーホールをしているロレックスは、状態がよいと判断されるため査定額がアップしやすいです。

過去に日本ロレックスでオーバーホールを受けていた場合は、きちんとメンテナンスがされているということで、鑑定士に好印象を持ってもらえるでしょう。

しかし、そのためには証明するための書類が必要です。

日本ロレックスでオーバーホールを受けると、オーバーホールしたことを証明する証明書が発行されます。

オーバーホール証明書を持っている場合は、一緒に買取に出すようにしましょう。

しかし、正規メーカーでオーバーホールをすると、10万円近い費用がかかります。

オーバーホールをしてあるからといって、10万円以上査定額がアップするとは考えにくいため、査定額アップのためだけにわざわざオーバーホールを受ける必要はありません。

個人間取引は避ける

手軽に個人間取引ができる、フリマアプリやオークションサイトが人気になっています。

利用者も多く、ロレックスを出品すれば個人間で売買することは可能です。

フリマアプリやオークションサイトを利用した個人間取引であれば、自分が希望する金額で売れる可能性があります。

ロレックスを高く売りたい時に適した方法に感じるかもしれませんが、非常に手間がかかる売却方法です。

出品や商品の発送作業、購入者とのやり取りなどをすべて自分で行わなければなりません。

慣れていない人は、出品するだけでもかなりの時間がかかってしまうでしょう。

また、出品したからといって必ず売れるとは限りません。

個人間取引はトラブルにも注意が必要です。

特にキズがあるロレックスを個人間取引する場合は、購入者に状態が上手く伝わっておらず、クレームが入ったり返品されたりといったトラブルに遭う可能性があります。

また、価値があり高く売れるはずのロレックスを、相場より安く売ってしまったというケースもあるので注意しましょう。

個人間取引にも色々なメリットがありますが、トラブルに遭うのが不安な人は避けたほうが無難です。

自社で修理できる買取店に売る

買取したロレックスを、買取店がそのまま再販することは基本的にありません。

買い取った後に研磨や修理をしてから再販することになるため、そのコストに応じて査定額が上下します。

研磨や修理のコストが高くなればなるほど、査定額が下がってしまうというわけです。

買取店の中には、コストを抑えるために自社で修理できたり提携の修理店を持ったりしているところがあります。

そういった買取店であれば、外注しているところよりもメンテナンス費用を安く抑えられるため、査定額を高く設定できます。

少しでもロレックスを高く売りたいのであれば、自社メンテナンス可能な買取店に依頼しましょう。

おすすめなのは、「買取エリート」です。自社メンテナンスが可能なうえ独自の販売ルートを確保しているため、キズが気になるロレックスも高価買取が期待できます。

経験豊富な鑑定士が店舗に常駐しているのも魅力です。

キズがあるロレックスも、相場をしっかり見極め適正な価格で買い取ってもらえます。

ロレックスを売却するなら研磨は不要!

自分で行う方法や正規メーカーに依頼する方法など、ロレックスを研磨する方法は色々ありますが、売却する場合は基本的に研磨する必要はありません。

ただし、キズの状態によっては査定額に影響することもあるので注意してください。

キズが気になるロレックスを少しでも高価買取してもらいたいのであれば、自社メンテナンス可能な買取エリートを利用してみてはいかがでしょうか。

ロレックスの相場はいつ下落する?市場動向と高価買取のポイントを徹底解説

ロレックスは定価も実勢価格も上昇し続けています。

そのため、近頃では投資対象として購入する人が増えました。

ロレックスユーザーの中には「相場下落の前に高く売りたい」と考えている人もいるでしょう。

この記事では、相場下落の事例や、2022年の相場推移、今後の市場動向など、ロレックスの相場動向について解説しています。

また、高価買取のポイントにも触れているので、ロレックスを高く売りたい方はぜひ参考にしてください。

過去にロレックスの相場が下落したタイミング

ロレックスは安定した需要があるため、常に高い資産価値を維持し、順調に値上がりしているように感じる人もいるかもしれません。ですが、ロレックスの相場を詳しく調べると、過去にはその価値を下げた時期がありました。

例えば、2008年に起きたリーマンショックによる世界的な株価下落の後です。

リーマンショックでは、各国で連鎖的に金融危機が起きたため、世界規模の経済不況となりました。

この時期に高級腕時計全体の需要が落ち込み価格が下落しています。

ロレックスも例外ではなく、経済不況のあおりを受けて、デイトナ(Ref.116520)でさえ30万円以上の下落をみせました。

下落はしばらくの期間続き、2009年1月には100万円を切るほどに相場が下がっています。

2020年の新型コロナウイルスの世界流行の後も価格が下落しました。

外出の自粛や緊急事態宣言といった感染対策による経済活動の停滞によって社会全体の景況感が悪化。

先行きへの不安から個人消費が減り、高級品の買い控えが起き、相場は下がりました。

日本では円高が急速に進んだことも相場下落に拍車をかけました。

これらの事例から、安定資産のようにも見えるロレックスは、必ずしも価値が上がり続けたわけではないことがわかります。

ただし、2008年と2020年の事例による値下がりは、あくまで一時的なものでしかありません。

ロレックスの相場は、数カ月から数年ほどで元通りに回復しています。

一時的に相場が下がることがあったとしても、やはりロレックスの需要は高いといえるでしょう。

2022年のロレックス相場は下落傾向!

2022年9月の時点において、ロレックスの価格は下落傾向にあります。

これまでロレックスには一時的な下落はあったものの、新品の平行輸入品の相場は右肩上がりでした。

相場を上げていた大きな要因は、中国をはじめとする新興国の需要です。

新興国ではさまざまなブランドの需要が高まりを見せており、ロレックスもその例外ではありませんでした。

新興国の需要によって、ロレックスは2016年頃から徐々に品薄状態になっていきます。

それに伴い、実勢価格は高騰していきました。

ところがロレックスの多くのモデルの相場は、2022年2月から3月にピークとなり、その後に下落傾向をみせています。

例えば、デイトナRef.116500LNホワイトは、2022年3月の時点では700万円を超える価格でした。

しかし、同年5月になった頃には600万円ほどに、8月には500万円に下落しています。

GMTマスターIIRef.126710BLROの場合は、2022年2月の時点では420万円ほどでした。

それが5月には360万円、8月には320万円に下落しています。どちらも日本国内では高い人気を誇っているモデルです。

ロレックスの相場が下落している理由

なぜ、2022年度では相場が下落傾向にあるのでしょうか。

それには主に4つの理由があると考えられています。

以下でそれぞれの理由について解説します。

ロレックスを入手しやすくなった

日本国内のロレックスは、愛好家による購入だけでなく、転売目的や投資家による購入数の増加によって、需要に対して供給が足りない状態になっていました。

さらに、インバウンドで来日した外国人による購入が、ロレックスの品薄状態に拍車をかけて希少性を高めました。

物品の価値は希少性によって変化します。

希少性が高いものほど価値が高くなりやすいものです。

それはロレックスにおいても同じであるといえます。

国内において希少性が高まったロレックスの相場は高騰し続けました。

2020年になると、ロレックス社(Rolex SA)は新型コロナウイルスのまん延防止対策として、ジュネーブ・ビエンヌ・クリシエにある生産工場を閉鎖することを発表。

これによってロレックスの供給は減少し希少性がさらに高まりました。

日本でもロレックスの生産量減少の影響を受け、2021年ごろから相場が高騰しました。

2022年に入ると相場状況は落ち着きを見せ始めます。

相場が落ち着いた主な理由は3つです。

1つ目は、正規販売店が購入制限を実施したためです。

投資や転売目的による購入が減り、需要が下がりました。

2つ目は、コロナウイルスまん延防止のための渡航制限が、日本へのインバウンド客を減少させたことです。

インバウンド客に支えられていたロレックスの需要が下がりました。3つ目は2022年に入りロレックスの生産状況や輸入状況が改善されたことです。

市場へのロレックスの供給量が増加しました。

以上のことからロレックスは一般的に入手しやすくなり、希少性が下がりました。

これによって相場は落ち着きをみせたと考えられています。

世界情勢が不安定になった

2022年2月、ロシアによるウクライナ進行は世界に大きな衝撃を与えました。

世界情勢が不安定になり経済にも暗い影を落としました。

経済の先行きが不透明になると高級品の買い控えが起きます。

また、投資先がより安定した現物資産へと移り変わります。

投資資産として購入されていたロレックスが、この時期に多く売却されました。

代わりに現物資産として「金」が購入され、その需要を伸ばしています。

世界情勢の不安定さを背景にした不確かな情報も、相場下落の原因となりました。

SNSではロレックスの暴落などの不安をあおる投稿が相次ぎました。

これによって、デイトナやサブマリーナといったプレミア価格で取り引きがされていたスポーツモデルを中心に、相場が下がりました。

中国経済が停滞している

中国市場はロレックスだけでなく、世界のブランドにとって、外すことのできないビッグマーケットです。

ロレックスの相場上昇は中国によるところが大きかったといえます。

2019年ごろまで、多くのロレックスが中国人富裕層によって購入され、相場価格は右肩上がりになっていました。

しかし、世界的なコロナウイルスの流行によって、好調だった中国経済は停滞します。

日本市場も大きな影響を受けて中国同様に相場が下落しました。

中国ではどのような事態が起きていたのでしょうか。

中国ではコロナ対策として、ゼロコロナ政策や上海をはじめとした主要都市のロックダウンなどを行っています。

これらの対策は国内に経済停滞や不況感を引き起こし、消費者心理を冷え込ませました。

さらに、不動産バブルの崩壊が追い打ちをかけ、2022年以降は景気が後退傾向を見せています。

そのため、中国ではロレックスなど高級ブランドがそれほど売れなくなりました。

そればかりか、負債を抱えてしまった富裕層や在庫を持て余した業者が、資金調達のために中古市場に多くのロレックスを持ち込みました。

これによって、中国市場を中心に不要なロレックスが集まり、相場が下がる結果となったようです。

例えば、日本でも人気のサブマリーナは、2022年3月以降、中古価格が46%も下落しました。

お金の使い道が増えた

ロレックスの相場が下降路線となった理由として、高級品の購入以外にお金を充てるようになったことも挙げられます。

2022年を境に、お金の使い方が大きく変わりました。

2022年以前は新型コロナウイルスのまん延防止対策として、渡航制限や外出の自粛などが行われていました。

レジャーや外食などで消費していた金銭が余ったため、ロレックスなどの高級品の購入に流れていました。

しかし、2022年以降では、渡航や旅行の制限、隔離期間の短縮といった、制限緩和が進んでいます。

それに伴って旅行・レジャー・外食などの需要が回復しつつあります。

お金の使い道が増えたことによって、ロレックスの需要が下がり、相場が落ち着きをみせるようになりました。

ロレックスの相場は今後どうなる?

ロレックスの相場は2022年以降も下がり続けるのでしょうか。

今後の相場動向は、ロレックスの売買を検討している人にとって、大変重要な問題です。

2022年の時点では、ロレックスの相場は確かに下落が続いています。

しかし、この下落傾向はいつまでも続くものではないと考えられています。

なぜなら、ロレックスの人気は変わらず高いままであるからです。

相場や需要の低下は、新型コロナウイルスの影響・ロシアのウクライナ進行・中国の景気後退といった、世界的な情勢や経済状況の変化によるところが大きく、ロレックスが不人気になったことが理由ではありません。

ロレックスは2022年9月に価格改定をして定価の値上げをしています。

もし、ロレックスの人気に陰りがあるのなら、販売不振を招く可能性のある価格改定を、相場が下落傾向にあるときに踏み切るのは不合理です。

むしろ、価格改定をしても利益が見込めると判断したからと考えられます。

ロレックスに根強い人気があることの証左といえるでしょう。

くわえて、円安が加速すると輸入品であるロレックスの価格は上昇します。

例えば、1ドル100円から140円に推移したとすると、1万ドルの物品は100万円から140万円に値上がりします。

日本は2022年の時点では円安傾向です。

円安が加速するほどに輸入品価格も上昇していくので、ロレックスの相場もそれに従い上昇すると考えられています。

ただし、相場というのは必ずしも理屈通りに動くとは限りません。

そのため、理由や証拠があったとしても、将来の相場がどのように変動するかについて、確実な答えを提示することはできません。

また、理由が解消されたとしても、下落した相場が再び回復するまでに時間がかかることもあります。

過去にロレックスの相場が下落した場合も、回復には数カ月から数年の時間が必要でした。

もし、現在ロレックスを売りたいと考えているなら、なるべく早く売る方がよいでしょう。

ロレックスを高く売るポイント

相場が下落傾向にあるとはいうものの、それは以前の状態と比べて相場が下落したにすぎません。

実際にはロレックスの需要は相変わらず高く、中古品の買取りも活発に行われています。

ロレックスを高く売りたいのであれば、おさえておきたいポイントが4つあります。

以下で詳しくみていきましょう。

購入時の付属品をすべて揃えて売る

中古品は新品状態に近いほど再販売がしやすくなるため、高い買取り価格が期待できます。

そのため、なるべく付属品は本体と一緒に売るようにしましょう。

モデルによって違いはありますが、付属品の有無によって10万円近く買取価格が変わることもあります。

付属品は、箱(外箱・内箱)・ギャランティカード(保証書)・カードケース・説明書などの冊子類・グリーンタグ・サイズ調整で外したブレスのコマなどです。

付属品ではありませんが、正規の修理証明書や領収書がある場合には、本体と一緒に査定に出すことをおすすめします。

時計が本物であって、盗品ではないことの証明になるからです。

クリーニングをしてから売る

ロレックスを売るときは、査定に出す前に、きれいに手入れしておくようにしましょう。

買取りを検討している人の中には「お店でクリーニングするから手入れしなくても構わない」と考える方がいるでしょう。

しかし、汚れた状態で査定を受けると、その価値を低く評価される可能性があります。

汚れている時計ときれいに手入れされた時計を比べた場合、どちらの状態が良いように感じるか考えてみてください。

きれいに手入れされた時計の方が良い状態であると感じる人がほとんどではないでしょうか。

手入れは専門的にクリーニングする必要はありません。

あくまで常識的な清掃で十分です。

ケースや金属のベゼルは柔らかい布やマイクロファイバークロスで磨くとよいでしょう。

汚れが目立つときは、石鹸水や中性洗剤を使い、柔らかいブラシで軽くこすってください。

裏ブタは見落としやすいポイントです。

汚れが残っていないかよく確かめましょう。

コマやベゼル、プッシュボタンやリューズの根元は、汚れが残りやすいので要注意です。

柔らかい布やマイクロファイバークロスでは、隙間にたまった汗や皮脂あるいはホコリ汚れが取れません。

隙間汚れは爪楊枝などで掻き出すようにして落とすとよいでしょう。

時計を洗浄する前には、リューズをケースにしっかりと押し込んで、防水機能が問題なく働くようにしてください。

なお、歯ブラシなど硬いブラシでこすってしまうと、小さな傷がついてしまう場合があります。

査定額が下がる可能性があるので気を付けましょう。

相場が上がる時期を狙って売る

高くロレックスを売りたいのであれば、相場が上がる時期を狙うべきです。

ロレックスは輸入品であるため、円安になるほど国内価格が上昇します。

それにともなって、中古価格も値上がりする傾向があるからです。

高く売るなら、なるべく円安時期に査定を受けるようにしましょう。

なお、相場は必ずしも為替によって変化するわけではありません。

国内における相場は、シーズンによっても変動します。

例えば、進学・就職のシーズンやクリスマスは、プレゼントとしてロレックスの需要が高まるため、価格相場が上昇しやすい時期です。

また、ボーナスが支給される時期も相場が上がるため狙い目といえます。

ボーナス時期は経済的に余裕ができるため、ロレックスの購入を検討する人が増えるからです。

しかし、ロレックスは状態が良い新しい品ほど、市場での需要が高く再販売がしやすいので、買取査定で高い額面が出やすくなっています。

そのため、相場が上昇トレンドを形成するのを待つよりも、売りたいと思った時期に、少しでも早く売るのがおすすめといえます。

ロレックスに詳しいブランド品買取店に売る

ロレックスは同じシリーズの時計であっても年代・モデル・商品状態などによって市場価値が変わります。

買取会社が高価買取するには、正確な市場価値を把握した上で、鑑定する必要があります。

正確な市場価値が分からないお店に査定を依頼すると、状態の悪い時計や珍しいモデルは、売り先がないと判断されるかもしれません。

ロレックスを高く売りたいのであれば、ロレックスに詳しいブランド品買取店に持ち込むことが重要です。

また、適正な買取価格がいくらであるかを知るためにも、複数のお店に査定を依頼して比較するのがおすすめです。

もし「どのお店で査定を受けたらよいのかわからない」と悩んでいるのなら「買取エリート」をおすすめします。

買取エリートはロレックスの買取実績が豊富なお店です。

市場価格をしっかりと調査した上で査定額を決めているため、査定価格と市場価値に大きな差がでません。

安心して買取査定が任せられます。

なお、買取エリートでは自社メンテナンスしているので、細かい傷が付いているような状態の悪いロレックスであっても、可能な限り高価買取してもらえます。

忙しい方や自宅の近くに店舗がない方でも、「宅配買取」や「出張買取」で査定可能です。

査定料だけでなく、出張費・手数料・宅配料・キャンセル料などが完全無料なので、手軽に利用がしやすいと評判です。

ロレックスの相場はまだまだ高い!売るなら早めに行動を

2022年以降のロレックスの相場は一時期より下落しました。

ですが、ロレックスはほかのブランド品と比べて高い資産価値があり、取引も盛んなため、将来的に日本の相場は回復すると考えられています。

しかし、将来の市場動向は誰にも予想できません。

そのため、ロレックスを売りたいなら取引需要が十分に高い今がよいでしょう。

買取専門店なら、買取エリートがおすすめです。

ロレックス取扱実績が多く高価買取が期待できるためです。

ロレックスで大人気のプロフェッショナルモデル!特徴や購入時の注意点とは

ロレックスで大人気のプロフェッショナルモデル!特徴や購入時の注意点とは
引用https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona.html

ロレックスで人気の高いモデルとして、プロフェッショナルモデルがあげられます。

しかし、ロレックスの初心者の中には、プロフェッショナルモデルが何であるのかわからない人もいるでしょう。

ここでは、プロフェッショナルモデルの概要や人気の理由とともに、特に人気の高いモデルや購入時に注意すべきポイントなどについて解説します。

ロレックスの「プロフェッショナルモデル」とは?

ロレックスで大人気のプロフェッショナルモデル!特徴や購入時の注意点とは

ロレックスのプロフェッショナルモデルは、ダイビングやレーシング、飛行など、特定の活動をするために開発されたモデルです。

具体的なモデルを挙げると、コスモグラフデイトナ(レーシング)、エクスプローラー(探検)、シードゥエラー/サブマリーナ/ディープシー(ダイビング)、GMTマスター/エアキング(飛行)、ヨットマスター(航海)、ミルガウス(科学研究)があります。

また、プロフェッショナルモデルはほぼメンズモデルで展開されており、レディースモデルでの展開はヨットマスターのみになります。

プロフェッショナルモデルは想定される活動シーンがダイビングや探検などアクティブなものが多いため、スポーツモデルやスポーツロレックスと呼ばれることもあります。

ロレックスには人気モデルがたくさんありますが、その中でも特に高い人気を誇るのはステンレス素材のプロフェッショナルモデルとなっています。

ロレックスのプロフェッショナルモデルが人気の理由

ロレックスのプロフェッショナルモデルは、どうしてそんなに人気があるのでしょう。

ここでは、人気の理由について詳しく解説します。

腕時計としての品質が高い

ロレックスのプロフェッショナルモデルの人気が高い理由としては、品質が高いことがあげられます。

ロレックスは時計の最高峰ブランドの1つに数えられており、どのモデルにおいても品質の高さは折り紙付きです。

その中でも、プロフェッショナルモデルは過酷な環境・状況下でも使用できるように開発されており、デザイン性よりも機能性を重視して作られています。

視認性が高く暗闇でも時間を確認できる、衝撃で壊れにくく耐久性が高いなど、高級時計の枠を超えた実用性の高さが評価されています。

そのほか、機能性にこだわったシンプルかつスポーティーなデザインも、カジュアルからビジネスまで幅広いシーンで身につけられるとロレックス愛好家から高い支持を得ています。

初のエベレスト登頂やマリアナ海溝への潜水、ドーバー海峡横断泳など、過酷な環境において歴史的な功績を成し遂げた人の側にはいつもロレックスのプロフェッショナルモデルがありました。

それらの逸話によって性能の高さが世界的に認知され、プロフェッショナルモデルが不動の人気を築く一因になりました。

希少性が高い

希少性が高いのも、ロレックスのプロフェッショナルモデルが人気の理由です。

ロレックスはどのモデルにおいても1つ1つ職人の手で作られているため、大量生産することはできません。

プロフェッショナルモデルは機能性が優れている分、製造工程も多く検査の数も増えるため、生産数がどうしても少なくなってしまうのです。

また、プロフェッショナルモデルはドレスモデルにはない機能を備えており、それらのパーツは職人の中でも制作できる人が限られています。

新型コロナウイルスの蔓延により工場が一時期停止したこともあり、生産数がさらに少なくなりました。

そのため、需要に対して供給量が間に合わない状況となっています。

プロフェッショナルモデルは頻繁にマイナーチェンジを行っており、特定の年式しか製造されていない希少モデルもあります。

生産数も少なくレアなモデルも存在することから、プロフェッショナルモデルを持つことがステータスとなり人気に拍車をかけています。

リセールバリューが高い

リセールバリューが高いことも、ロレックスのプロフェッショナルモデルが人気を博している理由です。

ロレックスは高級腕時計市場において1社で約30%のシェアを占めており、知名度・人気ともに世界のトップブランドとして君臨しています。

世界各地にロレックスのコレクターは存在しており、高い需要がありながらも供給が不足しているため、中古品の需要も高くなっているのが実情です。

プロフェッショナルモデルはロレックスのモデルの中でも希少性が高いため、特にリセールバリューが高い傾向にあります。

定価を上回る金額で取引されているモデルもあり、投資目的や転売目的で購入する人からの需要も高いです。

それにより、プロフェッショナルモデルの価値がさらに高まり、リセールバリューも右肩上がりで上昇しています。

ロレックスの人気プロフェッショナルモデル3選

ロレックスには数多くのプロフェッショナルモデルがありますが、その中でも特に人気が高い3つのモデルの特徴を解説します。

コスモグラフ デイトナ

ロレックスで大人気のプロフェッショナルモデル!特徴や購入時の注意点とは

デイトナは「キング・オブ・ロレックス」の異名を持つほど機能性・知名度に優れており、ロレックスの代名詞ともいえる最高峰のモデルになります。

1960年代にカーレーサーのために設計されたプロフェッショナルモデルで、ロレックスのモデルの中で唯一、クロノグラフとタキメーターを搭載しています。

クロノグラフは時間を計測することができ、タキメーターは時速を計測することができます。

また、ダイヤルには夜光塗料クロマライトが採用されており、夜間でも視認性が高いのも特徴です。

そのほか、ねじ込み式の3つのプッシャーとインダイヤルを備えているのも特徴で、レースのために誕生したことを体現するメカニカルなデザインも人気の要因になっています。

リセールバリューも高く、2017年のオークションでは1780万ドル(当時の価格で20億円)という過去最高金額で落札されるなど、コレクターの憧れのモデルでもあります。

サブマリーナ

ロレックスで大人気のプロフェッショナルモデル!特徴や購入時の注意点とは

サブマリーナは世界初のダイバーズウォッチとして開発され、1950年に発売されました。

現行モデルは耐水圧300メートルと高い防水性を誇り、ロレックスのコレクターはもちろんプロのダイバーやマリンスポーツ愛好家などからも高い人気を誇ります。

ダイビング仕様のプロフェッショナルモデルであることから、逆回転防止ベゼルが採用されているのも特徴的です。

ベゼルが一方向にしか進めないため、ダイビング中に衝撃が加わってもベゼルが回転せず潜水時間を正確に測ることができます。

また、発売当時からデザインに大きな変更が加えられておらず、シンプルかつ普遍的であるのも人気を後押ししています。

シーンを選ばず身につけられるため、プライベートからビジネスまで活用することができるモデルです。

そして、プロフェッショナルモデルには珍しく、ベゼルやダイヤルのカラーバリエーションが豊富です。

黒・青・緑・赤などがあり、「赤サブ」や「青サブ」などのペットネームもついています。

GMTマスター

ロレックスで大人気のプロフェッショナルモデル!特徴や購入時の注意点とは

GMTマスターはパイロットのために開発されたプロフェッショナルモデルで、1955年に発売されました。

回転ベゼルと24時間針を組み合わせることで複数地域の時刻を同時に把握できるという革新的な機能により、その名を世界に轟かせました。

2000年に生産終了となったGMTマスター1は同時に2ヶ所、現行のGMTマスター2は同時に3ヶ所の時刻が表示できます。

それ以外の機能としては、耐水圧100メートルという高い防水性もあげられます。

GMTマスターはダイバーズウォッチではありませんが、釣りやマリンスポーツなど水辺のレジャーで心置きなく身につけられる仕様となっています。

また、GMTマスターを不動の人気に押し上げている理由の1つに、ツートンカラーのベゼルがあげられるでしょう。

特に人気の高い組み合わせは赤×青で、「ペプシ」と呼ばれリセールバリューも他のカラーより高くなっています。

そのほか、「バットマン」と呼ばれる青×黒の組み合わせ、「コーク」と呼ばれる赤×黒の組み合わせも人気です。

ロレックスのプロフェッショナルモデル購入時の注意点

ロレックスのプロフェッショナルモデルを購入する際には、注意すべきポイントがいくつかあります。

ここでは、注意点について詳しく解説します。

プロフェッショナルモデルには購入制限がある

プロフェッショナルモデルを購入する際の注意点は、購入制限があることです。

ロレックスを購入できる店舗はロレックスと直接契約をしている正規販売店、独自に仕入れ・販売を行う並行輸入店の大きく2つに分けられます。

2つのうち、購入制限があるのは正規販売店です。

プロフェッショナルモデルの人気が高まり、供給不足が叫ばれるようになると、正規販売店は転売への対策として、一部のプロフェッショナルモデルに購入制限を設けるようになりました。

2019年11月から、購入制限対象モデルを購入すると同シリーズにおいては5年、別シリーズにおいては1年間購入することができなくなりました。

同シリーズの色違いを同時に購入したり、別のモデルと一緒に購入したりすることはできません。

また、対象モデルを購入する際には本人確認が必要なため顔写真付きの身分証明書が必要となります。

情報は正規販売店で共有されるため、別の店舗に行っても購入するのは難しいでしょう。

そのため、他に欲しいモデルがある場合は、購入時期に気を配る必要があります。

正規販売店には在庫がほとんどない

ロレックスのプロフェッショナルモデルを購入する際には、正規販売店で購入しようと考える人がほとんどでしょう。

正規販売店はロレックスと直接契約しているため本物を手に入れられることが確実であり、定価で購入することができます。

しかし、ロレックスのプロフェッショナルモデルが正規販売店の店頭に並んでいることはほとんどありません。

生産数が少ないためもともと納品数も少なく、人気が高いことから入荷されてもすぐに売れてしまうからです。

恒常的な品薄状態となっており、人気モデルほど店頭に並ぶ確率が少なくなります。

プロフェッショナルモデルを手に入れるために毎日のように複数の正規販売店へ通うことが「ロレックスマラソン」と呼ばれているほどで、正規販売店で購入することの難しさを物語っています。

正規販売店で購入できるまでに通った回数が数百回ということも珍しくなく、根気と労力が強いられる持久戦と化しています。

そのため、正規販売店で購入を目指す場合はかなりの覚悟が必要になります。

並行輸入店ではプレミア価格になっていることが多い

プロフェッショナルモデルを正規販売店で購入することはかなりハードルが高いため、並行輸入店での購入を選択肢に入れる人もいるでしょう。

並行輸入店は正規販売店のように常に品切れという状態ではありませんが、プレミア価格になっていることが多いので注意が必要です。

並行輸入店はロレックスと契約を結んでいるわけではないため、販売価格を自由に設定することができ人気モデルにプレミア価格がついている可能性が高くなります。

デイトナRef.116500LNを例にあげると、正規販売店での定価は約172万円であるのに対し、並行輸入店では500万円以上の価格がつけられていることがあります。

また、GMTマスター2Ref.126710BLROは正規販売店での定価が約124万円であるのに対し、並行輸入店では300万円以上の価格で販売されていたことも。

定価の2倍以上のプレミア価格で販売されていることも少なくないため、多くの人が正規販売店での購入を目指しています。

そのため、並行輸入店には人気のプロフェッショナルモデルでも在庫が残っていることがあります。

正規販売店以外での購入は偽物のリスクがある

ロレックスのプロフェッショナルモデルを購入する際の注意点としては、正規販売店以外で購入すると偽物のリスクがあることがあげられます。

ロレックスは需要が高いうえに高額であるため、市場には偽物がたくさん出回っています。

正規販売店はロレックスから直接仕入れているため正真正銘の本物が販売されていますが、正規販売店以外では仕入れの際に偽物が紛れ込む可能性が十分ありえます。

気づかずに偽物を購入しているリスクがあるでしょう。

偽物も精巧化してきており、ロレックスの知識がない素人が見ただけでは本物と区別をすることが難しく、買取店などに持込んだ時に偽物だったと判明するケースもあります。

市場相場と比較して明らかに価格が安すぎるもの、スーパーコピーと銘打って販売されているものは、偽物である可能性が高いため購入しないのが賢明です。

正規販売店以外でプロフェッショナルモデルを購入する場合は、店舗選びが非常に大切になります。

販売実績が高く信頼できる店舗を選び、偽物を掴むリスクを避けましょう。

ロレックスならプロフェッショナルモデルがおすすめ!

ロレックスの中でもプロフェッショナルモデルは特に人気があり、中古品であってもプレミア価格がついていることも珍しくありません。

人気モデルを購入するのは生易しいことではありませんが、リセールバリューが高く将来的に大きなリターンを得ることが期待できます。

ご紹介した注意点を踏まえ、根気よく探してみてください。

ロレックスを予約できる店はある?品薄の理由と人気モデルの購入方法を解説

近年、腕時計メーカー「ロレックス」の商品は人気が急騰しています。

そのため、有名モデルは正規販売店で入手困難になりました。

定価購入したくても目当ての商品が見つからず、予約を考えている人もいるでしょう。

この記事では、ロレックスが品薄になった理由を紹介しつつ、予約購入の可否やそれ以外の購入方法、予約できないときの対策などを解説します。

ロレックスの人気モデルは定価購入が難しい!

そもそもロレックスは、昔から決して簡単に入手できる腕時計ではありませんでした。

伝統があり機能性も高いロレックス商品は、世界中から需要のある高級品だったからです。

人気モデルが販売店に入荷しても、すぐに店頭から消えてしまう現象は珍しくありませんでした。

しかも、近年ではロレックスの人気がますます上がり、品薄状態に拍車がかかっていました。

なぜなら、注目モデルが次々に開発されたうえ、メディアの影響でブランドイメージが浸透したからです。

たとえば、デイトナやサブマリーナといったスポーツモデルは、すでに正規販売店には並ばないほど予約が殺到しています。

こうした状況を受けて、「ロレックスマラソン」という言葉も生まれました。

ロレックスマラソンとは、欲しい商品を求めている愛好家が正規販売店をマラソンのようにかけめぐることです。

ただし、そこまでしても人気モデルを手に入れられるわけではなく、ロレックスの希少性はますます高まっています。

ロレックス側はできるだけ多くの人が商品を買えるよう、購入制限を設けるなどの対策も施してきました。

それでも、消費者の絶対数が多いので、決定的な解決方法にはなっていません。

世界的なロレックスの品薄状態は続いており、正規販売店での定価購入は非常に困難です。

ロレックスが品薄になった理由

正規販売店でロレックスの人気モデルを手に入れられない状態は、当たり前になりつつあります。

その大きな原因は「生産量の少なさ」でしょう。

ロレックスは職人の洗練された技術によって、数々の人気モデルを生み出してきました。

逆をいえば、ロレックス商品を製造できる場所は限られています。

そのうえ、できあがった腕時計は厳格な検査にかけられ、テストも注意深く行われています。

これらの基準をクリアしたものだけが販売されているので、ロレックス商品は絶対数が少なく、出荷までに時間がかかるのです。

あまりにもロレックスの品数が薄いままなので、一部の愛好家は「意図的に仕組まれている」と噂していました。

つまり、ロレックスがブランドイメージを高めるために、戦略的に生産量を抑えているという考えです。

しかし、この意見についてはロレックスが公式コメントを出して否定しています。

2020年以降の新型コロナウイルス感染拡大も、ロレックスの品薄状態に影響しました。

感染状況がピークに達した時期、ロレックスも工場を一時停止させるしかありませんでした。

流通も滞り、商品の原材料を調達するのも遅れています。

結果的に、ロレックスの生産量はますます減ってしまいました。

それでも、ロレックスの需要自体は増えるばかりです。

ロレックスを身につけることは一種のステータスになっているだけでなく、純粋に品質を愛する人も少なくありません。

ロレックス商品については、需要に対して供給がまったく追いついていないのです。

しかも、リセールバリューの高さに着目した人々が、投資や転売目的でロレックスを買い漁るようになりました。

彼らの暗躍により、一般層が手に入れられるロレックス商品はどんどん少なくなっています。

ロレックスを予約できる正規販売店はある?

結論からいえば、日本国内でロレックスを予約できる店は正規ルートだと非常に少なくなっています。

なぜなら、ロレックス商品は生産量が少ないので、安定した入荷を見込めません。

予約を受け付けても、需要に応えられる保証がないといえます。

そのため、日本の正規販売店は予約を受け付けない方針です。

例外的に、ドレスモデルや不人気のモデルなら、予約が認められることもあります。

また、店側に取り寄せてもらえる可能性もゼロではないでしょう。

ただし、予約や取り寄せの可否は店舗によって異なります。

「不人気モデルならどの店舗でも予約できる」とはいいきれないのが実状です。

あくまでも店舗側の親切の一環で、入荷の連絡をくれるところもあります。

こうした店舗に欲しいモデルを伝えておけば、入荷時に教えてくれます。

もちろん、この方法は確実な予約ではありません。

同じように連絡を希望する人も多いので、入荷してもすぐ売り切れてしまう恐れがあるでしょう。

もしも日本の正規販売店にこだわらなければ、予約をすることは可能です。

たとえば、ハワイの海外正規販売店では「ウェイティングリスト」を設けています。

このリストがある店舗では希望のモデルを伝えたら、購入の予約ができます。

そのかわり、いかなるときでもウェイティングリストがあるわけではなく、絶対に間違いのない方法とはいえないでしょう。

予約せずに正規販売店でロレックスを購入するコツ

日本の正規販売店でロレックスを予約するのは非常に難しいでしょう。

一方で、運よく在庫があれば人気モデルも対応次第で購入できます。

以下、予約をせずに、正規販売店でロレックスを買う方法について解説します。

正規販売店に通い続ける

まずは、「とにかく通い続けること」です。

日本国内のロレックス正規販売店は予約を受け付けていないうえ、入荷の連絡もしてくれるとは限りません。

つまり、正規店でロレックスを買うには入荷したタイミングで、店舗に行くしかないといえます。

頻繁に店舗へと通って、入荷状況をチェックするようにしましょう。

なお、ロレックスの人気モデルは入荷する頻度がとても低いので、「なくて当たり前」という気持ちを持つことが大事です。

たとえば、有名なスポーツモデルは月1本入荷するかというレベルです。

なくても気落ちせず、根気強く通い続けましょう。

当然ながら、いろいろな正規販売店を回っていると負担にはなります。

それでも、ロレックスマラソンを続けている人の中には、何百回も通ってようやく欲しいモデルを買えることが少なくありません。

あきらめないで、できるだけ多く店舗へと足を運ぶ気持ちが大切です。

購入したいモデルを絞る

さまざまなモデルを追い求めていても、効率的に情報を収集できません。

購入したいモデルを絞り込み、可能ならカラーまで決めてしまいましょう。

そして、店員に「あのモデルのこのカラーが欲しい」とまで伝えておくのがおすすめです。

ロレックスはモデルやカラーバリエーションが豊富なので、情報を限定すると店員も応答しやすくなります。

逆に、「人気モデルの在庫は何かないか」といった聞き方をしていると、店員から転売を疑われかねません。

ロレックスの正規販売店は腕時計の愛好家に商品を売りたいと考えています。

そのため、本気度の高い人とそうでない人では、対応も変わってきます。

自分の真剣さを伝えることで、店員からロレックス商品の情報を引き出しやすくなるでしょう。

家族と一緒に店舗へ行く

店員の警戒心を引き下げるには、「家族と一緒に来店する」のもひとつの方法です。

配偶者や家族といれば、店員から転売を疑われにくくなります。

さらに、「真面目な社会人」という印象も与えられるので、店員から丁寧に対応される可能性が高くなります。

また、家族連れの客は、配偶者や子供にも商品を買う場合があるでしょう。

店員からすると、家族連れは逃したくない客です。

熱心に接客してくれ、貴重な情報を収集できるケースも珍しくありません。

来店時は同伴者だけでなく、服装にも気を遣うのが得策です。

高級ブランドにふさわしくない格好をしていると、転売屋のような雰囲気が漂ってしまいます。

Tシャツやジーンズといったカジュアルなファッションは避け、ジャケットやスーツなどの清潔感あるアイテムを身につけていきましょう。

入手しやすいロレックスを購入する

ロレックスで人気があり、店頭に並びにくくなっているのはスポーツモデルです。

スポーツモデルはロレックスマラソンを続けていても、購入できるまでに時間がかかるでしょう。

一方、店頭に入荷されやすいのはドレスモデルです。

まずはドレスモデルを購入し、客としての実績を作るのはひとつの方法です。

正規販売店で買い物をした人は、ロレックス側のリストに入ります。

店員も実績のある人には、転売の疑いを抱きにくくなります。

今後、入荷の連絡や取り置きをお願いしやすくなるでしょう。

なお、購入したドレスモデルをつけて、店舗を訪れるようにするのがおすすめです。

自分でロレックスをつけている人は転売屋に見えません。

何より、ロレックスへの愛着を強くアピールできます。

ロレックスを予約できない場合の対処法

欲しいモデルがロレックス正規販売店では在庫切れで、予約もできないケースは少なくありません。

ここからは、ロレックス商品の予約ができないときの対処法を解説します。

ロレックスのレンタルサービスを利用する

店頭在庫でロレックス商品を買えないなら、レンタルサービスがおすすめです。

レンタルサービスは月額料金システムになっています。

毎月、決められた額を払っていれば、料金内のレンタルサービスを利用できます。

店頭在庫の少ないモデルをレンタルできることも珍しくありません。

レアなスポーツモデルを身につけてみたいなら、レンタルサービスをチェックしてみましょう。

また、レンタルしている間に装着感や使いやすさも確かめられます。

購入前のテストとしても、レンタルサービスは支持されてきました。

注意したいのは、サービスによって料金システムやラインナップが変わる点です。

保証内容が充実しているかどうかも調べておきたいところです。

複数のレンタルサービスを比較検討してから、実際に登録しましょう。

並行輸入品や中古品を購入する

正規販売店にこだわらず、他の店舗に行ってみる方法もあります。

たとえば、並行輸入店でもロレックスは購入できます。

独自ルートで新品や中古品を仕入れている並行輸入店は、本店と契約している正規販売店と品揃えが異なります。

正規販売店では見られないモデルが、店頭にある可能性も高いのです。

そのかわり、並行輸入店は商品の値段を自由に設定しています。

人気で数の少ないモデルになると、プレミアム価格になっているケースもありえます。

トップクラスの人気である「デイトナRef.116500LN」は定価が約172万円であるのに対し、2022年時点での中古価格は一時的に500万円を超えました。

並行輸入店では正規販売店よりも割高になる傾向があります。

逆をいえば、プレミアム価格がついているモデルは「手が出にくい」ことも意味します。

値段の問題を除けば、並行輸入店なら人気モデルの在庫をすぐに見つけられることもあるでしょう。

高額ロレックスの購入資金を準備する方法

ロレックスの並行輸入品や中古品にはプレミアム価格がついており、資金を準備するのには難航しがちです。

ここからは、ロレックスの購入資金を確保する方法について解説します。

ローンを利用する

ロレックス商品は数十万円するので、現金一括購入が難しいときはローンを考えましょう。

また、クレジットカードで購入するのもひとつの方法です。

クレジットカードがない人は、ショッピングローンを利用するのがおすすめです。

クレジットカードの限度額を超えてしまう場合も、ショッピングローンなら商品を購入できます。

基本的にロレックスの正規販売店の多くは、ローンに対応していません。

しかし、並行輸入店なら提携ローンを組める可能性があります。

そのかわり、ローンには金利がかかりますし、審査も通過しなくてはなりません。

審査結果次第では利用不可になる恐れもあるので要注意です。

所有するブランド品を買取に出す

購入資金が足りないときは、「すでに持っているブランド品を買取に出す」のも賢明です。

ブランド品は高価買取を見込めます。

また、店舗ですぐ現金化できるので、スムーズに資金を集められる方法です。

ただし、買取では適正な「査定」をしてもらわなくてはなりません。

もしも悪徳業者に買取を依頼してしまうと、実際よりも安く買取られてしまう危険があります。

ブランド品に強く、実績も豊富な買取専門店で査定をしてもらうようにしましょう。

おすすめなのは「買取エリート」です。

買取エリートはブランド品に強い専門店です。

幅広いブランド品の買取実績があるほか、経験豊富な鑑定士が在籍しており、市場調査を踏まえて買取価格が決められています。

つまり、相場から大きく外れた買取額が提示される可能性は低いといえます。

宅配や出張での買取もでき、LINEで写真を送れば簡易査定も行ってもらえます。

利用しやすさも買取エリートの大きな魅力です。

予約は困難!どうしても欲しいロレックスは中古品も検討を

ロレックスはシリアルナンバーを確認することで、偽物かどうかを見分けられることもあります。

しかし、スーパーコピーなど精巧な偽物は、素人には判断が難しい場合も。

手元にあるロレックスの真贋がわからず不安な場合は、プロの目で査定してもらいましょう。

ロレックスの取り扱い実績が豊富な買取エリートにぜひ問い合わせてみてください。

ロレックスは売却前にシリアルナンバーを確認!偽物を見分けるポイントとは

世界中で高い人気を誇るロレックス。

その人気ゆえ偽物も数多く流通しています。

正規店以外で購入した人の中には所有するロレックスが本物かどうか不安を感じている人もいるでしょう。

偽物を判別する第一歩はシリアルナンバーを確認することです。

本記事ではロレックスのシリアルナンバーの基礎知識や偽物に多い特徴などを詳しく解説。

また、シリアルナンバー以外で偽物を見分ける方法も紹介します。

ロレックスの「シリアルナンバー」とは?

ロレックスにおけるシリアルナンバーとは、腕時計に刻印された個別の識別番号のことです。

番号としてはリファレンスナンバーもありますが、これは型番のことでモデルごとに番号が共通しています。

シリアルナンバーは同じモデルでも、1つ1つの腕時計ごとに番号が異なります。

この個別の番号であるシリアルナンバーがわかれば、盗難や紛失時の照合がしやすく、おおよその製造年も把握できます。

また、本物のロレックスにはほぼ必ずシリアルナンバーが刻印されているため、番号の有無や状態を確認することで、偽物を見抜ける場合もあります。

ロレックスのシリアルナンバーの特徴

ロレックスのシリアルナンバーは年代によって特徴が異なります。

偽物を見抜くためのヒントにもなる部分なので、まずは各年代のシリアルナンバーの特徴を理解しておきましょう。

1925年~1987年前半

1925~1987年前半までに製造されたロレックスのシリアルナンバーは、すべて数字だけで構成されていることが大きな特徴です。

基本的には製造された順番に配番され、年代が後になるほど数字が大きくなっていきます。

1925~1940年は5桁、1941~1964年は6桁、1965~1987年前半は7桁の数字が用いられました。

1955年にはロレックスの製造が100万個に達したため、番号が一度リセットされ、再び始めから配番されています。

1987年後半~2010年

製造数が増えたことから数字のみでの番号管理が難しくなり、1987年後半から、「R000001」のように先頭にアルファベット1文字がついた6桁の数字へと変更されました。

ロレックスの名前にちなみ、「R」「L」「E」「X」のアルファベットから配番がスタートしています。

なお、ロレックスの「O」はゼロと類似しているため、見間違いを防ぐ配慮で使われなかったと言われています。

2010年以降は数字とアルファベットをランダムに組み合わせた8桁の番号へと更に変更されたため、製造年の判別はつかなくなりました。

ロレックスのシリアルナンバーはどこにある?

ロレックスのシリアルナンバーが刻印されている箇所は、モデルや製造年によって異なります。

2004年頃まではケースの外側、6時の位置に刻印されていました。

そのため、ブレスレットを一度外さないとシリアルナンバーは確認できません。

偽造防止の目的として、2004年頃からはベゼルの内側(文字盤の見返り部分)に刻印される「ルーレット刻印」へと順次切り替わっています。

なお、ケースの12時の位置には、モデルやシリーズを表すリファレンスナンバーも刻印されています。

偽物ロレックスによくあるシリアルナンバーの違い

世界的有名ブランドであるロレックスは残念ながら偽物も多く出回っています。

しかし、偽物のロレックスは作りが雑で粗悪なことが多く、シリアルナンバーの確認によって真贋を判別できる場合もあります。

ここでは、偽物ロレックスに多いシリアルナンバーの特徴について解説していきます。

シリアルナンバーの刻印場所が違う

まず1つ、偽物によく見られる特徴が刻印場所の違いです。

本物のロレックスのシリアルナンバーは、上述したように製造年によってケースの外側6時の位置、またはベゼルの内側に必ず刻印されています。

製造年はリファレンスナンバーなどから調べることが可能です。

例えば製造年とシリアルナンバーの位置がちぐはぐになっている場合は、偽物の可能性が高いでしょう。

また、そもそも刻印が全くないというパターンも。

シリアルナンバーが刻印されているか、どこに刻印されているのか確認をするだけで、偽物かどうか判断する目安になります。

なお、ケースの外側にシリアルナンバーが刻印されている場合は、ブレスレットを外さないとナンバーを確認できません。

このブレスレットを外す際に、ケースを傷付けてしまう場合があるので十分注意してください。

ロレックスに限ったことではありませんが、腕時計は基本的に状態がきれいであればあるほど価値が高くなります。

ロレックスはかなり価値の高い品であるため、小さな傷1つでその価値が二束三文になるということはありません。

しかし、傷が付いていない状態と比較すると、やはり価値はグッと落ちてしまいます。

特に将来的に売却を検討しているなら、状態の維持を意識しましょう。

ギャランティカードと番号が一致しない

偽物かどうか見分けるためには、ギャランティカードとシリアルナンバーを見比べることもポイントです。

ロレックスを購入すると、本物であることを証明する「ギャランティカード(保証書)」が発行されます。

ただし、中古で購入するロレックスにはギャランティカードが付いていない場合もあります。

中古ロレックスの売却時にギャランティカードがセットになっているとは限らないためです。

ギャランティカードとセットであればロレックスが本物だとスムーズに判断できます。

ギャランティカードには、腕時計本体に刻印されているシリアルナンバーと同じ番号が記載されています。

つまり、ギャランティカードと腕時計の番号が一致しない場合は、偽物の可能性があるということです。

なお、ギャランティカードは紛失してしまうとそれっきりです。

再発行はしてもらえないので、手元にない場合は腕時計と番号の照合ができません。

さらに、近年はギャランティカードまで偽造の対象になっており、正規店以外で購入した場合は番号が一致しても100%本物とは言い切れない現状があります。

しかし、ギャランティカードがロレックスが本物か偽物か判断するための材料の1つになることは確かです。

ロレックスを売却するときも、できる限りギャランティカードはセットにしましょう。

もし紛失してしまっても腕時計単体で売却することは可能です。

ただし、ギャランティカードなど購入時の付属品はセットの方が高く売れます。

シリアルナンバーの刻印が浅い

シリアルナンバーの刻印がしっかり彫り込まれているかどうかも本物と偽物を見極めるためのポイントです。

本物のロレックスは1つ1つ職人による手作業で製造されており、シリアルナンバーも深くしっかりと刻まれています。

対して偽物は職人の手仕事ではなく、機械による量産品などがほとんどです。

製造のコストや手間などをできる限り省くため、細かな部分は作り込みが粗い傾向にあります。

シリアルナンバーも丁寧な掘り込みではなく、レーザーで簡易に加工していることが多いでしょう。

レーザーで深く彫り込むことは難しいことから、刻印が浅い、かすれている、歪んでいるなど、クオリティの低い状態になります。

このような粗悪な刻印は本物とは全く別物なので、確かな目を持つ鑑定士であればすぐに偽物だと見破れます。

シリアルナンバー以外でロレックスの偽物を見分ける方法

ここまではシリアルナンバーに注目して本物と偽物を区別する方法を紹介してきましたが、シリアルナンバー以外でもロレックスの偽物を見分けるポイントがあります。

ここからは、比較的わかりやすい偽物の見分け方を解説します。

風防にある透かし王冠マークの有無を確認する

偽物の見分け方としてまず注目したいのが風防にある透かし王冠マークの有無です。

ロレックスでは偽造防止を目的として、1999年から腕時計の風防ガラスの6時の位置に、透かし王冠マークを入れています。

この透かし王冠マークはシリアルナンバーのように深くしっかり彫り込まれているものではありません。

レーザーで非常に薄く繊細に彫られています。そのため、本物は光の当て方や角度を調整してうっすら見える程度。

肉眼ではっきり見えるような透かし王冠マークが入ったものは偽物の可能性が高いと言えます。

なお、前述した通りロレックスが透かし王冠マークの加工を始めたのは1999年からなので、それより前の製造年で透かし王冠マークが入っている場合はこれも偽物の可能性があります。

また、透かしマークが全く入っていないものも偽物の可能性を疑ってみてください。

ただし、本物のロレックスもミルガウスやディープシーなど一部のモデルは、透かし王冠マークが入っていない、または見えづらい場合もあるので注意が必要です。

透かし王冠マークでなかなか判断がつかない場合は、プロの目で見てもらうことも検討しましょう。

秒針が動く音を確認する

秒針の動きや動くときの音も本物と偽物を見分けるためのポイントです。

ロレックスは精巧なムーブメントを使用しており、秒針が文字盤を滑るようになめらかに動く特徴があります。

また、その滑らかな動きにより、秒針を刻むようなカチカチという音は鳴りません。

一方、偽物はコストをできる限り抑えるため、目に見えにくい部分は特につくりを簡易にする傾向にあります。

ムーブメントなどの内部機構は外から見えるわけではないので、適当に安価なものを使用して済ませることも珍しくないのです。

質の良くない部品を使用することにより、偽物のロレックスは秒針の動きに滑らかさがなく、カクカクと刻みます。

また、1秒ごとにカチカチと秒針を刻む音が聞こえることも。

秒針の動きや音を確認し、粗さや雑さを感じるようなら偽物の可能性があります。

デイト表示の動きを確認する

本物か偽物か見分ける方法として、デイト表示の動きを確認することも1つです。

デイトジャスト機能は、ロレックスが開発した腕時計の日付変更機能のこと。

午前0時になった瞬間、ジャストタイムで翌日の日付へと切り替わる見事な仕組みです。

防水性の高い「オイスターケース」、高度な自動巻き「パーペチュアル機構」とともに、ロレックス3大発明に数えられています。

ロレックスを代表する機能の1つであるデイトジャスト機能は、本物と偽物の違いが顕著に見られる部分でもあります。

デイト機能付きのモデルを本物か偽物か判断する場合は、リューズを操作して針を進め、日付が切り替わる瞬間の動きを確認してみましょう。

本物のロレックスはデイトジャスト機能により、午前0時になったとき一瞬にして翌日の日付へパチッと切り替わります。

しかし、偽物にはデイトジャスト機能は備わっていません。使用しているムーブメントも精巧なものではありません。

そのため、日付が変わる際は、時間の進みとともに日付が少しずつ動いていくという、本物のデイトジャスト機能からは程遠い様子が見られます。

デイト表示の切り替わりはわかりやすい部分なのでチェックしてみてください。

また、偽物のデイトのフォントは本物に比べてシャープさがない場合が多いため、こちらも要確認です。

買取店に査定を依頼してみる

究極の見分け方として、買取店に査定を依頼してみる方法も有効です。

粗悪な部分が多々ある偽物であれば見破ることはそう難しくはありません。

しかし、近年はスーパーコピーと呼ばれる精巧なロレックスの偽物も流通しており、一般人が真贋を見抜くのは困難な場合もあります。

かと言って、どんなに精巧であろうとも偽物をつかまされるのは腹立たしいものです。

そこでおすすめなのが専門的な目で行う鑑定。

本物か不安な場合は買取店に査定に出し、プロに鑑定してもらうのが一番です。もし偽物なら買取は断られます。

なお、ロレックスの鑑定のレベルは、持ち込む場所によって大きく差があるので注意が必要です。

例えば一般的なリサイクルショップでは真贋や価値を正確に鑑定できない可能性があります。

ロレックスを正しく鑑定し、精巧な偽物も見破るためには、豊富なノウハウや経験が必要です。

しかしブランド品に特化していない買取店では、ブランド品鑑定の専門的知識が少ないため、高度な鑑定を行うことが難しいのです。

ロレックスを正確に鑑定してもらうため、ロレックスに詳しいブランド品買取店を選び査定を依頼しましょう。

「買取エリート」はロレックスの買い取り実績が豊富なブランド品買取専門店です。

全国各地に複数店舗を展開しており、各店舗に経験豊富な鑑定士が常駐。

本物か偽物かを含め、正確な鑑定が行えます。

どの店舗もおしゃれで落ち着いた雰囲気があり、普段あまり買取店を利用しない人も来店しやすいでしょう。

また、店舗持込みだけでなく、出張や宅配での買取にも対応可能です、出張費や宅配の送料がかからず、遠方からでも利用しやすいことも魅力と言えます。

シリアルナンバーに不安があるならまず査定に出してみよう!

ロレックスはシリアルナンバーを確認することで、偽物かどうかを見分けられることもあります。

しかし、スーパーコピーなど精巧な偽物は、素人には判断が難しい場合も。

手元にあるロレックスの真贋がわからず不安な場合は、プロの目で査定してもらいましょう。

ロレックスの取り扱い実績が豊富な買取エリートにぜひ問い合わせてみてください。

ロレックスの価格は20年前より高い!変動の理由や高騰モデルを解説

嗜好品として人気の高い腕時計ですが、その中でもロレックスは高級品の代名詞として知られています。

そんなロレックスですが、20年前の2002年あたりは2022年よりも価格が安かったのをご存知でしょうか。

当時のロレックスの買取金額がどの程度が上がったのか気になる人も多いでしょう。

そこで今回は2002年前後のロレックスが高騰した理由や価格比較、売却時の注意点などを紹介します。

ロレックスの価格は2種類ある

ロレックスは「正規販売店」もしくは「並行輸入店」のどちらかで購入する事になるのが基本です。

それぞれで販売価格が異なるため、まずは基礎知識としてこの2種類の違いについて見ていきましょう。

ロレックス正規販売店の価格

世界的なブランドであるロレックスは様々な国に正規販売店を設けています。

正規販売店とはスイスにあるロレックス本店と販売契約を結び、ロレックス社製商品を直接仕入れているショップの事です。

正規販売店はロレックスの厳正な基準をクリアした製品を取り扱っており、商品が本物であるという安心感の高さが特徴となっています。

店舗で接客を担当するスタッフはロレックスの知識が豊富であり、細かい部分まで説明を受けられるので納得のいく買い物が出来るでしょう。

充実したアフターサポートやロレックスならではの丁寧な接客も魅力です。

正規販売店は安定して本物を手に入れられる一方、原則としてロレックスが提示している定価で商品を販売しています。

店舗が独自にセールや値引きを行う事がないので留意しておきましょう。

逆に言えば全国どこの正規販売店で購入しても定価となるので、地域による価格差がありません。

また、ロレックスを定価販売している店舗には正規代理店も挙げられます。

正規販売店との違いはロレックス本店と店舗の契約内容です。

消費者が商品購入時に支払う代金や受けられるサポートについて大きな差はありません。

並行輸入店の価格

並行輸入店では海外で販売しているロレックス製品を店舗が独自に輸入し、それらを日本国内の消費者に販売しています。

正規店ではないからと言って偽物や違法な商品を扱っている訳ではないので安心しましょう。

本店や代理店を介さない販売ルートとなっているため、消費者は定価から値引きされた販売価格で購入する事が可能です。

セールやキャンペーンも店舗の意向次第で開催出来ます。

その一方でプレミアが付いた商品に関しては定価以上の値が付いている場合があるので注意しましょう。

並行輸入店は中古品の買付け・買取を行っているショップもあります。

正規販売店では取り扱いが終了しているような商品が見つかる場合があるので、選択肢の幅が広がるという点もメリットであると言えるでしょう。

商品やブランドである程度相場は決まっているものの、並行輸入店の販売価格はそれぞれの店舗が決めています。

したがって、お得にロレックスを購入するためには各ショップを比較する必要があるでしょう。

買付けに関してもショップスタッフが行っている場合が多いので、商品の質もショップによってまちまちです。

中にはキズや汚れが付いていたり、部品が緩んでいたりするものもあります。

ネットの口コミや店舗スタッフの知識量・接客などを優良店であるかどうか見極める判断材料にしてみてください。

【モデル別】20年前と現在のロレックスの価格を比較!

ロレックス製品は価格変動が大きい事でも知られており、2002年から2022年までの20年間でも高騰した型番は多いです。

ここでは代表的なステンレスモデルを例に、20年前と2022年時点での価格を比較検証していきます。

コスモグラフ デイトナ

ロレックスの人気を象徴すると言っても過言ではない代表モデルが、コスモグラフデイトナです。

単に「デイトナ」と呼ばれる事も多いこのモデルは、1963年にレーサーからの要望に応える形でリリースされました。

モデル名はアメリカにある「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」に由来しています。

ロレックス製品の中で唯一ストップウォッチ機能(クロノグラフ)が搭載されているモデルとなっているなど、随所にスポーツモデルならではのこだわりが垣間見える仕上がりです。

デザイン・機能性のどちらを取っても隙のないロレックスのフラッグシップモデルと言えるでしょう。

デイトナはその人気から価格が高騰しやすいモデルとしても知られています。

例えば第2世代としてリリースされた「Ref.116520」は2003年当時定価80万8500円でしたが、後継モデルのRef.116500LNは2022年1月時点で定価160万9300円となっていました。

品薄状態が続き定価での購入が難しく、並行輸入店では旧型のRef.116520でも一時的に販売価格が600万円近くまで上がっていたのです。

サブマリーナーデイト

サブマリーナーデイトは1953年に発表された世界で初めてのダイバーズウォッチであり、マリンスポーツを強く意識した仕様が人気を博しました。

特徴的なのはその防水性の高さであり、水深100mまで使用可能という仕様になっています。

スタイリッシュなデザインはもちろんの事、当時飛躍的に防水技術を進歩させた点においても評価が高いモデルです。

2022年時点では水深300mまで対応可能なモデルもリリースされています。

サブマリーナーデイトにもいくつかのバリエーションが存在しますが、文字盤にカレンダーをあしらったデイトモデルは特に人気が高いです。

サブマリーナーデイトの第4世代となる「Ref.16610」は1988年に登場し、2003年時点での定価は51万2400円でした。

その後継機となる「Ref.116500LN」は2022年1月に定価160万9300円をマークしています。

サブマリーナーデイトはデイトナに次ぐ人気モデルとなっているため、正規販売店での購入が難しいです。

並行輸入店であれば比較的入手しやすいものの、Ref.16610の販売価格が2022年に300万円を超えています。

エクスプローラー

ロレックスのエクスプローラーシリーズは登山愛好家や洞窟探検家をターゲットにしたモデルです。

寒冷地帯のような極限環境にも対応する高い耐久性と視認性の良さが最大の特徴となっています。

1953年発売のエクスプローラー1はシンプルなデザインながらも、黒い文字盤に映える「3・6・9」の3つの数字が印象的です。

視認性を確保しつつもムダをそぎ落とすために、ケースサイズが36mmと小さめに設計されていました。

国内でエクスプローラーの人気に火が付いたのは1990年代後半の事で、テレビドラマに出演していた人気俳優が着用していたためと言われています。

2001年から2010年まで製造が続いた「Ref.114270」は、2003年当時の定価が43万8900円でした。

その後継機であるRef.124270は2022年1月の段階で定価79万3100円に高騰します。

並行輸入店での相場は定価より安い傾向にありますが、それでも約75万円で取引される場合が多いです。

GMTマスターⅡ

1950年代は航空技術が大きく進歩した時期であり、ロレックスでもパイロット向けの製品として1955年に「GMTマスター」と呼ばれるモデルをリリースしていました。

細かいモデルチェンジを重ねていたGMTマスターは、1982年に「GMTマスターⅡ」として大きな進化を遂げる事となります。

それまでのGMTマスターはベゼルと24時間針によって2ヶ国の時間を表示する事が可能でしたが、GMTマスターⅡではさらに独立した短針を組み合わせて最大3ヶ国の時間を瞬時に確認出来るようになりました。

高い機能性に加えて空の旅を彩る華やかなカラーリングが徐々に人気を集め、数あるロレックスの中でも人気のラインナップとして定着したモデルです。

デイトジャスト

デイトジャストは1945年発売という古い歴史を持つモデルであり、ロレックスの歩みを語る上でを重要な意味を持ちます。

ゴールド素材を使用したフルーテッドベゼルは、ロレックスならではのゴージャス感を演出するパーツです。

文字盤3時の位置には日付を表示する小窓が設けられており、普段使いの利便性と洗練されたデザインを両立させています。

基本的な仕様を踏襲しつつ多数のバリエーションを展開している点も魅力です。

幅広く支持を得たデイトジャストは、一目でロレックスと分かる典型的なモデルとして認知されています。

デイトジャストシリーズの「Ref.16220」は2003年時点で定価43万500円でした。

その後継機種「Ref.126200オリーブグリーン文字盤」は2022年1月に定価80万4100円が付けられました。

デイトジャストについては、並行輸入店で極端に価格高騰して定価以上の値が付く事があまりありません。

ロレックス製品は大きく分けて「スポーツモデル」と「ドレスモデル」の2種類にカテゴライズされますが、定価以上の価格で取引されるのは基本的にスポーツモデルです。

上記4つのモデルはすべてスポーツモデルですが、デイトジャストはドレスモデルに分類されます。

ロレックスの価格が上がる理由とは?

20年前と比べて倍近くの価格になる事も珍しくないロレックスですが、何故そのような現象が起きるのか気になる人も多いでしょう。

ロレックス製品高騰の背景には、主に次のような理由が挙げられます。

定価が値上がりしている

ロレックス製品の価格高騰は、そもそもの定価が上昇傾向にあるという事が大きな理由の1つとして挙げられます。

ロレックスには希少性の高い部品や高品質な原材料が用いられているため、針やインデックスに使う金といった材料費の変動が定価に及ぼす影響は小さくありません。

その他にも製造コストや人件費などを加味した上で、ロレックスでは定期的に定価の見直しを行っているのです。

特に2019年以降は新型コロナウイルスの影響も相まって、ロレックスはほぼ毎年値上げに踏み切っています。

並行輸入店の販売価格設定は基本的にロレックス公式の定価を基準としているため、定価が値上がりすれば中古品も含めてモデルやブランド全体が値上がりするのです。

生産量が少ない

ロレックスは世界的に人気が高い時計ブランドですが、機械生産ではなく、一つひとつ職人の手作業で製造する事にこだわりを持っています。

デザイン・設計・組み込みなど各工程にスペシャリストを抱えるロレックスは、納得のいく品質を実現するために手間隙を惜しみません。

さらに厳正な検査基準を設けて万全の体制でチェックを行っています。

ハンドメイド製造以外のテスト作業にも時間がかけられているため、生産量には限界があるのです。

2020年に新型コロナウイルスが流行すると製造が滞ったり海外取引が制限されたりと大きな影響を受け、さらに生産量が減少しました。

ロレックスの魅力に惹かれた多くの購入希望者に対して十分な生産量ではないため、希少価値が高まり価格が高騰していく傾向があります。

需要が増加している

ロレックスは世界中で愛されるブランドとして認知されており、愛好家も数知れません。

モルガン・スタンレーの調査によると、ロレックス社が2021年の腕時計市場で占める割合は約30%にも上ります。

シェア2位のオメガ社のシェア率が約7%である事を鑑みると、その需要の高さが伺い知れると言えるでしょう。

経済成長中のインドや中国においては高級時計を所有する事が資産的なステータスとしてブームになっており、ロレックスの需要が高まっています。

そういったブームが起きている国々への流通量が増えているため、日本国内のロレックスは流通量が減少傾向です。

日本国内では価格の高騰とリセールバリューが注目を集め、投資目的で購入する人が増えています。

こうした需要の高まりによってロレックスは価格が高くても売れる状態が続いており、価格高騰の流れが止まらないのです。

古いロレックスでも買取は可能?

ロレックスは並行輸入店や質屋などで買取が行われていますが、それは新しいモデルに限った事ではありません。

ロレックス愛好家の中には20年前のような古いモデルが好きでコレクションしているという人も多いです。

ショップ側としてもそうしたニーズに応えるため、ロレックスに関しては古いモデルでも積極的に買取っています。

中古市場の相場も高騰しているため、ショップがコストをかけて修理・販売しても利益が出るのです。

また、ロレックス純正の部品は修理を請け負う業者や愛好家からの需要があります。

部品だけでも価値があるので手持ちのロレックスが壊れていたとしても買取ってもらえる可能性は高いでしょう。

一部の古いモデルはアンティーク品としての価値があり、数十年前のロレックスが高価で取引される事も珍しくありません。

20年前のロレックスを売却するときの注意点

ロレックスはただでさえ高価で買い取られているブランドですが、売却時の利益を最大化するためにはいくつか注意しておきたいポイントがあります。

以下では古いロレックスを売却する際の注意点を見ておきましょう。

ボロボロでも修理をする必要はない

20年前のロレックスともなると、部分的に故障していたり部品が破損していたりする事もあるでしょう。

しかし、査定に出すからといって事前に修理する必要はありません。

確かに修理して状態を良くした上で査定に出せば、買取金額は上がるでしょう。

ただしロレックスの修理は素人では難しいため、基本的には専門業者に依頼する事になります。

修理によってアップした買取金額の幅よりも修理費が上回ってしまえば、結果的に査定前に修理した事で損をしてしまうのです。

モデルや時計の状態にもよりますが、時計のオーバーホールは一般的に3万~10万円程度が相場とされています。

高く売れるタイミングを狙う

中古品の買取価格は時期によって変動するため、高く売れるタイミングを見極める事が大切です。

特にロレックスは常に価格が流動しているため、売却時期は慎重に選びたいところです。

例えばロレックスは輸入であるため、円安が進行しているタイミングでは市場価格が高騰します。

市場価格と買取金額は連動しているため、円安時はロレックスを高価で売却出来る可能性が高いです。

ロレックスから新しいモデルが発表・リリースされたタイミングも売却に適しているとされています。

新作が発表されると既存モデルが生産終了となり、それ以後入手しにくくなるという流れが一般的です。

ロレックスの廃盤モデルは価格が高騰する傾向にあるため、人気モデルの後継機種が発表された場合は手持ちの既存モデルの売却を検討するのも良いでしょう。

また、中古市場の価格は世間的な需要の多さにも左右されています。

ロレックスに関して言えば社会人のボーナスが出て経済的に余裕が出来るタイミングや、就職時の贈り物として需要が高まる春先あたりが狙い目です。

古いロレックスの買取が得意な買取店を選ぶ

ロレックスは時計愛好家ではない人でも名前を知っているほど認知されているブランドですが、すべての人がその価値を理解している訳ではありません。

それは買取を行っている業者についても同様であり、ショップによっては古いロレックスを単に「状態の悪いブランド品」として査定しているケースがあります。

買取価格が低いばかりか、場合によっては買い取ってもらえないという事もあるでしょう。

古いロレックスを売却するのであれば、ロレックスに精通しているのはもちろん古いロレックスについても積極的に買い取っているショップを選ぶ事が重要です。

例えば「買取エリート」では専門知識を持った鑑定士が査定を担当するだけでなく、買い取った商品のメンテナンスを自社で賄う事で修理コストの削減に成功しています。

古いロレックスでも高価買取が可能となっているため、売却先の候補としておすすめです。

また、LINEで画像を送信するだけで簡易的な事前査定を行ってくれるので、店舗に足を運ぶのが難しい場合でも手軽に買取金額を調べる事が出来ます。

値上がりが続くロレックス!古いモデルも諦めず査定に出そう

ロレックスの需要は右肩上がりの状態が続いており、今後も価格が上昇していくと予想されています。

数十年前のモデルでも売却可能である可能性は高いです。

実は人気モデルであったり年式の割に状態が良かったりすれば、思わぬ高値で買い取ってもらえる事もあるでしょう。

古いからと諦めてしまわず、積極的に買取を行っているショップを探してみましょう。

古いロレックスの査定を得意とする買取エリートはおすすめの選択肢です。

買取できないロレックスについて徹底解説!査定時に注意したいポイントとは

ロレックスは世界中で人気が高いため中古市場も活発で、高いリセールバリューがあることで知られています。

ただし、状態によっては買取を断られてしまうこともあるので注意が必要です。

本記事では買取できないロレックスの状態や、ボロボロのロレックスを査定に出す際の注意点、買取を断られた場合の対処法などを解説します。

状態が悪いロレックスの買取は可能?

ロレックスは腕時計の王様と呼ばれるほど世界中で人気があるため、傷があったり故障したりしていても買取可能なことが多いです。

買取店は、買い取った後に修理などをして再販しています。

ロレックスなら修理費用を差し引いても利益が出やすいためです。

ただし状態が悪いロレックスは修理に費用がかかる分、状態の良いものと比べて買取価格が大きく下がりやすいです。

ロレックスの腕時計は部品がすべて純正であり、腕時計として使えない状態でも部品だけ再販できる場合もあります。

何世代も前の古いモデルでも、買取を諦める必要はありません。

ロレックスにはファンが多く、アンティークとしての需要もあるため買取に出す価値はあります。

ロレックスで特に人気が高いモデル3選

ロレックスの中でも人気のモデルは、状態が悪くても高額で買い取ってもらえる可能性があります。

特に人気が高いモデルを3つご紹介します。

コスモグラフ デイトナ

デイトナは1960年代にカーレーサーのために開発された、ロレックスで唯一のクロノグラフ搭載モデルです。

クロノグラフとはストップウォッチや時速を計算できる機能で、経過時間を表示するための針とクロノグラフを操作するためのボタンがついています。

3つのプッシャーやインダイヤル、タキメーターベゼルなど特徴的なデザインが人気を集め、ロレックスの王様とも呼ばれています。

近年は人気のあまり正規店でも買えないほどの品薄状態で、中古品や並行輸入品は定価の何倍ものプレミア価格となっています。

サブマリーナー

サブマリーナーは1950年代に開発された、世界初のダイバーズウォッチです。

幾度にもわたる改良の結果、100~300メートルもの深海にも耐えることができます。

ダイバーの命を守るための機能性や耐久性の高さや、初期からデザインがほとんど変わらない普遍性が人気を集めています。

素材やカラーなどのバリエーションが豊富で、赤サブや軍サブなどレアモデルが多いことでも有名です。

赤サブとは赤サブマリーナのことで、日付表示つきサブマリーナーデイトのRef.1680の一部の製品です。

文字盤にある「SUBMARINER」の文字が赤いものを指します。

軍サブ(軍用サブマリーナ)はRef.5517のことで、イギリス軍のオーダーで作られた軍用時計です。

「ミリサブ(ミリタリーサブマリーナ)」とも呼ばれています。

Ref.5513の派生モデルで、スペックは同じですがデザイン面が大きく異なります。

エクスプローラー

エクスプローラーは過酷な環境に挑む探検家のために開発されたアドベンチャーウォッチで、耐久性や視認性の高さが特徴です。

ロレックスとしては比較的リーズナブルで、エントリーモデルとして多くの人に購入されています。

ロレックス初のスポーツモデルで、シンプルで着用シーンを選ばないデザインや普段使いしやすい頑丈さが人気の理由です。

頑丈さの秘密はロレックスが特別に開発したオイスタースチールで、耐食性にも優れています。

ロレックスの水深100メートルまでの防水性能を保証された時計のほとんどに搭載されている、二重密閉構造の防水システムを備えているので雨や雪にも負けません。

「探検家」の名前通り極地探検家や登山家、洞窟探検家などが実際に使用してテストを行っています。

日付表示や24時間針と24時間目盛り入りのベゼルを備えて昼夜の区別がつけられるようになり、一層探検向きになったタイプもあります。

地球上のどんな場所にいても正確な時を知ることが可能です。

要注意!買取できないロレックスの状態

いくらロレックスと言えども、時計の状態によっては買取を断られる場合もあります。

代表的な買取できないロレックスの特徴について解説します。

部品に深刻なダメージがある

先に述べた通り買取店はロレックスを買い取った後に修理して再販するため、部品がひどく壊れていて修理できない場合や、修理に費用がかかり過ぎて利益が薄くなる場合は買取不可になる可能性があります。

例えば文字盤が破損している、針が動かないまたは曲がっている、ケースが大きく変形しているなどが典型です。

文字盤は腕時計の最も目立つ部分です。

繊細に作られているので、修理の難易度が上がります。

ガラス(風防)が割れているだけだとしても、交換ができない場合もあります。

部品交換のコストもかかるので敬遠されがちです。

針が曲がっている場合も、文字盤の破損と同様の理由で買取は難しいでしょう。

針が動かない場合は原因を突き止める必要があります。

電池が切れているなどの単純な理由から、内部の深刻な故障まで原因は様々です。

小規模のリサイクルショップなど修理に自信のない買取店では、詳しい店ならすぐに直せるようなちょっとしたトラブルでも買取を拒否されることもあります。

ケースの変形とは裏蓋や胴体部分の変形です。

ケースが大きく変形している場合は、ガラスも割れている可能性があります。

外側だけでなく内部のモジュールにも影響を与えていれば修理はなおさら難しく、部品の交換も高額になりがちなので買取が困難になります。

偽物の可能性が高い

ロレックスは高額かつ人気のブランドなので偽物が多く、近年は精巧なスーパーコピーも増えています。

正規店での購入なら心配はありませんが、並行輸入店や個人から買ったロレックスには偽物が紛れていることもあります。

買取店に偽物を売りに来る人のほとんどが、自分のロレックスが偽物だとは気づいていません。

純正品以外の部品で修理している場合は偽物とまでは言えませんが、機械の内部が純正品でない場合は買い取ってもらえません。

外装の部品だったとしても減額の対象になります。

買取店では知識と経験のある鑑定士が真贋を鑑定しているため、偽物や純正品以外の部品を使っている場合は見抜かれる可能性が高いです。

偽物を再販するのは犯罪行為であり、業界や社会の信用も失うため買取店が偽物を買い取ることはありません。

ロレックスにはシリアルナンバーがありますが、ベルトを外さないと見えない場所かインナーサークルにあるため普段使いでは消えません。

消えるはずのないシリアルナンバーに傷がついたり消えたりしている場合も、偽物のリスクがあるため多くの買取店は買い取りません。

カスタマイズしている

ロレックスには正規のベゼルや文字盤に、別の専門業者がダイヤなどのジュエリーを追加した「アフターダイヤ」というカスタム品があります。

アフターダイヤは純正以外の手が加わったメーカー非公式品なので、国内ではほぼ取り扱われていません。

買い取ってもカスタム前の状態に戻す手間と費用がかかるため、買取を断る買取店が多いです。

ダイヤが取り換え可能な部分にのみ施されている場合には、部品を正規品に交換することで買い取ってもらえるようになります。

カスタムした部分のパーツ交換が容易だったり部品だけ活用できたりする場合はそのままでも買取可能なこともあるので、アフターダイヤを持っている場合には買取店に相談してみましょう。

そのほかにもメーカー純正ではない素材を使ったり、オリジナルにはないメーカー公認ではない加工を行ったものはすべてカスタム品です。

ケースやベルトなどの素材を替えたり、文字盤などを替えてスケルトンにするなど外装のカスタムになります。

カスタムの専門店もあるほどなので、カスタム品にも一定の需要はあるはずです。

どうしても売りたい場合はネットなどを利用して、個人的に売買すると良いかもしれません。

状態が悪いロレックスを査定に出すときの注意点

状態が悪いロレックスは修理が必要な分、状態の良いものより査定が下がりやすいのはすでに述べた通りです。

ここでは愛着のあるロレックスを、少しでも高く買い取ってもらうために知っておきたい注意点について解説します。

事前に修理の見積もりをとる

状態の悪いロレックスは、査定に出す前に修理費用の見積もりをとりましょう。

ロレックスの修理は正規店や日本ロレックスのほか、時計の専門店や修理業者などにも依頼できます。

事前に大まかな修理費用を把握しておくと、買取査定に出した際の減額幅が妥当かどうか、良心的な買取店か否かがわかります。

また買取店が独自に修理部門を持っていれば買取価格は上がり、買い取った後に正規店などに修理に出す仕組みなら買取価格は低く抑えられるので、事前に調べてみるのも良い方法です。

修理にかかる費用以上に買取価格がアップする保証はないため、査定前に実際に修理を受ける必要はありません。

ロレックスの買取実績が豊富な買取店を選ぶ

ひと口に買取店と言っても、取り扱う商品の種類などによってそれぞれ得意不得意があります。

ロレックスに詳しくない大型リサイクルショップなどの場合はモデルの価値や相場などを正しく鑑定できず、適正価格で買い取れない可能性が出てきます。

買取専門店なら最新の価格で取引ができ、その場で現金を支払ってもらえます。宅配買取の場合は、即日振込が可能な買取店もあります。

買取店のホームページなどを確認し、ロレックスの取引実績が豊富なブランド品買取専門店を選ぶと安心です。

付属品も一緒に査定に出す

ロレックスに限らず中古品は新品の状態に近いほど高値で売れやすいため、購入時の付属品はすべて揃えて査定に出しましょう。

付属品はモデルによっても変わりますが、外箱やギャランティカード、サイズを調整した際に余ったコマなどがあると査定額のアップが期待できます。

ギャランティカードとは正規品につく保証書のことで、本物の証明となるギャランティカードは特に重要です。

紛失していると、買取価格が大幅に下がることもありますもしもロレックスにオーバーホールを依頼したことがあれば、オーバーホール証明書によって本物であることを証明できるので買取の際には必ず持参しましょう。

並行輸入品に対しては国際証明書が発行されています。名称は違っても、ギャランティカードと同等の役割を持つものです。

並行輸入品にのみ付属している保証マニュアルや、正規品にのみついているロレックスの紙袋など購入時に付属していたものはすべて持ち込むと査定に反映されます。

余ったコマがあればブレスレットを調整して腕時計を使える人が増えるので、売れる確率が上がり買取価格も上がります。

できるだけ掃除をしておく

状態の良くないロレックスを汚れたまま査定に出すと、クリーニング費用がかかったり心証が悪くなったりして買取価格が更に下がることもあります。

ロレックスの象徴ともいえるオイスターブレスレットやジュビリーブレスレットなどの各種ブレスレットやベルト、ケースの裏側は直接肌に触れているため汗や皮脂で汚れやすくなっています。

ステンレス製のブレスレットは、コマの間やクラスプの隙間に詰まった汚れを歯ブラシや爪楊枝、綿棒などを使って傷をつけないよう慎重に掻き出しましょう。

次にリューズやボタンを綿棒で拭きます。落ちにくい部分は爪楊枝で擦ると汚れが落ちやすくなります。

素材がゴールドのケースやブレスレットは傷がつきやすいので、時計のケア専用のブラシを使う方が無難です。

細かい部分の掃除が終わったら、全体を柔らかいファイバークロスなどで丁寧に拭き上げます。

汚れがひどい場合には、石鹸水や中性洗剤を混ぜた水で洗います。

汚れが落ちたらよくすすいで、しっかり乾かすことが大切です。

凝固した汚れは、綿棒にベンジンやアルコールをつけて拭くと落ちやすくなります。

宝石がついているモデルの場合は、洗剤でくすんでしまうことがあるので注意しましょう。

皮ベルトの場合は、専用のクリーナーか薄めた中性洗剤を柔らかい布に染み込ませて拭きます。

乾燥は変色しないよう直射日光を避け、風通しの良い場所で行います。

ロレックスの買取を断られたときの対処法

この章では、ロレックスの買取を断られた場合の対処法について解説します。

フリマアプリやオークションサイトで売る

買取店に断られたロレックスでも、個人なら「それでもいい」と購入してもらえる可能性があります。

フリマアプリやオークションサイトを利用する場合は、状態などを詳しく説明した上で販売価格を設定しましょう。

自分の希望額や予想外の高値で売れるかもしれないというメリットもありますが、出品作業から購入者との連絡、発送まですべて自分で対応しなければなりません。

場合によっては、キャンセルや返金に応じる必要も出てきます。

悪気はなくても気づかなかった傷や故障の記載漏れなど、状態の悪いロレックスはトラブルになりやすいのも事実です。

腕時計に関する知識が不足していると、相場より安く売ってしまうこともあります。

偽物だとわかっているロレックスを販売すると罪に問われます。

壊れたロレックスでも買取可能な業者に売る

ロレックスの買取の可否や査定額は買取店の自由であり、店舗ごとに対応可能なロレックスの状態も異なります。

サイトなどに「壊れていても買取可能」と書かれていれば買い取ってもらえる可能性が高いため、実際に買取をしているかはサイトを見て判断するのがわかりやすいです。

最初の買取店で買取できないと言われた場合でも、ほかの買取店なら買い取ってもらえることもあるので複数の店舗に査定を依頼してみましょう。

複数の店舗に査定を依頼することで、自分のロレックスがどの程度の価値なのか相場を知ることもできます。

「買取エリート」は、ロレックスの豊富な取引実績を持つ買取専門店です。

一方で独自に複数の販売網も持っており、買い取った品物を販売できるという強みも持っています。

鑑定士に裁量があるため、価格交渉をすると初めに提示された査定額よりも高く売れる可能性があります。

買取価格に自信があるので価格交渉も歓迎しています。

また、自社や提携修理店で修理を行っている点も魅力です。

これによりメンテナンスにかかるコストを大幅にカットでき、その分を買取価格にプラスすることで高額買取を実現しています。

修理箇所の費用相場にも詳しいため、正確で適正な価格を出すことも可能です。

そのためガラスが割れている、動かないなどの状態の悪いロレックスも高く買い取ることができます。

買取エリートの査定は過去と最新の相場から今後の相場動向を算出する独自のシステムで、他店では出せない高額査定を提示できます。

査定や買取には一切費用がかかりません。

店頭買取のほかにLINE査定やメール査定、宅配買取や出張買取もあるので自分の都合に合わせて好きな査定や買取方法を選べます。

来店日を予約すると、買取価格が最大10%アップします。

高価な品だからこそ10%は高額です。

2点以上の品物をまとめて査定することで、ボーナス査定が追加される「おまとめ査定」もあります。

ロレックスの高額査定はもちろんですが、ほかのブランドや腕時計以外の品物にも詳しいので安心してほかの品物も一緒に持ち込むことができます。

ロレックスなら状態が悪くても売却できる可能性は高い!

ロレックスは深刻な破損があったり偽物だったりしなければ、多少状態が悪くても買い取ってもらえる可能性が高くなります。

それでも状態の良いものよりは査定が下がってしまうので、壊れたロレックスにも強い買取店を選ぶことが大切です。

買取エリートなら買取実績が豊富なだけでなく、独自の査定システムや複数の販売網、自社メンテナンスなどで高額買取が実現します。

ロレックスには売り時がある!高く売れるタイミングや買取店の選び方とは

高級腕時計メーカーとして世界中で人気のロレックスは、リセールバリューの高さでも有名です。

圧倒的な需要があるので、他のメーカー品よりも高額な買取を期待できるでしょう。

また、売り時を考えればさらに高値が付くこともあります。

この記事では、ロレックスの並行輸入品や中古品の価格が上がっている理由を説明しつつ、高値が付きやすいタイミングや売却先の選び方を解説します。

高騰するロレックスの価格

ロレックスはスイスの腕時計ブランドであり、業界トップクラスの人気を誇ります。

その製品は実用性とデザイン性を両立させており、所有するのは一種のステータスになっています。

以前からロレックスは高級ブランドとして知られていました。

そのうえで、ロレックスの並行輸入品や中古品の価格が高騰し始めたのは2017年ごろからです。

高騰の理由には、需要と供給のバランスの崩壊が挙げられます。

ロレックスは人気が高まるあまり、需要に供給が追い付いていない状態です。そのため、ロレックスの腕時計にはプレミア価格が付けられることも珍しくありません。

たとえば、メーカーを代表するモデルの「デイトナRef.116500LN白文字盤」は短期間で価格が大きく変動しました。

2017年に約213万円だった平均相場は、2019年に約280万円、2021年に約408万円を記録しています。

しかも、2022年には一時560万円を超えていました。

デイトナのほかにも、サブマリーナーやGMTマスター、エクスプローラーなどのスポーツモデルは愛好家からの評価が高く、価格も上がり続けています。

ロレックスの価格が高騰している理由

需要と供給のバランス以外にも、ロレックスの価格が高騰している理由はあります。

以下、価格高騰の理由を解説します。

新型コロナウイルスの流行により生産量が減少した

2020年初頭から感染が拡大した、新型コロナウイルスの影響もロレックスの価格に影響を与えました。

そもそも、ロレックスでは専門の職人が手作業で組み立て、腕時計を製造してきました。

そのうえで、独自の厳しい検査を行い、テストを重ね、時間をかけて完成させています。

つまり、ロレックスはもともと大量生産型のメーカーではありませんでした。

そして、中国をはじめとする海外での需要が拡大すると、日本への流通量も減っていきます。

2010年代に入ってからはロレックスが国内で品薄となり、愛好家は並行輸入品や中古品に注目するようになっていました。

そのような状態で、新型コロナウイルスが世界中で蔓延し始めます。

活動自粛や流通の停滞が続き、これまでのようなペースで腕時計を生産できなくなっていきました。

さらに、原材料の入手も困難になっていきます。

今まで以上に生産量が減ったロレックスは、流通量に対して購入希望者が多すぎる事態になっています。

その結果、正規店以外ではロレックスの価格が高騰し、プレミア商品だとみなされているのです。

購入制限により入手難易度が上がった

ロレックスは消費者に購入制限を設けて、需要と供給のバランスを正そうとしてきました。

しかし、結果的にはこの取り組みが価格高騰へとつながってしまいます。

そもそも、ロレックスのような高級腕時計は転売や投資に利用されることが珍しくありませんでした。

そのため、一部の人がロレックスを大量に買い占める問題へと発展していきます。

ブランド側は買占めや転売の対策で、2019年から正規店での購入制限を実施し始めました。

対象となったのは、特に人気のあったデイトナやサブマリーナ、GMTマスター、エクスプローラーなどのモデルです。

具体的には、これらのモデルを購入した人は、同モデルを5年間購入できなくなります。

さらに、ほかの対象モデルも1年間購入できません。

裕福な腕時計コレクターであっても、正規店では自由にロレックスを買い集められなくなりました。

そこで、コレクターは並行輸入品や中古品で欲しいモデルを探すようになったのです。

こうしてロレックスの価格は上がり、中古品でも入手困難になっています。

定価の値上げが繰り返されている

そもそも、ロレックスの定価自体が上がっていることも、価格高騰の背景に挙げられます。

ロレックス商品の定価はスイス本店によって調整されてきました。

日本国内の正規店も本店に準じて価格を付けています。

そして、ロレックスの高騰が始まったことに合わせ、2019年から2021年まで、本店は商品の定価を値上げしてきました。

2022年1月にも値上げは行われています。

モデルにもよるものの、およそ3~10パーセントの値上げ幅が記録されました。

たとえば、デイトナの場合は約15万円の値上げがなされています。

並行輸入品や中古品の価格は通常、定価に比例して変動します。

すなわち、定価が上がり続けていると、並行輸入品や中古品の価格も高くなってしまうのです。

高値がつきやすいロレックスの売り時5選!

タイミング次第で、ロレックスを通常よりも高く買取ってもらうことは可能です。

特別な時期を狙えば、相場よりも高くロレックスを売れる可能性もあるでしょう。

ここからは、代表的なロレックスの売り時を5つ紹介します。

為替相場で円安が続いている

もしも為替相場で円安の期間が長くなっていれば、ロレックスの売り時だといえます。

なぜなら、日本におけるロレックスは輸入品なので、正規店が販売する際の価格は、為替相場の影響を受けるからです。

たとえば、1ドルが100円のときに1万ドルのロレックスを販売していると、日本での価格は100万円になるでしょう。

一方、円安で1ドルが130円になれば、同じロレックスでも国内の販売価格は130万円に上がってしまいます。

円安になると、海外から輸入する商品は大幅な値上がりをすることも珍しくありません。

そして、定価に比例して並行輸入品や中古品の価格も高騰するのです。

円安でロレックスが値上がりしているときは、買取価格も高くなりやすいでしょう。

注意したいのは、為替相場がロレックスの定価に反映されるまでには少しの間隔がある点です。

1カ月ほど待たなければ、円安の影響は表れません。さらに、定価が変動するのも一部の人気モデルに限られます。

ボーナス支給月や進学・就職シーズンが近い

世間の購入欲が高まっている時期には、ロレックスの需要も高まります。

このタイミングでロレックスを売ると、買取価格は高くなりやすいでしょう。

ボーナス支給月となる6月や12月の前後、記念品の需要が高まる進学や就職シーズンなどは狙い目です。

なぜ特別なタイミングでロレックスを買う人が多いのかというと、高級腕時計は気軽に買えるものではないからです。

その中でもロレックスは、廉価モデルでも数十万円はします。

経済的な余裕があったり、人生の重大事が起きたりしない限り、購入する人は少ないのです。

逆に、これらのタイミングでは自分へのご褒美やギフトでロレックスを買う人が増えます。

そして、ロレックスを取り扱っている店舗は需要が増える時期に、多くの在庫を確保しなくてはなりません。

多少高値で買い取ったとしても販売することができます。

そのため、ボーナス支給月、進学や就職シーズンにはロレックスを高値で売れるようになるのです。

メディアで話題になった

中古市場のトレンドにはメディアが大きく影響しています。

ロレックスも例外ではありません。

メディアで商品が話題になると、世間からの認知度が大きく上がります。

さらに、人々が購買意欲を刺激されるので需要も高まります。

その結果、短期間で価格が高騰する可能性もあるのです。

特にロレックスは有名ブランドなので、メディアで取り上げる頻度が低くありません。

テレビで有名人がつけていたり、SNSで紹介されたりすることが多いといえます。

そのほか、ドラマや映画で人気俳優が着用するケースもありえるでしょう。

これらの話題が拡散されると、該当するモデルの需要が高まり値上がりします。

ただし、メディアの影響は予測がつきにくく、タイミングもなかなか読めません。

しかも、高騰する時期がすぐ終わることもあります。

話題になったらすぐ売却できるよう、SNSや芸能ニュースをこまめにチェックしておきましょう。

有名人が公の場に出てくるときのファッションも注目しておきたいポイントです。

生産が終了した

ロレックスの人気モデルが生産終了してしまった場合、プレミア価格が付くこともあります。

なぜなら、ロレックスは特定のモデルの復刻を原則的に行ってこなかったからです。

生産終了したモデルは、正規店でも手に入りません。

どうしても欲しい人は中古市場を探すしかなくなります。

それでも、腕時計コレクターやロレックス愛好家は人気モデルをどうしても手に入れたいと考えます。

さらに、デザインが好きで昔のモデルを探し求めている人もいるでしょう。こうした人々の需要があるので、生産終了したモデルの中古価格は高騰していきます。

ただし、腕時計のような精密機械は時間が経つほど状態は悪くなります。

市場にある数も減っていくので、状態のいい人気モデルはどんどん入手困難になるでしょう。

つまり、過去の人気モデルは希少価値があり、コンディション次第で高額買取が可能なのです。

ロレックスに関しては、生産終了する前に「早く買っておきたい」と考える人もいます。

そのため、生産終了の噂が流れただけで、価格高騰が始まることもあります。

ロレックスを高く売るには、モデルの生産予定にもアンテナを張っておきましょう。

定価が改定された

そもそもの定価が改定されると、ロレックスの並行輸入品、中古品も価格が高騰します。

本店が人気モデルの値上げを行うのは、「需要が変わらない」と判断したからです。

高値でも買いたい人が多い状況で、本店が商品の定価を上げることは珍しくありません。

そして、高値でも需要が安定している人気モデルは、買取価格も期待できます。

むしろ、定価が高騰している間に売るのは、理想的なタイミングだといえるでしょう。

並行輸入品を販売する店舗の値上がりも、中古価格に影響します。

定価が上がっている間は、並行輸入品の仕入れ値も高くなってしまうでしょう。販売店は利益を守らなくてはならないので、どうしても自店の販売価格を高く設定します。

つまり、正規店も並行輸入店も価格が上がり、一般層がロレックスに手を出しにくい状態となるのです。

その場合、多くの人が割安で手に入れられる中古市場に目を向けます。

中古店は需要に応えようと在庫確保に力を入れるので、買取相場が高くなります。

ロレックスを売却する中古品買取店の選び方

代表的なロレックスの売却先として、中古品買取店が知られています。

ただし、買取店は店舗によって査定の基準が異なるので要注意です。

人気モデルであるにもかかわらず、期待よりも安い査定額をつけられることもありえます。

この段落では、査定額が高くなりやすい中古買取店の選び方を解説します。

ロレックスに詳しいスタッフが在籍しているか?

腕時計の価値は、デザインや仕様、歴史背景などさまざまな要素で決まります。

ロレックスのような高級腕時計になるとモデルに込められた情報量が多く、緻密に調べてもらわなければ適正な査定額は出ません。

もしもロレックスに詳しくないスタッフが査定を担当してしまうと、相場よりも安い値を付けられてしまう恐れが出てきます。

そうならないよう正しく査定をしてもらうには、実績重視で店舗を探しましょう。

ロレックスの取り扱い件数が豊富で、高級腕時計に詳しい鑑定士がいる店舗を選ぶのが得策です。

たとえば、「買取エリート」は各店舗にロレックスに精通した鑑定士が在籍しています。

彼らはロレックスのモデルや歴史に詳しいだけでなく、本部や専門機関と連携しながら査定を進めていきます。

新しい情報も踏まえて査定するので、適正な価格が付きやすいのです。

しかも、買取エリートの鑑定士には各自、裁量が与えられています。

個人でお客との交渉に応じられるので、高価買取が実現しやすいでしょう。

再販ルートを確保しているか?

買取後の再販ルートも、店舗を選ぶ際のポイントになるでしょう。

買取店が利益を出すには、買取ったロレックスをメンテナンスし、再販しなくてはなりません。

ルートが確立していない店舗は、買取ったロレックスをなかなか再販できないままです。

どこに売るべきか分からないロレックスが大量在庫になっている可能性もあります。

そのため、リスクを抑えるために安く買取ろうとすることが少なくありません。

一方、ルートを多数確保している店舗は、効率的にロレックスを再販し、在庫の回転率を上げられます。

中古品をすぐ売れるので、買取価格を高くしても経営に響かないのです。特に、海外への販売ルートを持っている店舗は注目しましょう。

ロレックスは世界的な人気を誇るブランドです。海外の市場に再販することで、利益を増やせるケースもあります。

海外市場にも強い店舗は、買取価格が高くなる傾向にあるのです。

代表例として、買取エリートは独自の再販ルートを確保していて、買取ったロレックスをすぐ利益に換えています。

ロレックスの在庫数が常に少ないので、査定額も高くなるのです。

自社メンテナンスは可能か?

買取店がロレックスを再販するには、自店でメンテナンスしなければならないケースもあります。

なぜなら、傷や汚れが残ったままのロレックスは需要が少なくなってしまうからです。

一方で、ロレックスのメンテナンスは難易度が高いという問題もあります。

ロレックスは複雑機構を備えた精密機械であり、修理やメンテナンスをするには専門の技術が必要です。

そのうえ、高額費用もかかるので、簡単なメンテナンスしかできない店舗もあります。

こうした店舗は複雑なメンテナンスを外注するしかありません。

その費用を考慮しながら鑑定しているので、どうしても買取価格は安くなってしまいます。

技術を備えている買取店なら、メンテナンスを外注しなくて済みます。

コストが大幅に減る分、買取価格が上乗せされるのです。

買取エリートは自店、もしくは提携店でロレックスのメンテナンスを行ってきました。

そのため、ロレックスの高価買取が可能です。

壊れたロレックスの修理もできるので、使えなくなった商品にも高値を付けられる可能性があります。

査定料やキャンセル料は無料か?

中古買取店選びでは、査定の手数料の有無もチェックしましょう。

買取のキャンセル料があるかも知りたいところです。

手数料がかからず、買取を無料キャンセルできる店舗なら、相見積を取りやすいからです。

買取相場を調べるには、複数の店舗から相見積をとるのが効率的だといえます。

比較検討することで、サービスのいい買取店がどこかも見えてきます。

ただし、査定をしてもらうだけでも手数料がかかる店舗には、気軽に相談できません。

そのうえ、査定後は買取キャンセル料もかかるようなら余計な出費が生まれてしまいます。

仮にロレックスが高値で売れたとしても、手数料やキャンセル料の分だけ損をしてしまう計算です。

手数料やキャンセル料のない店舗なら、安心して相見積をとれます。

買取エリートはこれらのコストだけでなく、宅配買取の送料や出張買取、振込の手数料なども無料です。

ロレックスの売却を守っている人でも、安心して査定を頼めるでしょう。

売り時や売却先を見極めてロレックスを高く売ろう!

需要が安定しているロレックスは比較的、中古市場での買取価格が高くなりやすいアイテムです。

さらに、売り時や買取店舗をしっかり調べておくことで、通常よりも高値で売れる可能性も出てきます。

おすすめなのは、ロレックスに詳しい鑑定士が常駐している買取エリートです。

査定だけなら無料なので、まずは気軽に相談してみましょう。



男性に31mmのロレックスは小さい?サイズの特徴と買い替え時の注意点

最近の腕時計は、サイズが大型化していることをご存知でしょうか。

男性向けだと40mm前後のケースサイズのものが増えています。

このような流れの中で、ロレックスの31mmモデルを使っている男性の方、「小さいサイズはおかしい?」と不安を感じていませんか。

この記事では、腕時計のケースサイズの選び方や31mmモデルを使用するメリット・デメリット、買い替える時の注意点などを解説します。

腕時計のケースサイズとは?

腕時計のケースとは、文字盤やムーブメントを収めた本体部分のことを指します。

文字盤の周りにあるベゼルと呼ばれる枠の部分までがケースで、その直径のことをケースサイズといいます。

ケースサイズの違いは見た目の印象を大きく左右するので、サイズ選びはデザインと同じくらい重要になります。

ケースサイズはブランドやモデルによって異なりますが、一般的にはメンズが36〜44mm、レディースが26~28mmとされています。

さらに中間の30~34mmはボーイズサイズと呼ばれていて、最近では大きめの時計を好む女性などに人気があります。

男性の標準的なサイズは40mm程度で、それよりもサイズが大きいと男らしい印象になり、カジュアルな雰囲気にもなります。

逆に小さいと上品な印象になるので、スーツなどにも合わせやすいという特徴があります。

ここ最近の世界的なトレンドとして、高級腕時計は大きいケースサイズのものの人気が高まっています。

流行りに左右されないといわれているロレックスも例外ではなく、人気モデルなどで大型化が進んでいます。

また、ジェンダーレス社会への変化を受けてメンズ・レディースの区分けをしないブランドが増えています。

今後は、男女の垣根を超えて好きなモデルやサイズを選ぶのが常識になりそうです。

最適なケースサイズの選び方

着けた時の印象を左右するケースサイズは、腕時計選びの最も重要なポイントです。

自分に合ったケースサイズの選び方について解説します。

腕の太さで選ぶ

腕時計のケースサイズを選ぶ時には、一般的に手首の太さを参考にするのがいいとされています。

男性の場合は、手首幅に対して6~7割ほどのケースサイズが最適だといわれています。

それよりも大きすぎたり小さすぎたりすると、アンバランスな印象になったり、文字盤が見にくくなるなどの問題が出てきます。

一般的な男性の手首周りは50mm〜70mm程度です。間をとって仮に手首周りを60mmとすると、ケースサイズは36~42mmが最適な大きさということになります。

大型の時計がトレンドなので、 標準的な男性の腕で少し大きく感じる40mmから試着をしてみて、全体のバランスを確認するのがいいでしょう。

ケースサイズは数ミリ単位大きさが違うだけでも印象が大きく変わります。

自分に似合うサイズを選ぶと、ファッションなどもよりおしゃれな印象になるので納得いくまでサイズをチェックしましょう。

着用シーンで選ぶ

ケースサイズによって着けた時の印象は変わるので、どんな場面で着用するかを想定して選ぶことも大切です。

大まかに分けると、サイズの大きいものはカジュアル向き、小さいものはフォーマルなシチュエーションに向いています。

45mmを超える大型のサイズになると、見た目のインパクトや重量感が強くなるのでビジネスやフォーマルな場にはあまり合いません。

スーツと合わせても、腕を下ろした時に袖口からはみ出してしまうので不恰好になります。

40~45mmのサイズであれば、平均的な体格の人に合うので、手首幅に比べて大きくなりすぎずビジネスでもプライベートでも使いやすいサイズといえます。

体格の華奢な男性にはもう少し小さい40mm以下のものでもいいかもしれません。

ビジネスかプライベートか、それとも両方か、着用するシーンを先に決めるとサイズも選びやすいでしょう。

ロレックスのケースサイズの特徴

ロレックスには、スポーツモデルやドレスモデルなどさまざまな腕時計のモデルがあり、同じモデルの中でも複数のケースサイズが展開されています。

ロレックスで展開されているサイズについて解説します。

メンズサイズ

メンズサイズは、比較的大きめで36~44mmのものがあります。

比較的小さいサイズは、デイトジャストやデイデイト、オイスターパーペチュアルなどのドレスモデルで、メンズサイズで最も小さい36mmのものもあります。

ドレスモデルはデザインはシンプルですが、文字盤のカラーバリエーションや素材が豊富です。

一方で、人気のスポーツモデルは全て39mm以上の大型サイズです。

デイトナやエクスプローラー、サブマリーナー、GMTマスター、ヨットマスターなどのモデルがあります。

スポーツモデルは、登山やダイビングなどスポーツでの使用を想定して開発されたモデルで、オイスターケースと呼ばれる頑丈なステンレス素材のケースが特徴です。カジュアルなデザインと実用性の高さから人気になっています。

ボーイズサイズ

メンズとレディースの中間にあたる31~37mmのサイズも展開されています。

一般的にはボーイズサイズと呼ばれていますが、ロレックスの公式サイトでは、ボーイズサイズのものもレディースモデルとして掲載しています。

メンズモデルにもあるデイトジャストやオイスターパーペチュアルなどのドレスモデルのほか、全て39mm以上のスポーツモデルの中で唯一、ヨットマスターだけは37mmのものがあります。

このヨットマスターは、以前はレディースサイズもありましたが生産終了になりました。

そのためボーイズサイズのヨットマスターは特に女性に人気が高いモデルですが、華奢で小柄な男性にもぴったりのサイズです。

レディースサイズ

ボーイズサイズのところでも説明しましたが、ロレックスではレディースサイズとボーイズサイズを合わせてレディースモデルと定義しています。

そのためロレックスでは28mm〜37mmと幅広く女性向けとして扱っています。この中で一般的なレディースサイズに該当するのは28mmのみです。

ロレックスではレディースモデルも大型化が進んでいて、以前は24mm・26mmのモデルがありましたが現在は生産を終了しています。

最小の28mmのモデルはデイトジャストとオイスターパーペチュアルで、小さくてもメンズモデルと同等の性能を誇り、ロレックスらしい実用性の高さで人気があります。

男性がロレックスの31mmモデルを使うのはおかしい?

31mmのケースサイズは一般的なボーイズサイズに該当します。

ボーイズサイズは男性向けというわけではなく、男性でも女性でも使用できるユニセックスサイズを表しています。

腕時計でもジェンダーレス化が進んでいるので、男性向け・女性向けにこだわる人は少なくなっています。

女性でもメンズサイズを愛用する人がいますし、男性でボーイズサイズを着用するのは全く問題ありません。

31mmサイズは男性が着用するにはかなり小ぶりですが、華奢な体格の男性の場合は、むしろこちらの方が似合うこともあります。

無理に大型のケースサイズのものを着けても、手首から文字盤がはみ出たりベルトが浮き上がったりしていると見栄えが悪くなります。

あくまでも自分に合ったサイズであれば、31mmモデルを着用するのがいいでしょう。

31mmモデルのロレックスを使うメリット・デメリット

ロレックスを所有する目的には、使用と投資の2種類があります。

これらの目的から見た、ロレックスの31mmモデルのメリットとデメリットを紹介します。

31mmモデルのメリット

31mmモデルは小ぶりで軽量なので、装着時の違和感や疲れが出にくいというメリットがあります。

ロレックスは腕時計ブランドの中でも比較的重い方で、それを好む人もいますが長時間着けていると腕が疲れてしまいます。

一般的に男性用の腕時計は200g程度になると重い部類に入りますが、ロレックスのスポーツタイプには200gをゆうに超えるものもあります。

日常使いすることを考えている人は、31mmモデルの重さがちょうど良いかもしれません。

他にも、男性でも女性でも使いやすいサイズなので、家族やパートナーとシェアすることができるのも魅力の一つです。

一つのものを共有すれば、ファッションの幅も広がります。

元々ロレックスは男女でデザインの差があまりなく、シンプルなので兼用しても違和感なく使用することができます。

ただし、カラーは派手すぎずベーシックなものにしておいた方がいいでしょう。

ロレックスの資産価値の部分に着目すると、31mmモデルは流通量が少ないため中古市場で価値が下がりにくいというメリットがあります。

また男女で兼用できるので需要が高いのもポイントで、一定のリセールバリューが期待できます。

31mmモデルのデメリット

ロレックスに限らず近年の腕時計の大型化からもわかるように、トレンドは大型のケースサイズのものです。

人気のスポーツモデルを中心に、メンズモデルでも40mm以上が主流になっています。

さらにこの大型化は、長い年月をかけて変化してきたものなので、一過性のものではありません。ケースサイズは1mm違うだけで印象ががらっと変わるので、今の主流サイズより10mm近くも小さいモデルは目立ちます。

また。31mmモデルを着けていると、時代遅れだと思われたり、レディースを着けていると誤解されたりすることがあるかもしれません。

また、ロレックスはシンプルなデザインが多く、サイズが小さいと存在感があまりないので、着けていて物足りなさを感じる人もいるでしょう。

サイズにこだわりがあって31mmモデルを使用しているのであればいいのですが、自分でも小さすぎると思っている場合は、他人の目線が気になるかもしれません。

ケースサイズが大きいロレックスへ買い替える際の注意点

31mmモデルでは不満や物足りなさを感じた場+AC8合は、ケースサイズの大きいロレックスへの買い替えがおすすめです。

最近ロレックスは投資目的でも人気が高く、それに伴って購入する場合には注意しなければならないことがあるので解説します。

スポーツモデルは正規店での購入が難しい

実際に店舗に行ってみればわかることですが、正規店でのロレックスの購入は困難です。

特にスポーツモデルに関しては店頭に並ぶことがないほど品薄状態になっています。原因は急激な需要の増加です。

ロレックスは職人が一つひとつ手作業で生産しているため、もともと生産数は多くありません。

近年はロレックスの資産価値に注目が集まり、投資目的での購入が増え始めました。

元々腕時計が好きで集めている愛好家に加え、投資需要が増えたことで供給が追いついていない状態が起きたのです。

スポーツモデルを正規店で購入できた人は、何ヶ月も店舗に通い詰めて、入荷のタイミングが合った時にたまたま買えたというパターンが多いです。

欲しいモデルがあっても店舗に行けばすぐ買えるものではありませんし、定価で購入できない可能性があることを頭に入れておきましょう。

ロレックスは偽物が多く紛れている

正規店での購入が難しいため、それ以外の方法でロレックスを購入しようと思う方も多いでしょう。

正規店以外だと、中古販売店やインターネットサイト、オークションやフリマアプリなどから購入することができます。

その際に気をつけたいのが偽物です。

中古市場でも人気が高いロレックスは、高額で売買されることなどから偽物が数多く出回っています。

特に入手困難なスポーツタイプのモデルを模倣したものが多く、主にインターネットなどで販売されています。

偽物のロレックスは、最初から偽物であることを明らかにして販売しているケースもありますが、ほとんどは本物と偽っています。

模倣したモデルにもよりますが、偽物を見極めるポイントはブレスレットの刻印や数字の書体のエッジ、王冠の透かしマークの濃さなどです。

しかし、本物と偽物を並べて見比べれば見分けられるかもしれませんが、単体で見極めるのは素人には困難です。

また精巧に作られたスーパーコピーや、本物の証明になるギャランティカードの偽物まで存在するため、細心の注意をはらって偽物を購入しないようにしましょう。

正規店なら偽物を摑まされる心配はありませんが、それ以外で購入する場合は、信頼できる店舗を利用するようにしてください。

中古販売店は、専門の鑑定人が本物かどうかをチェックしているので安心です。

並行輸入品や中古品は定価よりも高額になることがある

スポーツモデルなど正規店での購入ができない場合に、並行輸入店や中古のロレックス販売店で購入する方法もあります。

並行輸入店というのは、独自のルートでロレックスを仕入れて販売している店舗のことで、取り扱っているのは本物のロレックスです。

一般的な腕時計を扱う並行輸入店に関しては、自由に値引きのできない正規店と違い、定価に縛られず販売することができるため本物でも安く買うことができます。

しかしロレックスの場合は、並行輸入店で購入すると逆に値段が高くなる場合があります。

ロレックスが資産価値が高いといわれる理由でもありますが、中古品や並行輸入品でも品薄状態のモデルは、定価以上のプレミア価格がつくことがあります。

一番人気を争うデイトナやGMTマスターは正規店ではほとんど手に入らず、並行輸入店は競って仕入れをしています。

それほどのレアアイテムを仕入れて自由に価格設定できるのであれば、定価で売るはずはありません。

中古市場でも事情は同じで、例えばGMTマスターⅡの第二世代で、現在も販売されているモデルの中古相場は、2017年に約91万円だったのが2021年には約168万円に高騰しています。

しかし価格の高騰は永遠に続くわけではなく、どこかのタイミングで自然に収まっていくものです。あまり現実離れした価格で購入しないようにしましょう。

正規店は基本的にローンが利用できない

高い買い物だからこそ、商品に対する理解を深めた上で購入したいという人は正規店での購入を希望されるのではないかと思います。

もし幸運にも正規店で欲しかったモデルに出会えた場合には、ぜひ買ってください。

しかし、正規店ではショッピングローンが使えないケースが多いのはご存知でしょうか。

ロレックスは最も安いものでも数十万円、人気のスポーツモデルは数百万円の高額商品なので一括で購入するのはなかなかハードルが高いかと思います。

百貨店の中にある店舗では、その百貨店のローンを利用できる場合もありますが、路面店など独立した店舗では使用できません。

事前に店舗でローンが使えるか確認をしておくべきですが、ローンを利用するにしても、高額な商品を購入するので金利がかさみます。

できるだけ現金で購入できるよう資金を準備しておくのがおすすめです。

新しいモデルを購入して31mmモデルが不要になるのであれば、購入資金の足しにするためにブランド品の買取店へ売るという手段もあります。

ロレックスを高額買取してもらうためには、買取の実績や価値のわかる目利きがいる店を選ぶことが大切です。

「買取エリート」はロレックスの知識に精通した査定士が常駐していて、中古市場相場をチェックした上で適正価格で買い取りを行っています。

箱や保証書、取扱説明書などの付属品を一緒に査定に出しましょう。

ロレックス以外にも幅広いジャンルのブランド品買取に対応しているため、他にも不要なものがあればまとめて売却することができます。

ケースサイズによって印象は変わる!自分に合うサイズを選ぼう

31mmモデルのロレックスもオリジナリティがあって素敵ですが、最近のトレンドから外れることが気になる場合は買い替えるのもおすすめです。

買い換えるときは、31mmモデルをできるだけ高く売って、次のロレックスを購入する資金の足しにしましょう。

ブランド品の買取実績が豊富な「買取エリート」なら高価買取にも期待できます。

ロレックスの原価は高い?低い?高価な理由や資産価値が高いモデルを紹介

ロレックスの原価は高い?低い?高価な理由や資産価値が高いモデルを紹介

高級腕時計の代名詞とも言われるロレックスは、1本につき数十万円以上するものがほとんどです。

一方で、100円ショップに行けばワンコインで購入できる腕時計がたくさん並んでおり、なぜロレックスがそんなに高いのか分からないと思う方も少なくないのではないでしょうか。

そこで以下では、ロレックスの原価の水準や価格が高いわけを見たうえで、投資対象として魅力的なモデルについても紹介していくことにします。

商品の「原価」とは?

ロレックスの原価について見ていく前に、そもそも商品の原価とはどのような概念であるのかという点を明確にしておくことにしましょう。

まず、原価というのは、商品の仕入れや製造などの各工程において発生したコストで、大きく分けて製造原価と売上原価の2種類があります。

このうち、製造原価というのは、文字通り、商品を製造するためにかかるコストで、代表的なものとしては、材料費や設備費、人件費などがこれに該当します。

例えば、パソコンであれば半導体の仕入れ費用や、組み立て工場に導入する機材の購入費、製造ラインで働くスタッフの給与などはすべて製造原価として計上されるのです。

一方、売上原価というのは、実際に受けた商品の仕入れや製造に要したコストなのですが、一般的に原価といった場合には製造原価を指すことが多いため、そこまで意識する必要はないかもしれません。

商品の販売価格は、原価にどれくらい利益を上乗せするかといった考え方に基づいて決められるケースが通常です。

そのため、同じ販売価格で売られている商品であれば、原価が安ければ安いほど利益は多くなり、逆に原価が高ければ高いほど利益は少なくなるのです。

ロレックスの原価はどれくらい?

ロレックスの原価は高い?低い?高価な理由や資産価値が高いモデルを紹介

次に、ロレックスの原価がどれくらいの水準であるのかを見ていくことにしましょう。

この点、一般的にハイブランドと言われるようなステンレス製の機械式腕時計の原価率は、定価が150万円くらいまでのものであれば、概ね15パーセントほどであると言われています。

薄利多売で知られる外食チェーンの原価率が30パーセントから40パーセントであることと比べると、高級腕時計の原価率がいかに低いかが分かるのではないでしょうか。

ロレックスの場合は、自社の腕時計の原価を公表していないため、正確な数字を特定するのは難しいのですが、この15パーセントという数字が当てはまるのだとすると、例えば、定価が約119万円とされているGMTマスターⅡ Ref.126710BLROの原価は、17万8,500円前後であると考えられます。

もちろん、販売管理費などの費用が別にかかってくるため、定価から原価を除いた約100万円がそのまま利益になるわけではないものの、この数字からも見て取れるように高級腕時計の原価は非常に低く、それだけ利益が得られやすい構造になっているのです。

腕時計の定価を決める要素

先ほど見たように、ロレックスの原価は定価に比べてかなり低くなっている可能性があります。

では、そもそも腕時計の定価はどのようにして決められているのでしょうか。

この問の答えを知るために、以下では腕時計の定価を左右する要素について見ていきます。

使用する素材

高価な素材を使えば、それだけ原価は高くなりますので、使用する素材は腕時計の定価を決める重要な要素の一つです。

例えば、腕時計のケースに使用される素材は、ステンレススチールやチタン、ゴールド、プラチナなど多種多様です。

この中で、特にゴールドやプラチナといった貴金属は、それ自体が価値の高い素材であるため、もしそれらを使ってケースを作るとするとその分だけ原価が高くなってしまい、結果的に定価を高めに設定せざるを得なくなるでしょう。

実際にゴールドやプラチナなどをふんだんに使用して製造されたモデルは、そうではないものと比べて定価が高い傾向にあります。

ムーブメントの性能

ムーブメントの性能も、腕時計の定価に影響する大きな要素の一つです。

ムーブメントというのは、腕時計を駆動させる機能を有する内部機構で、これがなければ時計が動かないことから心臓部ともいえる重要なものです。

時計の裏蓋を開ければ見えるようになっていますので、どういったものか知りたいという場合には、手元にある腕時計を使って確認してみるとよいでしょう。

このムーブメントには、電池式と機械式の2つのタイプがあります。

このうち、電池式というのは、その名の通り、動力に電池を使っているもので、機械式に比べるとその構造は比較的シンプルなものになっています。

これに対し、機械式の方は数多くのパーツを職人が熟練の技を駆使して精巧に組み立てて作られており、膨大な手間がかかるだけに一つ製造するのにかなりのコストが必要です。

高級腕時計の場合には、電池式ではなく機械式のムーブメントが採用されるケースがほとんどですので、その分だけ定価を高めに設定する必要性があるというわけです。

ただし、一言で機械式といっても、使用されている素材や性能などによって仕入れ値が変わってくるため、どういったものを採用するかで実際の腕時計の定価は大きく変わり得るという点に注意しなければなりません。

ブランドのネームバリュー

使用する素材とムーブメントの性能に加えて、ブランドが有しているネームバリューによっても腕時計の定価は影響を受けます。

腕時計を製造しているブランドの中には、商品のクオリティの高さや知名度を基に、世界中にたくさんの愛好家がいるものが少なくありません。

そういったブランドの腕時計は、それを所有しているという事実そのものがステータスとなるため、ブランド名やロゴが刻まれているだけで少しばかり定価を高めに設定したとしても、購入したいという人が後を絶たないのです

。例えば、同一の素材を用いて作られたまったく性能が同じ腕時計であっても、ハイブランドというだけで、高値でも欲しいという人は多くなるでしょう。

逆に、いくら優れた技術を駆使して作られた高性能の腕時計であったとしても、誰も知らないようなブランドであったならば、高い値段をつけて売るのは難しいかもしれません。

ロレックスの定価が高い理由

ロレックスの腕時計の定価が高いのは、必ずしも一つの理由だけでなく、複数の理由が組み合わさった結果です。

ここでは、それらの理由を一つひとつ順を追って見ていくことにします。

マニュファクチュールだから

ロレックスの定価が高い一つ目の理由は、同社がマニュファクチュールだからです。

ここでマニュファクチュールというのは、ムーブメントの製造から外装のデザインに至るまでの時計製造すべてのプロセスを、一貫して自社で手掛けているメーカーのことです。

ロレックスは、クロノグラフのムーブメントはもちろん、ムーブメントの内部で使用する潤滑油まで自社の工場で作るなど、徹底して自社生産にこだわっており、世界の代表的なマニュファクチュールのうちの一社であるといっても過言ではありません。

マニュファクチュールであることのメリットは、すべての工程を管理できるため、クオリティの高い腕時計を製造できるという点にあります。

しかしながら、その一方で、社内に熟練の職人などを多数抱えておかなければならなかったり、各工程の開発・製造ラインを維持しなければならなかったりするため、どうしてもコストは高めになってしまうのです。

また、ムーブメントをはじめとする各パーツの開発も自社で手掛ける必要があるので、その分のコストも販売価格に転嫁しなければ利益は出ません。

その結果、どうしても定価が高額になるのは避けられないのです。

生産数が少ないから

二つ目の理由は、ロレックスの腕時計が限られた本数しか生産されていないからです。

ロレックスは、高級腕時計と聞くと多くの人がその名を思い浮かべるほど圧倒的な知名度を有しており、世界中で常に安定した需要があります。

一方で、前述の通り、同社はマニュファクチュールとして、職人が一つひとつ腕時計を手作業で作り上げるという伝統的な製法にこだわっており、また高いクオリティを維持するためにロレックスならではの厳格な検査基準を設けてテストにも手間暇をかけています。

そのため、どうしても生産本数は少なくならざるを得ず、単価を上げなければ、限られた本数で利益を上げ続けることが難しいのです。

もっとも、需要に対して供給が追い付かない状況が続いているため、高い金額を払ってでもロレックスの腕時計を手に入れたいと希望する愛好家は後を絶ちません。

そのような状況を踏まえて、ロレックスでは毎年のように強気の値上げを実施しているのです。

素材や性能が高品質だから

三つ目の理由は、ロレックスの腕時計の素材や性能が高い品質を有しているからです。

ロレックスは他の高級腕時計メーカーと比較しても高い技術力を有しており、そのことは、腕時計の3大発明といわれる「オイスターケース」、「パーペチュアル」、「デイトジャスト」を同社が開発したという事実からも明らかです。

また、同社では、腕時計の高いクオリティを維持するために、高精度クロノメーター基準と呼ばれる検査のための厳格な基準を設けています。

それだけでなく、使う素材にも徹底的にこだわっており、例えばステンレススチールを使用する場合には、904Lと言われる最上級のものしか使わないという徹底ぶりです。

このような様々な取り組みを通じて、腕時計の品質を高めているわけですが、そのためには多くのコストが必要になるため、その分だけ定価も高くなっているのです。

ブランディングによりステータス性を高めたから

四つ目の理由は、徹底したブランディングを行ったことでステータス性が高まったからです。

高級腕時計の世界は激しい競争に晒されており、ロレックスの他にもオメガやオーデマ・ピケ、パテック・フィリップといった雲上ブランドと呼ばれる数多くのメーカーがしのぎを削ってきました。

そのような世界でロレックスが高級腕時計の代名詞とみなされるようになったのは、単に優れた性能を有しているからというだけではなく、緻密なブランド戦略が成功を収めたからなのです。

例えば、ロレックスでは、多くの予算をかけて広告を出したり、自社の腕時計を大統領や俳優、女優といった著名人に贈って身に着けてもらうといったブランディング活動に積極的に取り組んでいます。

それだけでなく、腕時計の頑丈さや実用性を証明するために、わざわざエベレストへの登頂やイギリスとフランスの間にあるドーバー海峡の横断といった過酷な挑戦に同行したりもしているのです。

長年にわたって、このような取り組みを続けてきた結果、ロレックスこそが成功を収める人が身に着けるブランドであると認知されるようになってステータス性が高まり、価格もそれに応じて高騰していったのです。

ロレックスはリセールバリューも高く投資向き!

ロレックスは高級腕時計だけに高価なものではありますが、リセールバリューも定価に負けないくらい高くなっており、投資の対象として活用することも可能です。

生産本数が少ない上にステータス性が高いために、中古品であっても高い人気を有しており、場合によっては定価よりも高い価格で中古品が取引されるケースも少なくありません。

特に、近年では人気の高騰に生産が追いついておらず、店頭などでは慢性的な品薄状態が続いているため、人気のあるモデルともなるとプレミア化して中古市場において高値で売買される傾向に拍車がかかっているのです。

例えば、ロレックスのモデルの中でも高い人気を誇っているモデルの一つにデイトナRef.116500LNがありますが、定価が160万円ほどであるにもかかわらず、中古価格が500万円を超えたということで一時期大きな話題となったことがあります。

これはあくまでも一例であり、他のモデルであっても、定価よりも中古品の価格の方が高かったり、今後さらなる値上がりを期待できるものはいくつもありますので、投資対象としてロレックスの腕時計を購入する人は後を絶ちません。

なお、腕時計は傷や汚れがついているだけで中古価格が安くなってしまいますので、もし投資対象としてロレックスを買う場合には、普段使いをせずに大切に保管しておくようにしましょう。

ロレックスで資産価値が高いモデル

ロレックスの原価は高い?低い?高価な理由や資産価値が高いモデルを紹介
引用https://www.rolex.com/ja/watches/gmt-master-ii/m126720vtnr-0001.html

いかにロレックスとはいっても、すべてのモデルのリセールバリューが定価を上回るわけではないという点に注意しなければなりません。

ここでは、資産価値が特に高く、投資対象に適したモデルを紹介していきますので、投資を考えている方はぜひ参考にしてください。

スポーツモデル

ロレックスの原価は高い?低い?高価な理由や資産価値が高いモデルを紹介

投資対象に適したロレックスの腕時計の一つ目は、デイトナやGMTマスター、エクスプローラー、サブマリーナーといったスポーツモデルです。

こちらは、プロフェッショナルモデルという別名でも呼ばれることがあるモデルで、スポーツをはじめとするアクティブな状況での使用にも耐えられるように設計されているものとなっています。

そのため、視認性や耐久性といった機能を充実させることに重きを置いており、ロレックスの腕時計にしては珍しく、傷がつきにくいステンレススチールが使われているという点が特徴的です。

また、アクティブな環境で違和感なく使えるようにスポーティーなデザインが採用されており、実用性の高さと相まって、新品での購入が難しいほどに高い人気を博しています。

今後も中古価格の高騰が期待できるので、投資として購入するにはうってつけのモデルであると言えるでしょう。

ディスコンモデル

ロレックスの原価は高い?低い?高価な理由や資産価値が高いモデルを紹介

投資対象に向いているものとして、もう一つ挙げることができるのがディスコンモデルです。

ディスコンモデルというのは、生産が既に終わっているモデルのことなのですが、ロレックスではそれぞれのモデルごとに販売期間を定めており、その期間が経過して生産が終了した場合は、原則として再版は行われません。

そのため、もしディスコンモデルの腕時計を手に入れたいのであれば中古市場で購入するほかないのですが、中古品は時間の経過とともに数量や状態の良いものが少なくなっていくため、ものによっては非常に高い値段で売買されるケースがあります。

そのため、そういったものに投資をすれば、高いリターンが得られるというわけです。

なお、ディスコンモデルの他に、生産数が少なかったり、販売期間が短かったようなモデルも資産価値が高くなる可能性があるので、そういったものを狙ってみるというのも一案です。

ロレックス投資で利益を出すポイント

最後に、ロレックス投資によって利益を出すために押さえておきたいポイントをいくつか紹介しておきます。

まず、ロレックス投資を行ったからといって、必ずリターンが得られるわけではありません。

安定的に利益を得るためには、いかにして高値で売れるモデルを見極めるかが重要になってくるのです。

初めから見極めるのが難しいようであれば、はじめのうちは前述したようなスポーツモデルなどを中心に投資を行うようにしてみるとよいでしょう。

第二に、投資で利益を得るためには安く買って高く売るようにしなければなりません。

この点、ロレックスの腕時計は様々な方法で売却することが可能なのですが、売る方法を間違えてしまうと、本来の価値よりも安い値段でしか売れない可能性があります。

無用のトラブルを避けるとともに、モデルに見合った適正な価格で売るためには、専門知識を持っているブランド品の買取専門店を利用するのが効果的です。

例えば、ブランド品買取専門店である「買取エリート」であれば、これまでにロレックスの腕時計を買い取ってきた実績を豊富に有しており、また高いスキルを有する査定士に見てもらうことができるので不当に買いたたかれてしまう恐れもありません。

「買取エリート」では、自社メンテナンスや販売ルートの確保といった様々な施策を通じてコストカットを図っており、その分を買取価格に還元しているので、高値での買取りが期待できるでしょう。

原価にかかわらずロレックスの資産価値は高い!

以上で見てきたように、ロレックスの腕時計は、その高い技術や需要、ステータス性が大きな付加価値となっており、原価よりもずっと高い値段で取引されています。

中には中古市場において定価を大きく上回るようなプレミアモデルも存在していますので、もしそういったものを入手した場合には、高値での買取りが期待できる買取エリートに売却して投資を成功させるとよいでしょう。

傷だらけのロレックスは売却可能?買取価格の違いや高く売るための対策とは

ロレックスを普段使いしていると、知らないうちに傷がついていたり、パーツが破損したりしていることも珍しくありません。

傷だらけになるともう売れないだろうと諦めてしまう人がいるかもしれませんが、実はロレックスは状態が悪くても買取店で売却できることが多いです。

今回はなぜロレックスは傷だらけでも売れるのか、傷がどの程度査定に影響するのか、高く売るためのポイントなどを解説します。

要チェック!ロレックスで傷がつきやすいパーツ

腕時計には風防やベルトなど様々なパーツがあります。

ここでは、パーツの中でも特に傷がつきやすい部分を紹介するので、自分が持っているロレックスを確認してみてください。

風防

腕時計には、文字盤を覆うガラスが取り付けられていますが、これを風防と言います。

風防はホコリなどの汚れや衝撃から、ムーブメントや針を守るために設置されているパーツです。

ロレックスはほとんどのモデルに、耐久性に優れたサファイアクリスタルガラスが採用されているため、簡単に傷がつくようなことはありません。

しかし、ピンポイントの衝撃には弱いという点には注意してください。

ロレックスの風防は縁がケースから若干飛び出しているモデルが多いです。

角にぶつけるなど、当たりどころが悪いと欠けたり割れたりする可能性があるので、取り扱いには注意しましょう。

ベルトやケース

ベルトやケースは、腕時計の中でも特に傷がつきやすいパーツです。

腕時計を着用していると、ベルトやケースが物とぶつかったり擦ったりしてしまいます。

どんなに気をつけていても、普段使いしていれば細かい擦り傷や線傷はついてしまうため、ある程度は諦めも必要です。

ロレックスはモデルによって、ケースやベルトに使用されている素材が変わります。

ケースにプラチナやゴールドを使用しているモデルも多くありますが、素材の中でも特に柔らかく傷がつきやすいので注意してください。

リューズ

腕時計のケース側面にある、ギザギザがついた突起のことをリューズと呼びます。

リューズはゼンマイの巻き上げ、針やカレンダーの調整などを行う時に使用します。

使用機会が多く、摩耗や経年劣化などでトラブルが起きやすいパーツです。

それだけではなく、突出した形状になっているため、どこかにぶつけて傷がついてしまうケースも少なくありません。

リューズは壊れやすいパーツということで、買取査定でも特に入念にチェックされます。

状態次第では買取価格が下がってしまうこともあるので、リューズの傷やトラブルには注意が必要です。

ロレックスは傷だらけでも買い取ってもらえる可能性が高い!

傷だらけの腕時計は買い取ってもらえないと考えている人もいるかもしれませんが、ロレックスは別です。傷だらけどころか、壊れたり止まったりしていても、買い取ってもらえることが多いです。

ロレックスは高級腕時計ブランドの代表格で、世界中で安定した需要があります。

傷がある中古であっても欲しいという人が多く、リセールバリューが高いため状態に関わらず多くの買取店で取引されています。

ロレックスの中でも人気になっているのがスポーツモデルです。

人気のあまり新品購入が難しいということで、中古市場では定価以上のプレミア価格で売買されることも珍しくありません。

中古の需要が高いロレックスは、状態が悪くても修理して売却すれば利益を得られる可能性が高いということで、買取に応じる買取店は多くあります。

また、修理できなかったとしても部品自体に需要があるため、故障しているものでも買取してもらえる可能性が高いです。

ただし、修理してから再販するのはコストがかかります。

そのため、傷があるロレックスは状態が良いものと比べると、査定額は低くなってしまいます。

ロレックスの傷が買取価格に与える影響

傷だらけでも買い取ってもらえる可能性が高いロレックスですが、状態が良いものよりは買取価格が下がりやすいです。

ここからは、傷の程度がどのように査定に影響するのか詳しく解説していきます。

目立たない傷

耐衝撃性や耐久性に優れた堅牢な造りが、ロレックスの特徴の1つです。

高品質で長く愛用できる腕時計ということで、多くのファンを獲得しています。

しかし、どんなに堅牢な造りであっても、普段使いしていれば細かい傷はついてしまうものです。

新品ではない以上、細かな傷がつくのは当然と判断されるため、目立たない傷であれば査定に大きな影響はありません。

ロレックスの買取を行っている買取店は、自社で修理工場を運営している、もしくは時計の修理工場と提携しているケースが多いです。

買取した腕時計は、工場でしっかり修理してから再販しています。

細かい傷であれば、研磨剤を使って磨く「ポリッシュ仕上げ」を行うことでほぼ分からないレベルまで修復できるので、それほど買取価格は下がらないでしょう。

明らかに目立つ傷

明らかに目立つ傷がある場合は、査定額が大きく下がってしまうことが多いです。

中度~重度の傷になると、ポリッシュ仕上げでは修復ができない可能性が高いためです。

その場合は、修復に手間とコストがかかってしまうので、高く買い取るのが難しくなります。

中度の傷は、ひと目で分かるような目立つ傷です。使用している時に落としてしまったり、どこかにぶつけたりした時によく中度の傷がつきます。

重度の傷は目立つ凹みができている、パーツが破損しているといった深刻な傷です。

重度の傷になると更に修復が難しくなるため、査定額に大きく影響します。ロレックスはすべて純正の部品が使われています。

純正の部品は需要が高く、部品だけでも高く売れるということで、重度の傷がある商品であっても買取可能なことが多いです。

しかし、買取店によってはあまりに目立つ傷がある場合は、買取を断られることもあるので注意してください。

ロレックスの傷は売却前に修理するべき?

ロレックスを少しでも高く売るために、事前に修理をしておこうと考える人もいるかもしれませんが、逆効果になることが多いです。

軽度の傷であれば査定額はそれほど下がらないため、わざわざ自費で修理に出す必要はありません。

中度~重度の傷の場合であっても、修理には出さないほうが無難でしょう。

なぜかというと、中度~重度の傷を修理するためにはかなりの修理費用がかかるからです。

確かに査定額はアップするかもしれませんが、修理にかかった費用以上にアップするとは限らないので、無駄になってしまう可能性があります。

オーバーホールに関しても、査定額に上乗せされた分より、オーバーホール料金のほうが高くなることが多いので、無理に受ける必要はないです。

修理費用を節約するために、自分で磨いたり部品を交換したりする人もいるでしょう。

しかし、腕時計の修理は素人が簡単にできるものではないので、更に状態を悪くしてしまう恐れがあります。

できるだけ触らずに、そのままの状態で査定に出すほうが安全です。

傷だらけのロレックスを少しでも高く売るポイント

多少の傷であれば問題ないですが、傷だらけのロレックスは状態の良いものより買取価格が下がりがちです。

しかし、工夫次第で買取価格がアップすることもあります。では、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。

ここからは、少しでも高く売るために知っておきたいポイントを解説します。

フリマアプリやオークションサイトの利用は避ける

誰でも気軽に商品を出品できる、フリマアプリやオークションサイトが増えています。

こういったサービスを利用すれば個人間でロレックスを売買することができますが、リスクもあるので注意が必要です。

フリマアプリやオークションサイトは、自分の希望価格を設定できる、予想外の高値で売れる可能性があるといったメリットがあります。

しかし、売買するためにはかなりの手間がかかります。

個人売買となるため、出品するための手続きや商品説明の記載、梱包・発送などをすべて自分で行わなければなりません。

慣れていない人の場合、商品を出品するだけでかなりの時間がかかってしまうこともあります。

また、傷だらけで状態の悪いロレックスを出品すると、購入者とトラブルになりやすいので注意してください。

説明不足で相手からクレームが来てしまう、購入後にキャンセルされてしまう、こういったトラブルはよく起こります。

フリマアプリやオークションサイトを利用してロレックスを売買する時は、基本的に自己責任になってしまいます。

いくらロレックスが高く売れても大きなトラブルに巻き込まれては意味がありません。

安全にロレックスを売りたいのであれば、プロであるブランド品の買取専門店に売却するほうが安心です。

複数の買取店で査定を受ける

傷があるといっても状態はそれぞれ異なるため、中古の適正な買取価格の相場を見極めるのは難しいです。

自分が持っているロレックスがどの程度の価格で取引されているのか、相場を把握するためには色々な買取店に査定を依頼するのが効果的です。

複数の買取店で査定を受けて結果を比較すれば、買取価格の相場が見えてきます。

ただし、闇雲に査定を依頼すれば良いというわけではありません。

リサイクルショップでも腕時計の買取を行っていますが、ブランド品の買取に慣れた専門の査定員がいない可能性があります。

そういった場合は、ロレックスの価値を正しく査定してもらえず、相場より低い査定額を提示されるケースも多いです。

査定を依頼する時は、ブランド品の買取を専門に行っている買取店の中から選ぶようにしましょう。

複数の買取店に査定を依頼する時に注意したいのが手数料に関してです。

多くの買取専門店は無料で査定を行っていますが、中には査定料やキャンセル料を請求してくるところもあります。

無駄な費用がかかってしまっては意味がないので、事前に手数料がかかるかどうかを確認しておきましょう。

ロレックスの汚れを落としておく

査定に出す前に、ロレックスの汚れを落としておくのも効果的です。

ホコリなどの汚れがついていると、査定員の印象が悪くなり買取価格が下がってしまうことがあります。

ロレックスは普段使いしていると、汚れがどんどん溜まってしまいます。

特にケースの裏蓋やベルトの隙間は、皮脂や汗の汚れがつきやすいのでしっかりチェックしておきましょう。

自分で汚れを落として綺麗な状態にしておくだけでも、査定員の印象が良くなり買取価格がアップする可能性があります。

時計の表面の汚れを落とす時は、マイクロファイバークロスを使うのが効果的です。極細の繊維で作られているため、汚れを拭いている時に傷をつけてしまうリスクを減らせます。

ベルトの隙間など細かい部分の汚れは、綿棒や歯ブラシを使うようにしましょう。

ただし、歯ブラシは固い毛のものを使ってしまうと、表面を傷つけてしまう可能性があるので注意してください。

乾拭きだけでは汚れが落ちない場合、ケースと金属製のベルトであれば石鹸水で洗い流すことも可能です。

しかし、水洗いする時に時計の内部に水が入ってしまうと、故障の原因になります。

リューズをしっかり押し込み、水が入らないようにしてから洗うようにしてください。

査定前に自分でクリーニングする時は、できる範囲内で行うのが基本です。

しっかり汚れを落とそうと無理してしまうと、傷をつけたり故障させてしまったりすることがあります。

無理なクリーニングによって買取価格を下げてしまう可能性があるので、無理のない範囲で行うようにしましょう。

付属品も一緒に売る

ロレックスの買取価格は、付属品の有無によっても変わってきます。

中古市場で需要が高いロレックスは、本体のみでも買取可能です。

しかし、付属品が揃っていれば高値がつきやすくなるので、なるべく本体と一緒に査定に出すようにしましょう。

ロレックスの愛好家の中には、本体だけではなく付属品をコレクションしている人も多くいます。

モデルや年代ごとに価値を見出し付属品があるかどうかを重視する人も多いため、付属品をつけるだけで買取価格が一気にアップするケースも珍しくありません。

付属品には、外箱や保証書、説明書などがあります。

ベルトのサイズを調整する時に外したコマも付属品になるので、細かなパーツもしっかり保管しておくようにしましょう。

付属品の中でも特に重要になるのが証明書です。

ロレックスは高級腕時計ブランドということもあり、本物かどうかを示す証明書の有無は査定額に大きく影響します。

レアなモデルになると、保証書がないだけで査定額が数十万円も下がってしまうことがあります。

買取相場が上がるタイミングで売る

需要が安定しているロレックスですが、売るタイミングによって買取価格が上下することがあります。

買取相場が上がるタイミングを見極めて売るというのも、ロレックスを高く売るポイントの1つです。

買取相場に大きく影響するのが為替相場です。

輸入品というのは、基本的に円安になればなるほど国内での販売価格が上がります。

海外ブランドのロレックスは、円安になると新品の販売価格が上がるため、割高だと感じて中古を買い求める人が増えます。

中古品の需要が高くなると在庫を確保するために、普段よりも高い査定額で積極的に買取する買取店が増えるので、円安になる時期を狙って売るのも効果的です。

ただし為替相場の影響を大きく受けるのは人気モデルです。

需要があまりないモデルは為替相場の影響をそれほど受けないため、円安の時期に買取に出してもそれほど買取価格はアップしないかもしれません。

ボーナスシーズンも、ロレックスを高く売るのに最適なタイミングです。

ボーナスが入った時に、高級腕時計ブランドのロレックスを購入しようと考える人は一定数いるため、中古の需要も増えます。

ロレックスの購入者が増える、入学や就職シーズンも買取相場が上がりやすいです。

自社メンテナンスが可能な買取店を選ぶ

傷だらけのロレックスは、そのままでは再販できません。

いくら需要があるロレックスでも、目立つ傷があるとなかなか買い手がつかないためです。

傷だらけのロレックスを再販する際には修理が必要になるのですが、修理にかかるコスト分は査定額が下がってしまいます。

そこで重要になるのが、修理コストを低く抑えている買取店に査定を依頼することです。

買取店の中には、修理コストを下げるために自社メンテナンスを行っているところがあります。

外部に修理を依頼せず、自社でメンテナンスを行うことで大幅なコストカットが可能です。

コストカットした分を査定額へ上乗せすることができるので、高価買取しやすくなるというわけです。

自社メンテナンスを行っているブランド品買取専門店「買取エリート」なら、傷だらけのロレックスであっても高く買取してもらえる可能性があります。

それだけではなく、独自の販売ルートを多数確保しているのも特徴です。

日本だけではなく海外にも販路を持つことで、どんな状態のロレックスでも高価買取しやすくなっています。

買取エリートは、いつでもどこでも簡単に査定を依頼できる、LINE査定のサービスを用意しています。

スマホなどでロレックスを撮影し、写真を送信するだけで大まかな査定結果が分かるので、気軽に試すことができます。

傷だらけのロレックスを売るときは買取店選びが重要!

中古市場で需要が高いロレックスは、傷だらけでも売ることは可能です。

しかし、状態によっては買取価格がかなり下がってしまう点には注意したほうがよいでしょう。

少しでもロレックスを高く売るためには、買取店選びが重要になります。

どこに売るか迷ってしまった時は、自社メンテナンス可能で高価買取が期待できる、買取エリートに相談してみてはいかがでしょうか。

ロレックスのデイトナを買いました!正規店で定価購入するコツを徹底解説

ロレックスのデイトナを買いました!正規店で定価購入するコツを徹底解説
引用https://www.rolex.com/ja/buying-a-rolex/buy-a-rolex-watch.html

スイスで誕生したロレックスは、世界でもトップクラスの人気と知名度を誇る最高級ブランドの腕時計です。

中でもロレックスの王様と呼ばれる「コスモグラフ デイトナ」は特に人気が高く、「正規店に何度出向いても購入できなかった。」という人も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、デイトナの人気の理由や入手困難なモデル、正規店でデイトナを購入するためのコツをご紹介します。

ロレックスのデイトナはなぜ人気が高い?

ロレックスのデイトナを買いました!正規店で定価購入するコツを徹底解説
引用https://www.rolex.com/ja/buying-a-rolex/buy-a-rolex-watch.html

デイトナはロレックスの数あるラインナップの中でも屈指の人気モデルで、クオリティの高さとスポーティーでラグジュアリーなデザインが注目を集めています。

定価での入手が困難なモデルとしても知られていて、「正規販売店でデイトナを買いました。」という人はごく稀です。

デイトナの人気が沸騰している理由について詳しく解説していきます。

技術やデザイン性が高い

ロレックスのモデルの中でもデイトナが人気を集めている理由としては、独自のハイスペックな技術性能が挙げられます。

デイトナはロレックスの中でも唯一クロノグラフの機能を持ち、リューズのサイドにプッシュボタンが施され、ストップ・リセットが簡単にできるモデルです。

デイトナは、1963年にアメリカで開催されたレーシングイベント「デイトナ・インターナショナルスピードウェイ」にちなんでリリースされました。

デイトナという名はこのレースが行われたオーバルトラックの名前が由来です。

デイトナは2000年に完全自社生産のクロノグラフムーブメントCal.4130を開発し、ロレックスの願いであったマニュファクチュール化を実現しました。

クロノグラフ針や30分積算計、12時間積算計を蓋の裏に集結し、クロノグラフ機構のパーツ数を60%カットしました。

そのため、メンテナンスも簡易化され、伝達効率もアップ。

52時間であったパワーリザーブも72時間まで増加し、秒針をストップするハック機能も搭載されています。

まさに時代の最先端を行く技術を結集したデイトナは、ムーブメント以外にも高い耐久性や防水性、視認性を兼ね備え、実用性の高い時計としてプレミアムな価値を誇っています。

デイトナは、特徴的で洗練されたデザインも人気の理由です。

ラグジュアリーな趣に満ちたタキメーターベゼルや文字盤内に配置した3つのインダイヤルなど、スポーティでカジュアルな中にもロレックスらしい風格とラグジュアリー感を纏っています。

デイトナはデザインも豊富で、コスモグラフデイトナは様々なカラーをそろえたラインナップです。

深く輝くグリーンやフレッシュな雰囲気に満ちたホワイト、クリアでエレガントな輝きを放つアイスブルーなどがあります。

多彩なカラーが鮮やかに煌めくコスモグラフ デイトナ レインボーは、買取市場でも注目を集めている逸品です。

希少性があり資産価値が高い

デイトナが人気の理由としては、希少性の高さから資産としての価値が見込めることも挙げられます。

デイトナは複雑機構であるクロノグラフを搭載しているため、製造に携われる職人はごく限られています。

デイトナを構成している部品は100を超え、さらに生産ラインにおける工程は膨大なので大量生産は不可能なモデルです。

ロレックスの時計は、全てのラインナップでスイスクロノメーター検定協会が掲げた厳正な基準をクリアしています。

ロレックス・デイトナは世界トップの時計ブランドとして、少数生産を貫き高いクオリティを維持しているのです。

希少性の高いデイトナは、買取市場でも非常にプレミアムな価値のある逸品揃いです。

特に正規店で購入したデイトナは買取市場での評価が高く、デイトナの現行モデルであるステンレススチール素材のRef.116500LNなどは定価を大きく上回る相場で取引されています。

加えて、2020年と2021年にロレックスの価格改定が行われデイトナは定価が上がりました。

そのため買取価格も同時にアップし、資産としての価値もより一層高まっています。

ステータスの象徴になる

デイトナが人気の理由としては、ステータスの象徴になることも挙げられます。

ロレックスは少数生産を貫き、最高峰のクオリティを持つ入手困難なブランドとして知られていますが、そんなロレックスの中でも「幻の逸品」と称されるレアなモデルがデイトナです。

デイトナの年間出荷数は、ひとつのモデルにつき約2万本から3万本といわれています。

日本国内のロレックス正規店は2022年の時点で64店舗です。

中には、「ロレックスの正規店はそれほど多くはない。」と感じる人もいるかもしれません。

しかし、世界規模で数えると正規店の数は膨大に膨れ上がり、結果的に1店舗あたり月間数本しかデイトナは入荷しないといわれています。

正規店でも滅多に目にすることができないほどデイトナは希少なモデルで、そのため国内ではデイトナを入手するために正規店を巡る人々が後を絶ちません。

正規店を巡る行動は通称「デイトナマラソン」といわれていることからも、デイトナの注目度の高さがうかがい知れます。

希少なモデルに憧れる人は多く、ステータスの象徴としても注目を集めているデイトナ。

誰もが持ちえない逸品を身につけることは「選ばれた存在」としての特別感と優越感を得ることができ、さらに所有欲を満たすことができます。

ロレックスのデイトナで特に入手が難しいモデル

ロレックスのデイトナを買いました!正規店で定価購入するコツを徹底解説
引用https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116506-0002.html

ロレックス・デイトナは様々なデザインとカラーバリエーションがあります。

「デイトナといったらスポーツモデルではないの?」と思っている人がいるかもしれません。

しかし、デイトナはパヴェダイヤが施されたモデルなど、フォーマルなシーンで活用できるラグジュアリーなデザインも豊富にそろっています。

多彩なラインナップがあるデイトナですが、中でも特に入手困難な人気モデルを今から紹介していきます。

デイトナRef.116500LN

デイトナの中でも入手困難なモデルとして知られているRef.116500LNは、2016年にリリースされたデイトナの最新モデルです。

ホワイトの文字盤に映えるブラックのベゼルと3つのインダイヤルのコントラストが印象に残ります。

Ref.116500LN最大の特徴はタキメーターベゼルです。

「レースドライバーが使用する究極の計時ツール」をコンセプトとして作られたモデルで、最大時速では400マイルの測定を可能としています。

1965年モデルを彷彿するブラック プレキシガラス製ベゼルインサートはクラシカルな印象を纏い、立体感のある輝きを放つオイスターブレスレットと共にエレガンスさを際立たせている点も注目です。

洗練されたデザインと高機能を兼ね備えたRef.116500LNは、デイトナの中で最も人気を集めています。

中古価格は一時400~500万円を超えるほど高くなっていました。入手困難な状態は今後さらに高まるであろうと予想されている逸品です。

デイトナRef.116506A

デイトナの中で入手困難なモデルの一つには、Ref.116506Aもあります。

当モデルは2014年にデイトナ50周年のアニバーサリーを祝してリリースされたモデルで、ロレックスのプラチナモデルのみに使用が許可されているクリアに煌めくアイスブルーの文字盤が特徴です。

神秘的で気品に満ちたアイスブルーの輝きは、プラチナのケースと文字盤を彩る11バゲットカットのダイヤモンドがラグジュアリー感とエレガンスをプラス。

ふんだんに用いた高級素材と爽やかな美しさを放つアイスブルーのカラーが人気を集めています。

買取市場では、定価800万円に対して安くても1500万円を超える価格で取り引きされています。

定価を下回ることがないとされる人気のモデルです。

デイトナRef.116520

Ref.116520も入手困難なモデルとして挙げられます。

2000~2016年までリリースされていたモデルで、完全自社生産のクロノグラフムーブメントであるCal.4130を初めて搭載し、デイトナでも記念すべきモデルとして有名です。

高級感と重厚感ある趣を携えたブラック、洗練された爽やかさを纏うホワイトの2つのカラーがあり、どちらも同じように人気を集めています。

中古価格は一時、280万円を超えるほどプレミアムな値段で取引されていました。

Ref.116520の中でも特に人気が高いのは、2004年頃までに販売されていたホワイト文字盤のラインナップです。

経年劣化によりホワイトの文字盤がクリーム色に変化するという珍しいラインナップで、価格の高騰が特に顕著となっています。

ロレックス正規店でデイトナを定価購入するコツ6選

ロレックスのデイトナを買いました!正規店で定価購入するコツを徹底解説

ロレックス正規店でデイトナを定価購入するのは困難です。

しかし、あらかじめ購入するコツを知っておけば、定価で入手できる可能性があります。

今からお伝えする6つのコツを覚えて、幻のロレックス・デイトナを定価で購入するためにチャレンジしてみてください。

とにかく諦めずに通う

デイトナを定価で購入するためには、ロレックスの正規店にとにかく諦めずに通うことが大切です。

デイトナの正確な流通量は公開されていませんが、正規店1店舗当たり月に約2~3本程度入荷するといわれています。

ロレックスは入荷時期も公開しておらず、いつ正規店のショーケースに陳列されるか分かりません。

そのため、入荷時期を逃さないために正規店に通い詰める「デイトナランナー」と呼ばれる愛好者も少なくありません。

デイトナは需要と供給が釣り合わず、常に需要過多の状況が継続しています。

わずかな入荷本数に多くの購入希望者が来店するため、短期間で購入できる可能性はかなり低いといえるでしょう。

デイトナランナーの中には、1年以上かけて数百回ほど正規店に通っても購入できない人もいます。

毎日通ったデイトナランナーでも実際に入手するまでに3か月~半年ほどかかるのが一般的だといわれています。

デイトナを定価で入手するためには、すぐに諦めずに繰り返し正規店へ通い続けることが重要です。

希望のモデルを明確に伝える

デイトナ購入のコツとしては、希望のモデルを明確に販売店側に伝えることが大切です。

ロレックスの正規店は転売防止対策に力を入れていて、購入制限を実施したり購入の際には保護シールを剥がしたりしています。

具体的には、「デイトナなら何でも良いからありますか?」「ロレックスのスポーツモデルはありますか?」というような購入の仕方はあまりおすすめできません。

「転売している業者かもしれない」と思われるような買い方をすると、仮に在庫があったとしても販売してもらえない可能性があります。

そのため、「デイトナのアイスブルー文字盤のモデルはありますか?」のように具体的な特徴を伝えて購入することが大切です。

できればRef.Ref.116506Aのように型番まで伝えるのがベストですが、モデルに感じた魅力や欲しい理由などを話して、販売店側に購入したいという熱意を伝えるだけでも十分です。

店舗ごとの特徴を把握する

デイトナを購入するコツとしては、ロレックス正規販売店の特徴を把握することも大切です。

デイトナを購入するためにいくつかの店舗を回るとき、まずそれぞれの店舗で働いているスタッフに声をかけてみましょう。

ロレックスが販売されるまでのルートは、まずスイスのロレックス本店から日本ロレックスに渡り、その後に特約店へと流通します。

日本の主なロレックス特約店は、「ホッタ」「日新堂」「栄光(グロリアス)」「東邦(フタバ)」「福田」の5つです。それぞれの特約店ごとに抱えている在庫の量が違い、新規顧客と既存顧客の優遇度も異なるため、「特約店ならどこも同じ」というわけではないことを知っておきましょう。

正規販売店はいずれかの特約店に所属しているので、デイトナマラソンを行う際にスタッフにヒアリングしてみるものおすすめです。

店舗の個性を知ることで、デイトナの購入確率もグッとアップしてきます。

身だしなみを整える

身だしなみを整えて店舗に出向くこともデイトナを購入するコツの一つです。

ハイブランドの象徴であるロレックスは、安いモデルであっても購入するには数十万円は必要です。

ラグジュアリーなロレックスの雰囲気にふさわしい身だしなみを心掛けて店舗に出向きましょう。

ただし、極端にきちんとした格好やハイブランドの服・スーツなどで出向かなければいけないというわけではありません。

清潔感のある身だしなみであれば問題ないので、こだわり過ぎないことも大切です。

避けたいのは、カジュアル過ぎるTシャツや短パンなどの服装、ラフ過ぎる言動です。

「ロレックスを愛好する人とは思われない」と判断されると、転売目的の業者と誤解を受けてしまいます。

デイトナが入荷したときに来店しても警戒して販売してもらえないかもしれないので、常日頃から店を訪ねるときは身だしなみを整えておくことが大切です。

入手難易度の低いロレックスを購入する

デイトナを購入する場合、あらかじめ入手難易度の低いロレックスを購入しておくこともおすすめです。

ロレックスのポリシーは、心からロレックスを愛し長く活用するオーナーに使ってもらうことです。

特に入手困難な人気モデルの場合、できる限り転売している業者ではなく、本当に欲しがっている人に販売したいと思っています。

あらかじめ入手しやすいロレックスを身に着けておくと、店舗側から「ロレックス愛好家である」と判断される可能性が高いです。

転売屋ではなく自分が使うためにデイトナが欲しいということをアピールするためにも、事前に購入しやすいロレックスを身に着けて店舗へ行くと良いでしょう。

ただし、ロレックスの一部のスポーツモデルを購入した場合は、購入制限がかかる可能性があります。

購入制限は5年間で、その期間内はデイトナを買うことができないので注意が必要です。

「他に欲しいロレックスがない」という人は、ロレックスのレンタルサービスを利用する方法もあります。

閉店間際や混雑する時間帯は避ける

閉店間際や混雑する時間帯を避けて来店することも、デイトナを購入するコツの一つです。

デイトナを購入するときは、購入履歴のチェックや本人確認など様々な手続きが必要で、購入するまでに1時間程度かかります。

そのため、閉店間際ではデイトナの在庫があった場合でも、手続きの時間を考慮して販売してもらえない可能性があります。

また、休日や店内が混雑しやすい時間帯は、スタッフが多忙なので対応してもらえないかもしれません。

各店舗を回る際には忙しそうな時間帯をチェックしておき、次回から避けて来店するようにしましょう。

どうしても正規店でデイトナを購入できない場合の対処法

どうしても正規店でデイトナを購入できない場合は、並行輸入店やブランド品の中古販売店で購入することもできます。

並行輸入店とは、独自で海外からの輸入ルートを開拓し、日本ロレックスや特約店を介さずに販売している店舗のことです。

並行輸入店は定価よりも高額で販売していることも多いですが、その分正規代理店よりも入手しやすくなっています。

ただし、並行輸入店は個別のルートで輸入した製品を取り扱っているため、正規店のように本物ではない場合があります。

並行輸入店は店舗によって価格や信頼度が大きく異なるので、利用する際には十分に比較検討することが大切です。

デイトナは、フリマアプリやオークションサイトなどで購入するのはできるだけ避けた方が良いでしょう。

個人間で取引するにはデイトナのような高額な商品はリスクが高いです。

リーズナブルな価格設定をしているケースもありますが、トラブルになったときの損害も考えておくことが大切です。

デイトナの購入資金を調達する方法

ロレックスのデイトナを買いました!正規店で定価購入するコツを徹底解説

デイトナを購入する場合、定価では160万円以上かかります。

並行輸入品や中古品では200万円を超えることも少なくないので、購入前にはまとまった資金が必要です。

もし他のロレックスやブランド品を持っているなら、買取専門店などに売却してデイトナの購入資金を調達するのもおすすめです。

ブランド品の買取に強い「買取エリート」は、貴金属やジュエリー、ブランド品も幅広く取り扱っています。

買取エリートはブランド品の知識豊富な熟練の査定士が多数在籍し、大切なブランド品を一点ごとに心を込めて査定しています。

納得の高価買取を実現できるだけではなく、無料でできる簡単・便利なライン査定を利用すれば、買取価格をすぐにチェックすることも可能。

近くに店舗がない人は、出張買取や宅配買取を利用するのもおすすめです。

宅配買取でも手数料やキャンセル料は一切必要ないので、気軽に利用できるサービスとなっています。

ロレックスのターノグラフは値上がりの期待大!人気の型番や売却方法とは

ロレックスには数々の人気モデルがありますが、ターノグラフはわずか10年足らずだけ販売されたことから幻のモデルと呼ばれています。

中古市場においてロレックスの価格が高騰する中、レアモデルのターノグラフは高価買取が期待できます。

ここでは、ロレックスが高騰している理由をはじめ、ターノグラフの特徴や人気の型番、ロレックスの売却方法などについて解説します。

中古価格の高騰が続くロレックス

ロレックスは中古市場において右肩上がりで価格の高騰が続いています。

ここでは、ロレックスの中古価格が値上がりする理由について詳しく解説します。

ロレックスの中古価格の推移

ロレックスは中古市場でもともと高い人気を誇り、高値で取引されてきました。

しかし、2016年以降さらに人気に拍車がかかり、中古価格が値上がりしています。

ロレックスの人気モデルの1つであるサブマリーナを例にあげると、1995年頃は平均価格が40万円ほどであったのが、2007年頃には59万円ほど、2015年には87万円ほど、2021年頃には182万円ほどと右肩上がりに高騰を続けています。

デイトナやGMTマスター、エクスプローラーのような定番スポーツモデルの価格の高騰は目覚ましく、150%以上の価格上昇率を記録したモデルもあるほどです。

また、定番スポーツモデルが需要の高まりに伴い品薄状態となったことから、比較的需要・供給バランスが取れていたエントリーモデルやドレスモデルの需要も高まり、価格が高騰するという状況になっています。

ロレックスの中古価格が高騰している理由

ロレックスの中古価格が高騰している理由は、ロレックスが世界的に知名度・人気度の高いブランドであるため、安定した需要があるからです。

しかし、腕時計の王様と呼ばれるほど高い人気を誇るものの、流通量が少ないため需要に対して供給が不足している状況になっています。

ロレックスは職人の手作業で生産されるため大量生産ができず、正規販売店に納品される数にも限りがあります。

そのうえ、新型コロナウイルスの影響で工場の稼働率が下がったため、さらに生産量が少なくなってしまいました。

2019年からは転売防止策の一環として購入制限が始まるなど、正規販売店ではますます入手しづらい状況になっています。

正規販売店で購入できない人が中古市場に流入しており、中古ロレックスの需要が高まり中古価格が高騰しています。

スポーツモデルを中心に、定価以上のプレミア価格がつくモデルも多数あります。

また、ロレックスの定価が値上がりしていることも、中古価格を高騰させる要因になっています。

中古価格の高騰により資産価値の高い時計だと認識され、投資目的で購入する人が増えたのも価格高騰の一因です。

ロレックスの「ターノグラフ」とはどのような時計?

幻のモデルと呼ばれるロレックスのターノグラフは、中古市場においてどれぐらいの価格で売却できるのでしょうか。

ターノグラフの概要や特徴とともに解説していきましょう。

ロレックス「ターノグラフ」の特徴

ロレックスのターノグラフは2004年にリリースされたモデルで、2013年に生産が終了になりました。

デイトジャストの派生モデルとして誕生し、よりスポーティーなデザインであるのが特徴です。

ターノグラフのベゼルはデイトジャストと同様にフルーテッドベゼルを採用していますが、回転式である点が異なります。

ロレックスのモデルの中で、最初に回転式ベゼルを採用したのがターノグラフです。

ベゼルは両方向に回転させることができるうえにクリック音もなく、メモリや数字がついており時間測定もできて実用性が高いのが特徴です。

また、「TURN-O-GRAPH」の赤色のロゴとマッチした赤い秒針・赤いデイト表示が採用されているのも特徴的です。

赤の差し色効果で、デイトジャストよりもスポーティーな印象になっています。

ロレックス「ターノグラフ」の価値

ターノグラフはロングセラーのモデルが多いロレックスには珍しく、2004年から2013年までの9年と販売期間が短いため、流通量は多くありません。

ロレックスにおいてはステンレススチールのスポーツモデルの中古価格が高騰しやすい傾向がありますが、ターノグラフは幻のモデルと呼ばれるほどレアであるため、高値での取引が期待できます。

ただし、中古市場で安定した人気を誇るものの、定番のスポーツモデルのように定価の2倍以上というような価格高騰は見られません。

人とかぶりにくいモデルであるため人気は高まっており、今後さらに値上がりすることが予想されます。

高価買取が期待できるモデルとしては、文字盤のカラーバリエーションが豊富なターノグラフにおいて生産数が少ないブルーの文字盤のモデルや、300本限定発売された秒針とデイト表示が緑色の日本限定モデルがあげられます。

値上がりが期待できるロレックス「ターノグラフ」の型番

ターノグラフは9年という短い販売期間で素材や文字盤の色が異なるいくつかのモデルをリリースしました。

ここでは、値上がりが期待できるターノグラフを型番とともにご紹介します。

ターノグラフRef.116261

Ref.116261は、2004年にリリースされたターノグラフの初期モデルです。

ステンレススチール×18Kピンクゴールドのコンビで、2020年以降右肩上がりに中古価格が値上がりしています。

ステンレススチールモデルが高騰する中、18Kを使用したモデルのお得感が注目され始めました。

特にピンクゴールドは華やかさと上品さを併せ持ち、ゴールド素材の中でも特に高い人気があります。

Ref.116261の文字盤はブラック、ホワイト、シルバーの3種類がありカラーによる価格差は少ないですが、ステンレススチールモデルのシルバー文字盤は珍しいため希少価値があります。

中古市場において、Ref.116261は100万円~140万円ほどで取引されています。

ターノグラフRef.116263

Ref.116263は、2011年にリリースされたモデルです。

ステンレススチール×18Kイエローゴールドのコンビで、文字盤の色はブラック、ホワイト、グレーの3色展開です。

通常モデルと日本限定モデルの2種類があり、秒針・デイト表示・ロゴのカラーが異なります。通常モデルは赤色、日本限定モデルは緑色になります。

文字盤上で緑色が使われることは珍しく、日本限定モデルは300本しか販売されていないため、コレクター人気の高いモデルです。

文字盤の色はブラックとホワイトの2色展開で、ブレスレットもオイスターブレスのみになります。

通常モデルに関しては、2017年頃までは70万円ほどで取引されていましたが、2020年以降は100万円を下回ることはありません。

特にブラックの文字盤は人気が高く、170万円で売買されることもあります。

日本限定モデルに関しては、流通量が少ないためなかなか市場に出回りませんが、130万円~150万円で取引されています。

ターノグラフRef.116264

Ref.116264は2004年にリリースされたモデルで、ステンレススチール×18Kホワイトゴールドのコンビです。

18Kを主張しすぎないホワイトゴールドなので、普段使いしやすくターノグラフで最もスタンダードなモデルです。

スタイリッシュかつスポーティーな印象で、カジュアルからビジネスシーンまで幅広く使えます。

文字盤はブラック、ホワイト、ブルーの3色展開となっており、生産数が少ないためブルーの人気が高くなっています。

ブラック、ホワイトも100万円以上の高値で取引されていますが、ブルーは120万円近くで取引されることもあります。

Ref.116264は2016年頃までは40万円ほどで売買されていましたが、2017年以降は右肩上がりに価格が高騰しています。

2020年からは価格の上昇率が加速し、2022年以降もその流れが続いています。

ロレックス「ターノグラフ」の売却でよくある疑問

ロレックスを売却したいけれど、高額で売却した後に税金がかかるのではと気になっている方もいるでしょう。

また、所有しているロレックスが本物かわからない場合、売るのを躊躇ってしまうかもしれません。

ここでは、ロレックスの売却の際によくある質問について解説します。

ロレックスが高く売れると税金がかかる?

通常、所有資産を売却して一定以上の利益を得た場合は、所得税などの税金が課されます。

そのため、ロレックスを高額で売却した場合、税金がかかるのか気になっている方もいるでしょう。

結論から言うと、ロレックスを高額で売っても基本的に税金はかかりません。

なぜなら、ロレックスは生活用動産であるため、課税対象にならないからです。生活用動産とは日常生活に必要な品のことで、腕時計も含まれます。

貴金属や宝石、骨董品などを売って30万円以上の利益を得た場合は課税対象となりますが、ロレックスは貴金属や宝石に分類されないため課税対象にならないのです。

100万円以上の売却利益を得たとしても、納税の必要はありません。

動かないロレックスでも売却できる?

電化製品や電子機器は、壊れると売却できないのが一般的です。売却できたとしても、二束三文の安値になってしまいます。

しかし、ロレックスは需要が高いため、壊れたり動かなくなったりしたものでも買取ってもらえることがほとんどです。

そのため、買取ってもらえるかわからなくても、とりあえず査定に出してみると良いでしょう。

買取価格は商品の状態によって変動するため、状態が悪いほど修理や交換部品が必要となり価格も下がります。

ただし、内部構造や内部電子機構の破損など修復が難しい故障の場合は、売却不可になることもあります。

また、状態が良いほど買取価格が高くなる傾向がありますが、売却前に自費で修理する必要はありません。

修理しても買取価格が高くなるという保証はなく、支払った修理代を差し引くと収支がマイナスになることもあります。

時計専門の買取業者は独自の修理工場を保有しているため、壊れたロレックスを修理することができます。

そのため、壊れたままで査定に出すことをおすすめします。

本物かどうかわからなくても売却できる?

ロレックスは人気の高いブランドであるため、偽物も数多く市場に出回っています。

人から譲り受けたロレックスは、本物かどうかわからない場合もあるでしょう。

買取店や質屋では偽物のロレックスの買取は行わないため、査定で偽物と判断されると買取ってもらえません。

ただし、査定士は偽物だと教えてくれることはなく、買取基準から外れるという理由で買取拒否をされることがほとんどです。

ロレックスが本物か偽物かはブランドの人間にしかできないとされているため、「偽物」と断言されることはありません。

本物かどうかわからない場合は、ロレックスのオーバーホールを受けたり、買取店に査定に出したりして鑑定することができます。

買取店は査定費用も無料であることが多く、ロレックスの査定金額も同時にわかるので一石二鳥です。

なお、偽物のロレックスだと知りながら売却すると、詐欺罪に問われる可能性もあるので注意が必要です。

ロレックス「ターノグラフ」を売却する方法

ロレックスの売却に関する疑問が解消されたところで、具体的に3つの売却方法についてご紹介します。

それぞれの売却方法にはメリット・デメリットがあるので、特徴を把握したうえで自分に合う方法を選ぶと良いでしょう。

フリマアプリやオークションサイトに出品する

フリマアプリやオークションサイトへの出品は、アプリやサイトを通じて個人同士で売買するという方法です。フリマアプリは自分でロレックスの販売価格を決めて出品できるため、希望金額で売却できるのがメリットです。オークションは自分で販売価格を決めることはできませんが、入札者が多いほど値段が上がっていき、予想外の高値で落札されることもあります。ただし、どちらの方法も必ず購入者が現れるという保証はなく、売却できないこともあります。購入者が現れた場合でも、売却金額に応じて手数料を支払うことがほとんどです。通常、売却価格の10%ほどとなっており、売却価格が高いほど手数料も高くなります。

出品費用はかかりませんが、商品説明や画像のアップ、梱包や配送手続きなどの作業を自分で行わなければなりません。

購買意欲を高めるように画像を修正したり、説明文を考えたりと工夫が必要になります。

購入者はサイトに載せられた情報を頼りに購入するため、信頼されるページ作りが必須です。

そのほかにも、購入希望者と連絡を取ったり、トラブルに対応したりと、やることがたくさんあります。

リサイクルショップに売却する

リサイクルショップは幅広い商品の買取・販売を行っており、ロレックスなどのブランド品を買取ってくれるところもあります。

商品をショップに持ち込みスタッフに査定してもらい、査定金額に納得すれば買取成立となります。

リサイクルショップでは買取成立後は現金ですぐに支払ってもらえるため、スピーディーに現金化できるのがメリットです。

自分の都合に合わせ好きな日に店舗に持込めるほか、スタッフが自宅まで買取に来てくれる出張買取サービスに対応できるところもあります。

査定は無料であるため手数料などもかからず、出品や梱包・発送などの面倒な作業もありません。

しかし、ノーブランドを含む幅広い商品を扱っているため、スタッフがブランド品の専門知識を持っていないことがあります。

プレミア価格のついたロレックスであっても、画一的な金額で買取られることがほとんどです。

ブランド品の買取に特別力を入れているわけではないため、市場価格に見合った適切な鑑定が行われないこともあります。

ブランド品買取専門店に売却する

ブランド品買取専門店はリサイクルショップのように幅広い商品を扱うのではなく、ブランド品に特化した買取を行っており、ロレックスの時計を売却することができます。

査定スタッフはブランド品の専門知識を身につけており、適切な鑑定・査定を行うことが可能です。

本物か偽物かを見分けることができるほか、ロレックスのモデルごとの市場価値も熟知しています。

そのため、ロレックスの価値に相応しい価格で売却できるのがメリットです。

店舗に持ち込んで買取ってもらう店舗買取のほか、自宅まで買取に来てくれる出張買取、宅配便で送ると買取ってくれる宅配買取など様々な買取方法が用意されています。

「買取エリート」はロレックスの買取実績が豊富なブランド品買取専門店で、知識豊富な査定士が市場調査も考慮に入れ買取価格を決定するので安心です。

自社メンテナンスを完備しており低コストでロレックスの修理が行えるため、壊れたロレックスも可能な限り高値での買取が可能です。

ターノグラフの売却は値上がりしている今がチャンス!

ロレックスはもともと人気の高い時計ですが、資産価値の高さからますます人気が上昇し、ほとんどのモデルにおいて中古買取価格が高騰しています。

特にターノグラフは流通量が少ないレアモデルであるため、高価買取が期待できます。

使わず放置しているロレックスがあれば、売却を検討することをおすすめします。

買取エリートは満足度の高い買取価格だと評判も高いため、問い合わせしてみてはいかがでしょう。

30代でロレックスは生意気?悪印象を避けるポイントやおすすめモデルとは

スイス発祥であるロレックスの腕時計は世界的に高い人気を誇っており、ステータスの高い人にふさわしい時計であるとされています。

30代の方でもロレックスを愛用している方がいるかもしれませんが、30代という若さでロレックスを所有していることに対し、周囲から「生意気だ」と思われないか不安を感じている方もいるのではないでしょうか。

生意気だと思われないためのポイントや30代におすすめのモデルなどについて解説します。

ロレックスの人気が高い理由

ロレックスを着用していると、「30代でロレックスをしているなんて生意気だと思われているんじゃないか…」と、周囲の目が気になることもあるでしょう。

その理由の一つとして、ロレックスの人気が高く、目立つからという点が挙げられます。ロレックスというだけで、「あ!あの人高級腕時計をしている!」と思わず注目してジッと見てしまうという人もいるものです。

では、なぜロレックスはそこまで人気が高いのかについて解説していきます。

精度や品質が高い

ロレックスの腕時計は、その品質の高さが特徴です。

ロレックスは、腕時計の3大発明と言われる「オイスターケース」、「パーペチュアル」、「デイトジャスト」を開発したブランドであり、高い技術力を持つ腕時計メーカーです。

ロレックスは、数ある腕時計メーカーの中でも珍しく「ムーブメント」を自社製造しています。それは高い技術力があるからこそ可能なことであり、自社の「ムーブメント」がロレックスの腕時計の長期使用を可能にしています。

何十年も使い続けることができる耐久性と品質の高さを併せ持つロレックスの「ムーブメント」は、ロレックスが名ばかりのブランドではないことを証明しています。

ロレックスは独自に厳格な検査基準である高精度クロノメーター基準を設けており、時計として非常に高い性能を誇ります。

「オイスターケース」により高い防水性があるだけでなく、一生モノとして使えるほど頑丈です。

この理由の一つに、耐磁性や耐衝撃性に優れた素材を使用していることが挙げられます。また、「オイスターケース」は、ムーブメントを守るように包み込む構造をしています。

一般的な腕時計は、表側に文字盤を守るガラスがあり、裏側は裏蓋をしてそれぞれ別個の構造であるため、機密性は高くありません。

「オイスターケース」はつなぎ目のない一体構造で表も裏もすっぽりと包んでいるため、防水性だけでなく耐久性をも高める役割を果たしているのです。

ロレックスは長期使用に耐えられるため、中古市場での人気が出たとも言われています。

中古で購入したとしても、そこから長く愛用することが可能です。

ちなみに腕時計3大発明の他の二つ「パーペチュアル」と「デイトジャスト」についてですが、「パーペチュアル」とは自動でゼンマイを巻き上げる機能のことです。

「デイトジャスト」は日付機能のことで、ロレックスの日付機能は小窓が3時付近にあり見やすいのが特徴です。

ロレックスの腕時計は、5年という長めの保証期間が設定されており、安心して普段使いすることができます。

ロレックスはその高い技術力で世界に知られています。

そのような高品質な腕時計を、30代で所有することを生意気だと感じる人がいるのかもしれません。

希少なため資産価値が高い

ロレックスの人気の高さの理由に、希少性、資産性がともに高いという点が挙げられます。

ロレックスは一つ一つ職人の手作業で生産されているため、そもそもの流通量が少なく希少です。

新型コロナの流行により素材の入手や職人の手配が難しくなり、近年はさらに流通量が減っていると言われています。

特に期間限定モデルは希少性が高いです。

モデルごとに販売期間が異なり、一度生産終了したモデルは基本的に再販されないため、手に入りにくいものは希少価値も高くなります。

30代でこうした希少なモデルを所有している場合、生意気だと思われてしまうのかもしれません。

転売防止のために、一部のモデルは2021年より購入制限がかけられており、好きなタイミングで自由に購入することができなくなりました。

このような背景からロレックスは需要に供給が追い付いておらず、希少性が高いです。

ロレックスの需要は安定しています。

高額で買取されることが多く、希少なモデルであれば年数が経つにつれ価値が上がるものもありますので、現金化するための資産として人気があります。

急激に価値が下落してしまうようなリスクは少ないため、投資目的で購入する人も増えています。

また、2002年、2007年、2015年にロレックスの定価そのものが上がりました。

新品価格が上がれば、ユーズド品の価格も上がる傾向にあります。

ロレックスの資産価値は安定して高いため、投資目的としても高い人気を誇っています。

ステータスシンボルになる

単純に腕時計の価格や品質だけをみた場合、ブレゲやパテックフィリップなどロレックスに勝るとも劣らないブランドは他にもあります。

しかしながらロレックスは効果的なブランディング戦略により、世界中で圧倒的な知名度を獲得しました。

ロレックスは、世界的に有名なブランドになる前から富裕層向けアプローチに力を入れており、そうした富裕層向けメディア等への広告戦略が功を奏して次第に「富裕層に愛される腕時計=ロレックス」と認識されるようになっていったのです。

ロレックスは現在も、多くの著名人やセレブに愛されています。

今やロレックスの腕時計は、ステータスの象徴であり、高い人気を誇る高級腕時計メーカーとして揺るぎのない地位を確立しています。

日本でもロレックス愛好家を公言している有名人がいます。

ロレックス愛好家である人気俳優がテレビドラマで「エクスプローラー1」を着用した影響で、「エクスプローラー1」の人気が非常に高まったということもありました。

そうした影響もあり、時計に詳しくない人であっても「ロレックス=高級」と認識している人は多いです。

ロレックスは、経済力のある高い年齢層の人だけでなく、若年層からも「いつか欲しい高級腕時計」として憧れの存在となっています。

30代という若さで、ステータスの象徴であるロレックスを着用することは生意気だと思われる場合もあるのかもしれません。

30代でロレックスを購入すると「生意気」なのか?30代でロレックスを購入すると「生意気」なのか?30代でロレックスを購入すると「生意気」なのか?

ロレックスは高級品ですが嗜好品のひとつであるため、本来は自分の好みで着用するかどうか決めて良いものになります。

30代といえば仕事でも責任が増え、部下を任されることもある年代です。

収入も増え、高級腕時計をしていてもおかしくはないでしょう。

しかしロレックスは高額なため成功者の証というイメージがあり、若者が着用していると「生意気だ」、「身の丈に合わない」と批判的な目で見る年配の人もいるというのも事実です。

30代でロレックスを購入するメリット

30代でロレックスを着用していると「生意気だ」と思われるリスクもありますが、同時にメリットもあります。

30代でロレックスを購入するメリットについて解説していきます。

より長くロレックスを楽しめる

ロレックスは実用性を重視した腕時計であり、正しくメンテナンスを受ければ一生モノとして使うことができます。

30代の若いうちにロレックスを購入すれば、それだけ長くロレックスを楽しめます。

ロレックスはリセールバリューが高いため、所有するモデルを売却して別のモデルへ買い替えるという楽しみ方も可能です。

中古市場で特に人気のモデルは、「デイトジャスト」、「デイトナ」、「サブマリーナー」、「GMTマスター」などです。まずは人気のモデルや、ロレックスの定番モデルを購入し、段階的にこだわりを表現できるようなほかとは差が付くモデルへ買い替えるのも良いでしょう。

若いうちからロレックスを所有して楽しむことは、悪いことではありません。

生意気だと周囲の人から批判の目で見られないよう対処法を考えながら、ロレックスを着用するのが良いでしょう。

同年代に対して優越感を味わえる

ロレックスは1905年創業の由緒正しい高級腕時計ブランドです。

「伝統のあるブランド」として、ブランドにさほど興味がないという人にも広く知られています。

知名度のある人気のブランドですから、持っているだけで誇らしい気持ちになることもあるかもしれません。

また、ロレックスは希少性や価格が高く、所有するには一定の経済力が必要であり、ステータスの象徴となります。

2016年にスイス時計協会FHが行った調査によると、「ロレックスの所有者は40代以上が多い」という結果でした。30代のロレックス所有率は24.5%であり、所有していると同年代に対して優越感を味わえると言えます。

ただ、優越感を露骨に出してしまうと、「生意気だ」と思われてしまう可能性もあるでしょう。

経済的に余裕があり購入しやすい

30代でロレックスを所有していると「生意気だ」と思われてしまうこともありますが、30代でロレックスを購入できる人が一定数いることも事実です。

その理由は、30代は経済的に余裕があるためです。独身時代と比べ、結婚したり子供の進学費用がかかるようになったりすると、嗜好品にお金をかけにくくなります。

厚生労働省の「令和3年人口動態統計月報年計(概数)の概況」によると、男性の平均初婚年齢は31歳でした。

子供が成長し進学費用が増え始める40代以降より、若いうちのほうが経済的に余裕がありロレックスを購入しやすいと言えます。

また30代は、仕事の能力によって昇進、昇給が期待できる年代です。

自分の仕事が認められ、昇進した暁にはロレックスを買いたいと思う人もいるでしょう。

ロレックスを「生意気」だと思わせないためのポイント

30代であってもロレックスが好きで所有したいという方もいるでしょう。

30代でロレックスを着用していても生意気だと思わせないためのポイントについて解説していきます。

TPOに合わせて着用する

ロレックスは誰もが「高級」であるとわかるブランドであるため、着用シーンに配慮することが重要です。

例えば営業でお客様のところへ訪問する際に目立つロレックスをつけていくと、相手に「生意気だ」と思われたり、不快な思いをさせて商談がうまくいかない可能性があります。

職場では上司や先輩より高価なロレックスを使うと気まずい思いをしたり、社風により着用しにくい場合もあるでしょう。

また、シニア世代の人の前でロレックスを着用していると、自分の家族であっても「30代でロレックスなんて!」と言われてしまうこともあるかもしれません。

年齢の高い人の中には、慎ましい生活を送ることを美徳と考える人も一定数います。


自分の立場や会う相手などにより、ロレックスが嫌味に見えないか、着用がふさわしい場面か、などを考えるようにすることが大切です。

自分に似合うデザインを選ぶ

ロレックスにはデザインや価格帯が異なる多彩なモデルがあり、どれを選ぶかで印象が大きく変わります。

金無垢モデルやコンビモデルなどはゴージャスでインパクトが強く、年配の人に好まれる傾向にあります。

こうした目立ちやすいロレックスを30代が着用していると「生意気だ」と思われてしまうこともあるかもしれません。

派手なデザインやケースが大きいモデルも、悪目立ちして時計負けしやすいので注意しましょう。

普段のファッションや体格などに合わせ、違和感のないモデルを選ぶことが重要です。

自慢するような言動をしない

ロレックスを所有していると満足感からついアピールしたくなるかもしれませんが、自慢は相手に生意気だと思わせてしまう代表的な特徴ですので気をつけるようにしましょう。

相手に不快感を与えないよう、ロレックスを見せびらかしたり自慢したりすることは避けるのが基本です。

ロレックスの話題になったとしても、自慢だと受け取られかねない言動は慎み、謙虚に対応したいものです。

いつも「おかげさまで」の気持ちを持つことが大切です。

例えば「お若いのにロレックスを着用されているのですね、すごいですね」などと言われたとしたら、「周囲の方に支えられ、おかげさまで仕事がうまくいっています。

社内で賞をいただいた記念に購入しました」などと、感謝の気持ちと共にロレックス購入について話ができれば、「生意気だ」と思われるようなことは避けられるでしょう。

0代に似合うロレックスのモデル

30代でロレックスを購入することについて、周囲から「生意気だ」と批判的な目で見られないようにする方法はあるのでしょうか?その方法の一つとして、30代が着用しても嫌味がないおすすめのモデルを選ぶというのがあります。

30代に似合うロレックスのモデルをご紹介します。

デイトジャスト

「デイトジャスト」は、フルーテッドベゼルとジュビリーブレスを組み合わせた、ロレックスのアイコンともいえる王道モデルです。多くの人が「ロレックスの腕時計」としてイメージするのがこの「デイトジャスト」モデルであり、ロレックスのアイコン的モデルです。

比較的小ぶりなケースなので悪目立ちしにくく、30代にも着用しやすいと言えます。

「生意気だ」と思われるのが不安である方は、こちらのタイプを試してみるのも良いでしょう。

デザインもシンプルかつ上品な印象なのでビジネスシーンでも使いやすいです。エレガントな雰囲気で、女性からの人気も高いです。

文字盤や素材のバリエーションが豊富で、自分好みのデザインを選ぶ楽しさもあります。

文字盤の種類には、ブラックやホワイト、ゴールドなどの定番カラーに加えて、ダイヤモンドや天然石などの宝飾が付いたもの、掘り込みが入ったもの、グラデーション柄など様々あります。

サブマリーナーデイト

「サブマリーナーデイト」は300mの深海にも耐えられるダイバーズウォッチタイプです。

マリンスポーツや雨の中でも安心して使うことができます。

50年以上もほとんど変わらないデザインを維持しており、ロレックスの中でもトップクラスの人気モデルです。

シンプルでありながらも、人気ブランド「ロレックス」らしい美しさと気品を兼ね備えた嫌味のないデザインが特徴です。

ケースが大きめで回転ベゼルや視認性の高いインデックスを採用しており、スポーティーな印象ですので爽やかに着用できます。

30代であっても「生意気だ」と思われずスマートに着用できそうです。

高級感と存在感を兼ね備えており、ブラックはスーツとの相性も良いです。

エクスプローラー

「エクスプローラー」はその名の通り探検家のために開発されたモデルです。

特に高い耐久性を誇り、傷や衝撃などの心配をせず普段使いしやすいのが特徴です。

スッキリとしたシンプルな見た目をしていますので、TPOを選ばずビジネスでもプライベートでも着用しやすいです。

ロレックスの他のモデルよりも少し薄いため、着用した時のフィット感が良いと言われています。

価格もロレックスとしては比較的リーズナブルで、入門機として最初に購入する人も多いため、30代の方が着用していても「生意気だ」とは思われにくいと言えます。

使わないロレックスは売却がおすすめ

30代でロレックスを所有していることに対して「生意気だ」と感じる人がいることや、その理由がわかりました。

もしロレックスを所有しているものの、周囲の目が気になって使えないという場合には売却するのがおすすめです。

ロレックスは資産価値の高さから人気が更に高まり、定価以上のプレミア価格がつくモデルもあるため眠らせておくのはもったいないと言えます。

ブランド品の買取専門店「買取エリート」はロレックスの買取実績が豊富で、価値を正確に鑑定できるため高値買取も可能です。

店舗以外に出張買取や宅配買取にも対応しており、査定料やキャンセル料、送料がかからないので気軽に利用することができます。

ロレックスはTPOを考えて使うことが重要!

ロレックスはステータス性が高く、使い方によっては周囲に生意気だと思われてしまうリスクもあるためTPOやデザインに注意しながら使うことが重要です。

不安が大きい場合は売却も検討してみましょう。

ロレックスの買い取り実績が豊富な「買取エリート」であれば適正な査定をしてもらうことができ安心です。

出張買取や宅配買取など利用しやすいサービスが充実していますので、ぜひ一度「買取エリート」へ問合せをしてみてください。

ロレックスの希少な「日本限定モデル」とは?特徴と高く売るコツを徹底解説

ロレックスは、世界的に有名な高級腕時計ブランドです。

あまり知られてはいないかもしれませんが、実は日本の愛好家向けに日本限定モデルをリリースしたことがあります。

日本限定モデルは生産数が少なく人気が高いため、所有しているなら高値で売れる可能性が期待できます。

ここでは、ロレックスの日本限定モデルの特徴や高く売るコツなどについて紹介します。

ロレックスの売却を検討している方はぜひ参考にしてください。

ロレックスの「日本限定モデル」とはどのようなもの?

ロレックスの限定モデルとは、販売本数やエリアなどを制限して販売されたモデルのことです。

通常のモデルとは異なり特別なデザインで数が少ないことから、希少性が高くプレミア価格がつくものは少なくありません。

ロレックスの場合は、「日本限定と公式に発表された」「特定の日本企業向けに生産された」「日本のみで販売された」モデルの3種類が日本限定モデルと呼ばれています。

近年のコロナ禍により、ロレックスは供給不足などの理由で需要と供給のバランスが崩れているため、ブランド全体で商品価値が高騰する状況となっています。

メーカー工場をストップさせる状態になったり、人員の確保やパーツ製造などが難しくなったことで、ロレックスの価格が高騰しました。

あまりの人気で新品での購入が難しいモデルが増えており、中古市場のロレックス価格も高騰しています。

そのため、日本限定以外のモデルであっても、高値で売れる可能性は十分あるといえるでしょう。

ロレックスの日本限定モデル5選!

ロレックスが日本向けに限定生産したモデルは、数量が少なくあまり知られていないため希少性が高いとされています。

高値で中古売買されていることも多いので、どんなモデルがあるのか覚えておきましょう。

ここからは、ロレックスの日本限定モデルについて紹介します。

オイスターパーペチュアルRef.116000

日本限定モデルの一つは「オイスターパーペチュアルRef.116000」です。

オイスターパーペチュアルは、1926年に開発された初代「オイスター」の特徴を繋いだコレクション。

オイスターパーペチュアルRef.116000は世界中で販売されましたが、日本限定で特別なサイズと文字盤を採用したモデルが発売されました。

日本限定モデルは文字盤がブラックで、インデックスのうち3・6・9がアラビア数字になっているのが特徴です。

アラビア数字の部分には、ホワイトの夜光塗料も塗られています。ケースサイズは比較的小さめな36mmで、ステンレスのオイスターブレスが採用されています。

この日本限定モデルは、2008年からわずか1年間だけ販売された珍しいモデルです。

そのため、定価56万円に対して、中古が100万円以上で取引されたケースもあります。

ターノグラフRef.116263

「ターノグラフRef.116263」は、2011年に合計600本製造された日本限定モデルです。

ターノグラフとはデイトジャストの派生モデルで、デイトジャスト同様にフルーテッドベゼルが採用されているのが特徴です。

ターノグラフは「TURN-O」、ベゼルが回転してゼロに戻るという意味が込められています。

2004年から2013年と約10年間しか販売されていないだけでなく、もともと流通量が少ないモデルとして有名です。

ターノグラフRef.116263はホワイトとブラックの文字盤が2種類あり、それぞれ300本ずつ販売されました。

通常のターノグラフには秒針とデイト表示、6時方向の「TURN-O-GRAPH」のロゴに赤色が採用されていますが、日本限定モデルはこれらのカラーがグリーンとなっています。

また通常モデルはオイスターブレスとジュビリーブレスから選べるものの、日本限定モデルはオイスターブレスのみで展開されています。

ターノグラフRef.116263のケースブレスレットは、シルバーカラーのステンレススチールと18kイエローゴールドの組み合わせが採用されているのも特徴的です。

松坂屋400周年記念モデル

2010年に日本の老舗百貨店である松坂屋が創業400周年を迎えた際にも、記念としてロレックスの日本限定モデルが作られています。

創業400周年という偉大な歴史を記念するに相応しい、非常に華やかでラグジュアリーなデザインが特徴です。

全部で4種類あり、ダイヤモンドやサファイア、ルビーなどの宝石が贅沢にあしらわれています。

「デイデイトRef.118239」と「デイトジャストRef.179179」はホワイトゴールドのケースで、文字盤には400個のダイヤモンドがびっしりと敷き詰められています。

4時の位置のインデックスにはグリーンが採用されており、通常のモデルよりスマートな印象に仕上がっています。

デイデイトRef.118239は男性向けのモデルで、30本限定で生産されたといわれています。

デイトジャストRef.179179は曜日表示の代わりに、12時の位置にロレックスのシンボルマークがデザインされています。

「デイトジャストRef.179179NG」は、ホワイトのシェル文字盤とダイヤモンドのインデックスが特徴のモデルです。

文字盤の表面には凹凸が作られているので、外からの光が反射し角度によって見え方が異なるのも魅力です。

デイトジャストRef.179179NGは2種類展開されており、4時の位置にサファイアがあしらわれたタイプとルビーが使用されているタイプがあります。

いずれのモデルも30〜50本ずつしか生産されていないため、非常に希少なモデルとなっています。

読売ジャイアンツ優勝記念モデル

日本限定モデルとして、プロ野球チームの読売ジャイアンツ優勝記念モデルも販売されました。

「エクスプローラーIIRef.216570」は、読売ジャイアンツがセ・リーグ、セ・パ交流戦、クライマックスシリーズ、日本シリーズ、アジアシリーズで5冠を達成した記念に製造されたモデルです。

ベゼルのインデックスや秒針に読売ジャイアンツのチームカラーであるオレンジ、6時の位置にジャイアンツのロゴに加えて「JAPAN CHAMPIONS 2012」という文字があしらわれている特別仕様。

当時監督を務めていた原監督がロレックスにオーダーし、監督の背番号88にちなんで88本のみ製造されました。

生産量が少なくチーム関係者が購入したこともあり、中古市場には基本的に出回っていません。

目にする機会はほとんどなく、非常に希少なモデルだといわれています。

スペースドゥエラー

スペースドゥエラーは、1965年にアメリカ初の有人宇宙プロジェクトである「マーキュリーセブン」に参加した7人の宇宙飛行士が来日した記念に製造されたモデルです。

来日の際に日本国内のみで販売されたといわれるモデルで、入手困難な希少モデルの一つだといわれています。

日本限定といわれながらアメリカで発行された保証書が見つかるなど、謎が多いモデルとしても有名です。

エクスプローラーI Ref.1016の仕様をベースに、文字盤デザインを少し変更して製造されました。

スペースドゥエラーはブラックの文字盤に淡いオレンジのインデックスが採用されており、12時の位置には「SPACE-DWELLER」のロゴがあしらわれているのが特徴です。

なお、スペースドゥエラーという名前には、「宇宙の住人」という意味が込められています。

日本限定モデル以外で人気が高いロレックス

ロレックスの腕時計は投資対象として、近年では愛好家以外の間でも人気が高まっています。

ロレックスの需要が高まっていることで、日本限定モデル以外も高値で売買されるものが多い傾向にあります。

ここからは、日本限定モデル以外で人気が高いロレックスについて解説していきます。

コスモグラフデイトナRef.116500LN

デイトナは1960年代にカーレーサーの要望に応えて開発されたレーシングウォッチで、現在まで続くロングセラーシリーズです。

ロレックスの中で唯一クロノグラフを搭載しており、ケースや文字盤のバリエーションも豊富です。

そのため、数あるモデルの中でも、常にトップクラスの人気があります。

「コスモグラフデイトナRef.116500LN」は、2016年に販売されたモデルです。

セラクロムベゼルのスタイリッシュかつ高級感のある仕上がりや耐久性の高さなどにより、さらにデイトナの人気を押し上げました。

文字盤のカラーバリエーションはブラックとホワイトの2色で、2022年1月時点ではどちらのモデルも中古価格が400万円を超えるほどプレミアがついています。

コスモグラフデイトナRef.116500LNが販売された2016年から、中古価格が一度も定価を下回ったことがないともいわれています。

近年はコロナ禍だったこともあり、特にデイトナのリセールバリューが注目されています。

投機的な目的でデイトナを購入する層が増えたため、デイトナの需要が高まっているのです。

エクスプローラーI Ref.214270

エクスプローラーは、探検家のために開発されたアドベンチャーウォッチです。

探検家たちが過酷な環境でも正確に時計を使用できるように、視認性と耐久性に優れたつくりとなっています。

「エクスプローラーI Ref.214270」は2010年〜2021年まで販売されたモデルで、大ぶりで堅牢なケースが若者を中心に人気を集めています。

シリーズ最大となるケースサイズは39mmで、存在感のあるデザインが特徴。

従来と比べて耐衝撃性が50%も向上した独自開発の「パラフレックス・ショックアブソーバー」が採用されたのも魅力の一つです。

販売当時はリーズナブルな価格で流通量が多いことから、手が届きやすく中古価値はそこまで高くありませんでした。

しかし2021年に生産が終了したことで、中古価格が高騰しています。

GMTマスターII Ref.126710BLRO

GMTマスターは、1955年に発表されたツートンカラーのベゼルが特徴のパイロットウォッチです。

パン・アメリカン航空からの依頼を受けて、24時間針との組み合わせで複数の地域の時刻を把握できるパイロット向けの腕時計が開発されました。

ベゼルの色を分けることで昼夜を一目で識別することも可能。ほかにも短針を独立して操作できる機構も備えています。

また、「GMTマスターII Ref.126710BLRO」は通称「ペプシ」と呼ばれており、レッドとブルーのカラーやジュビリーブレスが特徴的です。

セラミック素材で難しかったレッドの色彩表現ですが、独自の技術を開発することでペプシカラーを復活させました。

愛好家の間でも特に人気が高いモデルで、状態の良いものになると中古価格でも300万円以上で取引されることもあります。

ロレックスを高く売るコツ

ロレックスは限定や人気モデル以外の商品であっても、リセールバリューが高いことで有名です。

ロレックスを買取に出すと、思わぬ高値で売れる可能性は十分あります。

ここからは、所有するロレックスを少しでも高く売るためのコツを紹介します。

ロレックスの売買を検討している方はぜひ参考にしてください。

売却のタイミングに注意する

ロレックスを高く売るコツの一つは、売却のタイミングに注意することです。

ロレックスは輸入品であるため、為替の動きに応じて販売価格も変動します。

円安の時期は、海外ブランドの輸入価格が高騰しやすい傾向にあります。

新品の販売価格に比例して中古市場の価格も上下するため、円安のタイミングで買取店に持っていくと高値で売れやすいのです。

ただし、円安になったからとって、すぐに買取価格が高くなる訳ではありません。

買取に出す前に必ず見積もりに出し、どのくらいの価値があるのかチェックすることをおすすめします。

また、ボーナスが支給される時期や、多くの人が新生活を始める入学や就職の時期にも、自分へのご褒美やプレゼントとして記念に購入する人が増加します。

高級腕時計の需要が高まる時期は価格交渉がしやすく、高値で売れる可能性があるのです。

なお、基本的には早めにロレックスを買取に出すことをおすすめします。状態が良いものや需要があるものほど高く売れるからです。

売却のタイミング待って寝かせておくより、時計の劣化が進む前に早く買取に出した方が良いでしょう。

時間が経つとプレミア化するケースもありますが、全ての時計に高値がつく訳ではありません。

売るタイミングを逃さないためにも、「今売りたい!」と思ったときに買取に出しましょう。

ロレックスをきれいに掃除しておく

ロレックスを高く売るためには、あらかじめきれいに掃除しておくことをおすすめします。

ロレックスに限ったことではありませんが、中古品は状態が良いものほど高値で売れます。

そのため、買取査定に出す前にきれいに掃除をしておきましょう。

ロレックスを掃除するときは、柔らかいマイクロファイバークロスや綿棒を使って定期的にお手入れをします。

特にブレスレットの隙間やケースの裏蓋などは、皮脂や汗の結晶などで汚れやすいので気をつけてください。

ブレスレットやケースは、石鹸水で洗浄するのも良いでしょう。

柔らかいブラシで傷をつけないように丁寧に取り扱いましょう。

なお、ロレックスをオーバーホールに出すかどうかは、あらかじめ買取店に確認することをおすすめします。

オーバーホールをしたからといって、費用をかけた分だけ買取価格が上がるとは限りません。

買取価格が高くなる見込みがないなら、オーバーホールに出さなくても良いでしょう。

外箱やギャランティカードも一緒に売る

外箱やギャランカードを一緒に売るのも、ロレックスを高く売るコツの一つです。

中古品を買取に出す場合、付属品まで一式揃っており購入時の状態に近い方が良いと判断されます。

外箱や取扱説明書、ギャランティカード、サイズ調整で取り外したコマなど、購入時についていた付属品を揃えておくと、買取の際に高値をつけてもらいやすい傾向にあります。

付属品の中でも特に重要なのがギャランティカード(保証書)です。

ギャランティカードはロレックスが本物であることを証明する重要な書類です。

ギャランティカードを紛失してしまうと、買取価格が大きく下がる可能性が高いでしょう。

場合によっては、ギャランティカードがないと買取自体を受け付けてもらえないかもしれません。

ロレックスはギャランティカードの再発行に対応していないので、紛失しないように十分注意してください。

次に重要な付属品は外箱です。高級腕時計の外箱は需要が高く、単体でもかなりの値段がつきます。

買取時に外箱がないと、万単位で減額される場合があるので気をつけましょう。

減額されたくない場合は、中古の外箱を個人で購入するのも良いかもしれません。

ロレックスの取扱い実績が豊富な買取専門店に売る

ロレックスの取扱い実績が豊富な買取専門店に売ることも重要です。

ロレックスに詳しくないリサイクルショップなどに持ち込むと、専門性の高い鑑定士がおらず価値を正しく鑑定できない場合があります。

そのため、ロレックスに詳しくない店舗で売ると、安く買い取られるリスクが高いのです。

正しい価値で査定してもらいたいなら、ロレックスの取扱い実績が多いブランド品に対応した買取専門店に査定を依頼しましょう。

また近年ではフリマアプリなどを利用する人が増えていますが、いつ売れるかはっきりしないサービスなので、売り手が見つかるまで時間がかかる可能性があります。

一方、買取専門店を利用する場合は、査定額に納得できればその場ですぐに売却して現金を受け取れます。

買取エリートはロレックスの買取実績が豊富で、店舗に査定士が常駐しているので安心して任せることが可能です。

査定士それぞれに裁量があるため、取引の際に価格交渉をしやすいのもメリットです。

買取エリートの店舗が近くにない場合は、出張買取や宅配買取をお願いすることもできます。

査定料や送料もかからないので、気軽に買取サービスを利用してみてはいかがでしょうか。

ロレックスは限定モデル以外も高く売れやすい!

ロレックスは近年の需要の高さから、さまざまなモデルが高値で売買されています。

希少性の高い日本限定モデルはもちろんのこと、人気モデル以外も高いリセールバリューが期待できます。

高値で売買できるタイミングなので、ロレックスの売買を検討している場合はぜひ今回紹介した高く売るコツを参考にしてください。

ロレックスを所有している方は、まずは買取エリートへ問い合わせてみてはいかがでしょうか。

ロレックス文字盤の種類変更は可能?注意点や交換不可の場合の対処法も解説

ロレックスを長く愛用していると、デザインに飽きて文字盤の交換を検討する人もいるでしょう。

しかし、文字盤の交換には一定の条件があるため、交換できないことが無いように正しく理解しておくことが大切です。

そこで本記事では、ロレックスで人気がある文字盤の種類を踏まえ、文字盤の交換方法や注意点、文字盤を交換できなかった場合の対処法などを解説します。

腕時計の「文字盤」とは?

文字盤とは、時計の1〜12時までの目盛りなどが記載されたパーツのことを言い、ダイヤルと呼ばれることもあります。

文字盤は基本的には風防の内側に収められており、外からは触れません。文字盤には多種多様なカラーや素材、デザインが用意されています。

一般的に腕時計本体はシンプルなデザインが多いでしょう。

そこで腕時計に個性を出すのが文字盤です。

同じ本体がシルバーの腕時計でも、文字盤が黒の場合と白の場合では印象が大きく変わるでしょう。

このように文字盤のデザインは腕時計の雰囲気や印象を大きく左右する重要な役割を果たしています。

ちなみに文字盤の色にもトレンドがあります。以前は白や黒などシックな色が主流でしたが、近年では青や緑のような寒色系の人気が高いです。

そして、ロレックスのコーポレートカラーは深い緑。

そのため、ロレックスの中でも特に文字盤が緑の腕時計は定価以上のプレミア価格で取引されるモデルが多い傾向にあります。

このようにロレックスの売却を検討した場合、本体そのものの価値だけでなく文字盤の色やデザインも大きく査定に関わることを理解しておきましょう。

ロレックスの人気文字盤の種類

ロレックスには様々なカラーやデザインが異なる文字盤が用意されています。

ここでは中でも特に人気のある代表的な文字盤の種類を紹介します。

サンレイ文字盤

サンレイはロレックスの文字盤の中でも定番のデザインです。

文字盤の中心から外側に向けて、その名の通り太陽の光線のように放射線状の細いラインが入ったものを言います。

サンレイの魅力は、光が当たる角度によって色合いや光沢が変化する点でしょう。

また、文字盤が必要以上に派手ではないので、シンプルなデザインゆえの高級感を楽しめます。

文字盤のデザインやカラーが充実しているのもサンレイの魅力。

交換できる文字盤の種類も多く、定期的に文字盤のカラーを変えることで飽きずに楽しめます。

シェル文字盤

シェルとは、マザーオブパールと言って、天然の真珠の母貝を加工した文字盤を言います。

着色は一切しておらず、一つひとつ色味や光沢が異なるのがシェルの魅力でしょう。

また、貝の加工はとても難しいです。

そのため、シェルの文字盤は生産数が少なく希少性も価格も高い傾向にあります。採用されているモデルもコンピモデル以上の高級機が中心。

ホワイト・ブラック・ピンク・イエロー・ブルーなどのカラーバリエーションが用意されています。

メテオライト文字盤

メテオライトとは隕石という意味。

こちらの文字盤は、実際に地上に降ってきた隕石を加工して作られています。メテオライトもシェル同様天然の素材を使用しているので、

一つひとつ輝きや色合い、模様、凹凸などが異なり、見た目が異なる点が魅力と言えます。

また、メテオライトは不規則な模様が特徴。

この模様は隕石に含まれている鉄やニッケルなどの金属が、地球に落ちてきて急激に冷やされることで現れるものです。

元々素材を手に入れることも加工自体も難しいという希少価値の高さに加えて、この特徴的な文字盤のデザインも人気の理由と言えるでしょう。

メテオライトの文字盤は、現行モデルではデイデイトやデイトナ、GMTマスター2に採用されています。

中でも特にデイトナのメテオライト文字盤は生産終了したこともあって中古価格が高騰しています。

コンピューター文字盤

コンピューターの正式名称はジュビリーモチーフと言います。

コンピューターは縦から読んでも横から読んでも「ROLEX」になるように文字が規則的に並べられているのが特徴的なデザインです。

コンピューターの中でもこのROLEXのロゴが機械で彫られているものを彫りコンピューター、印刷されているものをプリントコンピューターと呼びます。

コンピューターは洗練されていて近代的な印象を与えてくれるのが魅力です。

特に彫りコンピューターは凹凸があるので、輝きが特に目立ち、ゴージャスな印象になります。

もちろんプリントコンピューターのほうが安っぽいというわけではありません。プリントコンピューターは凹凸がない分シャープな印象になっており、プリントコンピューターのほうが好きという人もいます。

コンピューターが採用されているのは、デイトジャスト36のロレゾール(コンビ)モデルのみ。

採用しているモデルの種類自体が少なく、その珍しさも高く評価されている理由の1つと言えるでしょう。

アイスブルー文字盤

アイスブルーは清涼感のあるメタリックなアイスブルーカラーを全面に採用した文字盤です。

文字盤カラーはたくさん種類がありますが、中でもアイスブルーは高い人気を誇っています。

こちらの文字盤はプラチナ素材のみに採用されています。

そのため、アイスブルー文字盤はロレックスにおける最高級機を意味しており、多くの著名人も愛用していることで有名です。

アイスブルーの文字盤のロレックスを持っていることがステータスになると言えます。

アイスブルーの文字盤はデイデイトやデイトジャスト、デイトナに採用されてきました。

これらは人気の高いモデルであり、ただでさえ入手が難しく、中でもアイスブルーの文字盤は特に個体数が少ないです。

そのため、ロレックスの中でも高額で中古売買されています。

グラデーション文字盤

グラデーションは、中央から外側にかけて少しずつ明るいカラーから暗いカラーへと変化していく文字盤を言います。

ブルーやレッド、濃紺などのカラーバリエーションが用意されており、ダイヤのインデックスとともにデイトジャストに採用されることが多いです。

派手でゴージャスな印象を与えるデザインであり、ビジネス用よりはパーティーなどで着用する際の腕時計として人気が高い傾向にあります。

フルーテッドモチーフ文字盤

フルーテッドモチーフは、ロレックスのアイコンともいえるフルーテッドベゼルの形を取り入れた文字盤。

登場したのは2021年で、ロレックスの文字盤の中でも比較的新しいデザインです。

採用されているのはデイトジャスト36シリーズで、デイトジャスト自体の人気が高く入手が難しい状況なので、珍しさからフルーテッドモチーフは人気が高い傾向にあります。

特徴的なギザギザとしたベゼルの形をデザイン化して文字盤に並べているのがフルーテッドモチーフの特徴です。

スタイリッシュな印象でビジネスシーンにもパーティーなどの場にもよく似合う万能なデザインです。

カラーバリエーションはブライトブルー、シルバー、ゴールドの3色が販売されています。

ロレックスの文字盤の交換方法

ロレックスの文字盤は自力で交換できません。

ロレックスは精密な構造になっており、職人以外の人が解体すると本体が壊れるリスクを伴うので、ロレックスに交換を依頼するべきでしょう。

文字盤交換をする際は日本ロレックスまたはロレックスのブティックへ連絡し、見積もりをした後に交換を依頼する流れが基本です。

近隣にロレックスセンターなどがない場合は、郵送でも依頼することができます。

文字盤の交換作業は交換したい文字盤の在庫が国内にあれば2週間ほどで作業が終わります。

ただ、在庫がなければ取り寄せになるため3カ月ほどかかる可能性があることを理解しておきましょう。

また、文字盤の交換時にオーバーホールが必要な場合、国内に在庫があっても1カ月ほどかかることがあります。

このように文字盤の交換は時間がかかる前提で依頼してください。非正規の時計修理会社でも在庫があれば文字盤交換は可能です。

ただし、純正ではないため後に正規メンテナンスを受けられなくなる恐れがあります。

加えて、非正規の時計修理会社の場合、文字盤が本物とは限りません。

したがって、できるだけロレックスに文字盤を依頼する、どうしてもそれ以外を利用する場合は業者の口コミなどをよく調べたうえで依頼するようにしましょう。

ロレックスの文字盤を交換する際の注意点

ロレックスの文字盤は自由に交換できるわけではありません。

条件や費用などの面で注意点があり、注意点を理解していないと希望している文字盤に交換できない可能性があります。

それでは、ロレックスの文字盤を交換する際の注意点を解説していきます。

同一リファレンスしか交換できない

ロレックスの文字盤は、同一リファレンスしか交換できません。

リファレンスとは型番のこと。ロレックスは各モデルにリファレンスナンバーが割り振られており、このリファレンスナンバーから時計のモデル・ベゼル・ケース素材を読み取ることができます。

そして文字盤の交換は、これまでカタログに掲載されたことがある同一リファレンスのデザインへの交換しかできません。

例えば、同じリファレンスで白と黒の文字盤が存在する場合、白→黒か黒→白への交換は可能ですが、別リファレンスのカラーには変更できません。

ただし、同じリファレンスで複数のカラーがあるモデルでも、色違いは別モデルと見なされて交換できないことがあります。

特にカタログに掲載されていても、廃盤になっている文字盤や、人気が高く希少価値のある文字盤は在庫がないため交換できない可能性が高いです。

したがって、古い機種ほど文字盤を交換したくてもできない可能性が高くなるということを理解しておきましょう。

5年間の保証期間内は交換できない

ロレックスでは2021年5月21日に規約が改正され、この日より新品で購入後5年間は文字盤の交換ができないことになりました。

この理由は公表されていませんが、近年のロレックス人気の高まりによる転売を防ぐためである可能性が高いとされています。

実際にロレックスの中でも特に人気の高いデイトナなどは、カラーやデザインに関係なく新品での購入が難しい状況です。

それ故に転売品の需要が高くなっており、転売屋の中には比較的入手しやすいカラーを購入して人気カラーに文字盤を交換して高値で売るというやり方をする人が続出しました。

もちろん転売目的でなくともこの手段で欲しいデザイン・カラーのロレックスを入手する人はいましたが、現在では不可能です。

ただし、このルールはあくまで新品に対する措置なので、中古品の場合はもとの購入日によっては5年我慢しなくても文字盤交換できる可能性もあります。

また、5年ルールを気にせずに文字盤を交換したい場合、非正規の時計修理会社に交換を依頼するという手段も選べます。

ただし、発売から5年経過していないモデルは交換を想定していないので文字盤が流通していない可能性も考えられるため、あくまで古めのモデルのみに通用する手段と考えておきましょう。

交換には費用がかかる

ロレックスの文字盤交換には、文字盤そのもののパーツ代のほかに工賃も支払う必要があります。

費用相場は交換する文字盤の種類や、交換を依頼する腕時計のモデルによって変動します。

一般的に文字盤はシンプルなタイプは5万円前後ですが、希少なタイプやジュエリーをあしらったタイプなどは数十万円するものも存在するので、ある程度の相場を確認したうえで依頼するのが良いでしょう。

また、工賃は2万4000円からですが、文字盤によっては文字盤の目盛りの色と本体の針の色が異なるために、針の交換が必要なこともあります。

この場合は針の費用も必要となります。

加えて時計の状態によっては、別途5万円ほどかかるオーバーホールも必要になります。

そのため、全ての費用を合計すると数十万円〜100万円台とかなりの金額になる可能性があることも想定しておきましょう。

もとの文字盤は返却されない

ロレックスの文字盤を交換する際、基本的にもとの文字盤は返却されません。

以前は文字盤交換後に元の文字盤が返却されていました。

しかし、人気機種の場合、文字盤の在庫がなくて交換に対応していないことが増え、非正規ルートで文字盤を購入する人が続出し、それ故に文字盤のみを転売する人も増えました。

そこで文字盤の転売対策として、2021年から元の文字盤は原則返却されないことになりました。

万が一文字盤の返却を希望する場合、新しく交換した文字盤の価格の40%分の金額を別途支払う必要があります。

ただし、ノーマル文字盤からシェル文字盤への交換など、より高い文字盤へ交換する場合は返却費用はかかりません。

好みの文字盤に交換できなかった場合の対処法

これまで解説してきた通り、ロレックスの文字盤は必ず交換してもらえるというわけではありません。

交換にあたっては同一リファレンスでないこと、新品購入から5年経過していないことなど条件をクリアしていることが必須です。

また、これらの条件をクリアしていたとしても、廃盤モデルや人気モデルは文字盤の在庫がなく交換に対応してもらえないことがあります。

そこで、自分のロレックスを希望する文字盤に交換できない場合は、今持っているロレックスを売却して、好きなデザインのロレックスを購入するという選択肢も良いでしょう。

ロレックスは人気の高さから、中古品の相場も高騰しています。

特にデイトナなどの人気モデルは定価の数倍で取引されていることが多く、得をする可能性が高いです。

そのため、所有するロレックスを売却して、その費用を新しいロレックスの購入費用に充てる人も実際に多くいます。

ただ、ロレックスをできるだけ高く売るには、スタッフがロレックスに関する専門的な知識を持っていて、ロレックスの買取実績が豊富な専門店を選ぶことが大切です。

万が一ロレックスの買取実績が少なかったり、スタッフがロレックスの価値を正しく理解していなかったりするお店に買取の依頼をしてしまうと、買い叩かれる他に査定時にロレックスに傷をつけられてしまうリスクも伴います。

したがって、必ずロレックスの売却をする際はロレックスの専門知識があるお店に依頼しましょう。

「買取エリート」は全国に店舗を構えるブランド品買取専門店。

ロレックスに精通した査定員が常駐しているため正確な査定が可能なうえ、実際にロレックスの買取実績も豊富です。

しかも全店舗直営店なので、サービスの質も安定しており、安心して査定・買取を依頼できます。

査定方法は店舗に持ち込む他、電話やメール、LINEなど。店舗への持ち込み以外の手段では直接ロレックスの状態を確認できないので結果は概算になってしまいますが、気軽に査定を受けられます。

また、買取エリートでは店舗での買取以外に宅配買取、訪問買取にも対応しています。

忙しくて家から出られない、店舗が家から遠くて行けないという方でも気軽に査定、買取を依頼できるので、ぜひロレックスの売却を検討しているなら買取エリートに問い合わせてみてください。

ロレックスの文字盤を交換できないときは買い替えを検討しよう!

ロレックスには多彩な文字盤があり、デザインに飽きたときは文字盤を交換することで違った印象を楽しめます。

ただし交換にはルールがあり、交換できないときは所有するロレックスを売って好みのモデルへ買い替えることも検討すると良いでしょう。

買取エリートではロレックスの買取も行っています。

もちろんスタッフはロレックスを熟知したプロばかり。

買取実績も豊富なのでぜひ買取エリートでの売却を検討してください。

ロレックスの正規店はランク分けされているらしい!見分ける方法は?

ロレックスの正規店はランク分けされているらしい!見分ける方法は?
https://www.rolex.com/ja/about-rolex-watches/made-in-switzerland.html

ロレックスの正規店にはランクがあり、店のランクによって入荷するモデルが異なるといううわさがあります。

ランクの高い正規店では、目当ての製品が入荷するまで店舗に通い詰めなくても簡単に人気モデルが手に入るのでしょうか。

この記事ではうわさが本当だとしたらどのようなランク分けになっているのか、ランクを見分ける方法があるのかなどについて解説します。

ロレックスにおける正規店とは

ロレックスの正規店とは、正規品販売店のことです。

ロレックスが輸入代理店契約をした企業と、直接日本に設立した日本法人が輸入した正規品を取り扱う店舗のことを指します。

日本法人は、日本ロレックス株式会社です。

日本ロレックス社には直営店はなく、製品の販売契約をした特約店(卸売業者)に卸しています。

特約店に卸された商品を、実際に販売する店舗が正規店です。

正規店には店内や店舗のWebサイトにプラークと呼ばれる目印があり、主な正規店とすべてのサービスセンターがロレックスの公式サイトに掲載されています。

正規店はロレックスと特約を結んでいるため、デパートの中にある店舗であっても店員は特約店の社員です。

店構えや接客などのすべてにおいて、ロレックスの個性や特性を生かすための決まりを遵守して運営されています。

そのためロレックスの正規店では、サービスの質を高く保つことができます。

ロレックスは、真正のロレックスを購入できるのは正規店だけだといっています。

正規店で購入した品はグリーンレザーのプレゼンテーションボックスに収められており、購入前に適切な調整が行われます。

購入するとロレックスが真正品であることを保証する「国際保証カード(保証書)」に、正規店が日付を記入します。

国際保証カードによって購入した製品が本物であり、正規のルートで販売されたものだということの証明が可能です。

ロレックスが日本の店舗に並ぶまでの流れ

ロレックスの製品は「ケースとブレスレット」「ムーブメント」「ダイアルと貴石のセッティング」に分けて、それぞれスイスの都市にある施設で製造されています。

ケースとブレスレットはジュネーブのプラン・レ・ワット、ムーブメントはビエンヌの施設です。

ダイアルと貴石のセッティングはジュネーブのシェーン・ブールで行われます。

3つの施設から運ばれた時計部品は、最終的にジュネーブのアカシアにある本社で組み立てられ最終的な品質管理を受けます。

ロレックス本社から日本ロレックスに出荷されると、日本ロレックスは製品を特約店に卸します。

先に述べた通り、日本ロレックスには直営店がないからです。

特約店は、直接経営したり取引があったりする正規店に製品を卸します。

製品は日本ロレックスによってそれぞれの特約店に割り振られ、特約店が正規店に製品を割り振るという形です。

そのため正規店には、特約店ごとに系列があるといえます。

5つの大手特約店と正規店の関係

日本には、主な特約店が5つあります。

この段落ではロレックスの大手特約店と、正規店の関係について解説します。

銀座日新堂

銀座日新堂は1892年に秋田で創業され、1948年から銀座に店舗を構えている老舗の時計店です。

2016年には、けやき坂通りに路面店のロレックスブティック六本木ヒルズを設立しました。

ロレックス以外にもパテック フィリップや、グランドセイコーなど数多くのブランドで正規品販売を担当しています。

関東の有名百貨店では高島屋をはじめ、小田急や京王、東武などに時計コーナーがあります。

直営の正規店は7店舗あり、東京では銀座本店とロレックスブティック六本木ヒルズ、新宿京王店になります。

関西の店舗は大阪ヒルトンプラザ店と、ジェイアール京都伊勢丹店です。

北海道には札幌丸井今井店、熊本には熊本鶴屋店があります。

系列のロレックス正規店には、ロレックス ブティックとして高島屋玉川と京王新宿があります。

ジェイアール名古屋タカシマヤ ウオッチメゾン、タカシマヤ ウオッチメゾン東京・日本橋と大阪も日新堂の系列です。

新宿高島屋と横浜高島屋、京都高島屋にも正規店があります。

ロレックスショップの名称では小田急新宿と東武池袋、浜松遠鉄の3店舗になります。

株式会社ホッタ

東京都中央区築地に本社を構える株式会社ホッタは、1879年 (明治12年) 名古屋で時計商として創業した老舗の1つです。

直営店としては、ロレックスブティックレキシアを運営しています。

東京は2店舗で銀座並木通り本店と、GINZA SIX店です。

その他、名古屋栄と大阪心斎橋の合計4カ所で展開しています。

卸売りとしては伊勢丹や三越、東急などの百貨店に対してロレックスをはじめとする輸入時計を卸しています。

系列のロレックス正規店はロレックスショップとして、三越では札幌三越と銀座三越、日本橋三越本店と名古屋栄三越に腕時計を卸しています。

伊勢丹では新潟伊勢丹、伊勢丹新宿店があります。

その他の店舗は東急渋谷と香林坊大和(石川県金沢市の百貨店)、福屋八丁堀本店になります。

ロレックスブティックは、高松三越です。

栄光ホールディングス株式会社(グロリアス株式会社)

大阪市中央区博労町に本社を置くグロリアス株式会社は、栄光ホールディングス株式会社のグループ会社です。

旧栄光時計から、ロレックスの正規輸入品販売企業として分社設立されました。

大丸や阪急、松坂屋など全国の有名百貨店で輸入時計の店頭販売を行っています。

また同グループの栄光リテール株式会社は全国の有名百貨店で、ロレックス以外にも100以上のブランドの時計や宝飾品を扱っています。

グロリアス株式会社の正規店は直営店のみです。

ロレックスブティックは4店舗で、仙台藤崎と天満屋岡山本店(いずれも百貨店)、高知大丸と福岡三越になります。

ロレックスショップとして販売している店舗は、大丸では札幌店と東京店、心斎橋店と福岡天神店です。

関西方面には松坂屋名古屋店と、阪急うめだ本店があります。

四国では高知大丸、いよてつ高島屋に正規店があります。

九州の店舗は井筒屋小倉店と博多阪急 、山形屋(鹿児島市に本社を置く百貨店)です。

株式会社東邦(株式会社フタバ)

東邦時計グループ(東邦時計ホールディングス株式会社)は、1935年に創業しました。

グループ会社である株式会社東邦(大阪市中央区博労町)は平成29年に設立された、そごう・西武と近鉄百貨店でロレックスを専門に扱う小売販売店です。

正規店はロレックスショップとして西武池袋本店、そごうの大宮店と千葉店があります。

ロレックスブティックはそごう横浜店と、あべのハルカス近鉄本店です。

同じグループ会社の株式会社フタバは昭和34年に設立され、大阪市中央区博労町に本社を置きます。

そごう百貨店と松屋銀座本店で、ロレックス以外にもカルティエやオメガ、タグホイヤーやブライトリング、グッチなどの輸入時計を販売しています。

グランドセイコーなどの国産時計の販売と、時計修理も行います。

そごう百貨店の正規店は横浜店と千葉店、大宮店と川口店です。

有限会社福田

有限会社福田は、1966年に創業した大阪の特約店です。

輸入時計の卸売業と、貴金属の卸売業を行っています。

日本ロレックス株式会社の設立当初から、正規代理店として取引を開始しました。

2019年からは同じく日本ロレックスが扱う、チューダーの正規品販売店にもなっています。

直営の正規店はロレックスブティック大丸神戸と、ロレックスショップ大丸梅田店です。

地場資本系の正規店という存在

大手の輸入時計卸売店の、系列以外の正規店も存在します。

全国各地にある地場資本の企業が、正規店を1店舗~2店舗だけ所有しているケースです。

株式会社安心堂が運営する正規店は、松坂屋静岡のロレックスブティック安心堂です。

株式会社オオミヤの正規店は、OOMIYA和歌山本店にあります。

大丸京都店にある正規店は、株式会社沖が手がけています。

株式会社下村時計店は、広島下村並木通り店でロレックスを扱っています。

株式会社ツカダの正規店は2店舗あり、腕時計専門店のTOMPKINS佐野とTOMPKINS水戸です。

トミヤ倉敷店は株式会社トミヤコーポレーションが運営する正規店で、同じく腕時計の専門店になります。

株式会社鉢嶺時計店の正規店、鉢嶺時計店新都心店は沖縄にあります。

株式会社八神は愛知県にある宝石店で、ショップの名前は「HASSIN」です。

株式会社ハラダは1929年に創業した徳島の正規店で、ハラダ本店では腕時計の他に宝飾やメガネを扱っています。

福井のジュエリーパリは、株式会社パリが運営する正規店で、ブライダルリングも買えます。

株式会社日高本店は、宮崎県の時計店です。

日高本店と日高本店プロショップの2店舗がありますが、ロレックスの正規店はプロショップのみになります。

愛媛県の株式会社プリべ石川は、1988年の創業とともにロレックスとパートナーシップを築きました。

ロレックスの正規店プリべ石川ルクスは、2015年の開業です。

地場資本の正規店には老舗も多いですが、地方のロレックス正規店は減る傾向にあります。

2021年には栃木県の「タケカワ」と三重県の「奥時計店」、2022年4月には長崎県の「永田宝石店」がロレックスの販売を終了しました。

原因はロレックスが転売対策のために、販売ルールを強化したことのあおりとも考えられています。

並行輸入店とは?

並行輸入店は、正規代理店を通さないルートで仕入れた製品を販売する店舗です。

家電量販店などの品物も、並行輸入品に当たります。

海外の直営店や免税店などの、海外で流通している製品を海外バイヤーから仕入れて扱っています。

輸入ルートが異なり日本ロレックスや特約店を通さないため、日本での定価に関係なく大幅に割り引いて売ることができます。

ロレックスのスイス本社の施設で仕上げたものであれば、腕時計そのものには違いはありません。

並行輸入店ではサービスの内容や金額を自由に決められますが、それだけに店舗によってサービスや価格にばらつきが出るので買う店を選ぶ必要があります。

並行輸入店の輸入ルートを、腕時計の本体から知ることはできません。

シリアルナンバーには、国などの情報は含まれないためです。

しかし、正規品と並行輸入品では付属品に違いがあります。

国際保証カードの日付は正規店では購入時の日付となりますが、並行輸入店での日付けは業者間の取引が成立した日となります。

買った時点で日付が書き込まれており、保証期間はすでに始まっています。

個人情報保護の観点から購入者の名前が塗りつぶされていたとしても、保証カードの効力は変わりません。

ただし、名前を削り取った場合は無効となります。

取扱説明書は日本の正規品は日本語で書かれていますが、並行輸入品は輸入した国の言語です。

保証マニュアルは、日本の正規品には付属していません。

保証マニュアルが付いていれば、並行輸入品です。

白タグは固体番号などが印字された管理タグで、日本の正規店では販売時に回収するため白タグが付いているものは並行輸入品だとわかります。

正規店を利用するメリットとデメリット

この段落では、ロレックスを正規店で購入する際のメリットとデメリットについて解説します。

正規店を利用するメリット

ロレックスの正規店は、どの店舗でも価格や品質、受けられるサービスに差がないことが基本となっています。

正規店であれば、どこで買っても同じ条件であることが最大のメリットです。

購入時にはブレスレットやストラップの長さ調整や、機能やリューズの硬さなどのチェックが行われます。

国際保証カードの保証期間は5年間と長く、手厚いアフターメンテナンスが受けられるので万が一のときも安心です。

ロレックスのアフターメンテナンスはサービスセンターが行っており、製品に関して十分な知識を持った店員が対応してくれます。

オーバーホールでは、完全分解して超音波洗浄を受けることができます。

オーバーホール後には、サービス保証書も付きます。

中古品などで国際保証カードがない場合でも、サービス保証書があれば国際保証カードの代わりになります。

ロレックスが、偽物をオーバーホールすることはないからです。

正規店ではロレックスから直接製品が入ってくるので、並行輸入店よりも新製品の詳細情報や入荷が早くなります。

独自の厳しい品質管理が行われている商品だけが入ってくるので、輸入の途中で腕時計にキズが付くといったこともありません。

ロレックスのファンならファーストオーナーとして、日本ロレックス社のデータベースに名前と住所が登録されるのも嬉しいことです。

海外の正規店では購入の日付などは手書きですが、日本の場合は国際保証カード請求ハガキで申請する仕組みです。

後日購入の日付と購入店舗名、購入者名が印字された国際保証カードが送られてきます。

近年では、店舗でハガキを書いて投函することが徹底されているようです。

正規店を利用するデメリット

正規店ではどの店舗でも一定レベルのサービスを受けられ差がないことがメリットですが、反面ロレックスが設定する定価で販売しなければならず値引きは期待できません。

期間限定品や人気商品は問い合わせが殺到し、在庫も少ないので正規店に入荷しないことも多いです。

入荷しても、直後に売り切れてしまうので入手が難しくなります。

発売されたばかりで日本に入っていないモデルや、販売が終了したモデルも正規店では買えません。

ロレックスは高価な時計ですが、購入の際にはクレジットカードを使って分割で購入することはできないので注意が必要です。

百貨店での購入であれば、百貨店独自のクレジットカードが使える場合もあります。

対応しているローン会社は、百貨店によって異なります。

正規店のランク分けは存在するの?

ロレックスの正規店では欲しいモデルの入手が難しいためか、店舗がランク付けされているといううわさが絶えません。

うわさによるとランクは特A、A、B、Cの4つで、デイトナなどの人気モデルが入荷するのは特AとAランクの店舗だけだといわれています。

ロレックスが公表しているわけではないため、本当にランク分けがあるかどうかはわかりません。

ランク分けがある場合には黙っていても売れるレアモデル以外の販売実績が高く、転売目的の購入を防いでいる店が上のランクに振り分けられるといわれています。

ロレックスが売りたいモデルを売っているかを見ている可能性も高いです。

しかしランク分けがあったとしても店舗のスタッフは口止めされているでしょうし、低い評価の店舗はランクを知られることでさらに客足が遠のくのを恐れて気づかれないように用心しているはずです。

正規店のランクを知る方法はあるの?

先に述べた通り、正規店にランク付けがあるというのは単なるうわさでありロレックス社の公式見解ではありません。

実際にランク付けがあるとしても、ロレックスの店舗にいるスタッフ以外には知る由もありません。

しかし同じ特約店の系列でも、店舗によって入荷量に差があるためランクの違いがあると思われます。

高いランクの店舗ならレアモデルが頻繁に入荷してくると考えられるので、正規店に通い詰めて店長クラスのスタッフと仲良くなり、レアモデルの入荷状況を聞き出せるようになればわかるかもしれません。

大手特約店が運営している、有名百貨店内の正規店は上位にランクしていると推測されます。

逆に地場資本系の正規店は売上実績で不利なため、ランクが低く抑えられているかもしれません。

正規店のランクを気にしてもあまり意味がない

正規店にランクがあるというのは、うわさに過ぎません。

あるかどうかもわからないランクを気にしてどの店に通うか迷うぐらいなら、自分が欲しいモデルを予算内で購入できる信頼のおけるショップを探す方が良いのではないでしょうか。

買取エリートは、ブランド品を得意とするショップです。

経験と知識が豊富なスタッフが買取をした、信頼のおける品物が揃っています。

ロレックスの購入を考えるなら、訪れてみても損はありません。



ロレックスの価格高騰はいつから?昔は安かったというのは本当なの?

ロレックスは誰もが知る高級腕時計のブランドです。

近年では投資対象として人気を集めていますが、価格高騰で手に入れることが難しくなっています。

しかし、昔のロレックスは安かったとも言われています。

それは本当なのでしょうか。

今回は、ロレックスの価格について解説します。高騰がいつから始まったのか、本当に昔は安かったのかという点を中心に解説しているので、ロレックスの価格に興味がある人はぜひ読んでください。

ロレックスが高級腕時計の代名詞である理由

ロレックスとは、スイスに本拠をおく、高級腕時計のトップブランドの1つです。

創業者はドイツ人のハンス・ウィルスドルフです。

登場から1世紀以上時を刻み続け、現在におけるロレックスは、高級腕時計の代名詞として知られるまでに成長しました。

どのようにしてロレックスはそのような地位を獲得するようになったのでしょうか。

なぜ、高級腕時計として世界的に認められているのか、その理由を以下でみていきましょう。

腕時計というジャンルを確立したブランドだから

ロレックスが高級腕時計の代名詞となる理由は、ロレックスの歴史をひも解くことで見えてきます。

1905年、ハンス・ウィルスドルフは義兄弟とともに、ロンドンで時計商社「ウィルスドルフ&デイビス」を立ち上げました。

これがロレックスの前身です。

しかし、この当時の時計の精度は現代と比べられるようなものではありませんでした。

ましてや小さなボディに複雑な機能を詰め込んだ腕時計ともなると、実用的な機能はあまり期待されず、装飾的なアイテムとして捉えられていたようです。

腕時計の歴史を少しさかのぼりましょう。

腕時計の登場は1800年頃といわれています。

王族や貴族のための装飾品として登場しました。1879年にはドイツのジラール・ベルゴ社が軍事用品として腕時計を製作。

1900年にはオメガ社が腕時計を商品化しました。

しかし、これらが一般的に普及することはありませんでした。

腕時計が注目されるようになったのは第一次世界大戦のころ。それまでの懐中時計よりも交戦中に使いやすい腕時計は将校たちを中心にして流行しました。

特に正確な時間の計測が求められる、砲兵や航空機のパイロットにとっては必需品となっていき、次第に一般にも普及するようになっていきました。

ロレックスはこのような時代のなか1908年に商標登録をします。

その後わずか2年でスイス時計製造協会のクロノメーター認定に合格して公式証明書を取得しました。

これは腕時計として世界で初の快挙でした。

この認定は、精度が悪いのは当たり前と思われていた腕時計の常識を覆します。

しかし、ハンス・ウィルスドルフはクロノメーター認定だけでは満足しません。

さらなる精度追及を目指し、細かいパーツにまで気を配り続けました。

そして、このような精度への追及がロレックスとほかの腕時計との差別化につながりました。

どれだけ精度の高い時計であっても広く知られていなければ、手に取ってもらえることもありません。

ハンス・ウィルスドルフはマーケティングにも長けた人物でした。

ロレックスがいかに精度の高い時計であるのかを世界に広く知らしめるために、さまざまな分野においての人類の偉業ともいえる「挑戦」にロレックスの腕時計を使うことを推し進めていきました。

過酷な条件の場面にロレックスの腕時計を送り込むことで、マスコミに取り上げられるよう仕向けたのです。

例えば1927年、メルセデス・グライツは女性で初のドーバー海峡の横断泳に成功しました。

使われた時計はロレックス オイスター。

10時間以上におよぶ冷たい水中の中でも、ロレックス・オイスターは異常をきたすことなく時間を刻み続けています。

1953年、ジョン・ハント卿はエベレスト遠征の第7次隊長に任命されました。

その隊に参加したエドモンド・ヒラリー(ニュージーランド)とテンジン・ノルゲイ(チベット・シェルパ族)は世界で初めてエベレスト登頂に成功しました。

標高は8,848メートルにもおよぶエベレストは、この地球上において最も過酷な地域の1つであるのは間違いありません。

ロレックスは登山チームに腕時計を提供。

テンジン・ノルゲイは登頂時にロレックスを腕に付けていたと言われています。

帰国後ジョン・ハント卿は「ロレックス オイスター ウォッチは素晴らしく機能した。

私たちはロレックス オイスターを高所登山用装備の重要な一部と見做すに至った」と話しています。

なお、エベレスト登頂では1979年にもロレックスが使われました。

ラインホルト・メスナーが世界最高峰であるエベレストに無酸素単独登頂に世界で初めて成功したとき、彼が使っていた時計はロレックスのオイスター・クォーツです。

人類の冒険は、はるかな山頂の高みだけでなく深海の深みも目指しました。

1960年、ジャック・ピカールとドン・ウォルシュは潜水艇トリエステ号を操縦し、世界で最も深い海とされる太平洋西部のマリアナ海溝へと挑戦しました。

その際に潜水艇に取り付けられた時計がロレックス ディープシー スペシャルです。

深海への挑戦は、10,916m(35,800フィート)という記録を打ち立てました。

エベレストを丸ごと沈めても、その山頂から海面までさらに2,000mもの距離がある深さです。

この圧倒的な深海でロレックス ディープシー スペシャルは正確な時間を示し続け、無事海面へと戻ってきました。

どれだけの速度で移動できるか、人類は常に速度を追い求めてきました。

デイトナビーチで行われていた車の最高時速を争うレースにおいてマルコム・キャンベルは9回もの記録を達成。

彼は1930年以降ロレックスを使用し、その精度の高さと耐久性を証明しました。マルコム・キャンベルは6回目の記録更新で400km/hを、9回目の記録更新で300mph(約484.6km/h)を超すことに成功しました。

このようにしてロレックスの腕時計が正確な時刻を示すことのできる、精度の高い時計だと世間に認識させました。

ロレックスはそれまで精度が期待されていなかった腕時計の悪いイメージを払拭し、1つのジャンルとして確立したブランドだといえるでしょう。

それゆえに、ロレックスは高級腕時計の代名詞として呼ばれるようになり、さらには精巧な腕時計ブランドだというイメージを世間に植えつけました。

数々の技術的発明をしてきたブランドだから

ロレックスは次々と新しい技術的発明を腕時計に組み込んできました。

その中でも有名なものが三大発明と呼ばれているオイスターケース・自動巻機構(パーペチュアル)・瞬間日付送り機構(デイトジャスト)の腕時計への利用です。

これらの発明を腕時計に一般化させたことも腕時計の代名詞として呼ばれるようになった理由の1つです。

オイスターケースとは防水性・防塵性に優れたケースのこと。オイスターケースは、金属の塊からケース削りだし、裏蓋とリューズをねじ込み式にしています。

これによってパーツを組み立てた場合よりも隙間が減り、まるで牡蠣の殻を思わせる高い気密性を実現しました。

オイスターケースの技術を発明したのはイギリスのオイスター社。

1926年にロレックス傘下に加わりました。

その後、ロレックスはオイスターケースを完全防水の時計ケースとして完成させ、腕時計に広く用いるようになりました。

オイスターケースによって完全防水を実現したものの、ゼンマイを巻いた後のリューズのねじ込み忘れは大きな問題になっていました。

なぜなら、ねじ込みを忘れてしまうと隙間が生まれ、ケースの気密性が完全に保てなくなるからです。

この問題を解決させた発明が自動巻機構(パーペチュアル)です。

これはゼンマイを自動で巻き上げ、身に付けている限りは時計が止まらない仕組みのことを指します。

自動で巻き上げるため、リューズを巻き上げるときに水やホコリがケース内に侵入することがありません。

ねじ込み忘れも防げるようになりました。ロレックスは自動巻機構(パーペチュアル)を1932年に特許申請し、翌年1933年に認可されています。

持つこと自体がステータスとなっているから

ロレックスのブランド戦略は、単に腕時計を作り販売するというものにとどまりませんでした。

タフで精度が高いというだけでなく、成功者が持つにふさわしい腕時計がロレックスであるというイメージを作りあげていきました。

イメージ作りには優秀な広告塔が必要です。

創業者のハンス・ウィルスドルフは、ロレックスを各界の著名人に進呈し、使ってもらうようにしました。

例えば、スイスの中立国を守り通した英雄アンリ・ギザン将軍、第二次世界大戦において英国を戦勝に導いたウィンストン・チャーチル首相、第二次世界大戦の連合軍最高司令官でもあった第34代アメリカ大統領ドワイド・D・アイゼンハワーなど、進呈先はそうそうたる顔ぶれです。

これによって、ロレックスは偉大な指導者が身に付ける腕時計というイメージ作りに成功します。

特にアメリカでの成功は素晴らしく、アメリカ大統領はロレックスを好むという風潮を作りだしたほどです。

なかでも1956年に登場したデイデイトはステータス性が高く、ケネディ・ジョンソン・フォード・レーガン・ニクソン・ルーズベルトなどが身に付けています。

ロレックスが昔は安かったというのは本当

現在のロレックスの価格から考えれば、信じがたいことかもしれませんが、ロレックスが昔は安かったというのは事実です。

市場に登場した頃からロレックスは高級腕時計でした。

しかし、現在ほどの取引価格ではありませんでした。

発売当初のロレックスは、成功者のための時計としてではなく、多くの人の手に届く高級時計としてスタートしています。

それゆえに、性能に見合う価格設定はされているものの、決して過剰な値段が付けられてはいませんでした。

ロレックスは広告戦略に長けたメーカーです。

広告戦略として、ドーバー海峡横断、エベレスト登頂、車の地上最速記録などのチャレンジに協力し、ロレックスの名前を広く知らしめました。しかし、これはロレックスの実用性や信頼性といった技術の高さのアピールに過ぎません。

1980年代に転機を迎えるまでは、極地で活動する探検家や冒険家の使用に耐えうる精密なツールとして認識されており、実用性や機能能を重視する人たちに人気の腕時計でした。

ロレックスはあくまでチャレンジする人のための時計であって、成功者のための時計として売られてはいなかったのです。

そのため、販売店には十分にロレックスの在庫が確保されており、誰もが値段交渉をして購入できました。

ラグジュアリー路線への転換

現在のような投資対象としてロレックスが購入されるようになったのは、ラグジュアリー路線へと転換が行われたことが切っ掛けです。

1960年7月6日、ロレックスの創業者ハンス・ウィルスドルフはこの世を去りました。

ロレックスはマーケティング・ディレクターを担当していたアンドレ・ハイニガーに任されることになりました。

アンドレ・ハイニガーはロレックスに新たな経営戦略を持ち込みます。

それは、実用性が高く精密なツールとして認知されていたロレックスに、コレクションとしての付加価値を付けるというものでした。

ハイデガーはこの路線変更について「ロレックスは腕時計ビジネスではない。

我々はラグジュアリー・ビジネスを営んでいるのだ」といった言葉を残しています。

ラグジュアリー方向に路線変更したロレックスは、さらなる知名度の向上を狙うために、ハリウッド映画・スポーツイベントの協賛・慈善団体への寄付などを頻繁に行うようになりました。

さらに、厳しく供給体制の管理をして品質と希少性を保つよう務めました。

これらの戦略の実行によって、ロレックスは高品質で希少性が高いという魅力を維持するようになります。

1970年代にはオイルショックによる世界的な経済不安がおきました。

しかし、ロレックスはその知名度の高さと技術力の確かさで不況を乗り越えます。

この不況はロレックスへの追い風となりました。

ロレックスの腕時計は、不況の中でも価値が下落しない安定性と品質への信頼性を持っていたからです。

経済的に不安な時期の投資先として一躍注目を集めるようになりました。

特に、ヴィンテージ・ロレックスは安全な投資先として認知されるようになり、コレクターアイテムとして取引されるようになりました。

バブル期でも手の届く価格だったロレックス

バブル期は土地や建物などの投資商品が高騰しました。

そのため、投資先として人気を集めつつあったロレックスの価格も、驚くほどに高くなったのではないかと思っている人が多いのではないでしょうか。

しかし、バブル期にはそれほどロレックスの価格は高騰しませんでした。

バブル期とは日本に起きた1986年12月から1991年2月までの急速な好景気のことです。

1985年、日本はプラザ合意による円高ドル安によって輸出産業が大打撃を受けていました。

このショックを和らげるため、日本政府は公共事業拡大と低金利政策を実行。

この結果、企業や個人にお金が余る状況が生まれ、富裕層を中心にして手取り収入が増加。

余ったお金は株式投資や不動産投資に充てられるようになりました。その結果、土地や株式の取引価格は急激に上昇しました。

しかし、1989年の金融政策転換と1990年の総量規制の実施によってバブルは崩壊。好景気は終焉を迎え1991年以降はデフレ経済へと突入していきます。

急速な価格上昇は2017年頃から

ロレックスは品質の高さと性能のすばらしさで世界的に認知されている腕時計です。

素材も良く古い時計であっても、メンテナンスをすればいつまでも長く使えます。

さらに腕時計業界のトップブランドとしての信頼度や価値をもっています。

資産性が高い腕時計として世界的に人気を確立しており、2017年頃までにはロレックスを高値で取引する中古市場の土壌ができ上がっていました。

そのような状況のなか、2017年を境にして数多くの高級時計ブランドが大幅な値上げを発表。

ロレックスも定価の値上げをしました。

将来のさらなる値上げを見込み、投資対象としてロレックスを購入する層が急増。

これによってロレックスの市場価格も上昇しました。

くわえて、2018年にはさまざまな転売対策がとられはじめたことで、一般店舗でロレックスの購入が難しくなり、ロレックスの市場における需要はさらに上がりました。

需要が供給を上回れば市場価格は上がります。

これはロレックスも同じです。

2017年以降、ロレックスは新興国を中心に需要が急激に伸びました。

これによってロレックスの市場価格も上昇しています。

需要が増えれば供給を増やせばよいと考えるかもしれません。

しかしながら、2020年にはコロナウイルスの世界的流行の影響を受けて、スイスの生産工場が閉鎖となりました。

より供給が下がってしまう事態を受けて、ロレックスの市場価値はさらに高くなる方向にシフトしました。

一般的に世界情勢が不安定になると金の相場が上昇します。

2017年から2022年の間には、世界的なコロナウイルスの流行・ロシアのウクライナ侵攻・イギリスのEU離脱など、さまざまな世界情勢の不安要素が生まれました。

これらを原因として金相場が急騰しています。

相場の急騰により、ロレックスの金を使うモデルは原材料高騰により定価が上昇しました。

また、情勢不安のなかでは、金融資産や不動産といった変化が大きい投資先よりも。

現物資産に人気が集まります。資産価値が下がりにくく、管理がしやすい腕時計は、格好の投資対象として注目されるようになりました。

ロレックスが投資対象となり得る3つの理由

ロレックスはなぜ投資対象としてよく用いられるようになったのでしょうか。

投資対象となり得るには、3つの理由があります。それぞれ以下で解説します。

普遍的なデザイン

ロレックスは普遍的なデザインを持っています。

多少の違いはあるものの、最新のモデルであっても50年前のモデルであっても、デザインに大きな違いは生まれません。

流行り廃りがないデザインのため、年月が経っても古臭く感じることもありません。

それでいて、ロレックスとして確立されたデザインを持っています。

モデルチェンジがあっても、ロレックスらしさが失われることはありません。

古さを感じにくいデザインなので、旧モデルであっても気にすることなく身に付けられます。

また、ロレックスはただ精巧なだけの工芸品ではなく、シンプルながらも卓越した機能美をもっています。

実際に身に着けられる腕時計として魅力的なデザインです。

万人受けしやすいので、売りたいときに買い手を見つけるのは、それほど難しくないでしょう。

このように、普遍的なデザインであるロレックスは、長く使えるだけでなく買い手を見つけやすいため、投資対象として最適です。

世界的に認知されているブランド

ロレックスは一部地域だけで人気が高い時計ではありません。

世界的に広く認知されている高級腕時計ブランドです。

老若男女を問わず人気が高く、世界中の誰もが高級腕時計ロレックスの資産価値の高さを知っています。

中古取引における市場規模も非常に大きく、世界規模で取引が可能です。

世界的に知られているブランドであるため、ロレックスは非常に需要が高いです。

いざ売りに出すときには簡単に買い手が見つかるでしょう。

また、買い手が多く集まりやすいほど、取引価格は高くなります。

このような理由から、ロレックスは大変優秀な投資対象として扱われています。

価格が下がりにくい

価格が下がりにくいことも、ロレックスが投資対象として人気がある理由です。

ロレックスの腕時計には、技術力の高さと高品質の素材で作られているという信頼性があります。

さらに、高級腕時計としての確立された地位を持っています。

くわえて、世界的な経済不況を幾たびも乗り越えてきました。

このような実績を持っているため、ロレックスは何十年もの間、投資対象として支持され続けてきました。

人気に下支えされた需要があるので、常に価格は安定しています。

一時的に市場価格が下がることがあっても、持ち直してきた実績があるので、投資先として安心できます。

ロレックスには人気モデルが多いことも価格が下がりにくい理由です。

使用済みの腕時計であっても欲しいという人が多く、取引きできる中古市場ができあがっているからです。

ロレックスは盛んに取引が行われているので、値段が下がりにくくなっています。

ロレックスをより高く売るコツ

ロレックスをより高く売るコツは3つあります。

1つは購入するロレックスのモデルを厳選することです。

当然のことながら、人気モデルほど高く売れます。

投資として考えるなら希少モデルや生産量が少ないモデルを購入するとよいでしょう。

また、素材や形が同じでも、人気モデルと不人気モデルでは、その市場価格が大きく乖離している場合があります。

注意してモデル選びをするようにしてください。

文字盤やベゼルの色だけでなく、ベルトの素材もよく確認しましょう。

2つ目は、ロレックスをなるべく良い状態に保つことです。

日々のメンテナンスを欠かさないようにしてください。

投資対象としてロレックスを購入した場合、ケースの中に保管することが多いでしょう。

しかし、この場合でも定期的に取り出してメンテンスするようにしてください。3つ目は売る店を選ぶことです。

取引実績や広告、あるいはホームページなどをチェックし、ロレックスの査定が得意なお店を選ぶようにしましょう。

思い立ったら行動を起こしてみよう

ロレックスが昔は安かったというのは本当です。

価格高騰が始まったのは2017年ごろ。

市場価格が2倍から3倍になったモデルも現れました。

なお、ロレックスの価格は安定していますが、値下がりはいつ起きるかわかりません。

対処できるよう手持ちのロレックスの資産価値をあらかじめ買取エリートで調べておきましょう。

買取エリートはロレックス査定が得意です。

購入することもできるので、欲しいモデルがあるなら探してみましょう。

ロレックスはレディースも値段が下がらない?価値を維持するポイントは?

世界で最も有名な腕時計ブランド・ロレックス。

ステータスの高い男性が着けているイメージが強いですが、実はレディース向けのモデルも多数あり、人気が高まっています。

ロレックスは、購入してから時間が経っても価値が下がらないことから、最近では「ロレックス投資」という言葉も出てきています。

この記事では、レディースモデルも資産価値は下がらないのか、価値を維持するための選び方や保管方法について解説します。

ロレックスはレディースも人気

ロレックスと言われてイメージするのは、黒や白のシックなカラーの文字盤にシルバーのブレスレット、サイズも大きくて重そうなメンズモデルではありませんか?

実はロレックスは、女性らしさのある華奢なデザインや、ダイヤモンドなどの宝石があしらわれた優雅なものまで、レディースモデルも充実しています。

大人女子を中心に人気が高まっているレディースモデル、その人気の理由について解説します。

圧倒的なブランド力

1905年に誕生したロレックスは、世界中で愛されるブランドとして圧倒的な知名度を誇ります。

腕時計に詳しくなくても、誰しもが知っているブランドです。しかし、なぜそこまで人気のブランドになったのか。

それには「ロレックスの三大発明」と言われる腕時計の革新的な機能の開発があったからです。

ロレックスの三大発明のうちの1つ目は、オイスターケースです。その名の通り、牡蠣の殻のように頑丈で、高い防水性能を備えています。

オイスターケースを開発したことで、世界で初めて完全防水の腕時計が誕生しました。

今では当たり前になっている防水機能も、ロレックスの技術がもたらしたものです。

2つ目の発明は、自動巻き上げ機能のパーペチュアルです。着けて腕を振っていればゼンマイが自動で巻き上げてくれる機能で、今では一般的になっていますが、これもロレックスの発明です。

3つ目はデイトジャストです。

文字盤の3時のところに小窓がついていて、日付が一目でわかる機能のことです。

日付が午前0時付近で瞬時に切り替わるようになっています。

ロレックスの発明した防水・自動巻き上げ・日付表示は、今では他のブランド腕時計でも当たり前に使われている機能です。

ロレックスは高機能な腕時計製作のパイオニアとして、長い年月をかけ精度の高い腕時計の開発を追求してきました。

その結果、高品質で信頼されるブランドとして確固たる地位を確立したのです。

高機能のロレックスですが、デザインはシンプルなものが多く普遍的です。

数十年前のものと現在発売されているものを比べても、デザインはほとんど変わりません。

この一貫性のあるデザインが、古さを感じさせることなく長年使い続けられる秘訣です。

また、フォーマルにもカジュアルにも合わせやすいデザインも人気の秘密です。ロレックスには様々な種類のモデルがありますが、特に人気があるのはスポーツモデルです。

スポーツシーンでの利用を想定して作られたものなので、見た目の華やかさよりも、実用性・機能性を重視して作られていています。

ブレスレットやケースにも硬度の高いステンレスが使われるなど、それは素材選びにも反映されています。

しかし、このスポーツモデルもデザインがカジュアルにも寄りすぎていないことから、ビジネスシーンで使う人も多くいます。

様々なシーンで日常的に使用できるという特徴は、他の高級腕時計にない魅力の一つです。

シンプルで日常使いしやすいという特徴は、レディースモデルにも踏襲されています。

性能に対する信頼感の高さ

ロレックスのレディースモデルは、ケースのサイズは小さくてもメンズモデルと同様の機能を誇ります。

ロレックスの三大発明はレディースモデルにも使われています。

通常は華奢なデザインが多い女性用は電池で動く方式が一般的ですが、ロレックスのレディースモデルには自動巻き上げ機能・パーペチュアルが搭載されています。

さらに、メンズモデルと同じ、オイスターケースやデイトジャストが採用されているものもあり、性能に関しては、メンズモデルと比べても遜色ありません。

ロレックスのこだわり抜かれた機能性とデザイン性がありながら、女性らしさも両立しているところがレディースモデルの人気の理由です。

ロレックスだから値段が下がらない

ロレックスのレディースモデル人気の理由の一つには、資産価値も挙げられます。

ロレックスの腕時計は、他の有名ブランドと比較して価値が下がらないと言われていて、投資としてロレックスを購入する人も最近は増えています。

価値が下がらない理由は、ブランド知名度と信頼度が高く、生産量が少ない、そして飽きのこないデザインで長く使用できるからです。

メンズモデルと同様の機能を持つレディースモデルも、同じ理由から価値が下がらないという特徴があると言えます。

ただし、ロレックスと言えば男性向けというイメージが色濃く残っていて、サイズが小さいことなどから、メンズモデルと比較すると価格は低くなります。

それでも他のブランドの高級腕時計と比較すると、圧倒的に資産価値は高く、価値が下がりにくいことは確かです。

実用性とおしゃれさを兼ね備えたデザインが魅力

ロレックスのレディースモデルは、基本的にはメンズモデルと同じく実用性があり、シンプルながらもおしゃれなデザインが魅力です。

一方で、レディースモデルならではの魅力もあります。ここでは、デザインに注目して紹介します。

文字盤やベゼルの組み合わせが豊富

レディースモデルに限ったことではありませんが、ロレックスの腕時計は文字盤やベゼルで色の組み合わせが多く、豊富な組み合わせの中から好きなものを選べます。

ベゼルというのは文字盤の外周についているリング状の部品のことです。同じモデルでも、文字盤やベゼルが違えば腕時計の印象は全く違うものになります。

文字盤の色だけでも、白・黒・シルバー・ピンク・ブルー・グリーンなどのカラーバリエーションがあります。

お気に入りの組み合わせのものを着けることで自分らしさが出せます。

明るいカラーでもシンプルなデザインなので悪目立ちしづらく、ビジネスシーンでもさりげないおしゃれをアピールすることができます。

アクセサリーにもなる宝石モデル

様々なシーンで使うためには、できるだけベーシックなデザインがおすすめですが、レディースモデルには宝石がつけられたモデルなどラグジュアリーなデザインもあります。

アクセサリー感覚で着けたい人にはおすすめです。

ロレックスの定番イメージと言えば、ステンレス製のブレスレットですが、ゴールドを使ったものもありますし、ゴールドとステンレスを組み合わせたものまで多彩です。

文字盤やベゼルにダイヤなどの宝石をあしらった贅沢なデザインもあります。

宝石がついていると華やかになり過ぎると思われがちですが、サイズや個数によっては気になりません。

結婚式などのパーティから日常生活まで、幅広いシーンでの使用が可能です。

レディースのサイズ感とは?

ロレックスの基本的なモデルは、男女ともに同じです。

その中で、サイズやカラーの違いで男性向けと女性向けが分かれています。

ロレックスの公式サイトで女性向けとして紹介されているのは、ケースの直径が28mm〜37mmのものです。

サイズは好みもあると思いますが、着けていてバランスが良く見えるものがいい場合は、手首の幅を参考にしてみてください。

女性の場合、手首部分の幅は40mm〜50mm程度です。

一般的に手首の6〜7割を覆うものがバランス良く美しく見えると言われているので、ロレックスが推奨しているモデルはサイズが合うということになります。

実際に着用して確認してみるのがおすすめです。

ロレックスのレディースサイズ展開は?

ロレックスには男性向けのサイズしかないモデルがあります。

それは男性向けとしては人気の高いスポーツモデルです。

そのうちの一つ「ヨットマスター」というモデルは、以前はケースサイズが29mmのレディースモデルもありましたが、2014年に販売を終了しています。

ここで言うレディースモデルとは一般的な女性向けサイズに基づいています。

一般的には女性向けのサイズはケースが24mm~30mmとされていて、 32mm〜36mm程度のものはボーイズサイズと呼ばれています。

ボーイズサイズを展開しているモデルとしては、「デイトジャスト31」「オイスターパーペチュアル31」「オイスターパーペチュアル34」「パールマスター34」「ヨットマスター37」が挙げられます。

現行のロレックスでは、ボーイズサイズのものも含めて女性向けのラインアップとしています。

ジェンダーレス化が進む中、時計の選び方に男女の隔てはなくなってきていて、女性の中にも大きめの腕時計を好む人も増えているというのが理由です。

また同じ理由から、女性向けのラインナップは最も小さいケースサイズでも28mmと大型化しています。

一般的な女性向けのサイズで言うと、ロレックスで販売されている現行モデルでは「デイトジャスト」と「オイスターパーペチュアル」しかありません。

気に入ったメンズモデルがあれば、小さめのサイズを試してみてもいいかもしれません。

「ヨットマスター」はユニセックスに使える37mmのものが販売されています。

レディースモデルを選ぶときのポイントは?

レディースモデルを選ぶ時のポイントは、まずはケースサイズです。

時計として見やすく、腕にはめたときにすっきり見えるサイズを意識して試着してみましょう。

ロレックスの現行モデルのレディースサイズは28mm、31mm、36mmがあります。

また、年齢に応じて似合うものは違ってきますので、着ける人の世代やライフステージを考慮するのも大事です。

さらに、どんなシーンで身につけるかを想像して購入しましょう。

仕事やプライベートのファッションと合うものを購入するのがおすすめです。

しかしロレックスを買おうと思った時に、一番のネックになるのは価格です。

同じモデルでも、材質や宝石の有無で値段は大幅に変わってきますので、欲しいものと価格を照らし合わせながら選んでください。

人気の高いレディースモデルは?

男女問わず人気のあるロレックスのモデルは、中古市場での取引も活発で、価値も下がりにくい特徴があります。

いつか売るかもしれないことを考えて、レディースモデルとして人気の高いものを紹介します。

デイトジャスト

デイトジャストはロレックスの中でも、長く愛されている定番モデルです。

メンズモデルと同等の性能がありながら、レディースモデルは素材やカラー、ブレスレットのバリエーションやダイヤを埋め込んだものなど、デザインのバリエーションが豊かなのが人気の理由です。

レディースモデルは、クラシカルなデザインの中にジュエリーのようなエレガンスさもあるのが特徴です。

現行の女性向けモデルは28mm・31mm・36mmですが、過去には26mmのものも販売されていました。

オイスターパーペチュアル

防水機能のオイスターケースと、精度の高い自動巻き上げ機能パーペチュアルが搭載されたモデルは、無駄がなくシンプルな見た目が特徴です。

こちらも定番のモデルです。

日付表示もないので、実際の大きさよりもすっきりした印象になります。サイズも28mm・31mm・34mm・36mmがあり、文字盤のカラーバリエーションも豊富なので、好みやスタイルに合わせて選ぶことができます。

パールマスター

1992年に誕生したパールマスターは、宝石が付けられるモデルが基本で、ダイヤモンドやサファイア、ルビーなどの宝石が文字盤やベゼルにあしらわれているのが特徴です。

パールマスター専用に開発されたブレスレットもあり、素材にはホワイトゴールド、イエローゴールド、エバーローズゴールドの純金のみが使用されています。

精密な腕時計と極上のジュエリーが融合したモデルで、価格はロレックスの他のラインアップに比べても非常に高価です。

現在は販売終了されています。

ヨットマスター

1992年にクルージングやセーリングを楽しむ人に向けて開発されたモデルです。

スポーツモデルでありながら、ダイヤなど貴金属や宝石を使用しているラグジュアリーな造りで、このモデルのためだけにロレックスが開発したステンレスとプラチナを掛け合わせた素材が使われているものもあります。

オイスターケースを採用しているので、防水性能が高く、水深100mまで耐えられます。

スポーツモデルがメンズサイズしかないのが基本のロレックスにあって、37mmラインナップがあるのはヨットマスターのみで、女性にも使いやすいモデルです。

過去には34mmのレディースサイズも展開されていて、中古市場ではいまだに人気があります。

アンティークロレックス

アンティークロレックスとは、一般的に1970年代以前に製造されたロレックスのことです。

中でも、1950~1960年代にかけてのわずかな期間しか製造されなかった「カメレオン」というレディースモデルは、アンティークロレックスの代表格です。

15mmと小さな時計ですが、裏ぶたにベルト通しがあり、簡単にベルトを付け替えることができるようになっていることからカメレオンと名付けられました。

時計部分も種類があり、カラーバリエーション豊富なベルトと組み合わせると何通りもの楽しみ方ができるとヨーロッパを中心に絶大な人気がありましたが、現在では入手困難な希少品となっています。

ロレックスはペアで持つのも素敵

ロレックスには、公式にペアウォッチとして発売されているモデルはありません。

しかし、同じモデルで男女のラインアップがあるので、それぞれに合ったサイズを選べば揃えることができます。

異なるモデルでも、ロレックスはシンプルなデザインなので、素材や色を合わせるだけでもペア感を出すことができます。

文字盤やベゼルの色を同じにしてペアウォッチとして楽しむこともできるので、結婚や大切な記念日のタイミングで購入するのも素敵です。

レディースモデルを売る際に気を付けること

ロレックスのレディースモデルを売却したい場合は、高く売るためのポイントがあるので注意してください。

まずは、付属品などをしっかり保管しておくことです。

時計本体の状態はもちろんのこと、外箱や保証書があるかどうかで買取価格は大きく変わることがあります。

次に、売るタイミングを見極めることです。

基本的にレディースモデルは新しいものほど高く売れる傾向があります。そのため、使わなくなったら早めに売ったほうがいいのですが、例外もあります。

ロレックスのモデルには製造を終了するケースもあり、製造終了になったモデルは買取価格が高くなることがあります。

製造を終えるモデルを予想するのはなかなか難しいですが、新しいモデルの販売情報などからある程度予測することができます。

また、一般的に輸入製品は、円安になるとその価格が上昇する傾向がありますので、円安の時がおすすめの買取時期です。

ロレックスは10年後も値崩れしない?価値が上がりそうなモデルは?

ロレックスは実用性の高い高級時計として長年多くの人気を集めています。

また、資産価値も高いことで有名ですが、果たして10年後も同じと言えるでしょうか?

お手持ちのロレックスを今売るべきか、または資産として買うべきかなど、迷われている方もいるかもしれません。

この記事では、ロレックスが10年後でも値崩れしないのか、10年後に価値が上がっていそうなモデルは何か、などについてわかりやすく解説します。

ロレックスの人気が落ちにくい5つの理由

世界中には、高級時計と呼ばれるブランドが多数ありますが、その中でも特に、ロレックスは長期間安定して高い人気を誇るブランドとして有名です。

それではなぜ、ロレックスは人気が落ちないのでしょうか?

ここでは、5つの理由を挙げて解説します。

時計としての品質の高さ

ロレックスは1905年に腕時計メーカーとしてイギリスで誕生してから、機能的かつ実用的な時計の開発に取り組み続け、世界初の画期的な技術を数多く生み出しています。

その中でも特に「オイスターケース」「パーペチュアル機構」「デイトジャスト機構」が、ロレックスの3大発明と呼ばれています。

「オイスターケース」とは、1926年に発表された金属の塊をくり抜くことによって耐水性を高めた防水ケース。

ベゼル・裏蓋・リューズがケース本体にねじ込まれて水や埃から時計を守る形状で、それがまるで固く閉じた牡蠣の殻のようであったためこの名が付けられました。


「パーペチュアル機構」とは、1931年に開発された自動でぜんまいを巻き上げる機構。

パーペチュアルは「永遠」を意味します。時計をつけて腕を振るだけで360度回転するローターにより自動巻き上げされるため、リューズを手作業で巻く必要がなくなりました。

さらにリューズのねじ込み忘れによる浸水を防ぐことにもなり完全防水機能を一層高めることにもつながっています。


「デイジャスト機構」とは1945年に発表された、日付が変わる午前0時に時計の文字盤の小窓に表示される日付が自動的に切り替わる機構。

それまでの日付表示は、針で日付を示すもので視認性の低いものだったため、このロレックス独自の仕様は非常に注目を集めました。

ロレックスは3大発明後も、新素材を取り入れて耐磁性・耐衝撃性、耐熱性などを高めるなど、ムーブメントを中心に改良を重ね機能のアップデートを続けています。

また、時計の精度に関わるムーブメントは過去からほとんどがクロノメーター規格であり、2007年以降はすべてが認定機です。

クロノメーター規格とは、時計業界の権威スイス公認のクロノメーター検定協会が定めるムーブメントの精度規格。

これはISO(国際標準化機構)が認証する国際規格でもあり、この規格であることは「時刻の正確性(ムーブメントの精度)が信頼に値する」と世界で認められている、ということになります。

デザイン性の良さ

ロレックスのデザインは普遍的なため、一目見ればそれがロレックスということがわかり、50年前のモデルと並べてみてもほとんどデザインの違いがありません。

それは、タフなだけの無骨なデザインでもなく、かといって実用性に向かない装飾性の高いデザインでもありません。

ロレックスは、一部宝飾モデルを除き基本はシンプルで洗練された美しさを持ち、ファッションとして楽しむことができます。

また、このように工芸品として美しいだけでなく実用性も兼ね備え、身につける人の職種や使用する場面を選ばないため、幅広いタイプのユーザーを魅了し続けているのです。

ブランドとしての個性を保ちながら万人受けしやすく、しかも実用性が考慮された大変優れたデザインを持つロレックス。

このように時間が経っても古臭くならず、いつの時代でも受け入れられるデザイン性の良さが、ロレックスの人気が落ちにくい理由の一つとなっています。

圧倒的なステータス性の高さ

またもう一つの戦略は、世界初の広告会社「ジェイ・ウォルター・トンプソン」と業務提携し、富裕層向けに多額の広告費をかけて存在をアピールしたこと。

メディアが、ロレックスが実用性の高い時計であることを報道し始めた後、富裕層が購読する新聞や雑誌に繰り返し広告を掲載したことで、富裕層がこぞってロレックスを購入しました。

それにより経済力のある人や成功者が身につける時計としてのステータスを得るようになったのです。

その後も幅広い分野の人や活動のスポンサーとなり、スポンサー契約した各界の著名人が腕にロレックスの時計をはめて公の場に出て行ったため、メディアを通じてロレックスが世に知れ渡りました。

世間から注目される人が身につけているものは、必然的に多くの人からの関心が集まり、また憧れの人が身につけている物は自分も欲しいというファン心理で需要が高まります。

こうして「成功した人が身につける時計」というイメージが定着したことから、値段が高くても成功の証として手に入れたいという人が増えたのです。

このような圧倒的なステータス性の高さも、ロレックスの人気が落ちにくい理由の一つです。

希少価値の高さ

ロレックスは、需給バランスの主導権をメーカーが握っており、人気のある製品も大量生産されず流通量が限定されています。

これは、品質を維持しつつ値崩れも防ぐ戦略です。

流通量が少ないということは、持っている人が限られるということになり、プレミア感が生まれてブランド価値が高く維持されるのです。

加えて、限定モデルや販売期間の短いモデルの存在が、さらに希少性を高めています。

また、シリーズのラインナップが適度に多いため、色々揃えてみたいと思うコレクターが生まれ、希少性の高いモデルを手に入れたいという熱心な愛好家も多いです。

そのため、ロレックスは中古になっても価値が下がりにくくなっているのです。

手厚いサポート体制

腕時計は精密機械であり、一般的なメーカー保証期間は2年、ブランドによっては1年保証の場合もあります。

通常メーカー保証期間は、初期の不具合や自然発生トラブルをカバーするもので、使用していくうちに発生するトラブルは有償での修理と設定されるケースが多くみられます。

その中でロレックスのメーカー保証期間は長く、2015年7月以降は購入後5年。

さらに、自社でオーバーホールされた個体には、その後2年保証期間が延長されます。

メーカー保証期間の長さは、ブランド戦略や顧客満足度向上のための施策とも言えますが、自社の技術に対する自信の表れとも言えます。

またそれは、ロレックスの実用時計の王者としての地位を確固たるものとしています。


一方、高級時計を所有するユーザーにとっても長期間保証はありがたいもの。ロレックスが自社の高い技術力に対する自信を表明することは、消費者に安心感を与えることにもつながっています。


また、製造から30年は修理体制が保証され長く愛用できるため、生産・販売を終了している古いモデルも依然として高い人気を集めているのです。

ロレックスが値上がりしている原因

ロレックスはもともと定価が高額に設定され最初からそれなりの資産価値がある「投資の対象になり得るブランド」です。

しかし、実際はロレックスよりも定価が高い高級時計は多数存在し、本来は超が付くほど高額な時計というわけではありません。

それでは、ロレックスの資産価値が、高級時計の中でもトップクラスなのはなぜでしょうか?

それは、ロレックスがブランドイメージを保持するために、年間に製造する本数を制限していることが関係しています。


ロレックスは、世界的に需要が高まっていたとしても、供給本数は増やさないという姿勢を貫いているため、特に人気モデルは需要に供給が追い付かず希少価値を高める結果となっています。

また、アンティークモデルもパーツを手に入れる手段があるため人気を博していますが、中でも製造終了モデルはより一層市場に出回らないため、さらに価値を高めることとなっています。


このようにロレックスは供給に比べ需要が大幅に上回るため売り手市場で高値でも売れる状態が続いており、人気モデルの定価に対するリセールバリューは75~80%以上と、一度身につけた中古品であっても価値が下がりにくくなっています。

また、希少価値の高いスポーツモデルなどは、定価よりも高いプレミア価格になることもあります。

世界的に知名度が高くデザインが普遍的で、需要と比べ供給が少ないロレックスは投資に向いており、今後も値下がりの心配がほぼないことから投資目的で購入する人が増えてきています。

また、時計自体に興味がない投資目的の人ほど人気落ちしにくいロレックス一択で購入する傾向があり、そういったこともロレックスの値上がりが続く原因となっています。

ロレックスは10年後も値崩れの心配はない?

希少価値が高く投資に向くロレックスですが、10年後も値崩れの心配はないのでしょうか?そのことについて次に検証していきます。

まず、ロレックスの人気の高さは一時的なものではなく、長い年月をかけて確立されたものなので、急にまったく人気がなくなるということはないでしょう。

ただし、世の中の時計に対する興味は以前と比べて低く、若者の購買意欲は昔ほど高くない傾向があるため、今後さらに購買層の人数が減れば、相場に影響を与えることは考えられます。

また、他の理由でロレックスの人気が落ちるとしたら、景気や為替の影響を大きく受けるか、ロレックスのブランディングミスがあるときです。


景気や為替の影響については、ロレックスはバブルがはじけたときもリーマンショックのときも一時的に値を下げましたが、すぐに持ち直したことから今後も期待できると言えるでしょう。

また、もしも景気や為替の影響を大きく受けるような場合は、ロレックス以外のブランドはさらに大きな影響を受ける可能性があると考えられます。


ロレックスのブランディングミスについては、もしも値崩れを引き起こすようなブランディングミスがあるとしたら、それはこれまで築いてきた信頼性を覆すような内容のはずです。

そこで、創業以来ずっと品質の高さにこだわってきたロレックスが、今後品質を落とすような改悪を行う可能性があるか?と考えると、それはほぼないと言って良いでしょう。


これらのことから、モデルによって値上がり幅に違いがあるとしても、10年後もロレックスが大きく値崩れするようなことはないと言えます。

10年後も人気が高そうなモデルは?

10年後も大きな値崩れはないと考えられるロレックスですが、モデルによる値上がり幅の違いは出てきます。

ここでは、10年後も引き続き人気が高そうな3つのモデルについて解説します。

デイトナ

デイトナは、1963年に誕生したモータースポーツ用に開発されたモデルで、スポーツクロノグラフの最高峰と言われています。

デイトナの名前は、1935年に車における地上最高速度を達成した土地、アメリカのフロリダ州デイトナビーチに由来します。

外観は、レースドライバーが正確なタイムを知るため、カウンターに3つのプッシャーを配したデザインで、長時間にわたってクロノグラフを使用しても高い精度を維持できる「垂直クラッチ」を採用しています。

デイトナは、もともとの生産量が少ないうえに、著名人に愛用者が多いことから人気の高いモデルであり、中でもコスモグラフデイトナRef.116520やRef.116500LNの人気が高くなっています。


Ref.116520は、2000年から16年間、マイナーチェンジを繰り返しながら続いたロングセラーモデル。

黒文字盤と白文字盤の2種類あり、高級感のある輝きを持つステンレススチールベゼルを装備しています。

Ref.116500LNは、Ref.116520に替わり2016年に登場したモデルで、アルファベットの「LN」はブラックベゼルを指します。

黒文字盤と白文字盤のラインナップとムーブメントは前モデルのままに、ベゼルがすっきりとした輝きを持つセラミックになったことが大きな変更点となっています。

サブマリーナ

サブマリーナは1953年に発売され、多くのダイバーウォッチの原型となったモデルです。

世界で初めて100m防水性能を採用したモデルとして知られ、新しいものは三重密閉構造のトリプロックリューズを採用。300mまでの防水性能を備えています。

また高い防水性能のほか、水中での視認性を確保するための暗闇で光る文字盤・ダイバーの命を守る逆回転防止回転ベゼル・自動巻機構も備えているなど、実用性の高いモデルです。


サブマリーナは、基本形はそのままに長年に渡り何度もマイナーチェンジが行われてきたため、いくつものバージョンが存在します。

そのため、カレンダーが搭載されたデイト・ノンデイト・文字盤やベゼルの色違いなどの種類が豊富。

さらに、専門家が把握するのも難しいと言われるほどレアモデルが多いためコレクターからも注目されており、デイトナと並ぶ人気モデルとなっています。

GMTマスター

GMTマスターは、1955年に発売されたロレックス唯一のパイロットウォッチシリーズ。

2つの異なるタイムゾーンの時刻を同時に表示でき、かつてはパン・アメリカン航空の公式時計として採用されていました。

ベゼルのカラーバリエーションが豊富にあり、特に「ペプシ」という愛称で呼ばれている赤と青のツートンカラーベゼルが有名です。

1982年にGMTマスターⅡという後継モデルが誕生し、GMTマスターは1999年に生産終了。

GMTマスターⅡは、見た目はGMTマスターと非常に似通っていますが、ムーブメントが進化し短針が単独で可動するようになったことから異なるタイムゾーンの表示が3つ同時に可能となりました。

その後もモデルチェンジを繰り返して素材やムーブメントの改良が行われていますが、デザインは初期段階から確立しています。


1990年に誕生したGMTマスターⅡの2代目に当たるRef.16710が、2007年に生産終了したことにより急激に取引価格が高騰しており、特にファーストモデルは「現存している状態の良い個体」が少なく希少価値が高くなっています。

生産終了モデルを購入する際の注意点

ロレックスは全般的に人気が高く資産価値も高いブランドですが、モデルによって人気に差があり値上がり幅も異なります。

また、同じモデルであっても、色によって生産個数が異なり希少価値に差があります。

では生産終了モデルを購入する際、どのような点に注意すれば良いでしょうか?

例えば、文字のフォント違いや表記違いなどレアな特徴のある個体を選ぶと、その希少さから価値が下がりにくく値上がりも期待できます。

また、生産期間中あまり人気のなかったモデルは、裏を返せば出回っている数が少ないということにもなります。

そのため希少価値が高くなる可能性があり、これまでも生産終了後急激に価格上昇したケースがあります。

ほかにはロレックスの場合、長期間修理用の部品が確保されていますが、保証期間が過ぎてから不具合が起これば有料修理になってしまうことと、手放す際に状態が良好なものほど高く買い取ってもらえることから、購入の際は可能な限りコンディションの良い個体を選ぶことをおすすめします。

コンディションとしては「時計そのものの傷や汚れなどの多さ」「その個体ならではのオリジナリティが保持されているか」「箱・保証書・タグなどの付属品が揃っているか」の3点に着目しましょう。

これらの程度により売買価格に大きな違いが出てきます。

10年後も価値を下げないためにすべきこととは?

いくらロレックスが高品質を誇っていたとしても、もともと時計は精密機械であるため、扱いが悪ければ劣化してしまいます。

そこで、10年後も価値を下げないためにすべき3点のことについて解説します。

時計は長期間使用しないと機械油が内部で固まって機能面に悪影響を与える可能性があるため、日常的に使用して機械油を循環させることが重要です。

そのため、1カ月に1回程度の頻度で、ゼンマイを巻き切って24時間以上時計を駆動させましょう。

そうすると、機構全体に機械油を循環させることができ、機械油の凝固を防げます。


また、磁気も時計の動きに影響を与え、強い磁気を浴びせ続けると、歯車の動きが速くなったり逆方向に動いたりして、故障につながる可能性もあるため、強い電磁波を出す電気製品や磁石の近くで保管するのは避けましょう。

ロレックスは持っていて損はない

ロレックスは、高品質・普遍的なデザイン・高ステータス・希少価値・手厚いサポート体制といった特性から、世界中の愛好家やコレクターに愛され続け「10年後も価値が下がらない資産」としての魅力も持ち合わせています。


お手持ちのロレックスがある方は、この機会に買取エリートで査定してみてはいかがでしょうか。

また、今後の値上がりを見込み今のうちに手に入れたいという方は、買取エリートで探してみることをおすすめします。

ロレックスのコンビがダサいといわれるのはなぜ?本当に不人気なの?

高級腕時計として人気の高いロレックス。

しかしその中においてコンビモデルはダサいと言われており、敬遠する人もいるようです。

そこで本記事では、なぜロレックスのコンビモデルはダサいと言われてしまうのか、本当に人気のないモデルなのかを詳しく解説。

代表的なコンビモデルや、コンビモデルをかっこよく身に着けるためのコツなども紹介します。

ロレックスのコンビモデルとは?

コンビとは、時計においては2つの異なる素材を組み合わせた種類のことを指す言葉。「コンビネーション」を略したものです。

ロレックスにおいてはコンビタイプの正式名称は「ロレゾール」ですが、通称のような形で一般的にはコンビと呼ばれることが多いでしょう。

ロレゾールは1930年代初頭から登場し、1933年に商標登録されています。

なお、ロレックスのロレゾールは、904Lステンレススチールと18Kゴールドの組み合わせになっており、ゴールドの色によって呼び名が異なります。

例えばイエローゴールドが用いられているものは「イエローロレゾール」。

ホワイトゴールドは「ホワイトロレゾール」、エバーローズゴールドのコンビなら「エバーローズロレゾール」です。

コンビはロレックスでは古くから採用されているため、ロレックスらしいデザインの1つと言えます。

ロレックスのコンビモデルは人気がないの?

ロレックスのコンビモデルには不人気という噂もあるため、コンビに興味がある方にとっては気になる部分かもしれません。

ロレックスはオールステンレスや無垢モデルの人気が高い傾向にあります。

ただし、コンビモデルもオールステンレスや無垢モデルの人気と比べると低いというだけで、コンビモデルの人気が特別低いというわけではありません。

ロレックスは高級時計の中では、実用性を重視するファンが多いブランドです。

コンビモデルはデザインが比較的派手であり、マッチする服装やシーンが限定されるため、避ける人がいることは確かでしょう。

一方、コンビモデルには、オールステンレスや無垢モデルにはない魅力もあります。

例えば高級感や華やかさ、おしゃれさなどを求める人には好まれやすいタイプです。

また、ロレックスの正規店では、人気の高まりでオールステンレスモデルの購入が困難になっています。

それ以降、コンビモデルへの注目度がアップしているのです。

ロレックスのコンビモデルがダサいといわれる3つの理由

ロレックスのコンビモデルは一部から「ダサい」とも言われることがあるようです。

なぜ、ロレックスのコンビモデルがダサいと言われるのか、主な理由を解説します。

バブル時代に流行ったイメージがあるから

まず1つ理由として挙げられるのは、ロレックスのコンビモデルがバブル時代に流行したというイメージがあることです。

ロレックスのコンビモデルの代表格は旧型のデイトジャスト。

Ref.16233が最も有名なモデルです。

デイトジャストRef.16233は、バブル時代の真っただ中、1988年から2000年代前半に製造されたモデルで、既に製造は終了しています。

派手でゴージャスな見た目から、豪奢なものを好む傾向にあったバブル時代は特に大きな人気が出ました。

バブル時代はコンビモデルの最盛期だったと言えます。

しかし、バブルが崩壊後は、逆に控えめなものが好まれ、派手さが敬遠されるようになりました。

また、日本人は元々、きらびやかな雰囲気のあるイエローゴールドを敬遠し、ホワイトゴールドやプラチナを好む傾向もあります。

「金色のアクセサリー=バブル時代」というイメージを持つ人が多いことから、コンビモデルはダサいと言われてしまいがちなのだと考えられます。

成金のイメージがあるから

ロレックスのコンビモデルに成金が着けているというイメージがあることも、ダサいと言われる理由の1つです。

バブルの時代は派手でゴージャスなアクセサリーが流行りました。

また、バブル時代は景気の高騰により、急激に事業の業績を伸ばし財を成す、いわゆる成金が多く登場した時期でもあります。

成金はお金の力にまかせて高額な貴金属を買い集めるというイメージを持っている人が少なくありません。

ロレックスは高額な高級腕時計の代名詞。

お金を持っている人しか購入できないというイメージが強くあります。

中でもコンビモデルは他のモデルよりも見た目が派手です。

贅沢品と言えば連想されやすいのが金。

金色が特徴的なコンビモデルは、まさにわかりやすく贅沢品でお金を持っている人が好みやすいのではと考えられがちです。

つまり、コンビが流行ったバブル時代、派手で金色に輝く高級な貴金属を好む成金は、コンビモデルも好んだだろうと結び付けられてしまったのです。

おじさんが着けているイメージがあるから

ロレックスのコンビモデルがダサいと言われる理由には、おじさんがよく着けているというイメージもあります。

おじさんロレックスと呼ばれる代表的なモデルはデイトジャストRef.1603。

日本で最初にロレックスが人気となった1960年代の代表的なモデルです。この時代の日本はちょうど高度経済成長期のただ中。

経済は右肩上がりであったこともあり、当時は特に人気の高いコンビモデルを購入する人が多かったのです。

そして、当時購入した人が年配になってからも愛用しています。

年配の人が身に着けているロレックスに古い型のデイトジャストが多いのは、このような理由によります。

ロレックスは非常に質が高く一生ものとして使える腕時計。

大事に愛用している人が多いため、おじさんが着けているというイメージにつながってしまうということでしょう。

年代にかかわらずロレックスは長持ちするので、年を重ねてからも使い続けている人が多く見られます。

同じロレックスの腕時計をしている人の中でも、コンビモデルはデザインが派手で目立つため、身に着けていることに周りが気づきやすいと言えます。

そのため、おじさんはコンビモデルを着けているという印象になりやすいのです。

また、コンビモデルのロレックスは高級感があり過ぎて、若い人が身に着けていると無理して購入したという感じが出てしまうことも原因の1つ。

経済的に豊かな40歳以降の男性が身に着けるとしっくりすることからも、おじさんのロレックスというイメージになってしまいます。

ロレックスを代表する5つのコンビモデル

それではここからは、ロレックスを代表する5つのコンビモデルについて詳しく見ていきましょう。

デイトナRef.116503

デイトナはロレックスの中でも特にファンの多いモデル。

1959年フロリダにオープンしたオーバルトラック「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」が名前の由来です。

ロレックスがデイトナ・インターナショナル・スピードウェイのオフィシャルタイムピースを務めたことにより、両者は縁を深めました。

そして1963年、レース用モデルの腕時計として誕生したのが「コスモグラフ・デイトナ」です。

この名称に関し、宇宙をイメージする「コスモ」とモータースポーツをイメージする「デイトナ」が混在することに違和感を覚える人もいるかもしれません。

当時のクロノグラフモデル(ストップウォッチ機能が付いたモデル)がコスモグラフだったため、その名前に「デイトナ」を付けたのです。

一番の特徴は、イエローゴールドとステンレスを組み合わせたイエローロレゾール仕様であること。

これは、2016年にステンレスモデルRef.116500LNのモデルチェンジと併せて刷新されたものです。

前モデルであるRef.116523との違いはほとんどなく、ベゼルのデザインが変更されたくらいです。

デイトナらしいスポーティー感とステンレスモデルにはないラグジュアリー感を合わせ持つゴージャスなモデルで、文字盤のバリエーションが豊富なことも魅力です。

サブマリーナRef.126613

ロレックスはスポーツモデルの人気が高い傾向にありますが、サブマリーナはスポーツモデルの中でも特に愛好家の多いモデル。

スポーツウォッチとして高品質なだけでなく、普段使いもしやすいことなどが人気の大きな理由です。

カジュアルシーンにもビジネスシーンにも合い、季節を問わず着用できます。

そしてサブマリーナのコンビモデルには、機能性や堅牢性に加えて華やかさやゴージャス感も備わっています。

サブマリーナは他のスポーツモデルと比べて特にリファレンスの数が多いことも特徴の1つです。

サブマリーナRef.126613は、ステンレススチールとイエローゴールドのコンビ仕様。

美麗な青い文字盤の126613LB、通称「青サブ」が人気を博しました。また、他に文字盤がブラックの126613LNも。

さらに、文字盤にダイヤモンドやサファイアを配したラグジュアリーなモデルも存在します。

スポーツモデルとラグジュアリーモデル、双方の良い所を取ったような魅力がサブマリーナにはあります。

デイトジャストRef.126233

ロレックスのクラシックウォッチとして高い知名度と人気を誇るデイトジャストは、次世代ムーブメントCal.3235の登場を受け、15年ぶりにフルモデルチェンジが行われました。

ケースサイズに応じて、デイトジャスト36・デイトジャスト41と名付けられています。

デイトジャストRef.126233は、デイトジャスト36のイエローゴールドコンビモデル。

文字盤の色やベルトの違うものが多く見られます。

デイトジャストはロレックスの中でも保有率の高いモデルです。

しかし、代表的なモデルでありながら、文字盤やベルト違いによって数多くの種類があり、それぞれの生産数は少ないため希少価値が高くなっています。

GMTマスターⅡ Ref.126711CHNR

GMTマスターは、1950年代にパン・アメリカン航空のパイロット向けに開発されたモデルです。

複数エリアの時刻を把握しなければならないパイロットのため、2か所以上のタイムゾーンの時刻を同時に表示できる点が特徴。

午前と午後を一瞬で見分けられるように色分けされているベゼルが人気です。

赤と青、赤と黒などの色分けは、有名ドリンクにカラーリングが似ていることから、「ペプシ」「コーク」などと呼ばれ親しまれています。

GMTマスターⅡは、1983年に登場した上位機種です。

2018年、世界最大の宝飾・時計の見本市であるバーゼルワールドでリリースされました。

Ref.126711CHNRは、ベゼルが茶と黒に色分けされたモデルです。愛称は「ルートビア」または「カフェオレ」と、これまたドリンクにちなんでいます。

目立ち過ぎず上品さ漂うシックなデザインが特徴的です。

新世代ムーブメントCal.3285を搭載。

GMTシリーズでは初めてエバーローズゴールドブレスを採用しています。

ヨットマスターRef.126621

ヨットマスターは、1992年、クルーザーやヨットを楽しむ富裕層に向けて発表されたラグジュアリースポーツモデルの腕時計です。

スポーツモデルながら18金無垢のみというゴージャス感のあるラインナップで登場。メンズ・レディース・ボーイズの3サイズで展開されました。

1997年にレディースとボーイズのみ、18金とステンレスのコンビモデルが登場。こちらはロレゾール定番のデザインです。

1999年にはステンレスとプラチナのコンビモデルが登場し、ユニークな素材感などが話題となり大きな人気を博します。

通称は「ロレジウム」です。2004年にはメンズのコンビモデルも登場。

その後2014年にレディースは廃盤、ヨットマスターはメンズとボーイズのみのサイズ展開となり現在に至ります。

Ref.126621は、2016年に発売されたステンレスとエバーローズゴールドのコンビ。

ロレックスらしいオイスターブレスレットで、両回転ベゼルを搭載したモデルです。

実は注目度が増しているコンビモデル

不人気をイメージされていたコンビモデルですが、実は注目度が高まっています。

ロレックスが欲しいと憧れている人は以前から大勢いました。

純粋に普段遣いをしたいという人だけでなく、投資資産として持ちたい人や、転売して稼ぎたい人もロレックスを求めるようになり、ロレックスを求める人がさらに増えて需要が急速に高まっています。

しかし、以前から人気だったスポーツモデルは、現在正規店で購入することは難しい状態です。

元々人気があり購入の競争率が高かったことに加え、転売防止のため、メーカー側が生産本数を絞り、購入制限も設けたことにより、ますます手に入りにくくなっているのです。

中古市場や並行輸入ショップではかなり高額なプレミア価格で販売されるようになりました。

人気の高いオールステンレスのモデルは、定価の何倍にも値上がりしています。もし、いくら支払ってでも手に入れたいという人は、並行店や中古市場を探せば手に入れられる可能性はあるでしょう。

どうしても手頃な価格でロレックスのスポーツモデルを購入したいという人は、人気の高いモデルにこだわらず、これまで不人気だったコンビモデルも視野に入れて入手を試みています。

その結果、今度はコンビモデルも入手困難になり、コンビモデルの相場も高騰することになったのです。

今どきのコンビモデルはダサくない

ロレックスの昔のコンビモデルはもしかしたら現在の若い世代の好みにはマッチしにくい部分もあるかもしれません。

しかし、今どきのコンビモデルは決してダサいアイテムではありません。まずコンビモデルは派手というのは思い込みです。

文字盤やベゼルの色、素材の組み合わせで落ち着いた見た目のものも多くラインナップされています。

ゴールドが前面に出ているものではなく、差し色として使われているものはさりげなさがありおしゃれです。

例えばサブマリーナ Ref.116613LNは、文字盤・ベゼル共に黒で、青い文字盤のRef.116613LBよりも落ち着いた印象。

ある程度の年齢であればビジネスシーンで着用しても違和感はないでしょう。

デイトジャスト Ref.126303は、グリーンのローマ数字が映えるおしゃれなモデルです。

ベゼル・針・ブレスに金が入っていて、統一感があることも特徴的。GMTマスターⅡ Ref.126711CHNRなどは、派手さよりも落ち着いた高級感のあるモデルです。

コンビモデルは、文字盤やベゼルの色との組み合わせで見た目が大きく変化するのです。

かっこよく身に着けるために必要なこととは?

ロレックスのコンビモデルは決してダサくありません。

高額で取引されているロレックスを、ただ自慢げに見せびらかす人がダサいだけです。

かっこよく身に着けることを意識すればおしゃれなアイテムとして活用できます。

例えばTPOに合わせることも重要。服装やシーンに合っていればおしゃれ、合っていなければ派手できついという印象になってしまいます。

ロレックスは非常に知名度の高い高級時計であり、見れば高級品であることが誰にでもわかります。

そのため、まだ新人の営業マンなどがビジネスシーンで着けていると、年齢や経験値、経済状況に不釣り合いと受け取られる可能性が高いでしょう。

ゴールドのコンビモデルは特に目立つため、ネガティブな印象を持たれてしまいます。

しかし、場を選んでコーディネイトすれば、アクセサリーとしておしゃれに着こなせます。

例えばオフのときに着けるなどは全く問題ないでしょう。コンビモデルのデザイン自体は、若いから似合わないということはありません。

なお、小柄な人はケースサイズが小さいモデルを選ぶことも大事です。

自分の体型に合うモデルを選ぶことで、自然と自分のスタイルになじみ、コンビをかっこよく楽しめます。

注目されている間に査定してもらおう

ダサいと言われがちなロレックスのコンビモデルも、現在は急激に人気が高まっています。

もし手元にコンビモデルのロレックスがある場合は、買取エリートで一度査定してもらってはいかがでしょうか。

また、コンビモデルを手に入れたいと探している人は買取エリートで探してみてはどうでしょうか。

ブランド品の取扱い実績が豊富な買取エリートで、ぜひあなたの「売りたい」「買いたい」を叶えてください。

金無垢のロレックスは本当にダサいの?人気が急上昇している理由は?

ロレックスは世界的に支持されている時計ブランドで、日本でも高級時計ブランドとしての地位を確立しています。

しかし、金無垢のロレックスは海外では人気の高いモデルであるものの、日本ではダサいというイメージを持つ人が少なくありません。

そこで、日本で金無垢のロレックスがダサいと言われるのはなぜか、また、ダサいイメージがありながらも人気が急騰している理由などについて詳しく解説します。

金無垢のロレックスとは?

金無垢のロレックスと聞くと、純金製をイメージする人が多いでしょう。

しかし、金無垢のロレックスは金の含有量が100%の純金製ではなく、18Kゴールド製になります。

通常、金無垢は24Kゴールドと表示される混じりけの無い金を指しますが、時計宝飾業界では金の含有量が75%の18Kゴールドを金無垢としています。

なぜなら、金は柔らかい素材であるため、含有量が高いほどキズがつきやすく加工しにくくなるからです。

純金の24Kゴールドは実用的ではないということで、慣例的に18Kゴールドを金無垢と定義しています。

18Kゴールドは銀や亜鉛、銅、パラジウムなど金以外の金属が25%含まれているものです。

また、18Kや24KなどのKはカラット(Karat)を略した記号で、金の純度を示します。

金メッキや金張りとの見分け方は?

ロレックスの時計には金無垢モデルだけでなく、金メッキや金張りのモデルがあります。

どれも見た目はゴールドで同じように見えますが、価値が異なるため見分け方を知っておく必要があります。

まず、金メッキは金属の上に電気で金箔を貼り付けたもので、18KGPと表記されます。

金張りは、金属の上に薄い金合金の板を貼り付けたもので、18KGFと表記されます。

そのため、表記によって金無垢モデルと見分けることができます。

また、金メッキは金箔、金張りは金合金の薄い板を貼り付けたものであるため、金張りの方が金の含有量が多くなります。

そして、金製品は必ず品位証明のホールマークが刻印されているため、金メッキやや金張りと差別化することができます。

腕時計では通常、裏ブタの内側に刻印されています。

ただし、ケースを繰り返し磨いているとホールマークが消えている場合もあるため、金メッキや金張りと見分けがつかないこともあります。

判断が難しい場合は、買取店で査定してもらうと金製品かどうか知ることができます。

金無垢のロレックスがダサいといわれてしまう理由

海外では人気の高い金無垢のロレックスですが、日本ではダサいイメージがついています。

ここでは、ダサいと言われる4つの理由を解説します。

バブル時代に流行ったというイメージの悪さ

金無垢のロレックスがダサいと言われる理由の1つに、バブル時代に流行ったというイメージの悪さがあげられます。

日本がバブル時代に入ったのは1988年で、メンテナンス性を向上させたムーブメント、Cal3135を搭載した16200番台のデイトジャストが登場したのと同時期です。

それまでは、ロレックスは一部の富裕層にしか手の届かない高級時計でしたが、バブル経済により一般の人も経済力をつけ手が届くものになりました。

そのため、芸能人やスポーツ選手と同じモデルを入手したいという人が増加して多くの人が身につけるようになりました。

また、バブル時代はわかりやすいゴージャスさがもてはやされたため、金無垢のデイトジャストが高い支持を得ました。

落ち着いたホワイトゴールドモデルではなく、ゴールドであることが一目でわかる金無垢モデルが好まれたのです。

そのため、バブル時代を知る人は、金無垢のロレックスを虚栄心の象徴として悪いイメージを持つ傾向があります。

バブルがはじけた後は、派手な見た目よりもプラチナやホワイトゴールドなど上品な印象のものが好まれるようになりました。

バブル時代とバブル後に生まれた世代では価値観が異なることも、金無垢ロレックスのイメージの悪さに繋がっている可能性があります。

昔流行った古臭いデザインという思い込み

金無垢ロレックスが古臭いデザインと思われているのも、ダサいと言われる理由にあげられます。

特に、生産が終了している金無垢のモデルは、時代遅れのデザインというイメージを持たれてしまいがちです。

また、ロレックスは基本的なデザインは大きく変わらないため、新しいモデルであっても古臭く感じる人も多いようです。

特にRef.16233は1988年~2000年代前半というバブル期真っただ中に製造されたモデルであるため、バブル臭によりダサいという印象が強いようです。

そして、ロレックスが時計ブランドとして認知度が高いのも裏目に出ています。

時計に詳しくない人でも知っているブランドなので、身につけていると目立ってしまいます。

デザイン的には洗練されていますが、金無垢というド派手な見た目であるため目を引き、昔大流行して多くの人が身につけていた時計だと認識され、ダサいというレッテルを貼られてしまうのです。

ゴージャスな見た目から成金を連想

金無垢のロレックスはフルゴールドのゴージャスな見た目が、成金を連想させダサいと思われてしまいます。

バブル時代はお金があることを誇示するため、一目で高価だとわかる派手なファッション・アクセサリーが流行しました。

バブルで財を成した人は、ゴールドの指輪やネックレスなどを身につけていた人が多く、金製品=成金趣味というイメージが定着してしまいました。

そのため、派手な金製品を身につけることが悪趣味でダサいと捉えられるようになったのです。

ゴールドのアクセサリーを身につけると成金と思われるのではと危惧し、一般の人は金製品やイエローゴールドのアクセサリーを敬遠するようになり、ホワイトゴールドやプラチナが選ばれるようになりました。

おじさんが身に着ける時計というイメージ

金無垢ロレックスは、おじさんが身につける時計というイメージを持たれているのも、ダサいと言われる理由です。

バブル時代に人気を博したモデルであるため、購入した人は年齢を重ねおじさん、おじいさん世代になっています。

身につけている人は必然的に年配者が多くなるため、おじさんの時計というイメージがついているのです。

ロレックスは性能も良く一生ものの時計であるため、手入れさえきちんとしていればバブル時代のものでも使用することができます。

また、ロレックスは高級時計であるため、ある程度の稼ぎがないと購入することができません。

ロレックスを購入する資金力があったとしても、金無垢モデルは派手で目立つため、若い人が身につけていると身の丈に合わない時計だと違和感を持たれてしまいがちです。

そのため、愛用者が中年世代以降に偏っているのも、おじさんの時計というイメージを増幅させています。

金無垢ロレックスの人気が上昇している理由

ダサいと言われているものの、金無垢ロレックスは世界レベルで人気が上がっています。

ここでは、金無垢ロレックスの人気が高まっている4つの理由を解説します。

資産としてロレックスを持ちたい人が増えた

金無垢ロレックスの人気が上昇している理由として、資産としてロレックスを所有したい人が増えていることがあげられます。

ロレックスは高級時計ではありながらも、実用性が高いため主に普段使いの時計として購入されていました。

しかし、ロレックスの資産価値が注目され始めると、これまでロレックスに興味がなかった人も興味を示すようになりました。

もともと正規店への入荷数が少ないうえに、コロナ禍で生産本数も抑えられたため、人気モデルは入手困難の状態になりました。

正規店で購入できない人が並行店や中古市場へと流れ、価格が高騰したのです。

そのため、人気がないと思われていた金無垢モデルも、定価よりも高値で取引されるようになりました。

また、金の含有量が多い金無垢モデルはステンレススチールやコンビモデルよりも資産価値が高くなります。

資産としてロレックスを持ちたい人は金無垢モデルを好むため、人気が上昇しています。

転売して稼ごうとする人が増えた

金無垢ロレックスの人気が上昇しているのは、転売して稼ごうとする人が増えたことも理由の1つにあげられます。

ロレックスは多くのモデルが定価以上の価格で販売されており、リセールバリューが高いことで知られています。

そのため、差額で儲けようと転売目的でロレックスを購入する人が増加しています。

需要が高まると価格が上昇するため、ロレックスの価格が高騰していくのです。金無垢は同じシリーズの中では人気が高いモデルではありませんが、比較的入手しやすいことから転売目的の人に注目されるようになりました。

人気モデルと比較すると値上がり幅が大きいため、差益が出やすく転売に向いているモデルとして人気が高まっています。

元々人気のあったモデルの購入が困難になった

金無垢モデルの人気が上昇している理由として、元々人気のあるモデルが入手困難になったこともあげられます。

ロレックスは世界三大時計メーカーに数えられ、ステイタスシンボルとして手に入れたいという人はたくさんいました。

それに輪をかけ、ロレックスの資産価値に注目する人が増えたことで、需要と供給のバランスが崩れ人気モデルを購入するのが難しくなってきました。

転売目的で購入する人が増えると、ブランドイメージを保つために生産本数を減らしたり、購入制限を設けたりするなど、メーカーが転売防止の策を打つようになります。

これまでは同一コレクションを複数購入できていたのが、購入後一定期間は購入できないなどの制約が課されるようになりました。

古くからロレックスを愛好している人でも入手しづらく、正規店での購入は新規ではほとんど叶わない状況です。

人気モデルを購入したい人は並行店や中古市場で定価越えの価格で購入し、定価越えは払えないけれどロレックスを入手したい人が、比較的入手しやすい金無垢モデルを購入しています。

そのため、金無垢モデルの人気が高まる結果になっています。

正規店で手に入るモデルが減った

正規店で手に入るモデルが減ったことも、金無垢ロレックスの人気が上昇している理由です。

転売目的で購入する人が増えたため、限定モデルや人気モデルは正規店に入荷するとすぐに売り切れてしまいます。

転売目的の人が先に購入してしまうため、正規店は購入制限を行うなど転売防止対策を行い、古くから通っている人が入手しにくくなっています。

また、転売品が出た正規店には人気モデルの入荷数が減らされることもあるため、正規店であっても人気モデルがほとんど入荷しないこともあります。

そのため、比較的購入しやすい金無垢モデルの人気が上昇しています。

金無垢ロレックスの資産としての魅力

金無垢ロレックスには、他の素材のモデルよりも資産としての魅力があります。

では、具体的にどのような資産的魅力があるのか解説しましょう。

金素材の品質が良い

金無垢ロレックスは18Kゴールドが使用されており、金素材の品質が良く資産価値が高いのが魅力です。

18Kゴールドといっても、配合される金属の種類や配合の割合によって品質に差が出ますが、ロレックスは独自で配合した高品質の18Kゴールドを使用しています。

高級時計メーカーとしての不動の地位に恥じぬよう、宝飾品としての美しさを保ちながらも、実用的な腕時計としての加工に耐え得る素材に仕上げられています。

金属アレルギーを起こしにくく、変色しにくい配合で、品質の高さに定評があります。

また、独自の配合で特許を取得しているピンクゴールドは、エバーローズゴールドと呼ばれ高い人気を誇ります。

比較的手に入れやすい

オールステンレスやプラチナモデルは、人気が高く正規店ではほとんど入手することができません。

並行店や中古市場で、定価以上の価格で購入しなければなりません。

金無垢ロレックスは日本では人気が薄いため、正規店でも入手することが可能です。

定価以下の価格で購入できることが多いため、限定モデルや人気モデルのように余分な費用を支払わなくて済みます。

正規の値段で、資産として入手しやすいのが魅力です。

金としての価値がある

金無垢ロレックスは高級時計としてはもちろん、金としての資産価値があるのが魅力です。

18Kゴールドで作られているため、金としての価値も含有しています。

コロナ禍やウクライナ情勢など、為替相場は社会情勢に影響を受けやすいですが、金相場は高値で安定しており急落する心配がありません。

社会情勢が不安定な時は金融資産よりも実物資産の方が有利だとして、現金化しやすい高級時計を資産として購入する人が増えています。

値上がり幅の大きい金無垢モデルは?

ロレックスの金無垢モデルはデイトナやサブマリーナ、ヨットマスターなど色々ありますが、その中でも特に値上がりが目立つモデルをご紹介しましょう。

デイトナ

金無垢ロレックスの中でも最も人気が高く、値上がり幅が大きいモデルがデイトナです。

デイトナはロレックスを代表するモデルであり、オールステンレスモデルは世界的に高い人気を誇ります。

そんなデイトナの中でも、金無垢モデルは人気の薄いモデルの筆頭でしたが、デイトナの価格高騰に伴い値上がり幅が右肩上がりに上昇しています。

年当たり100万円単位で値上がりしており、とりわけグリーン文字盤のRef. 116508の高い上昇率が目を引きます。

また、このような価格の急騰は、デイトナが生産終了するとの噂が流れたことも関連しているようです。

GMTマスターⅡ

GMTマスターⅡはデイトナに次いで人気が高く、値上がり幅の大きいモデルです。

ペプシやバットマンなどカラーによってペットネームを持つツートンカラーのベゼルに惹かれる人も多く、ロレックスの代表的なモデルの1つになっています。

イエローゴールドの金無垢は派手すぎると敬遠する人も、エバーローズゴールドなら入手したい人も多いようです。

特に、Ref.126715CHNRは比較的新しく流通量が少ないモデルであるため、並行店でも入手困難であるという希少性の高さから価格が高騰しています。

スカイドゥエラー

スカイドゥエラーは金無垢モデルのみがラインナップされており、値上がり幅が大きいモデルです。

2017年以降にステンレスモデルがラインナップされ好評を得ましたが、2022年には金無垢モデルのみのラインナップに戻されました。

イエローゴールドとエバーローズゴールドの2種類のケースがあり、クラシックコレクション初の高性能エラストマーコーティングのオイスターフレックスブレスレットを採用しています。

ステンレスモデルに人気が集中しがちでしたが、金無垢モデルの相場も一足遅れて急騰しています。

金無垢ロレックスをダサく見せないコツ

金無垢ロレックスをダサく見せないためにはいくつかのコツがありますが、最も大事なのはさりげなく身につけることです。

なぜなら、金無垢は派手な見た目であるため、成金の印象を与えることがあるからです。

ノーブランドの金無垢時計は嫌味になりにくいですが、高級時計と認知されているロレックスの金無垢をこれ見よがしに身につけていると、嫌味になることもあります。

また、TPOを守って身につけることも重要です。お葬式やお通夜などでは、光る素材を身につけるのはマナー違反です。

気に入っている時計であっても、金無垢の時計が受け入れられない場所があることを認識しておかなければなりません。

腕時計が悪目立ちしない服装を心掛ける必要があります。

また、ダサく見えるのは金無垢のロレックスのせいではなく、存在感のある時計を身につける器ではないからです。

スタイリッシュに身につけるには、ロレックスが似合う洗練された男性になる努力をすることが大切になります。

金無垢ロレックスの価値を理解しよう

金無垢ロレックスは誰でも粋に身につけられるわけではなく、つける人の資質が問われる時計です。

金無垢ロレックスはロレックスの中では入手しやすく、金としての資産価値もあるため投資目的の購入も増えています。

もし、手元にあるなら価値を把握するために買取エリートで査定してみてください。

また、手に入れたいという人も買取オフで探してみるのがおすすめです。

価値を理解したうえで、コレクションに加えてみてはいかがでしょう。

高く売れるロレックスのモデルとは? 高く売りたいときの注意点も解説!

ロレックスは需要に供給が追いついていないということもあり、多くのモデルが高値で取引されています。

自分が所有しているロレックスが、どの程度の価格で取引されているのか気になるオーナーもいるのではないでしょうか。

また、ロレックスは投資対象としても人気があり、投資目的で購入したいと考える人が増えています。

今回はどのようなロレックスのモデルが高く売れるのかを紹介し、高く売るための注意点も解説していきます。

高く売れるモデルとは

ロレックスは、どのモデルでも高く売れるチャンスが十分あります。

なぜかというと、全体的に品薄状態が続いているからです。

新品でもなかなか手に入らないため、中古でも欲しいという人が多く高値が付きやすくなっています。

ただし、短期的には需要が落ちてしまうモデルもあるので、注意が必要です。

長期的に安定した需要が見込めるのは、スポーツウォッチとも呼ばれているプロフェッショナルモデルです。

では、どのようなモデルが高く売れるのでしょうか。

高く売れるモデルにはいくつか条件があるので、ここから紹介する条件に当てはまるモデルを選ぶとよいです。

定価より高額で取引されているモデル

品質が高いことでも知られるロレックスの腕時計は、職人が手作業で作っているため大量生産ができません。

流通数が少なく、世界的な需要に供給が追いついていないため、正規販売店でも手に入らないことが多いです。

人気がある現行モデルになると、1年待っても購入できないケースがあります。

その結果、新品も中古品も価格が高騰しています。

並行輸入店で販売されている新品はもちろん、中古品でさえ定価以上の価格で売られています。

中古品というのは、販売価格が高くなればなるほど買取価格も高くなります。

中古市場で定価以上の価格で売られているモデルは、買値より高く売れる可能性があるということです。

長期的に値上がりし続けているモデル

全体的に価格が高騰しているロレックスの腕時計ですが、価格推移はモデルによって異なります。

じわじわと値上がりするパターンや、一気に価格が急騰した後に、反動で価格が下がって落ち着くパターンなど様々です。

短期的に多少の変動があったとしても、長期的なスパンで値上がりしているモデルであれば、今後も買取価格の上昇が期待できるでしょう。

高く売れるモデルを探しているのであれば、流通量が少ないモデルがおすすめです。

希少価値が高く、値崩れしにくいモデルを狙いましょう。

ロレックスの高く売れる定番モデルを厳選して紹介!

ロレックスファンの間で定番になっている人気モデルは、特に高値が付きやすいです。

ロレックスファンは世界中にいるため、定番モデルの需要は高く価格が上昇し続けています。

買取価格は色々な要因で変動しますが、社会情勢が大きく変化しない限りは今後も高く売れると考えてよいでしょう。

ロレックスには様々な定番モデルがあります。

その中でも値崩れがしにくく、将来的にも高額買取が期待できる人気モデルをいくつか紹介します。

高く売れるモデル【1】コスモグラフ デイトナ

ロレックスの数あるシリーズの中で、一番人気と言われているのがコスモグラフ デイトナです。

クロノグラフとタキメーターを搭載し、実用性にも優れたコスモグラフ デイトナは、高値で取引され続けています。

デイトナシリーズは多くのモデルが販売されておりどれも人気がありますが、特におすすめのモデルをピックアップして紹介します。

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コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN

デイトナ Ref.116500LNは2016年に登場したモデルで、非常に人気が高く2022年時点でも安定した高値を維持しています。

定価は160万9300円ですが、実勢価格は定価を大きく上回ります。

2022年8月時点での平均価格は、白文字盤で540万円台となっています。

黒文字盤は白文字盤に比べると若干下がりますが、465万円前後と十分高い価格です。

デイトナ Ref.116500LNは、高く売れるロレックスのモデルとして決して外せないモデルと言えるでしょう。

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コスモグラフ デイトナ Ref.116518LN

デイトナ Ref.116518LNは、ブラック セラクロムタキメーターベゼルが特徴的なモデルです。

ゴージャスな18ct イエローゴールド、耐蝕性と耐久性が高いオイスターフレックス ブレスレット、最高の性能を誇る4130 ムーブメントを搭載するなど、デザイン性はもちろん機能性にも優れたモデルで、金文字盤と黒ダイアルの組み合わせは特に人気があります。

定価は324万600円ですが、2022年8月時点での実勢の平均価格は700万円台となっており、定価の倍以上の価格で取引されています。

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コスモグラフ デイトナ Ref.116519LN

18ct ホワイトゴールド、ラバーベルトのデイトナ Ref.116519LNは、2017年に登場したモデルです。

白文字盤と黒ダイアルは116500LNに似ていますが、ホワイトゴールド製の金無垢仕様となっており、素材を活かした高級感溢れるデザインが人気になっています。

定価は339万1300円、2022年8月時点での実勢価格は710万円前後です。

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コスモグラフ デイトナ Ref.116520

現行116500LNの前モデルにあたるデイトナ Ref.116520は、シルバーのベゼルカラーが特徴的なモデルです。

現行モデルは白文字盤のほうが価格が高いですが、デイトナ Ref.116520は黒文字盤のほうが価格が高くなっています。

2022年8月時点で中古の平均価格は530万円前後となっており、安定した人気を誇っています。

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高く売れるモデル【2】サブマリーナー

ロレックスのダイバーズモデルとして絶大な人気を誇っているのが、サブマリーナーです。

サブマリーナーにはデイトとノンデイトの2種類あり、日付表示の有無で分かれています。

ここからは、サブマリーナーの中でも高く売れるモデルを紹介していきます。

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サブマリーナー デイト Ref.126610LN/LV

サブマリーナー デイト Ref.126610LN/LVは、2020年に登場したモデルです。

116610LNの後継機にあたるモデルで、Ref.126610LNはブラックベゼル、126610LVはグリーンベゼルの仕様となっています。

定価はブラックベゼルのLNが111万8700円、グリーンベゼルのLVが117万7000円です。

ロレックスの看板カラーである緑をベゼルに組み込んだ126610LVは、「グリーンサブ」の愛称で親しまれており高い人気を誇っています。

2022年8月時点での実勢価格は、126610LNが210万円前後、126610LVが270万円前後です。

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サブマリーナー デイト Ref.116610LN/LV

126610LN/LVの先代モデルにあたるのが、サブマリーナー デイト Ref.116610LN/LVです。

Ref.116610LNは黒文字盤、黒ベゼルのシンプルなデザインで安定した人気があります。

Ref.116610LVはグリーン文字盤、グリーンベゼルの仕様です。

Ref.116610LN/LVは、2020年に生産が終了してしまったということで、さらに需要が高まっています。

どちらも生産終了後に価格が高騰していますが、116610LVの値動きは顕著です。

116610LVはロレックスの看板カラーである緑を取り入れたモデルで人気が高く、希少価値が高いロレックスのモデルの中でも、特に入手が難しくなっています。

そのため、2022年8月時点での実勢価格は116610LNが260万円台であるのに対し、116610LVは540万円前後という高値で取引されています。

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サブマリーナー デイト Ref.16610LV

先々代の16610LVは、サブマリーナーが誕生して50周年の記念で作られたモデルです。

2010年に生産が終了してから10年以上経っていますが、相場の価格は上がり続けており、高い値で取引されています。

このことからも、ロレックスの看板カラーを取り入れたグリーンサブの人気の高さがうかがえます。

2022年8月時点での実勢価格は320万円程度です。

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サブマリーナー ノンデイト 124060

サブマリーナー ノンデイト 124060は、日付表示がないノンデイト仕様のサブマリーナーです。

すっきりとしたシンプルなデザインが、根強い人気を誇っています。

サブマリーナーの伝統的なデザインを踏襲したモデルで、2020年に販売が開始されました。

定価が99万円と他のモデルに比べて安いということもあり、手が出しやすいロレックスとして人気があります。

2022年8月時点での実勢平均価格は約185万円で、グリーンサブに比べると見劣りするように感じるかもしれません。

しかし、定価の2倍にもなるプレミア価格が付いているので、高く売れる定番モデルとして外せません。

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高く売れるモデル【3】エクスプローラー

エクスプローラーも人気が高いモデルです。

369アラビアダイアルの典型的なスタイルで人気になっているエクスプローラーⅠと、色々なシーンで使えるカジュアルなデザインのエクスプローラーⅡ、どちらも中古市場で需要が高くなっています。

ここからは、エクスプローラーⅠとⅡの高く売れるモデルを紹介していきます。

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エクスプローラーⅠ 214270

エクスプローラーⅠ214270は、2010年に発表されたモデルです。

流通量と価格が安定していたということで、ロレックスの定番として名高いモデルとなりました。

2021年に生産が終了してしまったことで値上がりし、2022年8月時点での実勢価格は約185万円となっています。

定価が68万7500円なので、2倍以上の価格で取引されているということです。

エクスプローラーは様々なモデルが販売されていますが、39mmサイズは214270のみとなっているため、今後も需要は安定すると予想されています。

ロレックス エクスプローラーⅠ 214270 買取価格相場ページはコチラ
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エクスプローラーⅠ 124270

124270は、エクスプローラーⅠの現行モデルです。

前モデルよりもサイズがアップするなど、いくつかの変更点が加えられました。

定価は79万3100円ですが、発売当初は180万円を超えるご祝儀価格で取引されていました。

価格の高騰は落ち着きましたが、130万円台を推移しながら徐々に上昇していく気配を見せています。

ロレックス エクスプローラーⅠ 124270 買取価格相場ページはコチラ
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エクスプローラーⅡ 216570

216570は、エクスプローラーⅡ現行モデルとして人気となっています。

エクスプローラーⅡ の中では第4世代にあたるモデルで、第3世代から約20年ぶりにモデルチェンジされたということで話題となりました。

定価は104万9400円です。216570には白文字盤と黒文字盤の2種類ありますが、白文字盤のほうが実勢価格が高くなっています。

2022年8月時点での実勢価格は、白文字盤が190万円台、黒文字盤が約160万円です。

ロレックス エクスプローラーⅡ216570 買取価格相場ページはコチラ
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高く売れるモデル【4】GMTマスターⅡ

従来の時計は分針と秒針の2つが取り付けられていましたが、さらに24時間針を搭載し、2つの国または異なる地域の時刻も同時に示すことができる仕様で人気になったのが、GMTマスターⅡです。

第3時間帯も把握することが可能となっています。

そんなGMTマスターⅡの中でも、高価買取が見込めるモデルをいくつか紹介します。

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GMTマスターII 126720VTNR

GMTマスターII 126720VTNRは、2022年に新作として登場したモデルです。

ロレックスの中ではレアなレフティーモデルで、リュウズと日付表示が左側にあります。

GMTマスターⅡ 126720VTNRは2種類あり、オイスターブレスレットは定価122万4300円、ジュビリーブレスレットは定価124万7400円です。

注目を集めたモデルということで価格が高騰し、初値はそれぞれ約600万円と約710万円で取引されていました。

2022年8月時点での実勢価格は、オイスターブレスレットが503万円前後、ジュビリーブレスレットが610万円前後と若干下がっています。

ロレックス GMTマスターⅡ 126720VTNR 買取価格相場ページはコチラ
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GMTマスターII 116710LN

GMTマスターII 116710LNは2007年に販売開始されたモデルですが、2019年には生産が終了し完全廃盤となりました。

生産終了後は希少価値が高まったこともあり、相場が大きく上がっています。

2022年8月時点では、取引価格の平均が340万円を超えています。

2色のベゼルカラーが特徴的なGMTマイスターですが、116710LNは単色のブラックベゼルがあるということでも人気です。

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GMTマスターII 116710BLNR

GMTマスターII 116710BLNRは、黒と青のツートンカラーで彩られたセラクロムベゼルを搭載したモデルです。

色合いがバットマンに似ているということで、バットマンの愛称で人気を博しました。

現行のモデル126710BLNRも、同様のルックスで人気があります。

116710BLNRは生産が終了しているため、手に入りにくいという理由から相場はなかなか下がらず、2022年8月時点では平均価格370万円前後で取引されています。

ロレックス GMTマスターⅡ 116710BLNR 買取価格相場ページはコチラ
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GMTマスターII 16710

GMTマスターII 16710は、初めて登場した赤青のツートンベゼルで人気を博しているモデルです。

現行モデルである126710BLROも赤青のツートンベゼルを引き継いでおり、かなりの人気があります。

安定して高値を保っていたGMTマスターII 16710ですが、2022年に入って取引価格がさらに急上昇し、400万円前後となっています。

ロレックス GMTマスターⅡ 16710 買取価格相場ページはコチラ
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ロレックスを高く売りたいときの注意点

ロレックスはどのモデルも人気があるため、買い取りしてもらう時にはなるべく高値をつけて欲しいと考えている人も多いのではないでしょうか。

売り方を間違えると、後になって「もっと高く売れたのに」と後悔してしまうかもしれません。

そうならないために、重要になるのが時計のコンディションと情報収集です。

ここからは、ロレックスを高く売るためのポイントについて詳しく解説していきます。

良好なコンディションを保つ

ブランド品の買取価格は、時計の状態によって大きく左右されます。

当然状態が良好であるほうが、買取査定は高くなります。

売ろうと考えているロレックスの腕時計が、目立つキズがなく正常に動作するものであれば、高価買取の期待大です。

オーバーホールをすれば腕時計の状態がよくなるため、買取額が高くなる可能性が高いですが、必ずしもオーバーホールをしたほうがよいというわけではありません。

オーバーホールの費用が高くなると、代金分を回収できないケースがあるので注意してください。

良好なコンディションというのは、腕時計本体の状態だけではありません。

付属品が揃っているかどうかも、査定に大きく関わってきます。箱や保証書、付属品などがすべて揃っているとベターです。

常に情報収集をする

ロレックスの買取価格は色々な要因に左右されるため、常に情報収集をしておくことが大切です。

情報不足だと思わぬ損をすることがあるので注意してください。

特にロレックスは取引金額が大きいので、数万~数十万円の損失が出てしまうこともあります。

ここからは、どのように情報収集をすればよいのか、ポイントを詳しく解説していきます。

高く売れるタイミングを把握する

ロレックスを高く売るために重要になるのが、売却タイミングです。

中古市場での需要によってロレックスの買取額は変動するため、取引のタイミング次第で高く売れるかどうかが決まります。

特に高価買取になりやすいのが、新年度や夏冬のボーナス時期です。

ロレックスなどの高級腕時計を購入する人が増えるため、中古市場での需要が高まり買取価格も上がります。

相場が上昇傾向にある時に、その情報を知らずに早く売りすぎてしまい、利益を逃すこともあるのでタイミングを見極めることが大切です。

できれば、月に1回程度はロレックスの価格動向をチェックしましょう。

為替相場を把握する

ロレックスは海外のブランドなので、取引価格は為替の影響を大きく受けます。

海外製品の買取価格が上がるのは、円安のタイミングです。

円安になると輸入品の価格が上がるため、ロレックスの買取価格もアップします。

逆に円高になると輸入品の価格は下がります。

持っているロレックスを売るタイミングとしては適していませんが、購入するのにはよいタイミングなので検討してみるのもよいでしょう。

一番理想的なのは、円高の時にロレックスを購入して、円安の時に売却するという方法です。

高価買取ができる買取店を選ぶ

ロレックスの買取価格は、売却する店舗によっても大きく変わってきます。

数百万円で取引されるモデルも多くあるため、買取店によっては数万円~数十万円の差が出ることもあります。

同じモデルでも製造時期によって査定額が変わることがありますし、海外販路を持っている買取店であれば想像以上の金額で買い取ってくれるかもしれません。

ロレックスを豊富に取り扱っている買取店の中には、買取強化をしているところもあります。

1つの業者で決めるのではなく、色々な業者に査定を依頼して買取価格を比較してみることが大切です。

また、査定料やキャンセル料などの手数料が発生するかどうかも、買取店を選ぶ時のポイントになります。

高く売れるロレックスモデルを知って高値で買い取ってもらおう

ロレックスは取引価格が上昇しており、投資の対象になることも多いです。

高価買取されそうなモデルを把握し、もし自分が持っているロレックスが該当するようであれば、損をしないように注意して売却する買取店を探しましょう。

買取エリートはロレックスの買取にも力を入れており、査定料もキャンセル料も無料になっているので、相談してみてはいかがでしょうか。

ロレックスは芸能人にも大人気! ディープシーを愛用する国内外の有名人

水深3900mの水圧にも耐えられるロレックスのシードゥエラー ディープシーは、オーソドックスなフォルムながら重厚感を備えています。

「ディープシー」の愛称で知られており、国内外の有名人も魅了してきました。

テレビでタレントさんの腕に光るディープシーを見たことがある人もいるでしょう。

この記事では、ディープシーを愛用している日本の芸能人、海外のセレブリティを紹介していきます。

日本のディープシーを愛用する芸能人・有名人

有吉弘行さん、関根勤さん、遠藤章造さん、京本政樹さん、須藤元気さんなどの日本の芸能人が、ディープシー愛好家として知られています。

もちろん、公言していないだけで、ほかにもディープシーを所有している有名人はいそうです。

ここからは、それぞれの芸能人が愛用しているモデルやエピソードを紹介していきます。

有吉弘行

元猿岩石で、今は司会業に忙しい有吉弘行さん。

彼はとんねるずの番組内のコーナーで「ディープシー Ref.116660」を購入しました。

ちなみに、そのときに利用したお店は銀座エバンスです。

最初は嫌がっていた有吉さんを、とんねるずの2人は強引に店内へと誘導します。

2人の説得があり、有吉さんは最終的に80万円のディープシーを買いました。

少しかわいそうな企画だったものの、2022年8月現在、ディープシー Ref.116660(ブラック)は市場価格が145万円前後にまで高くなっています。

つまり、有吉さんの投資はプラスになっており、結果的には英断だったといえるでしょう。

関根勤

バラエティ番組に引っ張りだこの関根勤さんが愛用しているロレックスも「ディープシー Ref.116660」です。

銀婚式の記念に購入した宝物だとか。

関根勤さんといえば、斜め上を行くコメントやたとえ話、マニアックな小噺など、独特のセンスで笑いを振りまいてきました。

我が道を行くこだわりの人だからこそ、孤高なディープシーはぴったりの時計です。

さらに、関根勤さんは解説席に座るほど、格闘技の大ファンでもあります。

ディープシーのシックで男らしいフォルムは、関根さんの好みにも一致していたのでしょう。

遠藤章造

お笑いコンビ・ココリコの遠藤章造さんはシードゥエラー ディープ シー Ref.126600を所有しています。

このディープシーが登場したのは、ダウンタウンの番組内、芸能人の私服披露のコーナーでした。

さらに、遠藤さんは俳優の陣内孝則さんから譲られたというエクスプローラーⅠ Ref.14270も愛用しています。

エクスプローラーⅠ Ref.214270らしき腕時計を着けているインスタグラムの写真もあるので、よほどお気に入りのようです。

そのほか、遠藤さんはセイコーのマリーンマスター プロスペックス、千秋さんとの婚約腕時計(ペアウォッチ)だったフランクミューラーなども持っており、意外な腕時計コレクターだといえそうです。

京本政樹

俳優の京本政樹さんはディープシー Ref.116660 Dブルーダイアルを所有しています。

テレビの旅番組ロケで、京本さんはディープシーを着けて登場しました。

Dブルーダイアルは深海をモチーフにしており、青から黒へのグラデーションが文字盤を彩っています。

その深みのある色合いにはファンが多く、2022年8月現在、中古でも200万円以上の値がついています。

大人気モデルを入手するほど、京本さんは腕時計コレクターとして有名です。

ロレックスだけでもデイトナ レインボーやGMTマスター、サブマリーナ デイトを所有しているそう。

さらに、ジェイコブの高級時計も複数使っており、優雅な風貌にぴったりの趣味だといえます。

須藤元気

元総合格闘家の須藤元気さんは、引退後はダンスパフォーマー、魚屋店主、英会話学校代表などマルチな活躍を見せています。

2022年8月現在は参議院議員として、社会のために尽くしています。

多才な須藤さんもまた、ディープシーの愛好家です。

重厚感のあるディープシーはそもそも男らしいビジュアルなので、須藤さんの筋肉美と絶妙にマッチしています。

それに、須藤さんはスキューバダイビングのプロでもあるので、海をイメージしているディープシーはお似合いのモデルだといえるでしょう。

なお、須藤さんはコスモグラフ デイトナ Ref.116508 イエローゴールドも愛用しています。

自分の肉体によく似合うモデルを日々、研究しているようです。

海外のディープシーを愛用する芸能人・有名人

日本人にもファンは多いものの、大きく作られているシードゥエラー ディープシーをぴったりと合わせられる人は少数派でしょう。

一方で、体格のいい西欧人には、ディープシーがジャストフィットします。

そのため、海外のセレブリティの腕にはディープシーが巻かれていることも少なくありません。

そもそも、洗練されたデザインのディープシーはセレブリティの好みにも合います。

ここからは、外国人俳優・スターでディープシー愛好家を紹介していきます。

ジェームズ・キャメロン

「ターミネーター」「エイリアン2」「タイタニック」「アバター」といったヒット作を次々に送り出してきた映画監督がジェームズ・キャメロンです。

いずれも映画史に輝く名作ばかりで、興行記録を塗り替えてきました。

稀代のヒットメーカーであるジェームズ・キャメロンは、深海の魅力にとりつかれた探検家でもあります。

2012年にはキャメロン自らディープシーチャレンジャーに乗って深海探査を行いました。

そして、マリアナ海溝最深部の約1万1000mに到達するという快挙を成し遂げています。

「アビス」や「タイタニック」といった監督作からも、キャメロンの海洋への愛情は見て取れるでしょう。

その深海探査の際、船体に取り付けられていたのがディープシー チャレンジです。

ディープシーは12.35トンもの水圧に耐え、機能し続けました。キャメロンの調査により、ディープシーはその美しさだけでなく、頑丈さも証明されたのです。

シルベスタ・スタローン

歴史上、もっとも愛されたアクション俳優の1人がシルベスタ・スタローンです。

スタローンは「ロッキー」「ランボー」「大脱出」といったヒット作に主演してきました。

しかも、監督、脚本の才能もあり、後世のアクション俳優たちからも敬愛されています。

そのスタローンは2016年10月12日に、自身のフェイスブックで「このロレックスのディープシー、ジェームズ・キャメロンのモデルをずっと探してきた(Been wanting this, a Rolex,DEEPSEA, James Cameron model)」と投稿しました。

そこには、ディープシーを着用した写真も添えられていました。

スタローンが手に入れた喜びを爆発させていたのは、Ref.116660 Dブルーダイアルです。

深海をモチーフにした、こだわりのカラーが印象的な名作です。

スタローンの筋骨隆々とした体つきも、ディープシーのデザインにとても似合っていました。

スタローンとディープシーのマッチングがあまりにも見事で、その投稿は大きな話題を呼びました。

ベン・アフレック

ハリウッド俳優でありながら、ベン・アフレックは監督・製作総指揮も精力的に行ってきたスターです。

代表作には「アルマゲドン」や「パールハーバー」「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」などがあり、日本でもヒットしたタイトルばかりです。

さらに、監督作は次々に映画賞で高く評価されてきました。

監督・主演した「アルゴ」は2012年アカデミー作品賞を受賞しています。

その「アルゴ」の中でディープシーが登場しました。本作は1979年に起きた実話を基にしているものの、あえて2008年以降に販売されたディープシー Ref.116660を使っています。

そのため、「映画の内容と合っていない」という批判も受けました。

ただ、身長192cmでがっしりしたアフレックには、44mmの重厚な腕時計がぴったりです。

そもそも「アルゴ」は偽物の映画を作ろうとする突拍子もない作戦の映画です。

現代の腕時計を登場させること自体、映画の内容に合わせたアフレック監督のジョークだった可能性もあります。

シャーリーズ・セロン

「ワイルドスピード」シリーズ、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」「スノーホワイト」などの代表作があるシャーリーズ・セロン。

「アダムス・ファミリー」ではアニメ映画の声優も務めていて、ファミリー層からも支持されています。

彼女は演技派としても知られており、2003年の「モンスター」ではアカデミー賞主演女優賞、ゴールデングローブ賞最優秀主演女優賞(ドラマ)を獲得しました。

そのセロンは2010年頃、レイカーズの試合を観戦しているときに、ディープシー Ref.116660を着用していました。

彼女の私服姿は写真に撮られ、報道されています。身長177cmの高身長とはいえ、ディープシーは女性の腕には大きすぎるモデルです。

ただ、セロンの場合はあまり違和感がないと話題になりました。

女性でもカジュアルな服装とディープシーを合わせれば、ユニセックスなファッションを完成させられる好例でしょう。

セロンのオーラもまた、ディープシーの存在感にマッチしています。

デイビット・ベッカム

1990年代から2000年代にかけて、アイドル的な人気を誇ったイングランドのサッカー選手がデイビッド・ベッカムです。

ベッカムは端正な容姿だけでなく、サッカーの実力も本物でした。

高精度の右足キックは世界最高峰で、イングランド代表ではキャプテンも務めていました。

まさにスーパースターだったベッカムは、ファッションも注目の的だったといえます。

彼は時計コレクターとして知られており、かなりの高級モデルも複数所有していました。

その中でも特にベッカムが愛していたのは、ディープシーのRef.116660です。

スタンダードモデルだけでなく、オールブラックにカスタムされたRef.116660を着けている姿も目撃されました。

ベッカムのように体格のいいスポーツ選手は、ディープシーの重厚なデザインが似合います。

タイガー・ウッズ

ゴルフのメジャー選手権で15回の優勝(歴代2位)を記録し、通算勝利は82勝(歴代1位タイ)のタイガー・ウッズ。

歴代最高のプロゴルファーに、ウッズの名前を挙げる人は少なくありません。

億万長者の仲間入りを果たしたウッズは、一流の品物を揃えてマスコミから注目されていました。

彼はディープシーのRef. 116660のDブルーダイアルを特に気に入っていたとされています。

ウッズのロレックス好きは有名で、2011年には公式ブランドアンバサダーに就任しました。

ウッズは眠るときもディープシーを着けていたらしく、その偏愛ぶりは本物だったようです。

185cmですらりとしたウッズの腕に、ディープシーはしっくりと収まっていました。

さらに、ウッズにはサーフィンの趣味もあり、オフシーズンには度々ビーチへと繰り出しています。

ダイバーズウォッチであるディープシーは、ウッズの理想の腕時計だったのでしょう。

ジョー・ローガン

本名はジョセフ・ジェームズ・ローガン。ジョー・ローガンはアメリカを代表するコメディアンの1人です。

総合格闘技のコメンテーターやポッドキャストの司会などで人気を集めてきました。

2020年5月からは彼の配信コンテンツがSpotifyと独占契約を結ぶなど、インターネット時代を巧妙に生き抜いているセレブリティです。

ローガンが愛用しているモデルはディープシー Ref. 116660のDブルーダイアルです。

それ以外にも、ローガンはロレックスのコレクターであり、サブマリーナー ノンデイト、ヨットマスター 40、デイトナ レーシング ダイヤルを所有しています。

ただ、ローガンは公の場でロレックス以外のブランドの高級腕時計を付けてきました。

それらがすべて私物なのだとすれば、かなりの時計好きだといえそうです。

腕に光る高級腕時計は成功者の証であり、ローガンに人々は羨望の眼差しを送っています。

芸能人や有名人にとってディープシーの何が魅力?

シードゥエラー ディープシーは多くの芸能人、セレブリティを虜にしてきました。

その大きな理由は、人気の高級時計として資産価値を持っていることが挙げられるでしょう。

時間が経ってから、価値が高騰する可能性もあり、投資の意味合いもあります。

ただ、ディープシーの魅力はそれだけに留まりません。

ここからは、ディープシーに有名人が惹かれてきた理由を解説します。

腕時計としてオーバースペックなほどの頑丈さ

まず、シードゥエラー ディープシーの魅力には「耐久性の高さ」が挙げられるでしょう。

ディープシーはサブマリーナーの上位モデルとして誕生しました。

高性能のダイバーズウォッチを目指して開発されたディープシーはサブマリーナ―を凌駕する、防水機能が備えられています。

単純な防水性能だけで比較すれば、サブマリーナ―が水深300mまで耐えられるのに対し、ディープシーは3900mと圧倒的な数字を誇っています。

水圧で換算すると、ディープシーは約3トン相当にも耐えられる仕組みです。

ロレックスのほかのモデルと合わせても、ディープシーの堅牢性はトップレベルにあるでしょう。

普段使いの腕時計という点からすると、ディープシーを「オーバースペック」と見る向きもあります。

しかし、逆をいえば過剰なほどの頑丈な作りだからこそ、ディープシーは全幅の信頼を寄せられてきました。

ディープシーがエンターテイナーやアスリートから人気なのは、限界を超えるディープシーの姿に、自らの生い立ちと理想を重ねているからなのです。

ディープシーの持つ歴史と技術の重み

歴史と技術の結晶である「ディープシー」に、有名ブランドの真骨頂を見出している人も少なくありません。

ロレックスはその長い歩みの中で、先進的な技術を次々と発明してきました。

その結果、ロレックスはビジュアルと性能を兼ね備えた腕時計として、高く評価されるようになっていったのです。

オイスターケースの誕生からも分かるように、ロレックスにとっての重要なテーマは「防水」でした。

精密機械の最大の敵である水にどう耐えられるのか、ロレックスは試行錯誤してきました。

そして、リングロックシステムにより、ロレックスの時計は装着性を保ちながら、高い圧力にも耐えられるようになっていきます。

ディープシーの耐久力は2012年、世界中に広まりました。

ディープシーチャレンジを経て、このモデルは地球上、最も深い場所を制覇したのです。

当然ながら、ほかに同じ快挙を成し遂げたモデルは出てきていません。

ディープシーはロレックスの歴史を体現していて、その重みを自分でも味わってみたいと考える腕時計ファンが増えているのです。

個性を演出できるデザイン

シードゥエラー ディープシーの魅力には、「デザインの個性」もあります。

たとえば、ディープシーはほかの腕時計に比べ、やや大きく設計されています。

そのため、ディープシーは大柄な人や男性でないと似合わない、との意見も集めてきました。

ただ、その欠点を補って余りあるほど、ディープシーのオーソドックスなフォルムは強い存在感を放っています。

スタイルに優れた俳優やアスリートは、ディープシーを巧みに取り入れることで、自らのファッションに花を添えてきました。

そのほか、ディープシーには深海でも見える青い蛍光塗料(クロマライト)が塗布されています。

ディープシーは暗闇で青く光り、幻想的な美しさを放ちます。

ダイバーズウォッチの名に恥じない、独特な演出だといえるでしょう。

ディープシーの中では深海をモチーフにした文字盤が印象的な、Dブルーダイアルが注目を集めてきました。

一二を争う人気モデルだといえるでしょう。

芸能人が持つディープシーは人気が出る可能性も

有名人、セレブリティに限らず、ディープシーは多くの人から愛されている腕時計です。

代表的なモデルのRef.126660 Dブルーダイアルは、240万円前後という高水準の市場価格を維持してきました。

人気の芸能人が手に入れたとなれば、さらに価格が高騰する可能性もあるでしょう。

ディープシーを購入したいなら、めぐってきたチャンスを逃さないことが大事です。

ロレックスの価格は今後どうなる? 値上がり要因と値崩れしにくい理由

ロレックスは長期的な目で見ると価格が上がり続けています。

価格が下がる気配がないので、いつかロレックスの価格が急落するのではないかと心配している人もいるのではないでしょうか。

そこでここでは、ロレックスの今後の価格がどのように推移していくか、ロレックスが値上がりする要因や値崩れしにくい理由を踏まえて解説します。

ロレックスの価格は今後も上がる可能性が高い

今後の価格について結論から言えば、ロレックスは今後も価格が上がっていく可能性が高いでしょう。

これまでもロレックスは値上がりを続けています。

ロレックスの中古モデルの希少価値も年々上がっている状況。

このように値上がり要因の影響が今後も強いと予想されるでしょう。

まずは、ロレックスの価格が上がる要因と値下がりする可能性について説明します。

ロレックスの価格が上がる要因とは?

ロレックスは昔から高級ブランド時計として広く知られています。

しかし、かつては今ほど価格が高いものではなく、価格の急上昇は2000年代頃から顕著になりました。

例えば、ロレックスの中でも人気モデルのサブマリーナーデイトは1995年頃は約40万円でしたが、2022年現在は200万円前後で取引されています。

このように、ロレックスはかつての数倍の価格で取引されているモデルが多数存在しています。

それでは、ロレックスの価格を押し上げる要因について解説します。

新型コロナウイルスの影響

ロレックスに限らず様々なものの価格が新型コロナウイルスの世界的な流行によって急騰しています。

これは、流行対策の一環として、世界各国で輸出入の制限が影響しています。

パーツを製造するのに必要な原材料の確保が難しくなっているので、原価そのものが高くなっているのです。

その他にも新型コロナウイルスの流行による不景気で工場が閉鎖してしまったり、工場内で新型コロナウイルスが流行して工場が停止してしまったり、工場での生産が不安定な状況も続いています。

このような状況が続き、製造コストが高騰していることからロレックスの価格も値上げしているのです。

2022年現在、新型コロナウイルスは続々と変異種が登場しており、パンデミックの終わりが見えません。

原材料の確保や貿易にかかる費用は新型コロナウイルスの流行が終わらない限り高騰し続けるでしょう。

したがって、ロレックスの価格も当分は上がり続けることが予測されます。

投資目的で購入する富裕層の増加

ロレックスは価値が安定していることから投資対象として人気が高いです。

実際にロレックスの投資利回りは株や金、不動産など定番の投資対象を上回っているというデータもあります。

そのため、アジア圏を中心に新興国の経済成長が続き、各国の富裕層が投資目的でロレックスを購入しています。

特に中国バブルの影響で中国の富裕層の購買力が高まっており、多少の値上がりが起こったとしてもそれ以上に需要が高いので、価格高騰はますます拍車がかかっている状況です。

ロレックス自体の資産としての価値が年々高まっていることから、投資目的で購入する人は今後も増えるでしょう。

時計製造技術の向上

ロレックスの価格上昇の原因には原材料費の高騰だけでなく、技術力の向上による現行モデルの定価引き上げも考えられます。

ロレックスは年々製造技術の向上に伴って性能も向上しています。

ロレックスを代表する機能として、ハイレベルな防水機能を備えた「オイスターケース」、自動巻き腕時計を標準化させた「パーペチュアルムーブメント」、0時ちょうどに日付が変わる「デイトジャスト」の3大機構が挙げられます。

加えてパワーリザーブが大幅に伸びた新型ムーブメント搭載モデルなど新機能も登場しています。

このように腕時計の中でも機能が充実している精密機器・工業製品としての価値が高まっています。

そのため、ロレックスの定価そのものも高くなっているのです。

他の腕時計メーカーと比べて、これらの発明を成すような卓抜した技術力を維持・向上させていく限り、ロレックスの価値が落ちることはないでしょう。

購入制限によって需要が過熱化

2019年より、流通量の調整や転売対策として、人気モデルを中心にロレックスの正規販売店での購入が制限されています。

そのため、正規ルートでも入手が困難になっており、供給が需要に追いつかない状況なので価格が高騰しています。

購入制限が設けられているのは、ロレックスの中でも人気の高い「シードゥエラー」「GMTマスター」「デイトナ」など。

一度ロレックスを正規販売店で買うと、同一モデルは5年間、その他の人気モデルも1年間は購入できなくなっています。

つまり、個人は定価で同じモデルを複数購入できない仕組みなのです。

万が一人気モデルを2本以上欲しい場合は、並行輸入や中古で購入しなければいけません。

富裕層に愛好家の多いロレックスは、欲しいモデルを購入するために定価以上のお金を出せる人も多く存在します。

そのため、中古品・新古品でも定価もしくはそれ以上の価格で取引されているのです。

もしロレックスの価格が下がるとしたら?

ロレックスの価格は高騰する一方です。

値下がりする気配が無いので、投資目的で今ロレックスを買うことに不安を感じている人もいるかもしれません。

確かに急騰後の反動で一時的に値下がりすることはありますが、それ以外にロレックスが大幅に値下がりすることはなかなかありません。

急騰後の反動以外に値下がりすることはあるのでしょうか。

そこでロレックスの価格が下がる2つの可能性について説明します。

経済不況などで社会情勢が不安定化する

ロレックスすべてのモデルの相場がはっきりと下がったのが、2008年のリーマンショック時と2020年の新型コロナウイルス流行時、すなわち世界的な経済不況時です。

リーマンショックの際はミルガウスの価格が2007年発売当初の180万円から60万円まで大暴落しました。

その他にも数ヶ月にわたってすべてのモデルの相場が低迷する状況が続きました。

また、新型コロナウイルスも流行しはじめの2020年3月〜5月頃は不況による消費の低迷からロレックスの店頭価格が下がりました。

加えて、世界的な不況のときは円高になりやすいのも価格下落の一因になっています。

しかし、どちらもあくまで一過性のもの。状況が落ち着いたあとは価格が再び上昇しています。

腕時計の需要がなくなる

仮にロレックスの需要がなくなることがあれば、価格が暴落する可能性はあります。

スイス製腕時計は世界の腕時計市場の売上の中でも5割以上を占めていると言われていますが、実は需要の低下によって近年生産数が大幅に下がっているというデータがあります。

経済不況も理由の一つですが、その他にもアップルウォッチをはじめとするスマートウォッチの台頭も影響しています。

実際にアップルウォッチだけでもスイス時計業界全体の販売個数を上回るほどです。

もし旧来の腕時計がスマートウォッチへと入れ替わる時代がくるなら、ロレックスの需要が急落し、価格も暴落するかもしれません。

スマートウォッチの価格帯は基本的に高額でも10万円に届くか届かないか程度。

それに対してロレックスを購入する層は富裕層であり、スマートウォッチと購入者層が異なります。

ただ、富裕層の中でも利便性を重視する人はスマートウォッチに切り替えるでしょうが、ロレックスを高級アクセサリーとして身に着けている人は老舗高級腕時計メーカーであるロレックスの価値を理解しているでしょう。

それに、ロレックスをスマートウォッチ化させるソニーのwena3、高級時計路線のスマートウォッチを投入したタグホイヤーといった、需要変化への動きも見られます。

したがって、スマートウォッチが流行したとしても大幅にロレックスから離れる層は限られており、腕時計の需要低下によって大幅に価値が下がるのは非現実的でしょう。

ロレックスが値崩れしにくい理由

ロレックスにも値下がりにつながる懸念事項はありますが、それでもこれまで培ってきたブランド力と販売戦略、そこから生まれた資産価値などロレックスには他の高級腕時計メーカーと一線を画す要素がたくさんあります。

それでは、これらを踏まえてロレックスが値崩れしにくい理由を解説します。

ロレックスのブランド力と戦略性の高さ

ロレックスの高価格を支える最大の要素は、誰もがロレックス=高級腕時計と連想するようなブランド力と販売戦略でしょう。

ロレックスは1908年にスイスで「ROLEX」の商標登録がされてから、高い技術力を背景に世界的な知名度を得てきました。

ここからは、ロレックスのブランド力と戦略性の高さについて解説します。

人気・知名度ともに世界トップクラス

やはりロレックスは高級時計の代名詞と言っても良いほど、世間に高級腕時計メーカーとして知られている点は大きいです。

腕時計メーカーにはカシオやセイコー、スウォッチなどが挙げられますが、「高級」という括りになった際に真っ先に名前が挙がるのはロレックスでしょう。

そのため、ロレックスを持つことがステータスであると考える人も多いです。

ロレックスは懐中時計が主流の時代に腕時計の実用化を早期に成功させました。

この際、新機能を搭載していきつつもデザインは踏襲しており、各モデルに歴史を作り、知名度と信頼性を高めています。

また、ドーバー海峡の横断、エベレストの登頂など過酷な条件下での使用に耐えることを証明し、メディアで喧伝してきました。

そして時間を掛けて「高級かつ高品質」という確固たる地位を築き、世界的な人気と知名度を獲得しました。

実用性と宝飾性を兼ね備えるデザイン

ロレックスは高い防水・防塵性を誇る「オイスターケース」や「ねじ込み式リューズ」、自動巻き「パーペチュアルムーブメント」といった画期的な機能を搭載してきました。

これらはロレックスの三大発明と言われ、1910年には世界で初めて腕時計の中でクロノメーター規格に認定されています。

したがって、ロレックスは機械式腕時計の中でも最高レベルの実用性を持っていると言えるでしょう。

加えてシンプルかつエレガントなデザインです。モデルごとに一貫性も持たせており、このデザインはロレックスの中でもこのラインとわかるようになっています。

特にゴールドやプラチナをあしらったモデルは、豪勢な見た目でパーティーなどで身に着けるアクセサリーとしても活躍するでしょう。

ダイヤの文字盤を持つモデルの中には数千万円クラスのものもあり、ただ豪勢なだけでなく機能性にも優れた宝飾品として高い支持を獲得しています。

多様なニーズに応える豊富なラインナップ

ロレックス公式では、クラシックモデルとプロフェッショナルモデルに大別し、それぞれで多様なモデルを紹介しています。

クラシックモデルは一般にドレスウオッチと呼ばれ、現行ではデイデイト、デイトジャスト、オイスター パーペチュアル、レディ デイトジャスト、スカイドゥエラー、チェリーニの6モデル。

また、プロフェッショナルモデルはスポーツウォッチのことを指します。現行のモデルには、エアキング、GMTマスター2、ヨットマスター、サブマリーナー、コスモグラフ デイトナ、シードゥエラー、エクスプローラー、ミルガウスの8種が存在します。

各モデルには、さらに複数のレファレンスが用意されているため、普段使いできる腕時計が欲しい、アクセサリーとして使える豪華なデザインの腕時計が欲しいなど、誰でも好みにあったデザインを見つけられるでしょう。

ロレックスの資産価値の高さ

ロレックスが値下がりしにくいのは、貴金属や宝石類のような資産価値があることが挙げられます。

それでは、ロレックスに資産価値を持たせている要因を解説します。

流通量が少ないため希少価値がある

経済不況の他にロレックスの戦略とも考えられますが、ロレックスは需要に対して圧倒的に供給が足りていません。

ロレックス自体機械ではなく職人の手作業で作られています。

そのため、そもそもロレックスは一度に大量生産ができません。

加えて価値を維持するためにロレックス側も意図的に生産数を絞っています。

したがって、新作モデルでも市場に出回っている数が少ない傾向にあります。

しかもロレックスは原則再生産が行われません。

購入のチャンスを一度逃してしまうと欲しいモデルは中古品で購入するしかなくなってしまいます。

そのため、入手が難しい限定モデルや生産終了モデルなどは価格が定価の数倍まで跳ね上がることもあります。

金やダイヤモンドと比べると腕時計は経年劣化しやすい面はありますが、それでも希少性が高い点は共通しており、ロレックスも貴金属と同様に価値が下がりにくいと言えるでしょう。

セールや定価割引がおこなわれない

ロレックスは原則値引きを行いません。

ロレックスにはメーカーと直接代理店契約もしくは販売店契約を結んだ正規代理店と、海外のバイヤーから買い付けた並行輸入店があります。

正規代理店では値下げを行うことは一切なく、万が一値下げを行う場合は並行輸入店となります。

ただし、ロレックスの場合品薄状態が続いているので安く購入できる可能性は低く、基本的には定価より高くなってしまうでしょう。

加えて正規代理店で購入するとしても、購入制限があって安く多く買うということが不可能です。

したがってロレックスは値崩れが起きにくいでしょう。

中古市場でも需要が安定している

ロレックスはリセールバリューが高いことから、中古市場でも人気があります。ロレックスは先ほど解説したように再生産が行われません。

歴史の長いロレックスにはコレクターもおり、生産が終了したモデルは中古以外に入手する手段が無く、定価以上のお金を出す人も多いです。

加えて、「欲しいモデルが新品で手に入らないから仕方なく」という理由以外にも、投資目的で購入する富裕層が多くいます。

実際に中古でも発売当初の定価の数倍で取引されているモデルが多數存在します。

このようにロレックスは新品はもちろん、中古でも数年後に売却すれば利益が出るのです。

また、世界的な需要も関係するため、国内で人気が高くないモデルでも高値で売れる可能性があるでしょう。

トータルパフォーマンスの良さに価値が見いだせる

ロレックスファンは、腕時計そのものの機能やデザインはもちろん、ロレックスの提供する価値に惚れ込んでいる人も多いです。

これまで解説してきた通り、ロレックスは高級腕時計の代名詞。

そのため、お金に余裕のある富裕層だけでなく、ロレックスに憧れを持っていて、まとまったお金が手に入ったらロレックスを買おうとする人もいます。

富の象徴としてロレックスを保有する人は多く、ロレックスの腕時計を日常的に身に着けたりディスプレイしたりすることで、QOLが高まったと実感できるでしょう。

加えてロレックスは保証期間が長く、アフターサービスも手厚いです。オーバーホール後に国際保証も付きます。

精密かつ丈夫に作られているので、しっかりメンテナンスをすれば長く使えるのもロレックスのメリットです。

実際に自分が使っていたロレックスを子供、孫に引き継ぐ人もいます。

長く使えるうえ、将来的に売りに出しても買ったときと同程度か、それ以上の金額が戻ってくると考えると、趣味としてこれほどコストパフォーマンスの良いものはありません。

価値を認める人がいる限りロレックスの価格は上がり続ける

ロレックスのブランド力や戦略性、資産価値が保たれるなら、今後も価格上昇は続くでしょう。

すでに高級腕時計と言えばロレックスというイメージが定着しており、世界中に価値を認める人がいる限り需要はなくなりません。

すでにロレックスを持っている人も、そうでない人も、ロレックスの実力が高価格の理由であることを再確認してみてください。



ロレックスのオーバーホール時期は? オーバーホールにかかる期間も紹介!

ロレックスオーナーになったら、どのタイミングでオーバーホールをすれば良いか悩む人が多いのではないでしょうか。

「3年に1度でいい」「5年に1度」「10年以内に1度で大丈夫」など、人によってさまざまな意見があります。

今回は、ロレックスのオーバーホールの時期について詳しく紹介します。ロレックスを持っている方はぜひ参考にしてください。

オーバーホールまでの使用期間

オーバーホールとは、機械の部品を一つひとつ丁寧に点検することを指します。

ロレックスは高品質が売りではありますが、長く使っていれば必ず劣化します。

そのため、精密機械であるロレックスは、定期的にオーバーホールすることが求められます。

では、どのくらいの使用期間でオーバーホールすれば良いのでしょうか。

メーカーが推奨する目安期間や実際にロレックスオーナーがオーバーホールに出す頻度について紹介します。

メーカーが推奨する期間は?

オーバーホールの適切な時期については、メーカーであるロレックスが推奨する期間に従うのが良いでしょう。

ここからは、日本ロレックスの公式サイト内に記載されているオーバーホールに関する情報についてお伝えします。

日本ロレックス公式サイトでは「10年以内」

ロレックスの公式サイト内の「よくあるご質問」ページには、オーバーホールに関する質問が掲載されています。

「どれくらいの頻度でオーバーホールを受けるべきですか?」という質問に対して、オーバーホールを「定期的」に受けることを前提として「およそ10年以内」と回答されています。

オーバーホールは、主に時計の精度や防水性能を維持することが目的です。

10年以内というのはあくまで目安であり、モデルや使用状況によって適切な時期は異なるので注意しましょう。

10年より早いタイミングで時計の精度や防水性能が落ちたと感じたら、早めにオーバーホールをすることをおすすめします。

以前は「5年に1度」だった期間が延長された理由

以前のロレックスでは、5年に1度のペースでのオーバーホールを推奨していました。

そのため、現在でもロレックスのオーバーホールの頻度を「3〜5年程度に1度が適切」だと考えている人は少なくありません。

しかし現在では、「10年以内に1度」に変更されています。

オーバーホールの期間が10年に延長された理由として、使用されている部品の耐久性がアップしたことが挙げられます。

ロレックスが公式に「10年以内に1度」とアナウンスしているということは、自信を持って耐久性がアップしたといえるようになったのだと考えられます。

またロレックスオーナーの数は年々増えているため、オーバーホールの依頼数も増加しているのではと予想されています。

近年の高級時計市場の成長により、職人の数が足りなくなり対応しきれなくなったのではないかという声が出ているのです。

コロナ対策でアフターサービスに制限もあるため、全ての依頼に対応しきれないのではと推測している人もいます。

ロレックスオーナーが実際にオーバーホールを依頼する頻度は?

ロレックスが推奨するオーバーホール期間が10年以内に1度へと変わり、マージンの幅が大きくなりました。

そのため、ロレックスオーナーの中には、いつオーバーホールをすれば良いか迷っている人も少なくないことでしょう。

ここからは、ロレックスオーナーが実際にオーバーホールに出す頻度を紹介します。今後の参考にしてください。

ある修理専門店での依頼年数は7~10年

ロレックスの購入からオーバーホール依頼までの期間を調査した統計はありません。

そもそも時計のモデルや使用状況などにより、オーバーホールの時期は異なります。

ロレックスの保証期間(国際保証)は5年であるため、保証期間が過ぎてからオーバーホールを依頼するオーナーが多いといわれています。

都内で営業している、ある高級腕時計の修理専門店によると、依頼客のほとんどが7〜10年程度の期間でオーバーホールをしているそうです。

しかしこのペースは、定期メンテナンスとしては少し遅いくらいです。

特に使用頻度が多い場合は、内部にある程度ダメージがあると予想しておいた方が良いかもしれません。

使用頻度によっては、時計内部でオイル切れが発生して部品が劣化し始めている可能性があるからです。

内部を確認してもらった結果、オーバーホールではなく部品の交換といった修理対応になってしまうケースも考えられます。

遅くても保証期間が切れる5年を目安に、オーバーホールの依頼を検討するようにしましょう。

使用状況によってオーバーホールまでの期間は変わる

「仕事のある日は毎日ロレックスを着用している」という愛用者も多いことでしょう。

中には仕事でもプライベートでも身につけており、週7日ロレックスを使っている人もいるかもしれません。

時計の使用頻度が高いと、それだけ外気温や湿度の影響、衝撃、磁気や電磁波の影響をたくさん受けることになります。

ほぼ毎日ロレックスを身につけているなら、3〜4年程度に1度の頻度でオーバーホールを行うのが無難です。

使用頻度が低いからといって不具合が出にくいとはいえませんが、使用状況に注意すれば良い状態を長く保てるでしょう。

オーバーホールに依頼すると、決して少なくないコストがかかります。そのため、オーバーホールの頻度が高ければ高いほど、コストがかかると思われがちですが、必ずしもそうとはいえません。

故障してから修理に出すと基本的に部品交換が発生するため、オーバーホールを依頼せずにそのまま放置しておくと結果的に修理費用が高額になってしまうのです。

無駄なコストをかけないために、自分の使用状況を考慮して適切なタイミングでオーバーホールの依頼をしてください。

使用年数による時計内部の劣化状況

オーバーホールの適切なタイミングを判断するのは難しいといわれています。

しかし経年劣化の目安を知っておけば、メンテナンスに出す判断の助けとなるでしょう。

ここからは、使用年数による時計内部の老化状況について解説していきます。

5年以上で防水性能が落ち始める

ロレックスをほとんど使用していなかったとしても、ゴムパッキンの経年劣化は避けられません。

ゴムパッキンとは防水性能に関わる部品のことです。

ゴムパッキンは年数を経るごとに徐々に硬化していくため、定期的に交換する必要があります。

ゴムパッキン交換の目安は5年です。

それ以上の期間が経つと、新品のときより防水性能が大幅に下がってしまうでしょう。

時計内部に水が入ると、オイル切れよりも深刻なトラブルを引き起こす恐れがあります。

気づかないうちに防水性が下がったということにならないように、早めにオーバーホールをしておくことをおすすめします。

また、この時期にはオイルの乾燥も進んでいるため、部品が消耗摩耗するリスクも考慮すると、5年以内にオーバーホールをするのはいいタイミングだといえるでしょう。

10年以上経つと修理が必要になるケースが増える

時計の使用頻度がそれほど高くなく、水分や湿気に十分注意して使っている場合は、10年間オーバーホールをしていなくても正常に動作する可能性があります。

とはいえ、保証期間の5年を経過しているなら、急に何かしらの不具合が起きても不思議ではありません。

時計を使っていなくてもオイルの乾燥や劣化が進むため、そのまま使用していると内部部品の深刻なダメージを引き起こしている可能性があります。

10年以上オーバーホールをせず、異常に気付いてから依頼すると修理対応になってしまうので注意が必要です。

正常なうちにオーバーホールを出したと思っても、内部劣化により部品交換が必要になるケースが多いと考えておきましょう。

また内部の状態によっては、修理しても完全に回復できないこともあります。

そのため、10年以上オーバーホールをしていないと、ロレックスの価値が下がってしまうこともあるので気をつけてください。

オーバーホールを依頼してから完了するまでの期間は?

自分が所有しているロレックスをオーバーホールに出すと決めたら、手元に戻ってくるまでの期間が気になることでしょう。

依頼から完了までに要する期間は、オーバーホールの依頼先によって異なります。

ここからは、日本ロレックスと時計修理専門店に依頼した場合のオーバーホール期間について解説します。

日本ロレックスで依頼した場合

メーカーのアフターサービス窓口である日本ロレックスへ依頼した場合、作業日数は約1ヶ月です。

ただし、オーバーホールに出す時計のモデルや状態、交換する部品の在庫状況によって作業期間は変動します。

分解、洗浄、組み立て、注油、研磨、各種検査などオーバーホールの作業工程は多く、全ての工程が完了するまで一定の期間が必要となります。

見積もりから依頼、点検、返送などの期間を含めると、1ヶ月半〜2ヶ月程度はかかると考えておいた方が良いでしょう。

日本ロレックスに依頼したオーバーホールが終わったら、2年間有効な国際サービス保証書を発行してもらえます。

ロレックスを売却する際に国際サービス保証書があると、プラス査定の対象となる場合があるので大切に保管しておくことをおすすめします。

時計修理専門店で依頼した場合

日本ロレックスではなく時計修理専門店にオーバーホールを依頼する場合でも、作業工程はほとんど変わりません。

時計修理専門店にロレックスを持ち込みまたは発送すると、1週間前後で見積もり結果を伝えてもらえます。

時計修理専門店にオーバーホールを依頼しても、日本ロレックスと同様にオーバーホールが完了するまで1ヶ月程度はかかると考えておきましょう。

ただし、オーバーホールに出すときの時計の状態によって、この期間は大きく変動します。

内部の状態が比較的良好で簡単な作業で済むなら、日本ロレックスに依頼するより短納期で戻ってくるケースもあります。

逆に、交換部品をたくさん取り寄せたり、取り寄せが難しい部品を取り替えることになると、正規窓口以上に修理期間が延びる可能性があるので注意してください。

なお、時計修理専門店に依頼する場合、店舗ごとに保証期間が異なります。

時計修理専門店にお願いする前に、オーバーホール後の保証期間についても確認しておくと安心です。

ロレックスのオーバーホールまでの期間を延ばすには?

ロレックスを丁寧に扱うと、オーバーホールや修理が必要になるまでの期間を延ばせる可能性があります。

仮に3年に1度のオーバーホールを6年に延ばすことができれば、費用が半分で済みます。

通常はロレックスの寿命は10年といわれていますが、寿命も延ばして長く愛用することができるでしょう。

ここからは、ロレックスのオーバーホールまでの期間を延ばす方法について紹介します。

磁気や電磁波の発生場所から遠ざける

ロレックスに限らず、精密機械である時計は磁気や電磁波から悪影響を受けやすいのが特徴です。

電子レンジやスマートフォン、家具やバッグのマグネット部分などの近くで、ロレックスを保管しないように気をつけてください。

パソコンやスマートフォンを使うときは、そのままロレックスを着用していても問題ありません。

しかし、ロレックスを保管する際は、磁気が発生する製品から5cm以上離しておきましょう。

また、一時的な「止まり」「進み」「遅れ」程度なら問題ありませんが、強い磁気を受けすぎてムーブメント内部に磁気が残った場合は精度が悪くなってしまいます。

磁気や電磁波でロレックスの調子が悪くなった場合は、時計修理専門店などで磁気抜きを行う必要があります。

時計修理専門店に持ち込んで磁気抜き専用の道具で対処してもらえば、簡単に磁気を除去することが可能です。

とはいえ、磁気や電磁波の影響を受けないように、磁気などが発生する場所からなるべく遠ざけてください。

長期間使用しないときもオイルを循環させる

ロレックスを長持ちさせるために、時計の使用回数を減らしている人も多いことでしょう。

しかし長期間使用しない場合、内部でオイルが凝固してしまうリスクがあります。

オイルが凝固すると内部の機構が上手く機能しなくなり、部品の劣化やリューズの操作不良が起こる原因となります。

結果としてオーバーホールの時期を早めたり、ロレックスの寿命を縮めたりしてしまうかもしれません。

そのため、ロレックスはなるべく頻繁に使用した方が良いといわれています。

ロレックスを使っていなかったとしても、最低でも1ヶ月に1回程度はゼンマイを巻き上げるようにしましょう。

ゼンマイを一杯まで巻き上げて24時間以上駆動させ、機構全体にオイルを循環させてください。

自分で対応するのが難しい場合は、自動でゼンマイを巻いてくれるワインディングマシーンを利用するのも良いでしょう。

水気には注意する

ロレックスのオイスターケースは優れた防水性能を持っています。

しかしオーバーホールをせずに5年以上経過しているなら、過信は禁物です。

理由の一つとしては、ゴムパッキンの劣化が考えられます。

ゴムパッキンは防水機能も果たしているからです。

またリューズがきちんと締まっていないことも原因となります。

リューズは時計の内部とつながっているため、そこから水が入ってしまう恐れがあるのです。

リューズ部分に汚れが溜まると閉めにくくなるので、リューズをこまめに清掃することも大切です。

時計が濡れたまま、あるいは濡れた手でリューズを操作するのも避けましょう。

時計の内部に水が入ってしまうと、ガラスが曇ったり結露が発生してしまいます。

部品の多くは金属でできているため、早めに対処しないと内部機構が錆びたりしてしまう危険性があります。

ガラスを取り外して拭けば良いと考える人もいますが、自分で対処する行為は危険です。

時計の故障やガラスの破損につながるので、必ず専門業者に対処を依頼してください。

オーバーホールや修理に出したロレックスの買取価格は上がる?

オーバーホールに依頼するのはロレックスを長く使用するためです。

そして、もう1つの理由は買取価格を高める意味もあります。

しかし、必ずしもオーバーホールや修理に出して得するとは限らないため、ロレックスの売却を考えているオーナーは注意しましょう。

買い取り前にオーバーホールはしなくてもよい理由

ロレックスを売却する予定があるなら、オーバーホールをする時期になったとしてもメーカーに出すのは見合わせた方が良いかもしれません。

確かにオーバーホールをした方が買取価格が上がる場合があります。

しかし、オーバーホール料金が価格上昇分を上回ってしまい、結果的に損をするケースが少なくありません。

買取業者は自社で再販売する仕組みを持っており、個人に比べて安い価格でオーバーホールや修理を行えます。


オーバーホール料金より安い修理費用が上乗せされるため、ホーバーホールをしない方がお得になることがあるのです。

なお、モデルや状態によって価格が異なるので、オーバーホール前に査定をしてもらって修理費用と買取価格の見積もりを確認することをおすすめします。

買取価格が大きく下がるケースもある

アンティークのロレックスは、発売当時の状態が好まれる傾向にあります。

傷んでいる文字盤や風防などの部品交換は、ヴィンテージ感が損なわれるので買取価格に影響が出てしまいます。

ロレックスは製造が終了してから30年経つと、修理用のパーツを持たなくなります。

そのため、他のパーツを流用して修理が行われてしまい、発売時と見た目が変わってしまうのです。

また昔と今では蛍光塗料が異なるため、オーバーホールで塗料が塗り替えられると価値が大幅に下がってしまう可能性もあります。

20年以上前のヴィンテージモデルを所有している場合は、オーバーホールの時期が過ぎたとしても、日本ロレックスのアフターサービスを利用しない方が良いでしょう。

ロレックスの時計は5年を目安にオーバーホールしよう

ロレックスをオーバーホールに出すまでの使用期間は5年が目安です。

オーバーホールを依頼する場合、日本ロレックス・時計修理専門店ともに1ヶ月程度かかることを覚えておきましょう。

また将来的に売却を考えているなら、オーバーホールをしない選択肢もあります。

オーバーホールをする前に、1度買取エリートで査定してもらってみてはいかがでしょうか。

ロレックスの値下がり時期を予測! 絶好の取引タイミングをつかむには?

ロレックスの値下がり時期を予測! 絶好の取引タイミングをつかむには?

2022年の1月時点でのロレックスは、品薄状態が続き、全体的に市場価格の高騰が続いています。

人気モデルでは定価の数倍の市場価格ということもあります。

そのため、値下がりを待って絶好のタイミングで時計を手に入れたい、と考えているロレックスファンは多いのではないでしょうか。

今回はそのような方のために、ロレックスの価格動向を調査しました。取引のタイミングや値下がり時期はいつ頃なのでしょうか。

以下で見ていきましょう。

ロレックスは中長期的に値上がり傾向

ロレックスは高級時計として世界的に人気が高いブランドです。

日本はそのセールスが高い国として知られており、たくさんのロレックスファンがいます。

ロレックスの市場価格は中長期的に値上がり傾向にあります。

近頃では投資目的としても注目を集めており、リセールバリューを意識する一般ユーザーも多くなっているそうです。

特に2020年から2022年にかけては、ほとんどのモデルにおいて値上がりが見られ、その上昇率も大きなものとなっています。

この理由の1つとして考えられているのが、世界的なコロナウィルス流行の影響です。

コロナウィルスの流行によって、ロレックスの本国であるスイスで生産工場が閉鎖したからです。

これによって、ロレックスの供給量が下がりました。ですが、供給量が減っても世界のロレックス需要は変わりませんでした。

そのため、2020年からロレックスの市場価格は大きく跳ね上がったと考えられています。

以下では、ロレックス全体の値動きと人気モデルの値動きを、それぞれ詳しく解説します。

ロレックス全体の値動き

次に「経済情勢」の影響を考えてみましょう。

ロレックスは言わずと知れた海外ブランドの1つです。

当然ながら輸入品の価格は、為替レートが大きな影響を与えます。

2022年6月の時点までの日本は、長期の円安状態にあるといえるでしょう。

円安の影響を受け、ロレックスをはじめとする日本への輸入品価格は軒並み上昇傾向にあります。

もっとも、ロレックスの高騰は為替の事情だけで説明できるものではありません。

もう1点「経済情勢」で注目したいポイントは、中国あるいはアジア新興国の動向です。

中国やアジア新興国は21世紀以降大きな経済成長を手にしています。その経済成長にともない、それぞれの国で富裕層が増加しました。

富裕層は日本と同じくロレックスなどのブランド品を買い求めるようになりました。

これによってロレックスの需要はさらに増し、実勢価格が上昇しています。

人気モデルの値動き

ロレックスの市場価格は具体的にどのような値動きをしたのでしょうか。

以下ではロレックスの人気モデル「デイトナ」「サブマリーナー」「エクスプローラー」「GMTマスター」の2017年以降における価格動向を示します。

デイトナ

ロレックスの値下がり時期を予測! 絶好の取引タイミングをつかむには?
https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116500ln-0001.html

「Ref.116520(黒文字盤)」の平均市場価格は、2017年では162万9,000円でした。

それが2021年には284万7,000円に値上がりしています。

2022年初頭には約600万円まで上昇し、同年6月末ごろの平均価格は525万円前後を推移しています。

「Ref.116500LN(白文字盤)」では2017年初頭の平均価格は208万円です。

2021年初頭になると404万4,000円まで平均価格があがりました。

2022年に入ると価格はさらに上昇し2月末ごろに約740万円を記録します。

その後、価格は落ち着きを見せ始め、同年6月30日には580万2,750円まで下がりました。

わずか4年から5年の間に「Ref.116520(黒文字盤)」では400万円以上、「Ref.116500LN(白文字盤)」は500万円以上の値上がりを見せています。

【ロレックス デイトナ 116520 黒文字盤の買取価格相場ページはコチラ】
【ロレックス デイトナ 116520 白文字盤の買取価格相場ページはコチラ】
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サブマリーナー

「Ref.116610LN」の平均価格は、2017年の時点では94万3,000円でした。

2021年には149万円、2022年6月には約280万円まで値上がりしています。

その後は少し値下がりし、6月の最終日の時点では267万7,125円となりました。

「Ref.116610LV」の2017年初頭の平均価格は114万円です。

2021年初頭には2倍を超える246万円になり、2022年初頭にはさらに倍の約480万円になりました。

同年5月には約500万円にまで値上がりを見せます。

これがピークとなり少しずつ値下がりをしていきます。

6月終わりの平均価格は470万円前後をキープしており、その価格に衰えは見えませんサブマリーナー ノンデイトの「Ref.114060」は2017年の時点では77万4,000円でした。

しかし、2021年になると133万1,000円にまで値上がりしています。

2022年2月には207万5,000円になりました。

同年6月30日の平均価格は204万2,500円です。

【ロレックス サブマリーナ 126610LNの買取価格相場ページはコチラ】
【ロレックス サブマリーナ 126610LVの買取価格相場ページはコチラ】
【ロレックス サブマリーナ 126613LNの買取価格相場ページはコチラ】
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【ロレックス サブマリーナ 124060の買取価格相場ページはコチラ】

エクスプローラーI・II

「Ref.214270(エクスプローラーI)」には前期型と後期型があります。

前期型は2010年から2016年、後期型は2016年から2021年に生産されていたモデルです。

前期型の2017年の時点の平均価格は628,000円でしたが、2021年には106万2,000円まで値上がりしています。

2022年の平均価格は118万9,000円と順調な延びをみせているといえるでしょう。

後期型は2017年の時点では68万8,000円。

2021年の時点では113万4,000円となりました。

同年4月に約190万円まで値上がりしました。

しかし、その後は160万円前後で平均価格が推移します。

2022年3月になると値上がりし、191万5,333円を記録しました。

3月以降は価格の上下を繰り返した後に上昇傾向になります。

2022年6月30日時点での平均価格は187万2,900円です。

「Ref.216570(エクスプローラーII)」には黒文字盤と白文字盤があります。

黒文字盤の2017年平均価格は73万6,000円。

2021年には一時180万円を超すほどに値上がりしましたが、その後140万円台まで値下がりし安定しました。

2022年5月にはまたもや平均価格が上昇。168万9,950円まで上がりました。

2022年6月30日の平均価格は161万3,125円となっています。

白文字盤の平均価格は、2017年では71万7,000円、2021年だと139万4,000円でした。

2022年6月末ごろに値上がりをみせ6月28日に193万9,850円となっています。

ただし、6月30日には182万8,400円まで値下がりしています。

【ロレックス エクスプローラーⅠ 124270の買取価格相場ページはコチラ】
【ロレックス エクスプローラーⅡ 2265700の買取価格相場ページはコチラ】

GMTマスターII

GMTマスターIIには、2019年までに生産された「Ref.116710」と、2018年以降生産の「Ref.126710」があります。

それぞれベゼルのカラーなどが異なる複数のモデルが存在しています。

「Ref.116710BLNR」の2017年の平均価格は108万1,000円。


2021年には倍近い194万7,000円にまで上昇しました。最高値となるのはやはり2022年です。

1月から2月期に約311万円をマークします。

価格は下落傾向へと向かい、2022年6月30日には266万4,950円となりました。

「Ref.116710LN」の平均価格は2017年の時点では86万2,000円でした。

2021年には156万3,000円まで上昇しています。

2022年に入り平均価格は急上昇。

300万円を超すまでになりました。

その後、下落はあったものの持ち直し、6月30日には312万8,950円まで平均価格が上昇しています。

「Ref.126710BLRO」が発売された当時(2018年)の定価は118万9,100円でした。

しかし、実勢価格は当初から高く、定価のほぼ倍額の200万円超で取引されていました。

少しずつ値上がりを続けていき、2022年1月には最高額415万3,850円を記録します。同年6月末の平均価格は約360万円でした。

「Ref.126711CHNR」の発売当時(2018年)の定価は169万700円です。

やはり発売当初から取引価格は高く、200万円超えで取引されていました。

市場登場以降、徐々に価格上昇していき、2021年の平均価格は246万5,000円でした。

2022年2月に平均価格は最高値431万487円を記録。

少しずつ値下がりしていき6月には350万円を切りました。

6月30日の平均価格は342万5,165円です。

【ロレックス GMTマスターⅡ 126711CHNR 買取価格相場ページはコチラ】
【ロレックス GMTマスターⅡ 126710BLRO 買取価格相場ページはコチラ】
【ロレックス GMTマスターⅡ 126710BLNR 買取価格相場ページはコチラ】

短期的には値下がりする時期もある

人気モデルの価格推移をチェックするとわかるように、ロレックスの価値は全体的に高く、価格上昇が続いています。

定価の2倍ほどの市場価格は珍しくないといえます。

しかし、価格上昇は常に起きているわけではありません。

短期的には値下がりをしている時期が何度かあります。

以下では、比較的分かりやすい短期的値下がりの例を紹介します。

2008年のリーマンショック

リーマンショックとは、2008年9月に起きた世界的な株価下落および金融危機のことです。

これに端を発した経済不況は、ロレックスの価格にも大きな影響を与えました。

この時期、ロレックスの高額なモデルは軒並み暴落し、半額程度まで値下がりしています。

2009年1月には100万円を切るデイトナが市場に流通するほどになりました。

なお、最も顕著な値下がりをしたのは「Ref.116400GV(ミルガウス)」であると言われています。

このモデルは2008年6月の実勢価格は160万円ほどでした。

しかし、リーマンショック後の同年12月には約65万円まで下落しました。

2020年のコロナ禍

2020年の4月、日本ではコロナウイルスのまん延防止目的で、緊急事態宣言が発令されました。

ロレックスの取引価格はこの直前の3月ごろから急落しています。

急落の直接的な原因は、販売店が対策のために休業に入ったこと、海外からのインバウンドが減り購入者が減ったことが挙げられます。

また、円高が加速したことも急落の一因と言えるでしょう。

2020年2月20日には1USドルあたり112.09円だったのに対して、3月9日には1USドルあたり102.55円まで円高が進んでいるからです。

この時期のロレックスの価格下落の例を挙げると、デイトナの「Ref.116500LN」は40万円程度値下りしました。

ですが、この値下がりは一時的なものにすぎず、2020年5月以降にはロレックスの価格は転じて急騰しています。

2022年初頭の価格高騰後

2022年に入り、コロナウイルスのまん延状況は多少落ち着きをみせ始めます。

とはいえ、ロレックスの供給量不足に変りはありません。

さらに、複数回に渡って行われた価格改定による定価上昇、急激な円安、中国やアジア新興国でのロレックス需要の高まりが拍車をかけたことで、2022年2月頃のロレックスの市場価格は高騰しました。

その価格上昇は凄まじく、多くのモデルにおいて最高値が更新されたほどです。

しかし、多くの投資物において急激な高騰というものは長く続きません。

価格高騰が収まった後はしばらく値下がり傾向をみせ、適正価格あたりに落ち着くことが多いです。

上述の人気モデルの価格推移をみてもらえばわかるように、ロレックスの価格推移にも類似した傾向が見られます。

例えば「Ref.116500LN(白文字盤)」は2022年2月時期に約740万円の最高値をマークしました。

ですが、その後平均価格は下落していき、2022年6月30日には約580万円に落ち着いています。

ロレックスを取引する絶好のタイミングはいつ?

一時的な下落はあるものの、コロナウイルスが世界的流行をみせた2020年以降では、ロレックスの相場はほぼ上昇傾向にあります。

この状況でロレックスを取引する絶好のタイミングはあるのでしょうか。

ここでは、ロレックスの買い時と売り時のタイミングについて解説します。

ロレックスの買い時

2022年6月の時点では、ロレックスは買える時に買うのがおすすめだといえます。

もしかすると、一時的にでも値下げがあったタイミングで購入する方が望ましいと考える人もいるかもしれません。

しかし、相場が低下したタイミングでほしいモデルが確実に手に入るとは限りません。

また、ロレックスは長期的な値上がり傾向が続くと考えられているので、リセールバリューがどのタイミングで購入しても保たれます。

そのため、ほしいモデルをほしいタイミングで買って問題はありません。

値下がりを待っても一向に下がらないまま平均市場価格が上がり続けると、むしろ待つ方が損をしているといえるでしょう。

ロレックスの売り時

ロレックスの最高の売り時は、値下がりする直前、つまりは市場価格が最高値をつけたその瞬間です。

なぜなら、価格高騰の後には反発による値下がり時期がしばらく続くからです。

特に2022年2月頃の取引価格は過熱していた感があったため、価格高騰後の下がり幅も小さなものではありませんでした。

いくつかのモデルでは2022年2月を価格の頂点にして、その後は値下げが発生しています。

しかし、値下がりする時期を正確に予測するのは非常に困難です。

そのため、いったん市場価格が上がりきった状態にある2022年のうちにロレックスを売ってしまうのは、賢い判断といえるかもしれません。

一般的に、ロレックスをはじめとする海外ブランドの高級腕時計は、市場価格が上昇しやすいタイミングを狙って売ることをおすすめします。

1つ目は円安が進行したタイミングです。

輸入品価格は為替レートに左右されるからです。

2つ目は話題になったタイミング。

テレビやネットなどで注目を集めた直後は価格が高騰しやすいので最適な売り時になります。

3つ目は定価が改定された時期や生産が終了するタイミングです。

定価の上昇や生産終了の報せは、市場価格の上昇を招くからです。

また、ボーナス時期や卒業・入学などの祝い事のある時期は購入者が増えるので、市場価格が上昇しやすくなります。

ただし、どんなタイミングで売ろうとも買取り相場が上がらないこともあります。

例えば、市場人気が期待できないモデルや市場に多く流通している商品を売ろうとしたときには、買取業者が買い渋りをすることも考えられるので注意しましょう。

ロレックスの値下がり時期を予測できる?

ロレックスの値下がりは、どのような要因があれば起きるのでしょうか。

その要因が把握できていれば、ロレックスの値下がり時期を予測できるかもしれません。

ロレックスの値下げが起きる可能性が高い時期は「供給不足」が解消されたときです。

しかし、2022年6月の時点では、ロレックスの供給量の大幅増加が期待できる情報はありません。

そのため、ロレックスの「供給不足」が解消されるには、なんらかの理由で「需要が落ちる」必要があるといえるでしょう。

需要が落ちれば、相対的に供給不足は解消されるからです。

もし、需要が落ちる要因がなければ、ロレックスの値上げ傾向はこれからも続くでしょう。

これは言葉を返せば、需要が落ちる要因が察知できれば、値下がり時期の予測ができるかもしれないということです。

そこで以下では需要が落ちる要因や値下がりが起きる状況について解説します。価格変動の予測に役立ててください。

世界的な経済情勢の変化

世界的な経済情勢はロレックスの価格に大きな影響を与えます。

特に世界同時不況のような状況になると、ロレックスの価格変動が起きる可能性は非常に高いです。

2008年のリーマンショック、2020年のコロナウイルスの世界的まん延の初期は、実際にロレックスの市場価格が大きく下がっています。

また、ロレックスの需要が高いアメリカや中国の経済状況も価格動向に強い影響を与える要素です。

近年では、中国のスイス時計輸入量は著しく増加しています。

これから先、中国経済がバブルのように弾けることがあれば、ロレックスの需要は一気に落ちるでしょう。

大幅な為替変動による円高

一般的に輸入品は円高状態で「買い」円安状態では「売り」とするのが基本です。

円高状態であれば、海外商品を安く購入できるからです。

それはロレックスにおいても変りはありません。

例えば2022年6月29日における為替情報では、1USドルあたり136.14円、1スイスフランあたり142.32円です。

円安が進んでいる状況なので「売り」時期であるといえます。

これまでに最大の円高状態になったのは、USドルでは2011年10月、1USドルあたり75.54円になりました。

スイスフランなら2000年9月が最高値の時期です。

1スイスフランあたり58.75円となりました。もし、将来的にこの水準まで円高が急激に進むことがあれば、ロレックスの国内価値は大きく低下すると予測できます。

しかしながら、この場合の市場価格は、長く維持することはできないでしょう。なぜなら国内需要が高まりを見せるからです。

それによって再び供給が追いつかないようになり、ロレックスの市場価格は値上がり傾向をみせるようになるでしょう。

高級時計の需要低下

時計市場ではそのシェアの多くを腕時計が占めています。

ですが、ロレックスの故郷であるスイスの腕時計輸出本数を調べると、その本数が低下していることがわかります。

特に2020年の輸出本数は少なく、「スイス時計協会」は「この80年での最悪の落ち込み」と語るほどです。

この市場縮小の理由は、携帯電話やスマートフォンの普及、および、スマートウォッチの登場にあると考えられています。

もしもこの先、スマートフォンやスマートウォッチがより高機能化・高耐久化・高級ブランド化し、腕時計をすべて駆逐する時代がくれば、ロレックスをはじめとする高級腕時計の需要は落ちると予測できるでしょう。

ただし、ロレックスの場合はアクセサリーとしても価値が高いため、実用性がなくても美術品あるいは骨董品として取引が続くのではないかと考えられています。

また、ロレックスというブランド自体に人気があることも、供給不足の原因となっています。

そのため、よほどの戦略失敗やブランド毀損(きそん)を招く事件が起きない限りは、スマートフォンやスマートウォッチのような機能を持たせなくとも、人気や需要が低下する可能性は低いでしょう。

なお、ロレックスのような高級時計は投資目的としての需要が非常に高いです。

もし、ロレックスに代わる魅力的な投資先が見つかったならば、ロレックス需要が低下して、昨今の供給不測がいくらか解消されるかもしれません。

急激な値上がり直後

2022年6月の時点では、ロレックスは値下がりする要因よりも値上がりする要因の方が多い状態です。

そのため、過剰な値上がりが起きているかどうかを調べて、そこから値下がりを予測するとよいかもしれません。

過剰な値上がりが起きたモデルは、その直後に値下げに転じることが非常に多いからです。

2022年初頭におきたロレックスの過剰な値上がりは、値下げに転じるパターンの好例であるといえるでしょう。

また、2021年には「新作が出る」といううわさによってエアキングの価格が高騰しました。

しかし、うわさであることが伝わると価格高騰は数日で下落しました。

このように人気が加熱したあとは、反動の値下げが起きやすいことは留意しておくとよいでしょう。

ロレックスの値下がり時期を予測して納得できる取引をしよう

買うときは安く、売るときは高く売買したいのは、誰もが持つ心情です。

しかし、ロレックスの値下がり時期の予測は困難です。

常に情報のアンテナを張り、納得できる取引ができるように務めましょう。

もし、時期を逃さずロレックスを売りたいなら「買取オフ」への相談がおすすめです。

「買取りエリート」は最新の相場で買取可能。

「LINE査定」「メール査定」「宅配買取」「出張買取」など、多彩でスピーディな査定や買取対応が可能です。


日本ロレックスのオーバーホール料金が値上げ! 依頼するメリットはある?

高級腕時計ブランドとして知られるロレックスのオーバーホールは、ロレックスのサービスセンターに依頼するのが安心ですが、料金が数年前に値上がりしました。

値上げされたロレックスのオーバーホール料金を紹介し、ロレックスに依頼するメリットやオーバーホールの流れと注意点、修理専門店に依頼する場合の基準を解説します。

日本ロレックスのオーバーホール料金

ロレックスのオーバーホール料金は、2019年10月に値上げされました。

例えばエクスプローラー2(Ref.16570)は値上げ前は4万9500円(税込)だったオーバーホール料金が、値上げ後には7万7000円(税込)になっています。

ここでは、値上げされたロレックスのオーバーホールにかかる料金を説明します。

値上げ後のオーバーホール料金(基本技術料)

ロレックスのオーバーホールの料金(基本技術料)には、研磨や洗浄の料金が含まれます。

同じモデルでもコンビや金無垢など、素材によっても料金は異なります。

2022年現在の、ロレックスのオーバーホール料金(税込)をまとめると次のとおりとなります。

デイトナとデイデイトの基本技術料は8万8000円からです。

技術料が7万7000円からとなるモデルにはエクスプローラーとGMTマスター、サブマリーナーとサブマリーナー・デイトがあります。

シードゥエラーやディープシー、ヨットマスターやミルガウスもこの価格帯です。

デイトジャストは7万1500円から、オイスターパーペチュアルの技術料は6万500円からとなります。

GMTダイヤルと年次カレンダーという、複雑な機能を搭載しているスカイドゥエラーのオーバーホールは11万円からです。

オーバーホールにかかる費用の総額

腕時計のオーバーホール自体は分解して内部の点検、清掃や必要なケアをおこなう作業ですが、同時に劣化部品も交換します。

したがってオーバーホールの料金には、交換する部品代も加算されています。

個体によって交換部品の数や金額が異なるため、費用総額は一概にはいえません。

オーバーホール費用総額の一例を挙げると、デイトナ(Ref.116520)の場合はリューズ交換が5500円でチューブ交換が1650円、プッシャー交換が2個で3万6300円(1万8150円×2)となっています。

部品交換の総額は4万3450円となり、基本技術料の8万8000円と合わせた合計は13万1450円です。

ロレックスのアフターサービス包装キットで送る場合には、依頼者が送料を負担するので送料を入れたものがオーバーホールの総額になります。

サービスセンターや正規品販売店での受け取りなら送料はかかりません。

日本ロレックスにオーバーホールを依頼するメリット

腕時計に限らず、メーカーによる正規メンテナンスは割高になりやすい傾向があります。

高額な料金を払ってでも、正規店でオーバーホールをしてもらう価値はあるのでしょうか。

ここでは、ロレックスにオーバーホールを依頼するメリットについて解説します。

保証書の発行

ロレックスでオーバーホールすると、正規のメーカーでオーバーホールをしたという証明となる「国際サービス保証書」が発行されます。

発行日から2年間は修理箇所について、通常の使用で生じた不具合や故障を無償で修理・調整してもらうことが可能です。

何らかの理由で購入時の保証書がなかったとしても、ロレックスでオーバーホールすることで保証書ができます。

この保証書はロレックスの腕時計を売却する際に付加価値のある付属品となり、買取店での査定額がアップします。

本物の証明

当然のことながら、ロレックスでは偽物の腕時計の修理は受け付けていません。

逆にいえばオーバーホールの依頼ができたということは、紛れもなく本物のロレックスであることを意味します。

真贋の確認のために、あえてロレックスにオーバーホールを依頼するオーナーもいるほどです。

したがって、保証書は「ロレックスが本物であることの証明書」にもなります。

交換部品はすべて純正品

ロレックスのオーバーホールでは、純正部品のみを扱っています。

代替部品への交換は一切ないため、オーバーホールの信頼性が非常に高いといえます。

製造が終了したモデルでも一定期間以内なら部品をストックしている可能性が高く、部品があればオーバーホールを受けられます。

国内では日本ロレックス株式会社がロレックスの修理技能を認定した「日本ロレックス認定技術者」が在籍している修理店を「日本ロレックス技術公認店」として認定し、純正部品や専用工具の供給をしています。

一般の修理専門店では海外で買い付けなどをしているため、純正部品の価格がロレックスが供給するものより高くなる傾向があります。

研磨や点検も料金内

基本技術料の章でも述べましたがロレックスのオーバーホールでは、表面の細かなキズを消すための研磨作業もオーバーホール料金に含まれています。

一般の修理専門店のオーバーホールでも簡単な研磨はしてもらえますが、ロレックスがデフォルトで行うレベルを求めると多くの場合別料金になります。

ロレックスでは耐圧検査も行い、防水性能を確認しています。ロレックスのダイバーズモデルに適合した本格的な耐圧検査は、ロレックス以外ではまず不可能だといわれています。

一般的な修理専門店のオーバーホールは、顧客のニーズに合わせて行われるため内容はそれぞれです。

日本ロレックスのオーバーホールの流れ

ロレックスに初めてオーバーホールを依頼する場合、受付窓口の所在や修理期間、支払い方法など不明な点が多いかもしれません。

オーバーホールでの作業内容も、知りたいポイントの1つでしょう。

ここではロレックスでのオーバーホールの流れと、作業内容について紹介します。

受付場所

オーバーホールはロレックスの支社にあるロレックスサービスセンターと、2022年7月の時点で全国に62店舗ある正規品販売店で受け付けています。

サービスセンターは東京に2箇所と、大阪・広島の合計4箇所です。日本ロレックス株式会社はロレックスの日本代理店で、ロレックス支社の1つであるロレックスサービスセンター東京(丸の内)に併設されています。

最寄りの正規品販売店・サービスセンターはロレックスの公式サイトで検索できます。

純正品であれば並行輸入店で購入していても問題なく受け付けてくれますが、正規店ではない販売店で購入して、購入店を経由してメーカーに持ち込まれた場合は手数料が加算されることがあります。

持ち込み・郵送

ロレックスのオーバーホールは、持ち込みと送付ができます。持ち込み場所は正規品販売店かサービスカウンター、東京丸の内と広島のロレックスサービスセンターになります。

東京の東陽町と大阪のサービスセンターは送付専用です。

販売店の営業時間は店舗によって異なるので、最寄りの店舗を確認しましょう。

販売店の閉店時間は、19時~20時ぐらいのところが多いようです。

東京丸の内のサービスセンターの営業時間は、10時~17時で土日が休業日です。

広島は11時~19時で、水曜が休業日になります。

サービスセンターに送付する場合は、事前に電話連絡してアフターサービス包装キットを送ってもらいます。

メンテナンス承り書が同梱されているので、住所や電話番号など漏れがないように記入しましょう。

返送用の段ボールにスポンジをセットして腕時計を丸い切り込みに固定し、メンテナンス承り書を入れて安全な状態で発送します。

包装キットには解説書も入っているので、見ながら梱包をおこなえます。

梱包時間の目安は30分です。繰り返しになりますが、送料は依頼者の負担です。

オーバーホール作業

顧客から預かった腕時計は、ロレックスの時計技術者が入念に状態を点検して見積もりを作成します。

電話で顧客の了承が得られれば、オーバーホール開始です。

腕時計はまずムーブメントとケース、ブレスレットに分けられます。ムーブメントは完全に分解され、内部の検査がおこなわれます。

ロレックスの品質基準を満たさない部品は交換されます。

超音波洗浄をおこなって乾燥させた後は、組み立てと注油です。ここでロレックスの精度基準に従って、最初の調整を行います。

ケースはミドルケースやベゼル、裏蓋に分解し、ブレスレットと一緒にポリッシュ仕上げかサテン仕上げを施します。

洗浄した後に再びケースを組み立て、パッキンを交換してからムーブメントを収めます。

検査

ケースの防水性検査は、組み立ての際に終わっています。

ケーシングの後に、機能と外観の点検もおこなわれています。

ムーブメントの注油後の調整に続いて、再び専用の測定機器で精度をチェックしてロレックス基準に最終調整します。

裏蓋を閉め、24時間以上かけてムーブメントの性能をロレックス独自の検査によって確認します。

水中での耐圧検査をおこなって、防水性能も確認できたらブレスレットの装着です。

ロレックスの厳しい基準を満たす「完璧な動作」「美しい外観」であるかといった最終品質検査を経て、オーバーホールが完了します。

返却

オーバーホールが完了すると、発送前に依頼者に電話連絡があります。

宅配便で送られるので、希望の日時の指定ができます。

依頼から手元に戻ってくるまでの期間は1カ月~2カ月程度です。

購入してからオーバーホールに出すまでの期間が長いと、メンテナンスにかかる時間も長くなります。

時計と一緒に、国際サービス保証書と修理明細書(兼請求書)が送付されます。

支払いは現金、またはクレジットカード決済が可能です。

日本ロレックスでオーバーホールするときの注意点

純正部品への交換や2年間の保証書が付くなど、ロレックスでオーバーホールをする方がよいと思うかもしれません。

しかし、ロレックスに依頼すべきではなかったと後悔するケースもあります。

ここでは、ロレックスでオーバーホールをするときの注意点を説明します。

依頼を断られる場合がある

偽物はもちろんですが、ロレックスでは正規品でもオーバーホールを断られることがあります。

想定されるケースの1つは、古いモデルで交換部品の在庫がない場合です。

ロレックスでは、ロレックスの品質基準に合わない部品を予防的に交換しています。

そのため見積もりで提示された部品交換を拒否した場合、オーバーホールを受け付けてくれないこともあります。

修理や改造によって、純正ではない部品が使われている場合も同様です。

ロレックスでは、ブレスレットの付け替えに関しても非純正パーツとみなされます。

見積もりで気付いた場合には、オーバーホール依頼時に純正品も添えれば問題ありません。

元のブレスレットがない場合は、ブレスレットの代金と交換費用がかかります。

素材が金無垢などの場合は数十万円になることもあるので、気に入ったブレスレットに付け替えている場合には純正品を大切に保管しておきましょう。

わざわざブレスレットを付け替える必要はありませんが、バネ棒もないと交換品として代金を請求されます。

研磨痩せで雰囲気が変わる可能性がある

ロレックスのオーバーホール料金には研磨代も含まれるため、断らない限り依頼しなくても研磨がおこなわれます。

研磨すると、傷だけでなく汚れもスッキリ落ちます。

しかし研磨を繰り返すと少しずつケースが小さくなり、ブレスレットは細くなってゆきます。

これが研磨痩せです。

時計の雰囲気が変わるおそれもあるため、場合によっては研磨をしない選択もありえます。

研磨しないことで、アンティーク感も演出できるかもしれません。

ただし、研磨なしでもオーバーホール料金は安くなりません。

ロレックスは、オイスターケースの防水機能によって支持されている部分があります。

研磨しすぎていると防水性の確保が難しくなるため、オーバーホールを断られることもあります。

ヴィンテージ感が薄れる

年代物のロレックスには味わいがあり、愛好家はそのヴィンテージ感を好みます。

ヴィンテージの価値は希少性にあるので実用性は二の次だったとしても、ロレックスのオーバーホールでは実用品としてメンテナンスされます。

オーバーホールによって外観が一新されたり夜光塗料が新素材になったりすれば、かえって価値が下がることもあります。

部品の交換によってオリジナリティーが失われた場合も同様です。

古いモデルを所有していて売却する予定がある場合は、オーバーホールをすると価値が上がるのか下がるのかを確認しておくと、知らずにロレックスのオーバーホールに出して価値を落としてしまうことがなくなります。

修理専門店より割高になる

ロレックスのオーバーホールはメーカーならではの高い技術力と確かな保証があるとはいえ、やはり高額です。

値上げの後は、さらに負担が増えました。

オーバーホールの程度や部品の品質などにもよりますが、料金が修理専門店に依頼したときの1.5倍~2倍ほどになることもあります。

売却するつもりや純正部品へのこだわりがないなら、ロレックスよりも修理専門店のオーバーホールが適しているでしょう。

メンテナンスの頻度を増やして、安定した状態で使いたいロレックスオーナーにも修理専門店が向いています。

修理専門店でオーバーホールするなら

何らかの理由でロレックスではなく時計の修理専門店にオーバーホールを依頼する場合、料金は3万円~6万円程度で済むことが多いです。

品質にも問題がないことがほとんどです。ただし修理専門店にも当たり外れがあるため、次のポイントを押さえておくとよいでしょう。

純正部品を扱っている修理店を選ぶ

信頼性を考えると、交換部品は純正品が望ましいでしょう。

オーバーホールしたのに、非正規品の部品のせいですぐに不具合が出るようでは意味がありません。

前述の通り、ロレックスでは改造されていない純正品だけがオーバーホールの対象です。

純正部品を使うことで、将来的にロレックスでオーバーホールできる可能性を残すこともできます。

またロレックスでオーバーホールするメリットでも挙げましたが、日本ロレックスは「日本ロレックス技術公認店」だけに純正部品を供給しています。

その他の修理店では海外で純正部品の買い付けなどをしているため、正規の料金より高くなるケースがあるので注意が必要です。

国家資格を取得しているかチェックする

ロレックスのような高価で高精度な時計のオーバーホールには高い技術力が必要です。

アナログ時計の修理に関する知識と技術を認定する国家資格として、時計修理技能士があります。

この資格には1級~3級まであり、いずれも学科試験と実技試験に合格すると資格が得られます。

学科試験では級を問わず時計と時計修理法、機械要素などの知識が問われます。

1級の実技試験ではアナログ水晶腕時計だけでなく機械式腕時計についても分解や部品交換、洗浄や注油などの技術が試されるので、この資格があれば大切なロレックスの腕時計を預けても安心です。

1級を受験する条件として、「実務経験7年以上」「2級合格後2年以上の実務経験」「3級合格後4年以上の実務経験」のいずれかを満たす必要があります。

1級時計修理技能士の資格を持つ技術者なら、時計修理に関する知識と実務経験を十分に備えた熟練者であることが証明されます。

修理専門店を選ぶ際は、1級時計修理技能士を持つ技術者がいるかどうかをチェックしましょう。

値上げした日本ロレックスでオーバーホールすべきかよく考えよう

ロレックスのオーバーホール料金が値上げされ、とまどっているオーナーが多いことでしょう。

高額であってもロレックスでオーバーホールをするメリットはありますが、修理専門店に任せたほうがよい場合もあります。

買取エリートなら状態不問で買取可能なため、オーバーホールせずに売るという選択肢もあります。

オーバーホールをするのか、売却して新しいロレックスを買うのかはよく考えて決めたいところです。

ロレックスのレディースの資産価値は低い?メンズとの比較や、相場を紹介

ロレックスの高級腕時計は身につけるだけでなく、投資目的として購入する方が多い傾向にあります。

ロレックスのメンズモデルは資産価値が高いものとして知られていますが、レディースモデルの資産価値はどうなのでしょうか。

ここでは、ロレックスのレディースモデルの資産価値や高価買取してもらうための方法などを解説します。

ロレックスの購入を検討している方はぜひ参考にしてください。

ロレックスのレディースモデルは資産価値が低い?

ロレックスのレディースモデルは、メンズモデルに比べると資産価値が低くなる傾向にあります。

もちろんレディースモデルの価値やデザイン性が劣るという訳ではありません。

しかしロレックスはメンズモデルのイメージが強く、メンズモデルを求めているユーザーの方が圧倒的に多いのが現状です。

レディースモデルも盛り上がりを見せていますが、メンズモデルほど需要が高いとはいえません。

メンズモデルの方が売れる可能性が高いため、店舗側も再販できる可能性の高いメンズモデルを高価買取するのです。

ただ、レディースモデルの中でも資産価値が上がるモデルがありますし、高価買取してもらえるポイントを押さえておけば、将来的に高く売却することができるでしょう。

レディースの人気モデルの資産価値はどのように推移しているのか

ロレックスのレディースモデルは、メンズのように過剰に人気があるモデルが存在する訳ではないものの、新旧モデル問わず安定した需要があります。

ここからは実際のレディースモデルの資産価値について、デイトジャスト・オイスターパーペチュアル・ヨットマスターといった人気3モデルの資産価値を説明します。

デイトジャストの資産価値推移

デイトジャストは、ロレックスの三大発明といわれる3つの機能が盛り込まれたモデルです。

午前0時になった瞬間に日付が変わるデイトジャスト、自動巻き機構とも呼ばれるパーペチュアル、防水性・気密性を持つオイスターケースが搭載されています。

シンプルなデザインが採用されているので、あらゆるシーンで身につけられます。デイトジャストの資産価値は以下の通りです。

・デイトジャストの279173
参考定価:939,600円
現在の中古買取価格:~750,000円まで



・デイトジャストの279171
参考定価:972,000円
現在の中古買取価格:~850,000円まで



・デイトジャストの179173G
参考定価:1,101,600円
現在の中古買取価格:~700,000円まで



・デイトジャストの179171
参考定価:928,800円
現在の中古買取価格:~630,000円まで

・デイトジャストの179178G
参考定価:2,656,800円
現在の中古買取価格:~1,300,000円まで



オイスターパーペチュアルの資産価値推移

オイスターパーペチュアルは、高い防水性と防塵性を誇るモデルです。

デイトジャストとは異なり日付表示がないことから、通称「ノンデイト」と呼ばれています。

比較的手に届きやすい価格帯のモデルなので、初めてロレックスを購入する方に選ばれることが多い傾向にあります。

オイスターパーペチュアルの資産価値は以下の通りです。

・オイスターパーペチュアルの76080
参考定価:344,400円
現在の中古買取価格:~180,000円まで

・オイスターパーペチュアルの76030
参考定価:349,650円
現在の中古買取価格:~170,000円まで

・オイスターパーペチュアルの67180
参考定価:315,000円
現在の中古買取価格:~160,000円まで

・オイスターパーペチュアルの67183
参考定価:451,500円
現在の中古買取価格:~220,000円まで

・オイスターパーペチュアルの67194
参考定価:367,500円
現在の中古買取価格:~160,000円まで



ヨットマスターの資産価値推移

ヨットマスターとは、ヨットやクルージングを楽しむセレブリティ向けのモデルです。

他のスポーツウォッチとは異なり、華やかなデザインが採用されているのが特徴。

初代よりゴールドやプラチナといったラグジュアリー感の強い素材が使われていましたが、2013年にはシリーズ初となるオールステンレスモデルが登場しています。ヨットマスターの資産価値は以下の通りです。

・ヨットマスターの169622
参考定価:766,500円
現在の中古価格相場:【コチラをクリック】

・ヨットマスターの169623
参考定価:819,000円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・ヨットマスターの169628
参考定価:1,995,000円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・ヨットマスターの69623
参考定価:735,000円
現在の中古買取価格:お問い合わせ

・ヨットマスターの69628
参考定価:1,995,000円
現在の中古買取価格:お問い合わせ



メンズの人気モデルの資産価値はどのように推移しているのか

レディースモデルとの比較として、メンズの人気モデルの資産価値について解説します。

デイトナの資産価値推移

デイトナは、1963年にプロカーレーサー向けに開発されたモデルです。デイトナという名前は、アメリカのフロリダ州にある「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」をもとに付けられました。

ロレックス唯一のクロノグラフモデルとして、「キング・オブ・クロノグラフ」と評されています。デイトナの資産価値は以下の通りです。

・デイトナの116500LN / SS・白
参考定価:1,274,000円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・デイトナの116500LN / SS・黒
参考定価:1,274,000円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・デイトナの116503
参考定価:1,749,600円
現在の中古買取価格:【白文字盤はコチラをクリック】
          【黒文字盤はコチラをクリック】
          【シャンパン文字盤はコチラをクリック】

・デイトナの116523
参考定価:1,749,600円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・デイトナの116523G
参考定価:1,954,800円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】



サブマリーナの買取相場表

サブマリーナは、世界初のダイバーズウォッチとして誕生したモデルです。

初代サブマリーナは水深100mの防水性能でしたが、現行モデルは水深300mの防水性能まで改良されています。

洗練されたデザイン性と高い機能性を兼ね備えたモデルです。

オンオフ問わず身につけられることから、幅広い世代に支持されている腕時計に成長しました。サブマリーナの資産価値は以下の通りです。

・サブマリーナの124060
参考定価:854,700円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・サブマリーナデイトグリーンの126610LV
参考定価:1,009,800円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・サブマリーナの114060
参考定価:832,700円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・サブマリーナの14060M
参考定価:514,500円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・サブマリーナデイトの16613
参考定価:903,000円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】



GMTマスターの買取相場表

GMTマスターは、パン・アメリカン航空の要望により誕生したモデルです。

地球上にある異なる2つのエリアの時刻をひと目で確認できるようになっています。

パイロットはもちろんのこと、グローバルに活躍するビジネスマンや旅行者に人気があります。

注目が高まっているシリーズの一つで、買取価格は上昇し続けています。

GMTマスターは、ツートンカラーのベゼルが豊富に用意されているのが特徴です。GMTマスターの資産価値は以下の通りです。

・GMTマスター2の126710BLRO
参考定価:1,020,800円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・GMTマスター2の126710BLNR
参考定価:1,002,800円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・GMTマスター2の116710LN
参考定価:864,000円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・GMTマスター2の116713LN
参考定価:1,339,200円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】

・GMTマスター2の16710
参考定価:577,500円
現在の中古買取価格:【コチラをクリック】



資産価値が高くなりやすいレディースモデルの特徴

ロレックスにはさまざまなモデルが存在しますが、どのようなモデルが資産価値が高くなるのでしょうか。

ここからは、資産価値が高くなりやすいレディースモデルの特徴を解説します。

ステンレスモデル(需要が安定している)

需要が安定しているステンレスモデルは、資産価値が高くなりやすい傾向にあります。

金無垢や定価200万円〜の人気モデルは、なかなか手が届きにくい価格帯の腕時計です。

金の装飾が多いモデルなどは使用シーンが限られてくるため、着用する人を選ぶ商品なのです。

一方、ロレックスの中でもステンレスモデルは比較的安価で、日常使いしやすいモデルとして人気を集めています。

ステンレスモデルを選ぶユーザーが増えていることもあり、ゴールドなどの素材と比べて高値で取引される場合も少なくありません。

日常の使いやすさや安価な価格といったポイントに注目し、需要の高いモデルを探せば、資産価値が高くなりやすいモデルを手に入れられるでしょう。

生産終了モデル(希少価値が上がる)

生産終了モデルは希少価値が高いため、資産価値も上がりやすいといわれています。

生産終了モデルとはその言葉の通り、生産が終了しているモデルのことを指します。

新しい商品が製造されなくなると店舗に並ばなくなるので、生産終了モデルは中古市場で手に入れるしかありません。

時間の経過とともに状態の良いモデルが減っているため、より一層希少価値が高まっていきます。

例えば、ヨットマスターの現行モデルは37mm〜のサイズしか選べません。

生産終了モデルの中には29mmサイズのものがあるため、プレミア価格がついているのです。

家電など通常の商品であれば、販売から時間が経つと型落ち品として価値が下がるのが一般的です。

しかし、ロレックスの場合は世界的に愛好者が多いだけでなく、希少価値の高さや旧作ならではのデザインを求めるユーザーが多いことから、生産終了後に資産価値が上がる傾向にあります。

生産終了後のモデルがヴィンテージウォッチとして人気が高まり、定価以上の価格で取引されています。

ロレックスの定価は年々値上がりしており、その状況に比例して生産終了モデルの買取価格も上昇していることも資産価値が高まる要素の一つとなっています。

ロレックスのレディースモデルを高価買取してもらうコツ

ここからは、ロレックスのレディースモデルを高価買取してもらうコツを紹介します。

付属品は全て用意する

ロレックスを売却する際は、外箱や内箱、取り扱い証明書、保証書、ベルトのコマといった付属品を取り揃えておきましょう。

腕時計本体のみあれば良いと考える方もいますが、中古品を購入する方の多くは新品と同様に付属品があるものを購入したいと考えているからです。

ロレックスの付属品を用意しておくだけで、買取査定が数万円変わる可能性があります。

ヴィンテージモデルもできるだけ付属品を揃えておくと、高価買取が期待できます。

また、保証書やオーバーホールの証明書など、ロレックスが本物であることを証明してくれる付属品は特に重要です。

新品のロレックスを購入する場合は、付属品をなくさないようにきちんと保管してください。

中古でロレックスを購入する場合は、付属品がどのくらい揃っているか事前に確認しましょう。

ただ、付属品がなくても、買取査定してもらうことは可能です。

買取価格は下がりますが、ロレックスであれば十分納得できる査定額を提示してもらえるはずです。

オーバーホール(修理)の前に買取業者に持っていく

ロレックスの売却を検討しているのであれば、オーバーホールを受けずに売る方がお得になるケースが多いです。

オーバーホールとは定期メンテナンスのことで、腕時計を分解して部品の一つひとつまで徹底的に点検します。

専門業者にオーバーホールを依頼すると、ムーブメントを取り出して分解し、全てのパーツをきれいに洗浄してくれます。

万一、破損しているパーツがあれば、新しいものに交換してもらえるので安心です。

ロレックスの場合は、約3〜5年に1回のオーバーホールが推奨されています。

オーバーホールをすると、査定価格がアップしやすいというメリットがあります。

しかし、メンテナンス後にアップした価格よりオーバーホール費用の方が高くなることも少なくありません。

買取店の中には、自社内で修理やメンテナンスを対応してくれるところもあります。

自社に修理工房を持つ買取店であれば、買取後にオーバーホールを含めて全て対応してくれるのでお得です。

なお、ロレックスの資産価値を下げたくないなら、普段から定期的にメンテナンスを行いましょう。

ロレックスは風通しが良く、直射日光の当たらない場所に保管してください。

腕時計を着用すると肌に密着するため、汗や皮脂の汚れが溜まってしまいます。

ロレックスを着用した後は、必ず柔らかい布などできれいに拭き取りましょう。

売るタイミングを見極める

ロレックスを高価買取してもらいたい場合は、売るタイミングを見極めることも大切です。

売却するタイミングが違うだけで、査定価格が大きく変動します。

円安や夏と冬のボーナス時期などは購買意欲が高まるため、高価買取してくれる可能性が高いでしょう。

ロレックスは海外ブランドの腕時計なので、為替による価格変動が大きいといわれています。

円安で販売価格が上昇すると、その状況に連動して買取価格も高くなります。

為替状況で高値になるタイミングを確認した上で、ロレックスを売却するのがおすすめです。

夏と冬のボーナスが入るタイミングも、ロレックスの買取価格が上昇しやすい傾向にあります。

ボーナス後はプレゼントや自分へのご褒美を購入する方が増えるため、高級腕時計の需要が高まるからです。

さらに進学や就職シーズンの2〜3月も、ロレックスの買取価格がアップする可能性があります。

新生活が始まる前に、プレゼント用として新しい腕時計を購入する需要が高まるからです。

必要ではなくなったら、早めに買取してもらう

ロレックスのレディースモデルは、旧作より新作の方が高く売れる傾向にあります。

使わなくなった腕時計は早めに買取してもらうと良いでしょう。

時間が経てば経つほど、腕時計の劣化が進み買取価格が下がります。

保管環境によっては、あまり使用していない腕時計でも劣化する可能性があるのです。

また発売直後は最も需要が高まるため、早めにロレックスを売ることで高価買取が期待できます。

もちろん生産終了モデルになるまで持っておき、資産価値が高くなるのを待つことも可能です。

しかし生産終了になる時期は不確定な要素が多く、いつ生産が終わるかは分かりません。

確実に高価買取してもらいたいなら、腕時計を売りたいと思ったタイミングで買取に出すことをおすすめします。

複数の買取業者で買取価格を比較する

ロレックスを高価買取してもらいたいなら、複数の買取業者に査定を依頼して買取価格を比較しましょう。

ロレックスは購入時だけでなく買取価格も高額になるため、買取業者によって買取価格にばらつきが出てしまいがちです。

そのため、複数の買取業者の査定結果を確認することが大切です。

複数の買取業者で査定してもらうと、おおよその相場金額を理解できるので業者側との価格交渉が楽になるというメリットもあります。

買取業者ごとに在庫状況も異なるので、販売分が足りない業者であればより高値で買い取ってもらえるでしょう。

できるだけたくさんの買取業者に査定をお願いし、自分が納得できる査定価格を提示してきた買取業者を選んでください。

キャンペーンを実施している買取店を選べば、さらに高価買取してもらえる可能性が高まります。

さまざまな要素を加味しながら、自分が利用する買取業者を決めましょう。

レディースモデルの買取に対応していないお店もあるので注意

ロレックスのレディースモデルは、どこの買取店でも売れる訳ではありません。

もともと時計の買取専門店ではないと再販ルートが限られているので、買い取ってもらえない可能性があります。

万一、高級腕時計を買い取ってもらえたとしても、価値を正しく判断できる鑑定士がいなければ買い叩かれてしまいます。

ロレックスを売る場合は、高級腕時計の専門知識を持つ鑑定士が在籍しているか確認することをおすすめします。

買取エリートなら、ロレックスのレディースモデルの買取実績が豊富なので安心です。

直接来店で買取金額最大10%アップといったキャンペーンも実施しているので、どの買取店を利用するか迷ったときはぜひ一度買取エリートでの査定を検討してみてください。

資産価値を高めるのは自分次第!ロレックスのレディースモデルは知識ありきで購入しよう

ロレックスのレディースモデルは、メンズモデルよりも資産価値が低くなる傾向にあります。

しかし購入するモデルや売り方に気をつければ、レディースでも資産価値の高いモデルを購入することが可能です。

どの製品を購入するときにも共通しますが、資産価値の高いものを購入する場合は知識ありきで購入することが大切です。

ロレックスのレディースモデルについて学び、資産価値の高い1本を購入してください。

ロレックスは本当にダサい?マイナスイメージに繋がっている多くの理由とは

高級時計の代名詞といえるほど知名度の高いロレックスは、100年の歴史を持ち多くの人に愛されてきました。

しかし、金無垢やコンビを中心になぜか「ダサい」という声が聞かれるようになっています。

そこでここではダサいと言われるようになった理由を解説し、それを踏まえてどうすればカッコよく身につけることができるのかを考察していきます。

【結論】ロレックスがダサいわけではない

結論から言えば、ロレックスそのものがダサいわけではありません。

ロレックスと言えば、その知名度から高級時計の中でもわかりやすいステータスになるとして多くの人々から愛されてきました。

洗練されたデザイン、高い実用性、そして一流の職人が手掛けたことによる品質の高さなど、どこをとってもダサいとされるいわれがありません。

腕時計としての価値のみならず、資産価値が高いことも魅力と言えるでしょう。高級時計の市場で100年もの間君臨してきたのも納得です。

それなのにダサいと言われてしまうのはなぜなのでしょうか。

それは時計そのものではなくロレックスを着けている人に原因があります。

着けている人の振る舞い、あるいは自身のステータスに見合わないにもかかわらず背伸びをしてロレックスを着けていることなどに「ダサい」という印象を持つ人が多いのです。

そこでこうした問題点について以下で詳しく解説していきます。

なぜ、ロレックスがダサいと言われてしまうのか

ロレックスがダサいと言われてしまう理由は、大きく分けて3つあります。

それぞれどんな理由なのか、詳しく見ていきましょう。

成金アピールや自慢に捉えられてしまう

ロレックスと言えばゴールドのイメージが強く、いかにも高額な高級品という印象を持っている人も多いでしょう。

逆に言えば、ロレックスを着ける人は「自分は高級品を身につけているお金持ちなのだ」というアピールをしているようにも見られかねないということです。

ロレックス自体が純粋に好きで着けている人にすれば不本意かもしれませんが、これも高級時計としての知名度が高いが故の宿命とも言えるかもしれません。

また、ゴールドを活かした華やかなデザインも「成金」のイメージを喚起するようです。

成金という言葉には、何かで一山当てて急にお金持ちになった人、すなわちお金は持っているけど人物としての内容を伴わない人というネガティブなイメージがあります。

ロレックスがダサいと言われるのは、「成金がお金持ちアピールをするために着けている時計」という印象を持たれてしまっている部分が大きいようです。

おじさん(40代以上)が付けているイメージがある

ロレックスは高額なため若い人には手が届きにくいのでは、というイメージも手伝ってか、あるアンケートによれば「ロレックスは40代以上のおじさんが着けている」という印象を持つ人が80%以上もいるそうです。

実際には、ロレックスのユーザー層は決して40代以上に限定されているわけではありません。

デイトナやサブマリーナといったスポーツモデルは時計好きの若い人たちにも人気があります。

しかしロレックスファンでない人にはそうした細かいモデルの違いはわからないため、若い人がロレックスを着けていると「高級時計を無理して買っている=ダサい」と思われてしまうのです。

また、ゴールドが成金趣味というイメージを喚起させることからバブルのイメージと重なり、それが「ロレックスはバブル世代を中心としたおじさんたちが着けるもの」というイメージにより拍車をかけているようです。

全体のファッションとのバランスが取れていないことが多い

ロレックスの時計は華やかでゴージャス、あるいはゴツめのものなど存在感のあるデザインのものが多いのが特徴です。

そのため、身に着けていると時計ばかりが目立ってしまう、ということになりやすいのが難点です。

結果として「わざと目立たせようとしている=お金持ちアピールをしている」という印象にもつながりかねません。

これがダサいと言われる原因になります。見せびらかそうという意図がなくても、時計自体の存在感のために結果的にそうなってしまうことも少なくないのです。

こうした事態を避けるためには、ファッションとのバランスを取るのが重要です。

時計が全体のコーディネートに違和感なく溶け込むような組み合わせを考えましょう。

自分の普段のファッションやお気に入りの服装を頭に入れて、それとのバランスで時計を選ぶようにすると失敗がありません。

時計が浮いてしまわないようにすること、これがダサいと言われないための秘訣です。

特にロレックスの「金無垢」と「コンビ」はダサい?

数あるロレックスの時計の中でも特にダサいと言われがちなのが「金無垢」と「コンビ」です。

「金無垢」とは純金を意味する言葉で厳密には24Kのゴールドを指しますが、ジュエリーや腕時計の場合は18Kを指すのが慣例となっています。

金無垢のロレックスはこの18Kのものです。

一方「コンビ」はその名の通り2種類の金属を使用したもので、ロレックスではステンレススチールとゴールドを使用したものを「ロレゾール」という独自の名称で呼んでいます。

では、ここからはそれぞれどのような理由でダサいと言われているのかを解説していきます。

金無垢がダサいと言われている理由

ロレックスがダサいと言われる理由は成金のイメージがあるからだと説明しましたが、金無垢は残念ながらまさにその代表格と言えます。

本来ゴールドには上品なイメージがあり、金無垢を愛用する人もそのノーブルさに惹かれているケースが少なくありません。

しかしその存在感のあるデザイン故に「金」のイメージが前面に出てしまい、人によってはお金持ちアピールをしているととらえ、ダサいと感じてしまうこともあるのです。

金無垢を20代~30代前半の若い人が着けると、年相応には見られないことも多いです。

コツコツお金を貯めてようやく手に入れた時計だとしてもそうは思われず、逆にお金持ちを自慢しているかのような悪い印象を与えてしまいます。

先ほど「おじさんイメージ」が強いと説明しましたが、むしろ一番無難に着けられるのはおじさん世代かもしれません。

また、強面の人やがっしりした体格の人が着けていると、怖いイメージを持たれることもあります。

コンビ(ロレゾール)がダサいと言われている理由

コンビ(ロレゾール)はロレックスを代表するシリーズの一つで、ロレックスと言えばむしろ金無垢よりこちらを思い浮かべる人も多いかもしれません。

そして多くの人がロレックスのコンビと言って思い出すのが「デイトジャストRef.1603」です。

これは1960年代に流行ったもので、年配の人の中には今でも大切に使い続けている人も多くいます。

また、バブル時代には「デイトジャスト16233」が製造され、その華やかなデザインが時代にマッチしたこともあって大流行となりました。

長く愛用されるというのはとても価値のあることですが、同時に「年配の人が着けるもの」というイメージにもつながります。

ヴィンテージに価値を感じる人でなければ、ただ古臭いというイメージしか持たず、そこからダサいという印象になってしまうのです。

ただコンビに関してはロレックス社が非常に力を入れており、新しいモデルも登場しているので、それを知っている人ならダサいという印象は持たないでしょう。

実際、芸能人でも多くの人がコンビを愛用しています。

なぜ、ロレックスは長年愛されているのか?

ダサいと言われることも決して少ないとは言えない一方で、ロレックスが長年多くのユーザーに愛用されているブランドであることは疑いようのない事実です。

その人気を支える4つの魅力について説明します。

洗練された美しいデザインが多い

ロレックスファンの中にはそのデザインに惚れ込んだ人も多く、「文字盤が芸術作品のように美しい」「無骨なデザインが男らしくて格好いい」などといった声が聞かれます。

それを支えているのは熟練の時計技術者たちです。幅広いスキルと専門知識を持つ彼らは、由緒ある技術を代々受け継ぎながら最先端のテクノロジーも取り込み、機能性にも優れた美しいデザインを実現しています。

ロレックスはデザインの幅が広く、普段使いにちょうどいいスタンダードなものから、特別な日に着けたいおしゃれで華やかなものまで多彩なラインナップが揃っており、好みやTPOに合わせて選べます。

また、デザインの完成度が高いため大幅なモデルチェンジを必要とせず、ほぼ定番化しているというのも大きな特徴です。

飽きの来ないデザインで、長く使えるため愛着が増します。

デザインに関しては、ダサいと言われる要素はほとんどないと言えるのではないでしょうか。

実用性に優れている

ロレックスに関して堅牢性や機能性といった言葉を思い浮かべる人は少ないかもしれませんが、実はこうした実用面でもロレックスは高いレベルを誇っています。

例えば、イギリス人のメルセデス・グライツはドーバー海峡を泳いで渡る際にロレックスの「オイスター」を着けていましたが、水中に10時間あっても時計は動き続けていました。

また、マリアナ海溝に挑む潜水艇の外部に着けられた「ディープシースペシャル」は、海の最深部でも動作を続けており、その高い防水性が証明されています。

さらにエドモント・ヒラリーが人類初のエベレスト登頂に成功した際、その腕にはロレックスの「オイスター」がありました。マイナス30度という過酷な環境でも、時計は止まることがなかったのです。

レーシングドライバーのマルコム・キャンベルはロレックスの時計を着けてコックピットに座り、時速485kmをマークしましたがその際も時計は完璧に動作していました。

このようにロレックスの実用性を示す偉業は枚挙にいとまがありません。

他の高級時計に比べて、資産価値が高い

資産価値が高くしかも下落しないというのもロレックスならではの特徴です。

先に紹介したように、ロレックスはデザインに優れるうえ実用性も高いため常に安定した人気があり、需要が落ちるということがありません。

それでいて供給量はあまり多くなく、常に需要の方が上回っている状況です。

限定モデルや販売期間の短いモデルとなればさらに希少価値が出ます。つまり、売ろうと思えばいつでも売れるというわけです。

そのため、投資目的でロレックスを購入するという人も少なくありません。

手に入りにくいモデルであれば購入価格よりも高い価格で売れることもありますし、定価自体が年々上がっているため、まず損をするということがないのです。

また、高級時計と言っても最高級というわけではなく、資産家にとっては比較的購入しやすい価格帯とも言えます。

そういった意味でもロレックスは資産家・投資家から一目置かれており、気軽に購入して身に着け、不要になったら売るという人も多くいます。

わかりやすいステータスになる

高級時計と言われるものは数多くありますが、その中でもロレックスの知名度は群を抜いていると言えるでしょう。

価格帯は下は数十万円から上は数百万円と幅があり、若い人でも少しがんばれば手の届くものもあるのですが、一般的には「超高級時計」というイメージが強いため、ロレックスを着けていることが経済力や社会的地位の証明として受け取られることも多いのです。

誰もが知る高価な腕時計ということで、ロレックスはわかりやすいステータスシンボルとなっています。

そのため、ビジネスの場などで一目置かれるのに役立つこともあるでしょう。

もちろん、自慢げに見せびらかすような態度を取れば品のない成金イメージを与えてしまい、かえってダサいと言われかねません。

ステータスシンボルとしてのロレックスは、それに見合う上品な振る舞いをすることでプラスのイメージにつながります。

ロレックスをカッコよく身につけるためのコツ

ここまでの説明で、ロレックス自体は決してダサいわけではなく、魅力的なカッコいい時計であることがわかったのではないでしょうか。

つまりロレックスがダサいと言われるのは時計そのもののせいではなく、原因は身につけている人の振る舞いにあると考えられます。

では、どういった振る舞いをすればダサいと思われないのでしょうか。

ここではロレックスをカッコよく身につけるための3つのポイントについて解説していきます。

体型に合ったモデルを選ぶ

腕時計は適切なサイズを選ぶことが大切です。

ここでいうサイズとは、ベルトのサイズではなく「ケースサイズ」を指します。

時計のケースとは、文字盤やムーブメントを収めた、いわゆる時計本体の部分です。

一般に女性用は小さく男性用は大きく作られていることが多いですが、これは体の大きさに比例しています。

一方、男性の中でも大柄な人と小柄な人がいますが、その場合も体格に合わせたケースサイズを選ぶことが重要ですロレックスには様々なケースサイズのモデルが揃っているので、ぜひ自分の体格に合ったものを選びましょう。

小柄な人が大きすぎるロレックスを着けたり、逆に大柄な人が小さいロレックスを着けたりするとちぐはぐな印象を与えてしまいます。

デザインにももちろんこだわりたいところではありますが、まずはサイズです。小柄な人は小さいもの、大柄な人は厚みのあるものを選ぶとカッコよくきまります。

立場に見合っているかを考える

ロレックスはそれ自体がステータスになると解説しましたが、自分自身の社会的立場がまだそれに見合ったものになっていない場合は注意が必要です。

例えば社長や役員といった地位のある人、あるいはある程度年齢を重ねた人であればロレックスの貫禄に負けることなく身に付けることができるでしょう。

しかし、新入社員の場合は身の丈に合わない、無理をしている、あるいは見栄を張っているといった悪いイメージを持たれることもあり得ます。

もちろん、年齢や地位に関係なく好きな時計を着けることは自由です。

ただ、仕事の場では地位や立場で人を見ることが多いのも事実です。

浮いた感じに見えないよう、気を配る必要はあるでしょう。

若い人の場合はプライベートのおしゃれで楽しむにとどめた方が無難かもしれません。

TPOに合わせて身につける

ファッションと同じく時計もTPOに合わせた選択が重要です。

特にロレックスは誰もが知っている高級時計ですから、そぐわない場で身に着けているとカッコ悪いと思われたり、相手の心証を悪くすることもあります。

例えば営業で目上の人と会う際に、ロレックスを着けていたら相手にどう思われるでしょうか。

高価なロレックスの時計を意気揚々と着けて現れた営業マンに、相手は悪い印象を持つかもしれません。

また、宝石をあしらったような華やかなデザインのものもビジネスシーンにはふさわしくありません。

もちろん若い人はロレックスを着けてはいけないということではなく、TPOを選べば良いのです。

自由なおしゃれを楽しめる場を選び、ファッションとのコーディネートも考えたうえでロレックスを身に着ければカッコよくきめることができるでしょう。

定価で購入できるなら、試しに購入するのもあり

このように、選び方・使い方さえ押さえておけば、ロレックスは決して「ダサい」時計ではありません。

ロレックスは資産価値が高いため値上がりしているモデルがほとんどですが、定価もしくは相場より安い価格で購入できるチャンスに恵まれることもあります。

そうした機会を見つけたら、ぜひ購入して実際に着けてみましょう。おしゃれは実践が大事です。

後々必要がなくなったときには、売却することも可能です。

ロレックスの場合は定価以上で売れることが多いので、損をする心配はほとんどありません。

例えば250万円以上の買取実績を持つ「買取エリーtp」なら安心して売却できますし、店舗へ直接来店すれば最大10%以上高く買い取ってもらえます。

売却先に迷ったら、「買取エリート」に相談してみると良いでしょう。

ロレックスはダサくない。大人の立ち回りで魅力を引き出そう

ロレックスはお金持ちが着けるもの、あるいはダサいといったマイナスイメージに迷わされていた人も、ここまでの説明でロレックス自体はカッコいい時計だということがわかったのではないでしょうか。

ぜひ一生ものとなる最高の高級時計を見つけ、それに見合った大人の立ち回りを身に着けたいものです。

そうすればきっと最高にカッコいいロレックスの魅力を引き出すことができるでしょう。

ロレックスのオーバーホールの費用はどのくらい?依頼先ごとに目安を紹介!

ロレックスは、世界的に有名な高級腕時計ブランドです。

ロレックスは性能が高い腕時計ではありますが、長く使用するためには定期的なオーバーホールが必要です。

では、オーバーホールを依頼すると、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

ここでは、ロレックスのオーバーホールの費用について紹介します。

ロレックスの腕時計を持っている方や、これから購入を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

ロレックスのオーバーホールはなぜ必要なの?

オーバーホールとは定期的に必要なメンテナンスのことで、時計の精密な性能を保つために行います。

メンテナンスをせずに長く使い続けると、何らかの不具合が生じてしまい最悪の場合は故障してしまうかもしれません。

ロレックスのムーブメントはとても精巧に作られているため、少しの異常が腕時計の破損に繋がってしまいます。

腕時計のオーバーホールは自動車の車検のようなもの。

長期間使い続けたいなら、3〜5年に1回程度のペースでオーバーホールをすることをおすすめします。

潤滑油やパッキンなどの寿命が4〜5年程度だといわれているからです。

とはいえ、腕時計の種類や使用頻度などによって、オーバーホールを行うペースは異なります。

必ずしもオーバーホールが必要な訳ではないため、プロに相談した上でオーバーホールを依頼するか決めてください。

オーバーホールをする際は時計を細かく分解して超音波洗浄し、油の注入やパッキン交換などを行います。

各部品に塗られている潤滑油が劣化すると、時計の不具合や劣化が起こるので定期的にチェックが必要です。

潤滑油が劣化したり切れた状態にした場合、部品同士が傷つけ合い破損の原因となります。

大切な腕時計を長く愛用したいなら、定期的なメンテナンスが欠かせないのです。

ロレックスのオーバーホールの費用の内訳

オーバーホールの費用は、基本技術料+交換部品代という内訳となります。

基本技術料はオーバーホールにかかる作業費のことで、交換部品代は部品の交換が必要なときに発生する費用のことです。

交換が必要になるパーツは、針やバネ棒、リューズ、文字盤・日付盤などさまざまです。

どの部品を交換するかによって、オーバーホールの費用は大きく変動します。

また、業者ごとに基本技術料の詳しい内訳が異なるので、依頼する前に確認することをおすすめします。

ロレックスのオーバーホールの依頼先2つ!

ロレックスのオーバーホールを依頼するときは、日本ロレックスの正規修理サービスを利用するか、民間の時計修理専門店のメンテナンスを受けることが可能です。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、比較検討した上でどちらの依頼先を利用するか決めてください。

ここからは、ロレックスのオーバーホールの依頼先について紹介します。

日本ロレックス

オーバーホールの依頼先の一つは日本ロレックスです。

日本ロレックスが正規店として、日本国内のロレックスの時計修理を承っています。

ここからは、日本ロレックスにオーバーホールを依頼するメリットとデメリットを紹介します。

メリット

日本ロレックスに依頼するメリットは、高い技術力があるロレックス専門技師がメンテナンスしてくれることです。

部品の交換が必要な場合は正規部品のみ使用してくれるので、安心して利用できます。

製造が中止されている部品も一定期間ならストックされており、修理できる可能性があります。

時計修理専門店の場合は非正規の部品を使用することもあるため、正規部品にこだわるなら日本ロレックスに依頼するのがおすすめです。

日本ロレックスでは、オーバーホールが終わった後に正規修理保証書がもらえるというメリットもあります。

日本ロレックスでは偽物の修理は行われていないため、売却時に本物であることを証明できるのです。

ロレックスを売却するときに正規修理保証書を見せれば、査定額がアップするかもしれません。

正規修理保証書には2年間の保証がついており、何か不具合が発生した場合は無料でメンテナンスを受けられます。

日本ロレックスにオーバーホールをお願いする場合は、東京の丸の内にあるサービスセンターやサービスカウンターを併設している正規店へ持ち込むという方法があります。

サービスセンターなどにロレックスを持ち込めば、すぐにオーバーホールの見積もりや作業依頼に対応してくれます。

また、近くに日本ロレックスの店舗がないときは、郵送でロレックスを送ってオーバーホールを依頼することができます。

郵送を利用すれば、遠方に住んでいる方も利用できるので便利です。

なお、公式サイトから郵送の申込みをすれば、無料の梱包キットを届けてくれるサービスが利用できます。

デメリット

日本ロレックスに依頼するデメリットは料金が高いことです。

高額モデルであればあるほど、オーバーホールの料金も高くなります。

ヴィンテージのロレックスを修理したい場合、日本ロレックスはあまりおすすめできません。

ヴィンテージ品の価値が高いのは、制作当時のパーツがそのまま残っているからです。

しかしロレックスでは実用面を考えて修理されるため、ヴィンテージの部品交換が必要な場合は新しい部品に取り替えられてしまいます。

ヴィンテージのオーバーホールを依頼する際は、事前に制作当時の部品が残っているか確認するようにしましょう。

オーバーホール後のサービスの一つに研磨がありますが、ヴィンテージ品を研磨すると風合いが損なわれてしまうリスクがあります。

新しい部品に変更されたり研磨でヴィンテージ感がなくなると、ヴィンテージ品としての価値が下がるので気をつけてください。

また、あまりに古いモデルだと修理を受け付けてもらえないこともあるので注意が必要です。

例えば、昔の手巻きタイプの腕時計は部品の在庫がないため、修理を断られてしまう可能性が高いそうです。

時計修理専門店

オーバーホールを時計修理専門店に依頼するのも一つの手です。

ロレックスの正規店以外にも、民間で運営している時計修理専門店が全国各地に存在します。

基本的には店頭へ持ち込んでオーバーホールを依頼しますが、業者によっては郵送を受け付けているところもあります。

ここからは、時計修理専門店を利用するメリットとデメリットを紹介します。

メリット

時計修理専門店を利用すると、日本ロレックスより費用が安く済むというメリットがあります。

正規店で修理する場合と比べると、半額〜7割程度で対応してもらえるケースも少なくありません。

正規サポートと同等のクオリティーを提供する優良業者もあるので、総合的なコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

正規店では古いモデルの修理を断られることがありますが、時計修理専門店なら運が良ければパーツを持っているかもしれません。

ヴィンテージ品を修理する際は、時計修理専門店に依頼するのが良いでしょう。

デメリット

時計修理専門店のデメリットは、利用する業者によって技術力や作業品質にばらつきがあることです。

すべての時計修理専門店で技術が標準化されている訳ではないため、依頼先を間違えればロレックスが故障したり品質の良くない部品が使われるといったリスクが考えられます。

技術力の高い優良業者を選びたいなら、SNS上で口コミ・評判を調べて本当に信頼できる業者かどうかチェックすることをおすすめします。

日本ロレックスから技術公認を受けている業者を選ぶのも良いでしょう。

日本ロレックス技術公認店であれば、職人の技術や知識についても公認されているということなので安心して任せられます。

また、業者の保証期間は正規修理に比べて短いところが多いです。

日本ロレックスの保証期間が2年間なのに対して、多くの時計修理専門店は1年間程度しかありません。

正規店でもらえる修理保証書がないのもデメリットといえるでしょう。

日本ロレックスに依頼した場合のオーバーホールの費用

日本ロレックスにオーバーホールを依頼した場合の費用をシリーズごとに紹介します。

オーバーホールの費用は研磨代と洗浄代込みで、交換部品代は含まれていません。

部品交換代は時計の状態によって異なるものの、シリーズごとに基本技術料が設定されています。

なお、料金は改定される可能性があるので、目安料金として参考にしてください。

コスモグラフ デイトナ

コスモグラフ デイトナは、1963年に誕生したロレックスを代表する人気モデルの一つです。

アメリカ・フロリダ州になる「デイトナ・インターナショナル・スピードウェイ」が名前の由来となっています。

このシリーズはプロのカーレーサー向けに開発されたこともあり、時間計測に必要なクロノグラフ機能や速度を計測できるタキメーターが搭載されています。

ロレックスの腕時計の中でも珍しいストップウォッチ機能が搭載されているのも特徴です。

コスモグラフ デイトナの基本技術料は、約8万8,000円〜13万2,000円(税込)が目安です。

エクスプローラー

エクスプローラーは、探検家のために開発された腕時計です。

どんなに過酷な状況でも動く時計であることを証明するために、エベレスト登頂という公開実験が行われたモデルです。

シンプルな文字盤が特徴のエクスプローラーは、1953年に発売されてからそれほど大きくデザインは変わっていません。

比較的にオーソドックスなデザインで、視認性が高いモデルだといわれています。

エクスプローラー2は、洞窟探検向けに開発されたエクスポローラー1の上位モデルです。

エクスポローラー1とは異なり、日付機能や24時間針といった機能が搭載されています。

暗闇の洞窟の中などにいても、昼夜を区別できるようになっています。

エクスプローラー1・2ともに、基本技術料は約7万7,000円〜12万1,000円(税込)が目安です。

GMTマスター

GMTマスターは、パンアメリカン航空から「出発地と目的地の2つの時間を確認できる時計」の製作を打診されて誕生したモデルです。

パイロットはもちろんのこと、NASAなどで働く人にも愛用されています。

GMTマスターはロレックスの中でも個性的なデザインのモデルで、ベゼルのカラーリングが豊富なのが特徴です。

シンプルなブラックベゼルに加えて、通称「ペプシ」「コーク」「バットマン」と呼ばれるモデルなどが取り揃っています。

「ペプシ」はGMTマスターの伝統カラーで、青と赤の組み合わせです。

「コーク」と呼ばれるGMTマスターは黒と赤の組み合わせで、「バットマン」は黒と青のベゼルカラーです。

GMTマスターの場合、オーバーホールの基本技術料は約7万7,000円〜12万1,000円(税込)が目安です。

サブマリーナ

サブマリーナは、1953年に開発された世界初のダイバーズウォッチです。

強力な防水機能や潜水時間の測定機能などがついているのが特徴です。

発売当時の防水機能は100mまでだったものの、300mの深度まで耐えられるモデルが登場しています。

洗練されたデザイン性と機能性を兼ね備えており、普段使いの腕時計としても人気があります。

オーバーホールの基本技術料はサブマリーナ・サブマリーナ デイトともに、約7万7,000円〜12万1,000円(税込)が目安です。

ヨットマスター

ヨットマスターは、クルージングなどで楽しむセレブリティ向けに発表されたモデルです。

サブマリーナのように海をイメージしたモデルですが、よりラグジュアリー感の強いデザインに仕上がっています。

目盛がエンボス加工されており、立体的で華やかなデザインが人気です。

機能性とスタイルの融合を実現している1本だといえるでしょう。

ロレックスのスポーツウォッチの中でもカラーバリエーションが豊富で、ブルーやシルバー、ダークロジウムなどの文字盤があります。

ステンレススティールやゴールドなどケース素材の種類も幅広く、スタイルやシーンに合わせて好みのヨットマスターを選べます。

オーバーホールの基本技術料はヨットマスター・ヨットマスター2ともに、約7万7,000円〜12万円1,000円(税込)が目安です。

時計修理専門店に依頼した場合のオーバーホールの費用

時計修理専門店に依頼した場合の基本料金は、3万〜6万円程度が目安です。

部品の交換が必要な場合は、この基本料金に部品代が発生します。

オーバーホールの料金は、どの専門店に依頼するかやロレックスのモデルなどによって料金が変動します。

しかし、基本的には正規店で修理したときの半額〜7割程度の価格が相場だと考えておきましょう。

オーバーホールとセットで外装研磨を依頼すると、割引される店舗もあるので事前に確認することをおすすめします。

ロレックスのオーバーホールで費用以外に検討したいこと

ロレックスのオーバーホールを依頼する際は、費用以外にどのようなポイントを検討すれば良いのでしょうか。

ここからは、ロレックスのオーバーホールで費用以外に検討したいことを紹介します。

技術

日本ロレックスにはロレックス専門の修理をする熟練の時計技師が在籍しており、しっかりとしたメンテナンスを受けられます。

オーバーホール費用の安さだけで依頼先を選んでしまうと、勝手に正規品以外の部品を使われるなどの可能性があるので注意しましょう。

正規品以外の部品を使われてしまうと腕時計の価値が下がることに加えて、日本ロレックスの正規店で修理ができなくなります。

時計修理専門店に依頼する場合は、担当者が資格を取得しているか確認しておくと間違いありません。

特に1級腕時計修理技能士の資格は、信頼性が高いので注目してみてください。

1級腕時計修理技能士は、時計修理に関する高い知識と技術を持っていることを証明する資格です。

極端にオーバーホール費用が安い業者には、1級腕時計修理技能士が在籍していない可能性が高いでしょう。

納期

日本ロレックスにオーバーホールを依頼した場合、納期は通常約1ヵ月です。

腕時計を分解してすべての部品を洗浄・修理するので、数日でオーバーホールを終わらせるのは不可能です。

スイスに送ったり部品取り寄せになると、約2〜3ヵ月ほどかかる可能性があります。

日本ロレックスと民間の時計修理専門店のどちらを利用したとしても、基本的な作業内容はほとんど変わりません。

そのため、オーバーホールにかかる期間もさほど違いはないといえるでしょう。

ただ、簡単な修理で済むオーバーホールなら、正規店よりも時計修理店の方が短い納期で完了する場合があります。

ロレックスを高く売りたいならオーバーホールしたほうがいい?

オーバーホールの履歴がある場合はきちんとメンテナンスが行われていると判断されるため、買取する際の査定評価は上がります。

ただし、オーバーホールによって買取価格が上がるよりも、オーバーホール費用の方が高くなる可能性があるので注意が必要です。

例えば、オーバーホール費用が5万円で、オーバーホールしたロレックスの買取価格が103万円だった場合、買取で得られるお金は98万円です。

もしオーバーホールしていないロレックスの買取価格が100万円なら、オーバーホールすると結果的に2万円も損したことになります。

ロレックスはもともと価値が高いものが多いので、買取前にオーバーホールしなくても十分高い価格で売却できるはずです。

オーバーホールするかしないかで迷ったら、オーバーホールを依頼する前に1度査定に出して料金をチェックしてみると良いでしょう。

手持ちのロレックスの価値を知りたいなら査定に出してみよう!

ロレックスは定期的にメンテナンスを依頼しておくと、買取査定でプラスに働くケースが多い傾向にあります。

ただし、腕時計の状態によっては、必ずしもオーバーホールを行う必要はありません。

買取エリートではロレックスの買取を強化しています。

店頭買取や出張買取など好きな買取方法を選べるので、自宅の近くに店舗がなくても利用することが可能です。

ロレックスの買取を希望している方は、ぜひ1度問い合わせてみてください。


ロレックスを愛用している芸能人・有名人は誰?シリーズごとに紹介!

世界的に有名な高級腕時計ブランドのロレックス。

年齢や性別を問わず憧れる人が多いブランドです。

デザイン性も機能性も高い腕時計が多いことから、芸能人・有名人の愛用者も多いといわれています。

では、誰がロレックスを愛用しているのでしょうか。

ここでは、ロレックスを愛用している芸能人・有名人をシリーズごとに紹介します。

ロレックスを愛用する芸能人が多いのはどうして?

まずはロレックスを愛用する芸能人が多い理由について解説します。

テータス性があるから

ロレックスは、ステータス性の高い高級腕時計として知られています。

ロレックスの高級腕時計を身につけることで、ステータス性の高さや自分が能力を持っていることを演出することが可能です。

ロレックスは地位やステータス、経済力のシンボル的な存在となっているのです。

ステータス性があるというイメージを世間に植え付けられたのは、ロレックスがメディアを利用したブランディングに長けていたからです。

深海実験やエベレスト登頂といった公開実験を行うことで、成功者がつける高品質の時計といったイメージを定着させました。

また、ロレックスの高級腕時計を身につけると、自身の魅力を引き上げてくれるというメリットもあります。

ロレックスを着用した結果、周囲の接し方が変わることもあるといわれているほど効果的です。

資産価値が高いから

ロレックスの資産価値は高級時計の中でも最高クラスです。

他の高級腕時計ブランドと比べても知名度やステータス性が圧倒的で、高い資産価値を維持しています。

中古でも値が下がりにくいので、高値で売れるケースがほとんどです。人気モデルの中には、価格が急騰してプレミア価格になるものもあります。

そのため、資産保全を目的とした分散投資の一つとして、ロレックスの腕時計を持つ人も少なくありません。

大量生産をせずに希少価値を高めていることも、資産価値が高い理由の一つといえるでしょう。

いくら人気のモデルであってもたくさん作らずに流通量を抑えることで、プレミア感を演出しているのです。

実用性が高いから

実用性が高いというのも芸能人によく愛用されている理由の一つです。

実用性の高い機能の中には、ロレックスが先駆けだといわれているものも少なくありません。

腕時計の三大発明といわれている「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」は、時計業界に革命を起こしました。

1926年に開発された「オイスターケース」は、世界初の完全防水機能のことです。

この機能を搭載した腕時計を発表したのはロレックスが初めてです。

「パーペチュアル」はローターが左右に360℃回転する自動巻き機構で、浸水による故障防止を実現しました。

パーペチュアル機構の登場により、手巻きではなく自動巻きの腕時計が主流となりました。

1945年に開発された「デイトジャスト」は、日付変更と同時にカレンダーの表示が切り替わる機能です。

こうした三大発明により、ロレックスは実用性の高い腕時計を作るブランドとして有名になりました。

また、ロレックスの各モデルはアップデートを重ねるごとに、ムーブメント改良など機能性を高めているのも魅力の一つ。

アフターサービスも充実しており、長期にわたる修理体制があるので安心して普段使いできるでしょう。

ロレックスを着用している芸能人は?シリーズごとに紹介!

ここからは、ロレックスを着用している芸能人をシリーズごとに紹介します。

コスモグラフ デイトナ


デイトナは、「キングオブロレックス」とも呼ばれる人気モデルです。

デイトナという名前の由来は、アメリカにある「デイトナ インターナショナル スピードウェイ」というサーキット場。

レース時に正確な時間を計測するためにロレックスと提携し、レーシングモデルのデイトナが開発されました。

レーシングモデルというだけあって、時速を計算できるタキメーターがついているのが特徴です。

ロレックス唯一のクロノグラフとして、世界中の腕時計愛好家から人気があります。

実用性とデザイン性を兼ね備えたモデルで、多くの芸能人が着用していることで知られています。

デイトナを着用している芸能人は木村拓哉さんです。

2017年に放送されたバラエティ番組「さんタク」にて、アイスブルーの文字盤「116506」を着用しているところを確認されています。

ロレックスを何本も持っているといわれているおぎやはぎの矢作兼さんも、ロレックスの中でも王道の「116520」を着用しているのをテレビ番組でよく見かけます。

また、アーティストの浜崎あゆみさんも、デイトナビーチWGピンクシェル文字盤の「116519NR」を愛用されているそうです。

そしてステンレスケースが使われた同モデルは、特に人気が高く希少性が高まっています。コスモグラフ デイトナを着用している芸能人は松本潤さんです。

バラエティ番組「嵐にしやがれ」で、3代目コスモグラフ デイトナの「6265」を着用されていました。

松本潤さんはコスモグラフ デイトナだけでなく、玄人向けのヴィンテージデイトナを複数本所有しているといわれています。

また、ミュージシャンの氷室京介さんは、ハイクラスの「116523」を着用しています。

その他、俳優の反町隆史さん、元タッキー&翼の今井翼さん、雨上がり決死隊の宮迫博之さんなど、コスモグラフ デイトナを愛用している芸能人はたくさんいます。

エクスプローラー1

エクスプローラー1は探検家の意味を持つモデルで、エベレスト登山時に着用した時計を再設計したものです。

史上初のエベレスト登頂に成功したエドモンド・ヒラリーさんとテンジン・ノルゲイさんを称えて作られたモデルです。

デザインがシンプルで使いやすいため、初めてのロレックスとして選ぶ人が多い傾向にあります。

時間の正確性に優れており、実用性の高い1本として知られています。

エクスプローラー1は、木村拓哉さんの愛用腕時計として有名です。

ドラマ「ラブジェネレーション」で私物の「14270」を着用したときは、若者を中心に人気が高まり入手困難になりました。

俳優の伊藤英明さんもエクスプローラー1の愛用者で、2010年に登場したモデル「214270」を着用しています。

その他、中居正広さんやココリコの遠藤章造さん、鈴木紗理奈さんなどもエクスプローラー1を愛用しているといわれています。

エクスプローラー2

エクスプローラー2は、エクスプローラー1を洞窟探検家向けに改良したモデルです。

スタイリッシュなデザインで機能性が高いことから、多くの時計ファンから人気を集めています。

日付機能やリューズガード、24時間針が採用されており、機能性に重視したモデルとなっています。

オレンジ針と黒文字盤・白文字盤のどちらの組み合わせが良いか決めるのは、エクスプローラー2選びの醍醐味です。

エクスプローラー2を愛用している芸能人はチュートリアルの徳井義実さん。

Netflixで放送された「TERRACE HOUSE OPENING NEWDOORS」に出演していた際、白文字盤のエクスプローラー2「216570」を着用していました。

その他、エクスプローラー2は、イギリス王室のヘンリー王子や松山ケンイチさん、武田真治さんなど数多くの有名人が愛用しています。

GMTマスター2

GMTマスター2は、アメリカ航空の国際線パイロットのために開発されたモデルです。

GMTマスター2はベゼルカラーが豊富なのが最大の特徴で、中でも代表的なカラーは「ペプシ」「コーク」「バットマン」という愛称で親しまれています。

伝統カラーといわれている「ペプシ」は赤と青の組み合わせ。

24時間表示のベゼルは、日中は赤、夜間は青という色分けとなっています。「コーク」と呼ばれるモデルは黒と赤のベゼルで、「バットマン」は黒と青の組み合わせです。

その他にもさまざまな色のベゼルがあるので、自分の好みの色合いを探す楽しみがあります。

GMTマスター2を着用しているのは歌舞伎役者の市川海老蔵さんです。

イエローゴールドのケースにブラックの文字盤のGMTマスター2「16718」を愛用。俳優の陣内孝則さんはGMTマスター2の「16710」、お笑い芸人の藤森慎吾さんや俳優の渡部篤郎さんは、黒ベゼルの「116710LN」を愛用しています。

シードゥエラー ディープシー

シードゥエラーは、ダイバーズウォッチであるサブマリーナの上位機種として誕生したモデルです。

中でもディープシーはマリンスポーツを楽しむ顧客向けに設計されたモデルで、サブマリーナよりも防水性能が高いのが魅力。

ロレックス最大のケースの厚さも注目を集めています。

シードゥエラー ディープシー「116660」を愛用しているのはタレントの関根勤さんです。

以前にテレビ番組の中で、銀婚式の記念として購入した腕時計だと語られていたそうです。

シードゥエラー ディープシーを所有している芸能人の一人が有吉弘行さん。

2011年に放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」で高級時計店に行き、シードゥエラー ディープシーを購入しました。

また、元サッカー選手のデビッド・ベッカムさんも、「116660」の販売当初から身につけているといわれています。

ヨットマスター

ヨットマスターは、クルージングなどを楽しむセレブリティ向けに開発されたモデルです。

サブマリーナより防水面では劣るものの、デザインに力を入れており、ラグジュアリー感の高いモデルが多い傾向にあります。

ヨットマスターはオールステンレスモデルがほとんどないのも特徴です。

2013年にオールステンレスモデルが発表されるまで、シルバーやプラチナなどの高級素材がメイン装飾に使われていました。

また、37mmサイズのヨットマスターに加えて、44mmサイズの大型ケースのヨットマスター2も用意されているため、ペアウォッチとしても人気が高いです。

俳優の田中圭さんは、青文字盤のヨットマスター「116622」を着用しています。

同じモデルの「116622」は、世界のナベアツさんも愛用しています。

千鳥のノブさんが愛用しているのは、ヨットレースに特化したオールステンレスモデルのヨットマスター2「116680」です。

他にもヨットマスターの愛用者は多く、トレンディエンジェルのたかしさんなども着用しているとのことです。

ミルガウス

ミルガウスは、1000ガウスというとても強力な磁気まで耐えられるモデルです。

磁気に囲まれて生活する現代人にとっては、とても実用性のある腕時計といえるでしょう。

ミルガウスの魅力は、グリーンサファイアクリスタルやイナズマ針です。発売当初は他のモデルと比べてそれ程人気はなかったものの、コアなファンが多く人気があります。

お笑い芸人の土田晃之さんは、黒文字盤のミルガウス「116400」を愛用。所ジョージさんも同じモデルを愛用しているそうです。

また、Mr.Childrenの桜井和寿さんは、黒文字盤のミルガウス「116400GV」を着用しています。

ミルガウスは俳優のトムハンクス、アダムスコット、歌手のエリック クラプトンなど海外の有名人にも人気です。

デイトジャスト

デイトジャストは、1945年に誕生したデイト機能搭載のモデルです。

リリースされた当初は午前0時ジャストに日付が変わる機能が革新的で、数多くのファンの心を掴みました。

現在でもデイトジャストは定番モデルとして人気が高いです。デイトジャストを着用している芸能人は元AKBの板野友美さんです。

テレビ番組やラジオの収録のときに、ホワイトシェルのデイトジャストをよく着けています。

デイトジャストのホワイトシェルやピンクシェルは、幅広い年齢層の女性から支持されているモデルです。

舞台俳優の市村正親さんも、デイトジャストのモデルを愛用していることで知られています。

市村正親さんが着用しているのは、シックで柔らかな印象を与える白文字盤に革ベルトのモデル。

市村正親さんの出演舞台「ミス・サイゴン」の中で、ロレックスの時計が出てくるのが購入のきっかけだそうです。

また、俳優の小池徹平さんは中東モデルのデイトジャスト「16000」を愛用しています。

デイデイト

1956年に発表されたデイデイトは、クラシックウォッチの最上級モデルです。

発売当初にアメリカ大統領だったアイゼンハワーに加え、ケネディやレーガンなど歴代のアメリカ大統領に愛されてきました。

投資家のウォーレン・バフェットさんなど世界の権威者たちが愛用していることから、身につける人の品格を高めてくれる1本といえます。

金無垢とプラチナが素材として使われているデイデイトは、資産価値が大崩れしないので投資目的として購入する人も少なくありません。

デイデイトはファッションアイテムとしても人気が高く、近年では多くの芸能人が着用しているとのこと。

デイデイトを着用している芸能人は元関ジャニ∞の渋谷すばるさんで、デイデイト「218239」を愛用しています。

デイデイト「228235」は、海外のサッカー選手に人気が高い傾向にあります。演歌歌手の北島三郎さんは18kのデイデイト「18388」を愛用。

2015年に放送されたドキュメンタリー番組「北島三郎78歳の挑戦~最終公演の奇跡~」で着用していました。

スカイドゥエラー

スカイドゥエラーは、世界中を飛び回る旅行者向けに開発されたロレックスのコンプリケーションモデルです。

「世界中で正確な時を刻む」をコンセプトに、セカンドタイムゾーンとアニュアルカレンダーなどを搭載。

高性能エラストマー製ブレスレットも採用されており、装着感は抜群です。

2012年にデビューした新しいモデルタイプなので、今後どのように進化していくか期待されています。

スカイドゥエラーを着用している芸能人は大物YouTuberのHIKAKINさんです。

スカイドゥエラーの中でも、ホワイトゴールド製ケースの「326934」を愛用しています。

EXILEのSHOKICHIさんは、「326938」モデルを愛用していると思われます。

その他、スカイドゥエラーは海外の有名人が着用していることが多く、サッカー選手のクリスティアーノ・ロナウドさん、バスケットボール選手のアンドレ・イグダーラさん、シンガーソングライターのトレイ・ソングスさんなどが愛用者です。

サブマリーナ

サブマリーナは、世界初のダイバーズウォッチとして誕生したモデルです。

オイスターケースを搭載することで、密閉性と防水性能が高い腕時計を実現。

ロレックスのスポーツウォッチの中でも、トップレベルの人気を誇る腕時計です。

サブマリーナは名作映画「007」の中で着用されていることで知られており、ボンドモデルとも呼ばれています。

サブマリーナを着用しているのはEXILEのTAKAHIROさんです。バラエティ番組「笑ってコラえて!」に出演したときに、サブマリーナ デイト「1680」を着用されていました。

サブマリーナ デイト「1680」は赤いロゴが特徴的で、通称「赤サブ」ともいわれています。

流通量が圧倒的に少なく希少性が高いことから、買取相場でも高騰し続けています。

映画「ハナミズキ」の番宣でバラエティ番組の「お試しかっ!」に出演した生田斗真さんは、サブマリーナ ノンデイト「5512」を着用。

また、ダウンタウンの浜田雅功さんもサブマリーナの愛用者です。ブルーダイヤルが特徴のサブマリーナ「116619LB」を着用されています。

芸能人の着用モデルを売るなら買取エリート!

ロレックスを愛用する芸能人はたくさんいます。

流行に敏感な芸能人が着用しているモデルは人気が高いものが多く、中古市場でも高価買取が期待できます。

買取エリートでは、芸能人着用モデルのロレックスの買取も強化しています。

今持っているロレックスを売れば、新しい腕時計が買えるのでおすすめです。

店頭買取や出張買取などが利用できるので、自分に合った方法で買取できるか問い合わせてみてください。

【シリーズ別】ロレックスの買取ランキング!高く売れるモデルはどれ?

世界最高級腕時計として名高いロレックスは、買取市場でも圧倒的な人気を誇る注目のブランドです。

ロレックスは中古でも高額査定を期待できますが、やはりシリーズにより査定額は異なります。

そこでこの記事では、ロレックスで高く売れる人気モデルをランキング形式でご紹介します。

高額なロレックスをより高値で売る方法についても解説するのでぜひ参考にしてください。

【2022年】ロレックスの買取価格の動向は?

2022年のロレックスの買取価格は、現行ラインナップであるデイトナや長期にわたり人気を博しているサブマリーナー デイト、ロレックス歴代モデルのデイトジャストなどの価格が上昇の兆しを示しています。

ロレックスは数回価格改定を実施しており、2022年1月にも再び価格改定があったことから、さらに数々のモデルが値上がりしました。

その影響の余波を受けて買取価格も高まっています。

またロレックスは国内外問わず人気のある銘柄で、海外での需要も上昇の一途をたどっています。

需要過多の傾向が継続していることも買取価格上昇の理由の一つとなっています。

高く売れるシリーズはどれ?ロレックス買取ランキング!

ここからは、ロレックス買取ランキングをシリーズごとに解説していきます。

定番のラインナップからカジュアルなスポーツタイプ、ドレスウォッチまで幅広くランキングされているので是非チェックしてみて下さい。

第1位:コスモグラフ デイトナ

ロレックス買取人気第1位にはコスモグラフデイトナが挙げられます。

スポーツモデルの中でも人気の高いコスモグラフデイトナは、1960年代にカーレーサー向けに開発されたレーシングウォッチです。

スポーティかつエレガントなルックス、ステイタス性の高いラグジュアリーな佇まいが男女問わず人気を集めています。

機能性に優れたシリーズとしても名高く、ストップウォッチ機能、タキメーターなどを搭載。

高い性能がありつつもデザイン性はスッキリとシャープな美しさをキープしています。

「ロレックスの王様」と称されている格調高いモデルとしても有名で、ロレックスの中でも断トツの人気と買取価格を誇っている逸品です。

生産数も少なさも相まって、国内正規店において新品で入手するのは非常に困難です。

希少価値の高さからも買取価格は上昇傾向が続き、為替相場が下がるとき以外では値段が下がることはないであろうと予想されています。

特に人気の高いモデルは「コスモグラフデイトナ116500LN」で、洗練されたラグジュアリー感漂うデザインが注目されているシリーズです。

【ロレックス デイトナ 116500LN 白文字盤の最新買取価格相場はコチラ】

【ロレックス デイトナ 116500LN 黒文字盤の最新買取価格相場はコチラ】

第2位:GMTマスター2

ロレックス買取ランキング第2位はGMTマスター2です。

スポーツモデルのひとつであるGMTマスターは、モデルチェンジするごとに人気が上昇し、買取市場でも評価が高まっています。

GMTマスター2の前身モデルであるGMTマスターは、パイロット仕様の航空時計として開発されました。

現在地だけではなく様々な国の時間帯を確認できる「GMT機能」が搭載されているため、ビジネスや旅行などで海外に出かけることが多い方にも最適なシリーズとなっています。

スタンダードモデルとして特に人気の高いブラックとレッドのベゼルは、その個性的で華やかな見た目が高く支持されていることから高価買取が期待できるシリーズです。

ブラックの文字盤にホワイトのアワーマーカーが鮮やかに映え、ベゼルにも数字が明確に刻まれています。

デザインの美しさのみならず視認性の高さも兼ね備えているのも大きな魅力と言えるでしょう。

また、宝石がふんだんに使われた「GMTマスター2・116758SARU」はエレガンスで華やかな見た目が女性から人気を集め、高値がつきやすいシリーズの一つとなっています。

【ロレックス GMTマスターの買取ページはコチラ】

第3位:サブマリーナ デイト

ロレックス買取ランキング第5位にはサブマリーナデイトが挙げられます。

スポーツモデルのひとつであるサブマリーナデイトは、防水性の高さが魅力のダイバーズウォッチです。

ロレックス3大発明の一つであるオイスターケースの機能を追求して開発され、さらにデイト表示まで搭載されています。

スポーツモデルの中でもシンプルでスタイリッシュなデザインが印象的なサブマリーナデイトは、定番のデイトジャストやデイデイトなどのドレスウオッチと比較検討している人にも人気を博しています。

国内では、スタンダードでシックなデザインが際立つブラックベゼルが特に人気で、その他には、ロングセラーを誇る「サブマリーナ デイト・16610」や、色鮮やかなグリーンベゼルを搭載したモデルも非常に希少性が高いため、買取価格が高くなりやすいモデルです。

1950年代に初リリースされたサブマリーナは、ジェームズボンドが映画007で着用していたことで一躍注目を集めたモデルとしても有名です。

ロレックスにはシードゥエラーなどのダイバーズウォッチがありますが、サブマリーナーはその原型として根強い人気を誇っています。

300mの水深まで耐えられる高い防水性能は、雨の日はもちろんマリンスポーツにも安心して使用できるのも魅力です。

また、カラーリングやデザインのバリエーションが豊富なので、自分の好みやシーンに合わせて選ぶことができます。

【ロレックス サブマリーナ 16610の最新の買取価格相場ページはコチラ】

【ロレックス サブマリーナ 16610LVの最新の買取価格相場ページはコチラ】

第4位:ヨットマスター

ロレックス買取ランキング第4位はヨットマスターです。

海で用いるために作られたモデルですが、ダイバーズウォッチではなく、ヨットを愉しむセレブ向けに開発されたモデルです。

そのため、機能性の高さはもちろんのこと、リゾート感あふれる華やかさにエレガンスがプラスされたラグジュアリーなデザインが人気となっています。

プラチナを使用したダイヤルとベゼルが放つシンプルな輝きも魅力の一つと言えるでしょう。

ヨットマスターは豊富なデザインのラインナップがあり、カジュアル色が強いモデルからシンプルでシックなデザインのアイテムまで多種多様な魅力を持っているシリーズです。

そのため、ヨットマスターの文字盤の色やデザイン、ケースやベルトの素材などによって買取相場は上下します。

高値が付きやすいラインナップとしては、品のある輝きが魅力のホワイトゴールド製の「ヨットマスター・116689」や、ベゼルにブルーカラーが施された華やかな「ヨットマスター・116688」などは買取市場で人気が高く、高値がつきやすいラインナップです。

サイズの小さなレディースモデルは、ヨットマスターの中でも比較的買取価格が安い傾向にあります。

【ロレックス ヨットマスターの買取ページはコチラ】

第5位:シードゥエラー

ロレックス買取ランキング第5位はシードゥエラーです。

シードゥエラーはサブマリーナの上級モデルで、水深4,000フィートに対応できる高い防水性を持ち、深海遠征用のダイバーズウォッチとして開発されました。

1967年に発表され、以降その機能性の高さとロレックスの王道を行くクラシカルで格調高いデザインが人気を博し、買取市場でも注目されているシリーズです。

シードゥエラーにはヘリウムガスエスケープバルブを搭載し、ダイビングで深海から浮上する際にヘリウムがケース内に侵入し暴発する恐れを回避できる設計となっています。

深海を思わせる奥深いブルーの輝きを放つD-BLUE文字盤が追加されたことにより、さらにシリーズの人気が加速しました。

販売終了した「シードゥエラー・116600」は買取市場で注目されているラインナップで、シードゥエラーの中でも高額買取を期待できるでしょう。

そのほかには、第二世代のシードゥエラーや、シードゥエラー発売50周年記念に販売された「シードゥエラー・126600」もレアな逸品として注目されているため、高値で買取される可能性が高いです。

【ロレックス シードゥエラー 116600の最新の買取価格相場ページはコチラ】

【ロレックス シードゥエラー 126600の最新の買取価格相場ページはコチラ】

第6位:サブマリーナ ノンデイト

ロレックス買取ランキング第6位はサブマリーナノンデイトです。

人気の高いサブマリーナのデイト表示機能がないラインナップで、デイト表示がない分、文字盤は非常にシンプルでフラット。

ロレックスならではのエレガントな魅力が際立ち汎用性が高いことからも、サブマリーナデイトではなくノンデイトを選ぶ人も多くなっています。

サブマリーナはダイバーズウォッチの原形となったモデルで、1953年の初リリース時には水深100mまでの防水性能を備えていました。

現在は水深300mまで対応しています。ロレックスの中でも比較的入手しやすいモデルであること、また経年劣化による耐久性に優れていることの2点の理由から買取市場でも人気が高く、比較的売買されやすいモデルとなっています。

2020年に新作を発表したサブマリーナノンデイトは、独自のシンプルな美しさに磨きがかかり、買取価格も同時に上昇傾向を示しています。

【ロレックス サブマリーナ ノンデイト 124060の最新の買取価格相場はコチラ】

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第7位:エクスプローラー2

ロレックス買取ランキングで第7位はエクスプローラー2です。

スポーツモデルの中でもシンプルな美しさが際立つエクスプローラーは、その名が示す通り、エクスプローラー(洞窟探検家)のために開発されたアドベンチャーウォッチです。

実用性や耐久性を重視して造られているため、非常に頑丈で故障にも強いという点が人気の理由となっています。

レジャーやスポーツはもちろん、山頂や洞窟など過酷な環境下でも使用できる魅力のラインナップです。

エクスプローラーには、エクスプローラー1と、モデルチェンジ後のエクスプローラー2があります。

エクスプローラー2は1の進化版であり、日付機能や24時間針などが搭載され、販売価格も高いモデルです。

エクスプローラー2は、1と比較して2ミリサイズが大きくなったため、より重厚感を醸し出しています。

オイスターブレスレットのバックル部もリニューアルされていますが、エクスプローラーを象徴するオレンジの24時間針はモデル独自のアイコンとして継承されています。

エクスプローラーは、普遍的で落ち着きあるロレックスのスポーツモデルとして幅広い世代から人気を集めています。

スポーツモデルでありながらシンプルで飾り気が少ないデザインなので、ビジネスシーンやプライベートで使いやすいのも魅力と言えるでしょう。

希少モデルの「エクスプローラー2・16550」や、実用性や機能性が向上した「エクスプローラー2・216570」なども人気を博しています。

【ロレックス エクスプローラーⅡ 216570の最新の買取価格相場はコチラ】

第8位:デイトジャスト

第8位として挙げられるのはデイトジャストです。

ロレックスの定番のラインナップとして確固たる人気を誇るデイトジャストは、一見しただけでロレックスと分かるステイタス性の高いデザインが人気の一端を担っています。

デイトジャストはデザインのみならず、機能性の高さも人気の理由と言えるでしょう。

デイトジャストは、ロレックス3大発明であるオイスターケースが持つ高い防水性、自動巻上げのパーペチュアル機構、ブランド名の由来である世界初となるディスク式日付表示機能デイトジャストを全て備えています。

デザイン性と機能性の両面から人気を博しているデイトジャストは、まさにロレックスの魅力を凝縮したウォッチと言えるでしょう。

デイトジャストのスポーツ系モデルと比較すると、ドレスウォッチの人気は低い傾向にあります。

しかし、スポーツ系のロレックスやほかのロレックスのラインナップを所有している人がセカンドウオッチとして買い求める傾向があるため、買取市場でのニーズは高くなっています。

また、スポーツコレクションと似たデザインのモデルや、ステンレススティール製の製品も比較的高値がつきやすいシリーズです

【ロレックス デイトジャストの買取ページはコチラ】

第9位:エクスプローラー1

ロレックス買取ランキング第9位はエクスプローラー1です。

エクスプローラー1は探検家のために作られたモデルで、衝撃に対する吸収力が高いため、壊れにくいという特徴があります。

キャンプやトライアスロン、トレッキングなど屋外の過酷な環境下でも耐えられる性能を搭載したシリーズです。

高い機能性と耐久性を重視し、デザインはあくまでシンプルでシャープに作られています。

装飾を一切排除したクールなデザインは、レジャーやスポーツはもちろんのことビジネスシーンやフォーマルな席でも違和感なく使え、また世代や性別を問わずに身につけられるオールマイティーなモデルです。

1953年にリリースされたエクスプローラー1は、エベレストに初登頂した探検家2人に同行していたモデルです。

記念碑的な旧モデルの人気も高いですが、現行モデルも変わらず高い人気を博し、各ラインナップ共に買取相場は安定の高値で推移しています。

ただし、他のロレックスのシリーズと比較すると流通量が安定しているため、買取相場も落ち着いているモデルです。

【ロレックス エクスプローラーⅠ 124270の最新買取価格相場はコチラ】

【ロレックス エクスプローラーⅠ 124273の最新買取価格相場はコチラ】

第10位:ミルガウス

ロレックス買取ランキング第10位はミルガウスが挙げられます。

スポーツモデルの中でもひときわ美しいデザイン性が目を引くミルガウスは、医師やエンジニアなどの強い磁力にさらされる職業の人に向けて開発されました。

フランス語で1000という意味を持つ「ミル」と、磁束密度の単位である「ガウス」からその名が付けられ、最大では1,000ガウスの磁場に耐えうる耐磁時計です。

オイスターケースの中には異なる強磁性の合金で造られた2つのシールドがセットされ、ムーブメントを完全に包み込み保護しています。

ミルガウスは初リリース後に一時生産終了しましたが、電子機器の普及と共に需要が高まり2007年に再リリースされました。

淡く輝くグリーンサファイアガラスや美しいブルーの文字盤、稲妻型の秒針などオリジナリティあふれる見た目が魅力で、定番とはひと味違う雰囲気を好むファンも多く見られます。

ミルガウスは、そのほかにブラックの文字盤にオレンジとホワイトのアワーマーカーが際立つカラーもあり、アクティブでカジュアルなデザインがミルガウスの新たな魅力を放っています。

最も人気が高いのは、耐水性や耐衝撃性が高くなった「ミルガウス・116400GV」のブルーは、ミルガウスの中でも最も人気のラインです。

ミルガウスはロレックスの中では比較的入手しやすいモデルであるために、全体的に他のシリーズよりは高い買取価格はつきにくいという傾向があります。

【ロレックス ミルガウス 116400GV Zブルー文字盤の最新買取価格相場はコチラ】

【ロレックス ミルガウス 116400GV 黒文字盤の最新買取価格相場はコチラ】

ロレックスを高く売るにはどうしたらいい?

ロレックスを高く売るためには幾つかのポイントがあります。

以下で紹介するポイントを押さえておくと、買取額がアップする可能性があるので、是非チェックしてください。

付属品を揃えておく

ロレックスを高く売るためのポイントとしては、付属品を揃えておくということが挙げられます。

付属品は一点でも多くあると高値が付きやすいです。例えば、購入時に付いていた箱や保証書、ギャランティカード(保証書)、替えベルトなどの手持ちの付属品などを揃えてから買取を行ってください。

特に保証書およびオーバーホール保証書の重要性は高くなるので、買取を利用する前にはチェックしておくことをおすすめします。

時計も余りコマも場合によっては必要となるため、保管しているなら持って行く方が良いでしょう。

その他にも、ギャランティカードの有無も重要なポイントです。

ギャランティカードとは、正規販売店でも購入したときのみ付けられる保証書のようなもので、ブランド品が正規の商品であるかを見極める指針となります。

日頃からメンテンナンスする

ロレックスを高く売るためには、日ごろから大切に取り扱いメンテナンスを欠かさないことが大切です。

買取時には傷の有無や状態が買取価格に影響を及ぼします。正規販売店で購入した場合は、アフターサービスとしてメンテナンスや修理に対応しているため、常日頃からサービスを念頭に置いて上手に利用すると良いでしょう。

また、付着したほこりや汚れをそのままにせずに、その都度清掃することを心掛けておくのも大切です。

まとめて査定に出す

ブランド品や貴金属などを数点まとめて査定に出すことも、ロレックスを高く売るためのポイントです。

多くの買取業者は、複数の商品を一度に査定に持ち込むと査定額をアップしたり、またはお得なサービスを付けてくれたりします。

そのため、買取店を利用する前には、どのような品物を買取しているかチェックしておくと良いでしょう。

タイミングを見極める

ロレックスを高く売るためには、売るタイミングを見極めることも大切です。ロレックスは、定価変更も多いため買取額はその時々で異なってきます。

また為替レートや流行、モデルチェンジなど様々な要素によっても買取額に差が出るので、タイミングを考えて売るようにしましょう。

そのほかには、ボーナス時期や給料日後、景気の良い時期なども買取額が上がりやすいので、ロレックスを売るタイミングとしてはおすすめです。

買取額を知りたいなら査定に出してみよう!

ロレックスの買取額が知りたいときには、まず買取業者に査定に出してみることをおすすめします。

2022年は円安が続くと見込まれているので、買取業者を利用するには大変有利な時と言えるでしょう。

買取エリートではロレックスの買取強化中です。来店での査定はもちろんのこと、出張買取にも対応しているので、遠方に住んでいる人でも気軽に利用でき、おすすめです。

ロレックスの買取相場の推移をモデルごとに紹介!今後の動向も予想!

ロレックスは世界三大時計メーカーであり、資産価値が高い時計の1つに数えられています。

そのため、中古品であっても定価より高い査定額がつくこともあります。

しかし、モデルごとに価格の推移が異なるほか、売却時期によって買取価格に大きな違いが出ることもあります。

ここでは、ロレックスのモデルごとの買取相場の推移や今後の買取市場の動向について予想していきます。

ロレックスの買取相場が変動する要因とは

ロレックスの買取相場が変動するのには、いくつかの要因があげられます。

ここでは、買取相場が変動する主要な要因をご紹介するとともに、それぞれの要因について解説します。

需要の大きさ

ロレックスの買取相場が変動するのは、需要の大きさが要因の1つに数えられます。

ロレックスには定番の人気モデルがあり、それらの多くは需要過多となっています。

人気の高いモデルは正規取扱店の店頭に並ぶことはほとんどなく、入荷待ちという状態です。

特にスポーツモデルの新作は手に入らない状態となっており、一般客が正規取扱店で入手するのは至難の業です。

正規取扱店で購入できなかった一般客は中古市場に流れていきますが、人気モデルは入荷するとすぐに売り切れてしまうため、中古市場でも需要過多が続いています。

このように品薄状態が続いているのは、ロレックスの製造量がもともと少ないことに起因しています。

ロレックスは職人の手作業で製品が作られているため、大量生産をすることができません。

正規取扱店に納品される数量も少ないため、需要と供給のバランスが取れていないのです。

為替の変動

ロレックスは輸入品であるため、為替の変動も買取相場に影響を与える大きな要因になります。

為替レートは日々変動しており、円高の時と円安の時では買取相場が大きく異なります。

円高の時は輸入品の国内価格が下がるため買取価格も連動して低くなりますが、円安の時は輸入品の国内価格が上がるため買取価格も連動して高くなります。

特に、並行輸入店は為替の影響により価格が変動しやすくなります。

ロレックスを売却するなら、為替レートが円安の時を狙うのが得策といえるでしょう。

その他の要因

買取相場が変動するその他の要因として、特定のモデルが流行することがあげられます。

映画やドラマでセレブや芸能人が着用すると、そのモデルの人気が急激に上がることがあります。

そうすると、在庫が足りず需要過多となってしまい価格が上昇するのです。

また、新作モデルが発表された直後は、旧型モデルの価格が高くなることもあります。

旧型モデルの価値が高くなると踏み、駆け込みで購入する人が増加するからです。

同様の原理で、生産終了が決まったモデルも、プレミア価格がつくと見込み購入する人が増えるため、価格が高くなる傾向があります。

ロレックスの買取相場の推移は?シリーズごとにチェック!

ロレックスの買取相場の推移は、シリーズによっても異なります。

ここでは、ロレックスの代表的な9つのシリーズの買取相場の推移をご紹介します。

デイトナ

デイトナはロレックスの王様と呼ばれている、機能性・デザイン性に優れたスポーツモデルです。

ロレックスのなかでも生産数が少ないモデルで、正規販売店では入手困難の状況が続いています。

また、デイトナは防水機能付きのレース用クロノグラフを搭載する世界初のモデルであったり、製造期間が数年ほどのレアモデルが存在したりと、ロマンを感じられる背景を持つことも需要を高めています。

そのため、慢性的な需要過多となっており、高額で取引されているモデルです。

2022年1月にロレックスの定価が一斉に値上げされたため、買取価格もそれに伴い高騰しました。

また、生産終了が近いという噂が常に囁かれており、廃盤になる前に購入しておきたいという人が増えたのも、買取価格の高騰に拍車をかけたようです。

ただし、買取価格が高騰しすぎたため、その反動で価格相場が一時下落しました。

2022年の新作発表後からじわじわと価格の上昇を続けていますが、価格高騰のピークよりも落ち着いた価格で推移しています。

サブマリーナ デイト

サブマリーナデイトは水深300メートルまで耐久可能なダイバーズウォッチで、スポーツモデルでありながらも洗練されたデザインで高い人気を誇ります。

需要と供給のバランスが比較的安定しているため、買取価格も大きな変動はありません。

ただし、2021年1月のロレックスの定価値上げの影響で一時的に価格が高騰しましたが、すぐに元の水準に戻っています。

2022年の新作発表でも、大きく買取価格が上昇することはありませんでした。

2022年6月の時点では、値上げ前の買取相場よりも少し高い価格帯で落ち着いています。

しかし、サブマリーナデイトはモデルによって価格推移は異なり、「126610LV」、「126610LN」、「126613LB」、「126613LN」などの価格は上昇が続いています。

特に「16610LV」はグリーンサブと呼ばれ人気が高く、買取市場においても品薄状態となっています。

通常仕様のモデルであっても、需要が高いため高値で取引されており、価格の上昇も続いています。

エクスプローラー

エクスプローラーは実用性を重視したシンプルなデザインが特徴で、ビジネス・カジュアルとどんなシーンにもマッチすると幅広い世代に支持されているシリーズです。

2021年4月に新作がリリースされる前から旧型モデルの生産終了が予想されていたため、2021年初頭から徐々に買取価格は上昇を続け、2月に高騰のピークに達しました。

その後、反動で価格は一時的に下落したものの、2022年4月以降は右肩上がりで価格の上昇が続いています。

新作モデルも高値で安定しており、しばらくは急激に価格が変動することはないでしょう。

「14270」のブラックアウトと呼ばれる特殊仕様モデルや「1016」のトロピカルブラウンダイアルと呼ばれるレア個体は、エクスプローラーの中でも希少価値が高く、他のモデルよりも高額で取引されています。

エクスプローラー2

エクスプローラー2は、エクスプローラーから派生した上位モデルです。

エクスプローラーが探検家のために作られたモデルであるのに対し、エクスプローラー2は洞窟探検家のために作られたモデルとなっており、スペックにこだわった機能性の高さが特徴です。

エクスプローラー2は旧型モデル・新作モデルともに高い支持を得ており、買取市場では常に高額で取引されています。

もともと買取価格は上昇を続けていましたが、2022年のロレックスの定価値上げによりさらに高騰しました。

その後は反動から高騰のピーク時よりも下降し、2022年6月の時点では安定した価格推移となっています。

モデルごとの買取価格の推移としては、「226570」に大きな価格変動はなくほぼ横ばい状態です。

人気モデルの「216570」と「16570」は一時的に価格が下がることはありますが、しばらくすると持ち直すため総体的には上昇傾向にあります。

GMTマスター2

GMTマスター2は国際線パイロット向けに開発されたGMTマスターの上位モデルであり、3ヵ国のタイムゾーンを表示できる実用性が支持されています。

特に、午前と午後が一目でわかるように配色されたツートンカラーのベゼルのモデルは、買取価格が上昇しています。

定価越えの買取価格がつくことも多く、高額査定が期待できるでしょう。また、ツートンカラーの色によってペットネームがつけられており、赤×青のベゼルは「ペプシ」、赤×黒のベゼルは「コーク」、黒×青のベゼルは「バットマン」などと呼ばれ人気です。

特に、赤×青ベゼルのペプシは2020年5月頃から買取価格が上昇し始め、2021年の新作発表に近づくにつれ価格が急騰しました。

2021年1月のロレックスの定価値上げも買取価格の上昇を後押ししましたが、2022年に入ると価格は少し落ち着いています。

とはいえ、買取価格は高い水準をキープしており、2022年6月の時点では夏に向けて緩やかな上昇がみられます。

シードゥエラー

シードゥエラーはサブマリーナの上位モデルで、初代の「1665」でも耐水気圧610メートル、2世代目の「16660」は耐水気圧1220メートルと高い防水性を誇ります。

ダイバーズウォッチを極めた機能を持ちますが、厚みがありケースも大きいため他のモデルと比較すると少し評価が低い傾向があります。

風格のある時計を身につけたい人に好まれますが、人によって好みが分かれるモデルです。

ロレックスの人気シリーズにしては比較的需要と供給のバランスが取れているため、他のシリーズのように大きく価格変動をすることはありません。

シードゥエラーシリーズの中でも人気の高い「126600」や「126660」は、2017年頃から2022年6月の時点までで買取価格の推移はほぼ横ばいとなっています。

2021年1月のロレックスの定価値上げでも、ほとんど変動していません。

しかし、2022年の新型のシードゥエラー ディープシー「136660」の発表に伴い、生産が終了したシードゥエラーのモデルが価格上昇するのではと注目されています。

ヨットマスター

ヨットマスターはロレックスのスポーツラインではありますが、ラグジュアリーをコンセプトとしており機能的な中にも高級感があり人気です。

発売当初は金無垢素材しか製造しておらず、オールステンレス素材は使用しないという高級志向のシリーズです。

しかし、買取市場において定価越えが当たり前のロレックスの中では定価と買取価格の開きが少ないシリーズで、安定した価格推移となっています。

ただし、2021年のロレックスの定価値上げの影響を受け、買取価格は全体的に底上げされました。

また、モデルによって買取価格の価格推移が異なり、「126622」や「126621」、「116680」は価格が上昇しているモデルです。2021年~2022年までの期間に20万円ほど値を上げており、2022年6月時点でも右肩上がりで推移しています。

そのほかにも、生産終了となった「116622 」や「16622」は、2020年以降じわじわと価格が上昇し、2021年以降は価格が高騰しています。

ミルガウス

ミルガウスは1000ガウスの耐磁性能を備えたシリーズで、欧州原子核研究機構と協同で開発されました。

シンプルな文字盤と洗練されたデザインが特徴的で、プロフェッショナルに愛好されています。

しかし、発売当初の1950年代は耐磁性能の有効性が一般的に浸透せず、1980年代後半に生産中止になりました。

その後、電子機器の発達で耐磁性能が求められるようになり、2007年に復活しました。

ミルガウスシリーズに高価なプレミア価格はついておらず、買取価格も定価より若干高めの金額で推移しています。

ただし、生産終了が噂されているため、復活前の旧モデルの価格が2019年頃から上昇し始め、2022年6月時点では右肩上がりで推移しています。

そのほか、2014年に発表された新色Zブルーは人気が高く、他よりも高値で取引されています。

エアキング

エアキングはロレックスの中でも比較的リーズナブルであるため、エントリーモデルとして人気があります。

シンプルなデザインで、どんなシーンにもマッチする定番モデルとなります。また、エアキングという名はペットネームで、正式名はオイスターパーペチュアルです。

エアキングは他の人気シリーズのようにプレミア価格はついていませんが、ロレックス全体の買取相場が上がっているため、それに連動する形で価格が上昇しています。

中でも、「116900」は生産終了が噂されているため、廃盤が決まれば価格が高騰することも考えられます。

また、新作が発表されることがあれば、旧型モデルへの関心が高まり価格が上昇する可能性もあります。

高く買い取ってもらえるロレックスとは?

ロレックスは投資目的で購入されることも多く、どうすれば高額買取になるのか気になっている人もいるでしょう。

ここでは、高額で買取ってもらえるロレックスの条件について詳しくご紹介します。

人気のモデルやデザイン

ロレックスを高く買取ってもらう条件としては、人気のモデルやデザインであることがあげられます。

ロレックスは人気の高いモデルが多いですが、デイトナやサブマリーナ、エクスプローラーなどに代表されるスポーツモデルに高値がつきやすい傾向があります。

また、それぞれのモデルにおいても、カラーや素材によって人気の度合いが異なり、需要が高いものほど高額で買取られる可能性が高くなります。

そして、有名人が着用していたモデルは、人気が出て価格が高騰することがあります。

しかし、そのような高騰は一過性のものなので、ブームが終わると価格が下落して元の水準に戻ることがほとんどです。

有名人が着用して高騰したモデルは、ブームが去り価格が下降する前に売り切ってしまうのが賢明です。

希少価値のあるレアモデル

希少価値のあるレアモデルであることも、高く買取ってもらうための条件です。

ロレックスのシリーズには、それぞれレアモデルや特殊仕様モデルがあります。

このようなモデルは生産数が少なく入手しにくいため、希少価値が高くプレミア価格がつくことがあるのです。

ロレックスのプレミアモデルとして3本の指に入るデイトナの「116500LN」は、買取市場において高額で取引されています。

黒文字盤と白文字盤があり定価は同額ですが、白文字盤の方が高く取引されており、黒文字盤との買取価格に100万円近くの差をつけています。

また、サブマリーナデイトでは、グリーンサブと呼ばれる「126610LV」が人気です。

定価を2倍以上上回る価格で取引されることもあり、価格の高騰は続いています。

そのほかにも、エクスプローラー「214270」やGMTマスター「126710BLRO」なども、買取価格が定価の2倍以上になることもあるレアモデルです。

状態が良いもの

高く買取ってもらう条件として、状態が良好であることも求められます。

基本的には新作モデルで新品に近いほど高額買取の可能性が高くなります。しかし、1970年代以前のモデルはアンティーク品として付加価値がつき、価格が上がることもあります。

使わずに放置していた年代物のロレックスが、想像以上の高値をはじき出すこともあります。

キズや汚れなど状態が悪いものは査定で減額対象となるため買取価格が安くなり、キズや使用感、故障がないものほど高額で買取られる傾向があります。

今後はどうなる?ロレックスの買取相場予想!

今後のロレックスの買取相場は、緩やかではあるものの上昇が続くことが予想されます。

その理由としては、新型コロナウイルスの感染拡大による影響があげられます。コロナ禍では世界規模で輸出入が制限されるなど貿易が縮小されたため、需要が高いにもかかわらず流通量が少なくなりました。

また、外出禁止令やソーシャルディスタンスを守るためにロレックスの工場が閉鎖されたり、就業人数が制限されたりしたため、時計の生産量自体も少なくなりました。

そのため需要過多に拍車がかかり、まだまだ解消される見込みはないため、相場価格の上昇は止まらないでしょう。

そして、価格改定によりロレックスの定価が上がっているのも、ロレックスの買取相場が上昇を続ける理由にあげられます。

原材料も高騰を続けており、買取相場が下がる要因がありません。

このように、買取市場においては売り手に有利な状況がしばらく続くと思われるため、ロレックスを売却する絶好のチャンスといえるでしょう。

ロレックスは需要が高く高値買取を期待できる!

ロレックスは買取市場において高い需要をキープしており、高額査定が期待できます。

特に、人気モデルや状態の良い品である場合は、定価の2倍ほどの買取価格がつくこともあります。

所有しているロレックスの価値を知りたい場合は、買取店で査定してもらうと良いでしょう。

買取エリートは店舗買取だけでなく出張買取も行っており、近くに店舗がなくても気軽に利用できるのでおすすめです。

ロレックスのエアキングは人気がない?実態や高く売れる買取店の選び方とは

ロレックスには数多くのモデルが存在し、どのモデルも一定の支持を獲得しています。

しかし、数あるロレックスのモデルの中でもあまり人気がないと言われるのが「エアキング」です。

不人気と言われる理由や、エアキングは中古市場では安く取引されているのかなど、気になっている人も多いことでしょう。

今回は、エアキングが不人気と言われる理由や、高く売れるモデル、高く売るための買取店の選び方について解説します。

不人気モデル?ロレックスのエアキングとは

ロレックスのエアキングは、1940年代後半に初代モデルのRef.4925が登場した歴史あるモデルです。

開発当時、ロレックスは航空業界と強い結びつきを持っていました。

そのため、航空業界への敬意を表してパイロットウォッチとして開発が行われ、飛行機のエンジンにデザインが似ていたことから「エアキング」の名がつけられたのです。

現存するロレックスの中では最古のペットネームを持つモデルとして、愛好家に知られています。

モデルの特徴としては実用性を保ちつつ余計な装飾や機能を削ぎ落とした「シンプルフェイス」と「シンプル機能」、そして「スモールサイズ」の三要素が揃ったデザインです。

これらの三要素は、最初のモデルであるRef.5500から長らく受け継がれてきた特徴でもありました。

また、比較的安価なモデルであることや、デイト表示がなくシンプルな操作が可能な点などから、ロレックスのエントリーモデルとして購入されることも多かったようです。

ロレックスのエアキングが「人気がない」とされた理由

長い歴史を持つエアキングですが、「人気がない」と評されるのは何故でしょうか。

以下では人気がない根拠と考えられるいくつかのファクターについて解説していきます。

購入制限に入っていなかった

ロレックスは、人気上昇によって転売目的での購入が増えるようになっていきました。

そのため、正規店でも人気モデルが売り切れ状態になってしまい、欲しい人が適正価格で購入できないという状況が発生してしまったのです。

一人でも多くの人がロレックスを購入できるようにするために、ロレックスの国内正規店では2019年11月より転売対策として購入制限を設けました。

具体的には、購入制限に指定されたモデルを購入した場合、他の購入制限に指定されたモデルは1年間、購入したものと同一のリファレンスや同一モデルの新作については5年間、購入が不可能となります。

2019年11月にこの制度が設けられた際には、デイトナやサブマリーナー、エクスプローラー、GMTマスターといった、人気のスポーツモデルが購入制限に指定されました。

しかし、この指定モデルの中にエアキングの名は入っていなかったのです。

このことから、「購入制限の必要がない」、すなわち「購入を規制するほど人気がある訳では無い」と解釈されてしまい、不人気というイメージがついてしまった原因になったと考えられます。

同じパイロットウォッチのGMTマスターの人気が高い

エアキングはパイロットウォッチに分類されますが、実はロレックスにはもう一つパイロットウォッチのモデルが存在します。それこそが「GMTマスター」です。

このGMTマスターは1954年に初代モデルが発売されて以来、多くの人に愛されるパイロットウォッチとしてその名を轟かせています。

そして、このGMTマスターはパイロットウォッチとして見た場合、多くの点でエアマスターには無いものを持っていたのです。

GMTマスターは、特徴的なツートンカラーのベゼルを備えていることで有名です。

このベゼルは24時間表示が搭載されている上に回転させることができます。

さらに、24時間で1周するGMT針が搭載されており、ベゼルとGMT針の両方を駆使することで2つの地点の現地時刻を同時に把握することが可能となるのです。

これらのデザインと機能を兼ね備えたGMTマスターは、ロレックスのスポーツウォッチの中でもデイトナやサブマリーナーなどと比肩するほどの高い人気を獲得するに至りました。

また、先述した購入制限には、2019年11月の制度開始当初よりGMTマスターが対象モデルとして指定されていました。

GMTマスターは中古価格が定価以上に高騰するケースもあり、転売商材という意味でも「狙い目」だったのです。

このように、豊富な機能や独特なデザイン、そして資産価値としての魅力などから、同じパイロットウォッチならばエアキングよりもGMTマスターを選ぶ、という人が多く、結果としてエアキングの存在感がGMTマスターの影に隠れてしまった可能性があります。

一時的に生産終了した

エアキングは1940年代から長きにわたってマイナーチェンジを繰り返し続け、時代に合わせた改良が加えられながらも販売され続けてきたロングセラーモデルです。

しかし、2014年に突如として行われたマイナーチェンジに、愛好家たちは驚愕しました。

なんと、代名詞である文字盤の「Air-King」のロゴが消えていたのです。

これはエアキングというペットネームが消滅し、オイスターパーペチュアルシリーズに吸収される形で販売が行われることを意味していました。

即ち、エアキングは事実上の生産終了が宣言されたのも同然だったのです。

生産終了は愛好家を悲しませるとともに、世間からの「人気のないシリーズ」というイメージをさらに増幅させる結果となりました。

人気がないからこそ、売上が見込めないためメーカーが生産終了に踏み切ってしまったという認識が、2014年のロゴ消失によって多くの人々に植え付けられてしまった可能性があります。

しかし、その2年後、エアキングは蘇りました。2016年に、従来から大きさとデザインを大きくリニューアルさせた上で、文字盤の「Air-King」ロゴを復活させた新生エアキングともいうべきRef.116900が突如としてカムバックを果たしたのです。

この復活劇に、多くの愛好家が喜び、胸をなでおろしたことは言うまでもないでしょう。

2022年にはRef.116900のデザインと大きさを受け継いだRef.126900が登場し、今後のエアキングはRef.116900を源流としてマイナーチェンジを続けていくことが予想されます。

文字盤のデザインが特徴的

1940年代に登場した最初のエアキングであるRef.4925は、先にも述べたように「シンプルフェイス」と「シンプル機能」が特徴でした。

余計なものを削ぎ落としたデザインが、シンプルであるがゆえの魅力を確立していたのです。

そして、エアキングはこのRef.4925から続くシンプルなデザインが脈々と継承されていくことになります。

風向きが変わったのは2007年です。

この年に発売されたRef.114200は、ムーブメントなどの内部機構はそのままに、外装を大きく変化させて登場しました。

それまでシンプルなデザインだった文字盤には大きなインデックスが刻印され、コンセントリックと呼ばれる同心円状の加工が施されました。

青文字盤やピンクインデックス文字盤などの彩り豊かなカラーバリエーションも登場し、それまでのシンプルなデザインとは打って変わっておしゃれさを前面に押し出し始めたのです。

この大胆とも言えるデザイン変更とバリエーションの増加には、愛好家達の間でも賛否両論がありました。

この脱シンプルとも呼ぶべき動きは、2016年のリニューアルにおいても見られました。

ロレックスの象徴である王冠マークはイエロー、ロレックスのロゴと秒針はグリーン、文字盤は黒で大きめに刻印されたインデックスは白と、実に4色もの色が使われているRef.116900は、非常に目立つデザインへと変貌を遂げたのです。

エアキングの愛好家の中には、このリニューアル後のエアキングに対して、ロレックスらしからぬカラフルなデザインが好みではないとして、敬遠する向きもあります。

愛好家からも賛否が分かれるデザインを根拠に、「エアキングは人気がない」とする言説も見られるようになりました。

ロレックスのエアキングは本当に人気がないのか?

2022年には、Ref.116900の中古市場における価格相場は100万円の大台に乗りました。

先述した供給不足に加えて、この年にエアキングが購入制限の対象モデルに指定されたのです。

供給不足による価格高騰が転売業者の目に留まり、一般の顧客が入手しづらい状況に拍車がかかってしまったのがその原因と考えられます。

この購入制限の指定によって、Ref.116000は中古市場において定価を超えるプレミア価格がつくほどになりました。

最早、需要がないという評価は過去のものとなったのです。

他のエアキングのモデルにも目を向ければ、いずれも大きな値崩れが起きていないことが特筆に値するでしょう。

中古価格は安定した状態で推移しており、中には定価の7~8割のリセールバリューを持つモデルも存在します。

このことからも、エアキングの人気が低いという評価は、必ずしも的を射たものではないと言えるでしょう。

高く売れやすいエアキングのモデル

人気がないという評価を受けながらも、上記の通り実際にはプレミア価格がついたRef.116900のように、中古市場において定価を超える価格で取引されるエアキングのモデルは少なくありません。

以下では、Ref.116900以外で高く売れやすいエアキングのモデルについて紹介します。

【最新のエアキング116900の買取価格相場ページはコチラ】

エアキングRef.14000M

エアキングRef.14000Mは、2001年から2007年にかけて販売されていたモデルです。

1990年から2000年頃までに販売されていたRef.14000のマイナーチェンジバージョンとして登場したこのモデルは、外装面ではそれまでのデザインを踏襲しながらも、内部機構であるムーブメントに変更が加わりました。

傑作と名高いCal.3130がついに搭載されたのです。

このムーブメントは、精度と耐衝撃性を向上させるための工夫が凝らされており、結果としてムーブメントの高い信頼性につながっています。

エアキングRef.14000M以外にも、サブマリーナノンデイトRef.114060やエクスプローラーIRef.114270など、多くのモデルがこのいCal.3130を搭載していることからも、このムーブメントの信頼性の高さを物語っていると言えるでしょう。

また、ケースサイズが34mmと小ぶりで軽いことや、文字盤のカラーバリエーションが豊富なこと、そして古き良きエアキングのシンプルなデザインを受け継いでいることなどから、男女問わず愛用され、高い人気を誇ります。

希少価値の高いウォッチとは言えませんが、かと言って流通量が特段に多いというわけでもありません。

【最新のエアキングRef.14000Mの買取価格相場ページはコチラ】

エアキングRef.14010

1990年頃~2000年頃まで販売されたエアキングRef.14010は、エアキングRef.14000M同様に中古市場において人気の高いモデルです。

前モデルであるRef.5500からモデルチェンジを果たしたRef.14010は、34mmのケースサイズとシンプルな文字盤を受け継ぎつつも、いくつかの変化が加わっていました。

まず、ベゼル部分が「エンジンターンドベゼル」と呼ばれる仕様となりました。

これは、放射線状の細かいラインを刻み、5分おきの位置に鏡面仕上げを入れているというもので、見る者にスポーティな印象を与える独特な仕様です。

このエンジンターンドベゼルを採用したモデルは少なく、Ref.14010を象徴する要素のひとつと言えるでしょう。

また、風防はそれまで使用されていたプラスチックからサファイアクリスタルへと素材が変更され、ムーブメントの精度も向上したことから、実用面でも使いやすさが向上しました。

エンジンターンドベゼルの珍しさと、それまでのエアキングの伝統を守ったシンプルなデザインの組み合わせ、そして実用面における利便性の向上は、生産終了してなおRef.14010の高い人気を支えるファクターとなりました。

特に黒文字盤の人気は高く、中古市場においても高価買取が期待できます。

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エアキングを高値で売るための買取店の選び方

エアキングを売る場合は、中古品を取り扱う買取店に持ち込み、査定を依頼することが多いでしょう。

査定額は買取店によって変わるため、高く売るためには持ち込む買取店をしっかりと見極める必要があります。

以下では、買取店を選ぶために注目すべき具体的なポイントについて解説します。

ロレックスの取引実績が豊富にあるか?

中古品を取り扱う買取店は、世の中に数多く存在します。

その中からロレックスの査定を依頼する買取店を選ぶには、何よりも「ロレックスについての理解度が深く、正しい鑑定スキルを持っているか」が重要となるでしょう。

ロレックスについての知識が乏しければ、持ち込まれた品物についてどれほど希少価値があるのか、品物の状態が良いのか悪いのかなどを正確に判断することは難しいです。

結果として、本来装飾であるはずの彫刻部分を傷とみなされるなどの問題のある査定を連発された挙げ句、不当に安い査定金額を提示されてしまう恐れがあります。

ロレックスについての知識を持っているかどうかを判断するためには、その買取店がこれまでにどれだけロレックスを取り扱ってきたかを確認すると良いでしょう。

買取店の公式サイトでは、これまでの買取事例を公表しているケースも少なくありません。

その中で、ロレックスの買取事例があるかどうかを探してみることをおすすめします。

買取実績が豊富であれば、それだけこれまでに多くのロレックスを査定していることになりますから、査定の制度も高いことが期待できます。

また、実際に価格査定を行うのは買取店に所属している査定士ですから、不安ならば査定士に色々と質問をしてみると良いでしょう。

質問に対して正確な答えが返ってくるならば、その査定士はロレックスに対する知識を有していると判断でき、安心して品物の査定を任せることができます。

店舗としての買取実績が豊富でも、ロレックスの知識を持っている査定士が不在という可能性もありますので、事前に査定士が常駐しているかどうかをしっかりと確認することも忘れないようにしましょう。

再販ルートが確保されているか?

買取店は、買い取ったロレックスをメンテナンスした後に、中古品として再販することで利益を得ています。

そのため、再販しても売れないと判断される商品は安く買い叩かれたり、そもそも買取を拒否される可能性もあるのです。

買取店が再販を行う方法としては、自社店舗で直接顧客に販売する、百貨店などの小売業者で販売してもらう、ネット上で通販を実施する、

オークションに出して卸売業者に売る、海外へ輸出するなど、様々な手段が挙げられます。

この再販ルートを多く確保している買取店は、買い取ったロレックスを再販できる可能性が高いと言えるでしょう。

結果として買い取ったロレックスを在庫として死蔵するリスクが小さくなるため、高額査定を行う余裕が生じます。

つまり、再販ルートの豊富な買取店は、査定額も高額になりやすいと言えるでしょう。

また、再販ルートの他に、修理工房を持っているなど、自社でメンテナンス可能な体制が整っているかどうかもチェックしておくと良いでしょう。

自社メンテナンスが可能であれば、それだけメンテナンスコストを小さくできるため、自社メンテナンスができない買取店よりも査定額が高くなりやすいのです。

1円でも高く買い取ってもらいたいならば、買取店を選ぶ際に再販ルートとメンテナンス体制の状況をチェックしておく癖をつけておくと良いでしょう。

実店舗があるか?

ロレックスなどの高額なブランド品は、できることなら実店舗に持ち込み、目の前で査定を行ってもらったほうが安心できます。

そのため、実店舗を多く展開しているか、自分の家の近所に実店舗が存在するかどうかは買取店選びにおいて重要な判断ポイントのひとつと言えるでしょう。

実店舗が多数展開している買取店は、それだけ多くの査定士を抱えていることを意味しますから、実績があり信頼に値する買取店という評価が可能です。

また、実店舗であれば、査定を担当する査定士と直接やり取りができますから、その場で買取価格に関する交渉も可能です。

交渉がうまく行けば、買取価格が上がることもあるため、この点でも実店舗への持ち込みはお得であると言えるでしょう。

何より、宅配買取と異なり送料が一切かからないというメリットも存在します。店舗に行けない、近くに店舗がない場合は宅配買取という選択肢もありますが、「品物を送ったら連絡がつかなくなった」「売却を断ると品物にキズを付けて返却された」といったトラブルを起こす悪質な業者に引っかかってしまう可能性もあります。

トラブルに遭遇してしまえば、二度と品物を売れない状態にされてしまったり、詐欺などの犯罪に巻き込まれてしまうなど、高値での売却どころではない事態に発展してしまうことでしょう。

国民生活センターも宅配買取の利用については注意喚起を行っているため、宅配買取を利用する際には信頼できる買取店をしっかりと見極めるのが重要です。

買取価格は妥当か?

ロレックスを1円でも高く売りたい場合は、そのモデルの買取価格の相場について理解しておく必要があります。

というのも、買取相場はそのモデルがどれだけ価値があるかを知る一つの指標となるからです。

傷や汚れがあれば買取相場よりも安くなるでしょうし、逆に状態が良かったり希少性の高いカラーだったりすれば、買取相場よりも高値で買い取ってもらえる可能性があります。

しかし、買取相場について知らなければ、提示された査定額が高いのか安いのか、なぜその査定額になったのかといった判断がつかず、損をしてしまう恐れがあるのです。

相場について知るには、ネットで買取相場を調べる他にも、一括査定サイトを利用したり、いくつかの買取店に個別に査定を依頼して査定額を比較するという方法があります。

実際にどれだけの買取相場となっているのかを把握した上で、自分が納得できる買取店に買い取ってもらうようにすると良いでしょう。

この時、査定額をコロコロと変えてきたり、やたらとすぐに売るように要請してくる買取店には要注意です。

相場について知られる前に不当に安い金額で買い取ろうと目論んでいる可能性があります。

「買取エリート」ならエアキングも高価買取!

エアキングを売るならば、「買取エリート」がおすすめです。買取エリートはロレックスをはじめとして様々なブランド品を取り扱っている買取専門店で、全国に展開しています。

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ロレックスに不人気モデルなどない!エアキングも査定に出そう

エアキングは決して不人気モデルではありません。

型番によっては高値でやり取りされているものもあり、何より多くの人に愛されている事実がそれを証明していると言えるでしょう。

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ロレックスは中古も人気!正規店で買えない理由と高く売れるモデルを紹介

ロレックスは世界的に高い人気を誇る時計ブランドです。

その人気故に、モデルによっては正規店でも手に入らない状態になっています。

そのため中古市場が盛況になっており、中には定価以上のプレミア価格が付くものもあります。

所有しているなら売り時と言えるでしょう。

この記事では、ロレックスが正規店で手に入りにくい理由や、品薄なレアモデル、高く売れやすいモデルについて紹介しています。

ロレックスは中古品でも人気が高い!

ロレックスと言えば、腕時計についてさほど知らない人手も名前が出てくる超有名な腕時計ブランドです。

実は100年以上の歴史を持つ老舗ブランドで、その前身は1905年にイギリスで設立されたウィルスドルフ&デイビス社。

拠点がスイスに移ってからは、懐中時計が一般的だった時代にあっていち早く腕時計の可能性を見出し、その後世界中で絶大な知名度と人気を誇る腕時計ブランドへと成長を遂げていくことになります。

ロレックスの名を広く知らしめるきっかけになったのは、ロレックスが「オイスターケース」「パーペチュアル」「デイトジャスト」という3大発明を成し遂げたからです。

オイスターケースは完全防水の時計ケースのこと。

イギリスのオイスター社が開発し、その後オイスター社を傘下に収めたロレックスが1926年に完成させました。

金属の塊からケースを削り出し、裏蓋とリューズをねじ込み式にすることで、名の通り「牡蠣の殻」のような高い気密性を実現しています。

現在では当たり前となっている腕時計の防水機能ですが、当時この機能を使用できるのはロレックスだけだったのです。

パーペチュアルとは、機械式腕時計の自動巻き上げ機能のこと。これによって腕時計の利便性は大きく向上することになりました。

オイスターケースの開発によって高い防水性を持ったロレックスの腕時計でしたが、ゼンマイを巻いた後リューズのねじ込みを忘れてしまうと、防水性は失われてしまいます。

この問題に対処するために生み出されたのがパーペチュアルで、その登場によってゼンマイを巻く必要がなくなり、ロレックスの「完全防水」が果たされることになったのです。

デイトジャストは、ロレックスがこの世に生み出した日付表示機能のこと。文字盤の3付近に小窓を付けて、一目で日付が確認できる仕組みです。

今でこそ当たり前の機能ですが、視認性の高さとデザイン的な自由度から非常に画期的な発明で、現在でも全ての腕時計のスタンダードになっている非常に優れた機能なのです。

ロレックスはこれら3大発明や高精度のクロノメーターなどで知られており、世界中で絶大な知名度と人気を誇っています。

その人気の高さから毎年のように価格改定が行われており、中古品も新品の価格に連動して高値傾向にあります。

例えばデイトナの「Ref.16520」の場合、2016年の中古買取価格は平均108万円でしたが、2021年には約381万円にまで高騰しています。

他にも多くのモデルが中古品であるにも関わらず高値で売買されており、中には新品の定価以上の価格がつくものも珍しくありません。

では、何故ロレックスの中古品はそこまで価値が高くなるのでしょうか。その理由の一つが、「正規店で買えない」からです。

ロレックスを正規店で買えない4つの理由

なぜロレックスは正規店で購入できないのでしょうか。その主な理由を4つ紹介します。

供給を大きく上回る需要

ロレックスが正規店で買えない第一の理由は、供給量に対して需要が圧倒的に高くなっているからです。

ロレックスが製造し出荷している腕時計の数よりも、それを欲しいという人の方が圧倒的に多い状況が長年続いており、品薄の理由となっているのです。

では、なぜロレックスは供給が少ないのでしょうか。

非常に人気で作れば作っただけ売れるのだから、どんどん製造すればロレックスは大きな儲けを得ることができます。

それをしない理由は、ロレックスの腕時計は大量生産ができないからです。熟練の技術を持つ職人が手作業で一つ一つ製造しているため、簡単に製造数を増やすことができないのです。

特に2021年は新型コロナウイルスが流行し、生産がストップしたり原材料が入手しにくくなるといった事情があり、輪をかけて流通量が減る事態に陥りました。

需要が高くなる理由も複数あります。

ロレックスは言わずと知れた腕時計の王者であり、高い知名度と人気から世界中に愛好者がいます。

それだけ購入希望者が多いということです。

また純粋な心から腕時計を欲しがる人がいる一方、転売目的で高級腕時計を購入する人が後を絶ちません。

世界的人気ブランドであるロレックスももちろんその対象になっています。

いろいろな対策が取られるもなかなか根本的な解決には至らず、ますます手に入りにくい状態になっているのです。

ロレックスは近年異常な品薄状態になっており、この事態を受けてロレックスは公式声明を発表しています。

「ブランド価値を上げるためにわざと供給量を絞っているのでは?」という声を明確に否定し、戦略として希少性を演出しているのではなく、あくまで品質を保つため大量生産ができないのだと説明しています。

ロレックスマラソンを繰り返すランナーの存在

「ロレックスマラソン」とは、欲しいモデルを求めて正規店を巡ることをいいます。

一つの店舗ではなく複数の店舗を巡る姿がまるでマラソンをしているように見えることからこう呼ばれるようになり、ロレックスマラソンをしている人を「ランナー」と呼ぶこともあります。

ロレックスマラソンランナーは、狙っているモデルを手に入れるべく、各地の正規店に日々通い在庫状況を確認しています。

入手困難なモデルはプレミア価格が付いているので、正規店で購入するのが尤も安く、かつ正当な価格で手に入れることができるので、ランナーがどんどん増えているのです。

やっと正規店に商品が到着しても、こまめに通うランナーが先に手に入れてしまうため、一般の人はなかなか購入することができないのです。

投資対象として人気

ロレックスを腕時計ではなく、投資対象として扱う人も年々増えています。

世界中で安定した需要があるので投資対象に適しており、腕時計に全く興味がないという人が購入するケースが増えているのです。

これによってますます需要が増加し、手に入りにくい状態に拍車をかけています。

そもそも投資は、「収益性」「安定性」「流動性」を的確に押さえることがポイントで、「お金が増えることが期待でき、元本が減るリスクが小さく、かつ必要なときすぐお金に換えられる」そうした資産が投資対象としては優れているのです。

投資のための金融商品は数多くありますが、収益性、安定性、流動性全てを兼ね備えた万能の金融商品は存在しません。

それに比べるとロレックスは市場の高騰が続いており需要も高いので、高い収益性と安定性を期待することができます。

また、不動産などと比べると保管にかかるコストも少なく済み、持ち運びや売却も簡単で、流動性もかなり優れています。

投資対象として非常に優れているのです。

また、一般的な投資商品は利益が出ると一定割合で課税されますが、ロレックスはあくまで腕時計なので生活用動産と見なされ、売却して利益を得ても課税されないというメリットもあります。

動くお金が大きくなると税金も大きくなるため、非課税というのは非常に大きな魅力なのです。

正規店による購入制限の実施

ロレックス正規店では、購入制限が実施されています。

これも手に入りにくくなる理由の一つになっています。

純粋にロレックスが欲しいという人だけではなく、転売目的で購入する人も多くなっており、同じ人が複数商品を購入すると他の人が買えなくなってしまうため、2019年から人気モデルは購入制限が実施されるようになったのです。

対象は8モデルで、1本購入するとその後5年は同じシリーズが購入できなくなります。他の人気モデルも1年は購入できません。

購入するときは顔写真付き身分証の提示が必要です。

また、購入制限は1店舗だけではなく、ロレックスの正規店全体に及びます。

正規店同士で購入者の情報を共有しているため、店舗を変えれば買える、という訳にはいきません。

この購入者制限が実施されたことで、既に人気モデルを購入したことがある人は、たとえ正規店に在庫があっても好きなタイミングで購入することができなくなったのです。

正規店でもあまり買えないロレックスの人気モデル

正規店でなかなか購入できないような人気のモデルは、中古として売却すると高値が付くことが多いです。

所有しているなら売却を検討するのがおすすめです。中古でも高値が付く具体的なモデルを紹介します。

コスモグラフ デイトナ

デイトナは、1960年代に開発されたスポーツコレクションのモデルです。

3つのプッシャーやクロノグラフが特徴的で、当時のモータースポーツ人気と連動して人気を博すことになりました。

実用性とデザイン性の高さから発売当時から根強い人気を保ち、現在ではロレックスを代表するモデルとして知られています。

コスモグラフデイトナは素材バリエーションが豊富で、耐久性に優れるスチール素材の他、ラグジュアリー感が増すゴールドやプラチナなど、多彩なラインナップがあります。

文字盤の色やデザインでかなり印象が異なるのもデイトナの特徴と言えるでしょう。

ロレックスの中でもトップの人気を誇るため、どの型番も国内正規店で新品を購入するのは非常に困難になっています。

中古品は新品価格をはるかに超えるプレミア価格になっています。

コスモグラフ デイトナ 人気モデル一覧
・コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN 白文字盤→買取価格ページはコチラ
・コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN 黒文字盤→買取価格ページはコチラ
・コスモグラフ デイトナ Ref.116520 白文字盤→買取価格ページはコチラ
・コスモグラフ デイトナ Ref.116520 黒文字盤→買取価格ページはコチラ
・コスモグラフ デイトナ Ref.116503 白文字盤→買取価格ページはコチラ
・コスモグラフ デイトナ Ref.116503 黒文字盤→買取価格ページはコチラ
・コスモグラフ デイトナ Ref.116503 シャンパン文字盤→買取価格ページはコチラ

サブマリーナー

サブマリーナーは1953年に開発された、世界初のダイバーズウォッチです。

ロレックスが誇る3大発明のひとつであるオイスターケースの機能性が高くなっています。

ビジネスシーンにもマッチするデザイン性の高さ、「潜水艦」の名を誇る防水性の高さ、ムーブメントの精密さなどからデイトナに次いで人気が高く、新品を正規店で購入するのは非常に難しくなっています。

サブマリーナーは他のスポーツモデルに比べると多彩なバリエーションが存在し、文字盤の日付表示の有無や素材、カラーが多彩です。

文字盤表示のロゴが赤い「赤サブ」、英国軍からの依頼によって製造された「軍サブ」などのレアモデルは中古品の中でも特に高額で売買されています。

サブマリーナ 人気モデル一覧
・サブマリーナ Ref.126610LV →買取価格ページコチラ
・サブマリーナ Ref.126610LN →買取価格ページコチラ
・サブマリーナ Ref.126613LB →買取価格ページコチラ
・サブマリーナ Ref.126610LN →買取価格ページコチラ
・サブマリーナ Ref.124060 →買取価格ページコチラ

GMTマスター

GMTマスターは1950年代に開発されたパイロット向けウォッチです。

1950年代は旅客機による大陸間旅行が発展し、複数のタイムゾーンをまたぐ移動が活発になりました。

こうした流れを受けて、パン・アメリカン航空の要望で開発されたのがGMTマスターなのです。

ツートンカラーのベゼルが特徴で、GMTマスター1は生産終了。現在はGMTマスター2が正規店で販売されています。

GMTマスターは24時間表示の両方回転ベゼルと、24時間で一周するGMT針を備えており、この組み合わせによって複数の地域の時間を把握することができるのです。

また、ツートンの特徴的なカラーやデザインが愛好家や腕時計コレクターから人気を集めており、デイトナやサブマリーナー程ではないにしろ、正規店ではなかなかお目にかかれないモデルです。

GMTマスターⅡ 人気モデル一覧
・GMTマスターⅡ Ref.126720VTNR→買取価格ページはコチラ
・GMTマスターⅡ Ref.126711CHNR→買取価格ページはコチラ
・GMTマスターⅡ Ref.126710BLRO→買取価格ページはコチラ
・GMTマスターⅡ Ref.126710BLNR→買取価格ページはコチラ
・GMTマスターⅡ Ref.126715CHNR→買取価格ページはコチラ

スカイドゥエラー

「世界を旅する旅行者のために」というコンセプトの元2012年に発表されたのがスカイドゥエラーです。

第二時間帯の表示、年次カレンダーなどの特徴は、まさに世界を飛び回る旅行者やビジネスパーソンのための時計と言って良いでしょう。

ロレックスの中でも複雑な機構を持ち、その性能の高さは発表当時多くの愛好家を驚かせました。

スカイドゥエラーは発売当時金無垢素材のみだったので、あまり人々の興味を引きませんでした。

しかし2017年にステンレスモデルが登場したことで一躍注目されることになり、一気に人気が急騰しました。

ロレックス史上最高とも表される複雑機構故に生産数はかなり少なく、人気が高まったことも手伝って正規店では手に入りづらくなっています。

スカイドゥエラー 人気モデル一覧
・スカイドゥエラー Ref.326934 青文字盤→買取価格ページはコチラ
・スカイドゥエラー Ref.326934 黒文字盤→買取価格ページはコチラ
・スカイドゥエラー Ref.326934 白文字盤→買取価格ページはコチラ
・スカイドゥエラー Ref.326933 黒文字盤→買取価格ページはコチラ
・スカイドゥエラー Ref.326933 白文字盤→買取価格ページはコチラ
・スカイドゥエラー Ref.326934 シャンパン文字盤→買取価格ページはコチラ

入手困難ではないが高く売れやすいロレックスのモデル

上述したモデル以外でも、ロレックスには高値で売れやすい人気モデルがたくさんあります。

入手の困難さも上述モデルほどではないので所有している可能性が高く、もし該当しているものがあれば売却を検討してみましょう。

エクスプローラー

機能が進化したことで、特定の用途に特化した腕時計が次々と生み出された1950年代。

エクスプローラーはその草分け的存在として1953年に登場しました。

探検家のために開発されたアドベンチャーウォッチで、デザインは非常にシンプルで高い視認性を誇ります。

登山家向けのエクスプローラー1、洞窟探検向けのエクスプローラー2があります。

山岳や洞窟など過酷な環境下でも問題なく使用できるほどの視認性や耐久性を誇っており、シンプルなデザインでビジネスシーンにもマッチしやすいこと、実用性が高いこと、ロレックスの中では比較的安価なことなどから人気が高くなっています。

換金率は80パーセントほどですが、2001~2010年頃まで発売されていた「Ref.214270」は中古でも安定した需要があり、購入時以上の価格で売却できる可能性があります。

エクスプローラー 人気モデル一覧
・エクスプローラーⅠ Ref.124270→買取価格ページはコチラ
・エクスプローラーⅠ Ref.124273→買取価格ページはコチラ
・エクスプローラーⅡ Ref.226570→買取価格ページはコチラ


ミルガウス

ミルガウスはフランス語で「1,000ガウス」を意味し、1,000ガウスの磁場にも耐えられる耐磁性能を持つ腕時計として1956年に発売されました。

医師や技師などの要望を受け、科学に敬意を表するために開発されたモデルです。

稲妻の形をした秒針や、グリーンサファイアガラスなど他のモデルにはない個性を持ち、人気を集めています。

通好みのモデルと言われており元々買取り価格は安定していましたが、マイナーチェンジの噂が出たことで需要が高くなり、既存型番が特に高騰しています。

ミルガウス 人気モデル一覧
・ミルガウス Ref.116900 Zブルー→買取価格ページはコチラ
・ミルガウス Ref.116900 黒文字盤→買取価格ページはコチラ

デイトジャスト

デイトジャストはロレックスの王道デザインとして知られるモデルで、2020年には生誕75年を迎えた超ロングセラーモデルです。

独特の切り込み装飾を持つフルーテッドベゼル、5列リンクのジュビリーブレスレットなどが特徴的で、非常に豊富なバリエーションがあります。

普段使いしやすく比較的安価なことで安定した人気があります。

元々ロレックス相場の高騰はスポーツモデルが主で、デイトジャストなどのドレスモデルの相場は安定していました。

しかし、ロレックス市場が拡大したこと、スポーツモデルの相場が高騰しすぎたことなどから、じわじわ高騰するようになりました。

中でもスポーツモデルに近いシンプルな見た目の「Ref.126300」や、流通量が限られる「Ref.126334」が高騰しています。

ロレックスの売却なら「買取エリート」へ!

ロレックスは腕時計のトップブランドであり、上述したモデル以外にも換金率が良いモデルがたくさんあります。

所有しているなら「買取エリート」に査定を依頼してみると良いでしょう。買取エリートは全国に展開するブランド品の買取専門店です。

査定士が常駐しているので正確な鑑定、査定が可能で、ロレックスの売却実績も豊富にあります。

また、独自の販売ルートを確保しており、自社メンテナンスも可能なため、壊れてしまっている、動かないといったものでも買い取りが期待できます。

もし店舗が近くになくても、出張買取や宅配買取に対応しているので気軽に利用することが可能です。

正規店で買えないロレックスのモデルは中古で高く売れる!

ロレックスの人気は依然高いままであり、一部モデルは正規店でも滅多に購入できない事態になっています。

そのため中古市場でプレミア価格で売れることも珍しくありません。

比較的入手しやすいモデルであっても、中には高く売れる物があります。

もしロレックスを所有しているなら、買取エリートで査定してみてはどうでしょうか。



ロレックスはギャランティカードなしでも売れる?査定への影響や売却のコツ

正規販売店でロレックスを購入すると、ギャランティ カードが発行されます。

ギャランティ カードは持ち主を証明するための大切なアイテムです。

中にはギャランティ カードを紛失してしまい、「中古品として売れないのではないか」と不安に感じている人がいるかもしれません。

今回はロレックスのギャランティ カードの役割や種類、万が一紛失してしまった場合は売却できるのかなど、気になる情報について解説していきます。

ロレックスのギャランティカードとは?

正規販売店で購入したロレックスには、ギャランティ カードが付属しています。

ギャランティ カードは保証書のことで、紙タイプやカードタイプなどいくつか種類があります。

購入日やシリアルナンバー、購入者の氏名などが記載されており、ギャランティ カードがあれば誰がいつ購入したものなのかを証明できます。

ロレックスは1本数十万円~数千万円する高級な腕時計です。

一般的な腕時計は1年程度の保証期間が設けられていますが、ロレックスは一生モノとして購入する人が多いため長い保証期間が設けられています。

保証期間は購入時期によって変わり、2015年以前は2年、2015年以降は5年となっています。

ギャランティ カードは保証期間を証明する保証書なので、期間内にギャランティ カードを提示すれば無料修理を受けることができます。

さらに、ギャランティ カードは腕時計が本物かどうかを証明する、証明書の役割も持っています。

本物のロレックス1本に対して1枚のみ発行されるため、ギャランティ カードを保有していれば間違いなく本物のロレックスであることを証明できます。

ロレックスのギャランティカードの種類

ロレックスのギャランティ カードは、定期的に刷新されています。

そのため、発行された年代によって紙タイプやカードタイプなど形状が異なります。

では、年代によってどのような特徴があるのか、詳しく見ていきましょう。

1980年代〜2006年頃まで

ロレックスのギャランティ カードで、最も古いタイプは1980年代~2006年頃までに発行されていたものです。

紙タイプのギャランティ カードで、腕時計の型番やシリアルナンバー、購入者の氏名、購入した国、購入店などが紙に記載されています。

同じギャランティ カードでも、日本と海外では多少の違いがあります。海外で発行されたものは、基本的に購入者の氏名が記載されていないものが多いです。

購入者の氏名が記載されていないと不安に感じるかもしれませんが、保証書として問題なく使えます。

一方日本では、購入者の氏名までギャランティ カードに記載するのが一般的です。

これは、日本人がルールを厳格に守っているからです。

日本でロレックスを購入すると日本語のギャランティ カードが発行されますが、国際基準と異なっている部分があったり、購入者の氏名が塗りつぶされていたりするものが多いため、海外の中古市場では敬遠されてしまう傾向があります。

2006年〜2014年頃まで

2006年~2014年頃まで発行されていたギャランティ カードは、紙タイプからプラスチックカードに刷新されました。

ロレックスのブランドカラーである深いグリーンを貴重とした色合いで、クレジットカードやキャッシュカードのような一般的なカードと同程度のサイズになっています。

紙タイプのギャランティ カードは日本と海外でデザインに多少の違いがありましたが、プラスチックカードは世界共通のデザインです。

型番やシリアルナンバー、購入者の氏名、購入日、購入店、モデル名が記載されています。

ロレックスは人気の高級腕時計ブランドということで偽造品が出回っていました。

これを何とかするために、偽造対策としてプラスチックカードにはブラックライトを当てると模様が浮かび上がる加工が施されています。

2014年〜2020年まで

2014年〜2020年までに発行されていたギャランティ カードは、1つ前のタイプと同じく一般的なサイズのプラスチックカードです。

ただし、深いグリーンのブランドカラーから、ホワイトとグリーンのツートンカラーに変更されています。

型番やシリアルナンバー、購入店、購入者の氏名、購入日などに加え、使われている素材や文字盤のカラーまでギャランティ カードに記載されるようになりました。

1つ前のタイプより、さらに強固な偽造対策が施されているのが特徴です。

ブラックライトを当てると模様が浮かび上がる加工だけではなく、カードにデザインされている線の模様が極小の文字列になっているなど、一見しただけでは分からないような偽造対策が念入りに施されています。

2020年~

従来と同サイズのプラスチックカードですが、カラーが刷新されました。

表面のカラーはグリーン一色ですが、ロレックスのロゴや文字がゴールドでデザインされている他、カードのフチにもゴールド加工がされ、より高級感溢れるデザインとなりました。

従来のギャランティ カードとは違い、表面には何も情報が記載されていません。裏面に型番とシリアルナンバー、購入日のみを記載するシンプルなカードに生まれ変わっています。

ギャランティ カードにNFCタグが埋め込まれるようになったのも大きな変化です。

内部にNFCタグを埋め込むことで、ダウンロードしたアプリを使って手軽にロレックスの公式サイトにアクセスできるなど、カードの利便性が高くなりました。

ロレックスのギャランティカードを紛失するとどうなる?

保証書としてはもちろん、本物かどうかを証明するための証明書としても使えるギャランティ カードは、ロレックス所有者にとって非常に大切なものです。

そんなギャランティ カードを、万が一紛失してしまったらどうなってしまうのでしょうか。

ここからは、ロレックスのギャランティ カードを紛失した場合の影響について詳しく解説していきます。

保証期間内の無料修理が受けられない

ロレックスの腕時計には、5年間(2015年以前に購入したものは2年間)の保証期間があるため、万が一腕時計に不具合が出てしまった場合でも、期間内であれば無料で修理を受けられます。

しかし、無料で修理を受けるためにはギャランティ カードを提示しなければなりません。

正規品販売店によって必要事項が記入されたギャランティ カードがなければ、いつ誰が購入した腕時計なのか分からず、保証期間の証明ができないためです。

ギャランティ カードを紛失してしまうと、購入後5年以内であっても無料修理が受けられなくなるので注意してください。

保証期間が過ぎてしまった場合や、ギャランティ カードを紛失してしまった場合であっても、有料であれば修理を受けることが可能です。

売却時の査定額が下がる

ギャランティ カードは、保証期間を証明するだけではなく、腕時計が本物かどうかを証明するためにも必要なものです。

使わなくなったロレックスを業者に買取してもらう場合、ギャランティ カードがなければ本物と確定することができなくなります。

もちろん、ギャランティ カードがなくても中古品として売却することは可能です。

しかし、本物と確定できない場合は査定額が下がってしまう可能性があります。

どの程度減額されるかは個々のケースで異なりますが、一般的なモデルで数万円程度、人気モデルになると5~10万円程度下がってしまうことも珍しくありません。

また、ギャランティ カード以外にも購入時の箱や説明書、ブレスのコマなどの付属品があるかどうかも高価買取の重要なポイントです。

腕時計本体のみで査定に出した場合、付属品がすべて揃っているものと比べて80~90%の査定額しかつかないこともあるので、なるべく付属品は揃えておきましょう。

ロレックスのギャランティカードを再発行する方法は?

ロレックスのギャランティ カードを紛失してしまった場合ですが、残念ながら再発行することはできません。

世界中で人気が高いロレックスは、偽物が多く出回っています。

腕時計本体の偽物だけではなく、偽物を本物に見せかけるためにギャランティ カードの偽物まで作られているのです。

それをどうにかするため、ロレックスはギャランティ カードに透かしを入れたり、ブラックライト加工をしたり様々な偽造対策を施しています。

不正利用を防ぐために厳重な対処を行っているロレックスは、ギャランティ カードの再発行はもちろん名義変更にも一切対応していません。

正規品の購入者であっても、一度ギャランティ カードを紛失してしまうと二度と手に入れることができなくなるため、大切に保管する必要があります。

しかし、上述したようにギャランティ カードがないからといって、売却できなくなるわけではありません。

ロレックスは中古市場で人気が高いため、査定額は下がってしまいますがギャランティ カードがない腕時計であっても、売却すること自体は可能です。

ギャランティカードなしのロレックスを高く売るコツ

ギャランティ カードを紛失してしまうと本物かどうか証明できなくなるため、ロレックスの買取価格は下がってしまいます。

しかし、なるべく高く売りたいと考えている人もいるでしょう。

ここでは、ギャランティ カードなしのロレックスを高く売却するコツを解説していきます。

相場が上がる時期を狙う

ロレックスは海外ブランドの腕時計なので、日本で販売する時は海外で製造されたものを輸入することになります。

海外から輸入して日本で販売する商品の価格は、為替相場の影響を大きく受けます。例えば円安になると輸入品の国内販売価格は上昇します。

海外での販売価格が変わらなかったとしても、円の価値が下がることで輸入する際の購入価格が高くなってしまうためです。

中古品の価格は新品の価格に比例するため、円安になればなるほど中古のロレックスの買取価格は高くなります。

円安になるタイミングを狙ってロレックスを買取に出すのも、高く売るコツの1つです。

ロレックスの買取価格は、中古市場での需要にも大きく影響されます。

ボーナスが出て購買意欲が高まる6・7月や12月、就職や異動などで新生活が始まる3~4月は腕時計を購入する人が増えるため、中古市場での需要が高まり買取価格が上がりやすくなります。

有名人がロレックスの腕時計を愛用している、有名なドラマや映画で使用されるなど、話題性が高まったタイミングも買取価格が上がりやすい時期です。

買取価格の相場が上がる時期を狙ってロレックスを売却すれば、ギャランティ カードなしでも高価買取が期待できるでしょう。

キレイな状態にしておく

ロレックスの買取価格は、商品の状態によって上下します。

汚れが目立つ中古品よりは、綺麗な状態のもののほうが人気が高く高価買取してもらいやすいです。

そのため、査定に出す前に汚れを落とすなどのお手入れをしておくとよいでしょう。

また、普段からしっかりメンテナンスをして、綺麗な状態で保管しておくことも大切です。

使用した後は定期的にクロスで拭き掃除をする、ケースやブレスは石鹸やブラシを使って洗浄するなど、しっかりお手入れしておけば綺麗な状態を保てます。

ただし、お手入れ中に傷をつけてしまうと価値が下がってしまいます。

マイクロファイバークロスや柔らかいブラシなどを使い、本体を傷つけないようにお手入れすることが大切です。

ロレックスは防水性能が高い腕時計ですが、リューズとケースの隙間から水が入り込んで故障してしまうケースがあります。

不具合があるロレックスは買取価格が下がってしまうので、水回りで使用する時はリューズがしっかりケースにねじ込まれているか確認し、本体内に水が入らないように注意してください。

オーバーホールを受けない

ロレックスは機械式時計ということで、数年おきにオーバーホールすることが推奨されています。

定期的にメンテナンスをすることで保存状態がよくなり、高価買取が期待できます。

しかし、オーバーホールの費用は安くありません。ケースバイケースですが、場合によっては10万円近くかかることもあるでしょう。

オーバーホールをしたからといって、かかった費用以上に査定額がアップするとは限りません。

定期的にオーバーホールすることは大切ですが、査定に出すタイミングでわざわざオーバーホールを受ける必要はないでしょう。

普段からオーバーホールしているのであれば、オーバーホールの証明書を添付して査定に出せば、査定額がアップするかもしれません。

ギャランティカードなしのロレックスを売却する方法

ギャランティ カードなしでもロレックスを売却することは可能ですが、実際どのような方法で売却すればよいのでしょうか。

ここからは、ギャランティ カードなしのロレックスを売却する具体的な方法について解説していきます。

リサイクルショップに売る

一般的な品物を多数取り扱っているリサイクルショップにロレックスを持ち込み、査定を受けた上で買い取ってもらう方法があります。

リサイクルショップは様々なエリアに店舗があるため利用しやすいですし、ロレックス以外にも売りたい不用品があれば一緒に買い取ってもらうことができます。

しかし、ブランド品だけではなく多くの品物を扱っているリサイクルショップは、腕時計やロレックスの専門家ではありません。

適正な価格で査定してもらえず、損をしてしまう可能性があるので注意してください。

また、ロレックスなどのブランド腕時計に詳しい査定士がいない店舗に持ち込んだ場合、本物かどうかを見極めることができないため、ギャランティ カードがないと買取を断られてしまうことがあります。

フリマアプリ・オークションサイトで売る

フリマアプリやオークションサイトを利用して、ロレックスを売却するのも1つの方法です。

手軽に個人間売買ができるフリマアプリやオークションサイトは、在宅のまま好きな価格で商品を売却できるということで人気になっています。

ネットは実店舗よりもユーザー数が多いため、利用者数が多いサービスにロレックスを出品すれば、短期間で買い手が見つかる可能性があります。

しかし、売却するまでに手間がかかってしまうというのが、フリマアプリやネットオークションのデメリットです。

サービスへの登録手続きや出品作業、商品の撮影、購入者とのやり取り、商品の梱包や発送などすべての作業を自分で行わなければなりません。

また、個人間売買はトラブルに巻き込まれる危険性があります。

商品を発送しても料金が支払われない、説明不足によるクレームなどのトラブルが多くなっているので注意してください。

利用する際に手数料がかかる、時間や手間をかけて出品しても必ず売れるとは限らないといった、デメリットがあることも理解しておきましょう。

ブランド品の買取専門業者に売る

一般的なリサイクルショップではなく、時計やブランド品の買取に特化した専門業者や店舗に買取してもらう方法もあります。

ブランド品の買取を得意とした専門業者であれば、ロレックスに精通した査定士が在籍している可能性が高いです。

商品の価値をしっかり見極めた上で査定してくれるため、価値に見合った適正な査定額を提示してもらえるでしょう。

「買取エリート」は、ロレックスの取引実績が多いブランド品買取専門店です。様々なブランド品を査定してきた経験豊富な査定士が常駐しているため、安心して査定を任せることができます。

買取強化中のモデルが多いというのも魅力の1つです。

一般的にギャランティ カードがないロレックスの買取価格は大きく下がってしまうことが多いですが、豊富な販路を確保している買取エリートに依頼すれば減額幅をできる限り小さくできます。

店頭買取以外にも、出張買取や宅配買取に対応しているため近くに店舗がない人も安心して利用できます。

送料や出張費、キャンセル料といった手数料が無料になっているのも嬉しいポイントです。

ギャランティカードなしのロレックスも売却は可能!

ギャランティ カードを紛失してしまったとしても、ロレックスを売却することは可能です。

しかし、査定額が下がってしまう可能性が高いため、どこに売却するかは慎重に考えなければなりません。

少しでも高く売りたいのであれば、ギャランティ カードなしでも高価買取が期待できる買取エリートがおすすめです。

どこに売却しようか悩んでいる人は、買取エリートへ問い合わせてみてはいかがでしょうか。

資産価値の高いロレックスはどれ?高く売れるモデルと賢い売り方を大公開

資産価値の高いロレックスはどれ?高く売れるモデルと賢い売り方を大公開

高級腕時計の代名詞として知られるロレックスですが、嗜好品としてはもちろん投資対象としても人気があります。

なぜ、投資対象としてロレックスが人気なのか、もしかしたら自分が持っているロレックスも高く売れるのではないかなど、気になっている人もいるかもしれません。

本記事では、ロレックスの資産価値が高い理由や、特に価値が高いモデル、具体的な売り方や資産価値を高く保つポイントなどを解説していきます。

高騰を続けるロレックスの価格

一般的な商品は頻繁に定価が変動することはありませんが、ロレックスは毎年のように価格改定が行われています。

ロレックスの人気モデルデイトナを例に挙げると、2016年に発売された「Ref.116500LN」は当初定価約127万円で販売されていましたが、2019年には約131万円に改定されています。

2020年には約139万円、2021年には約146万円と、毎年数万円程度値上がりしているのです。

これはデイトナだけではなく、ロレックスが販売している他のモデルも右肩上がりに定価が値上がりしています。

中古品の価格は定価に大きく左右されます。基本的には定価が高い商品であればあるほど、中古市場での価格も高くなる傾向があります。

ロレックスの時計は新品、中古関わらず価格が高騰しているため、資産価値が高まっているというわけです。

リーマンショックが起こった時などに値下げされたこともありますが、あくまで一時的な現象ですぐに価値は元の水準に戻ります。

ロレックスのように、頻繁に定価が値上がりするような商品はあまりありません。

強気な定価改定ができるのは、世界中から圧倒的な支持を得ているからです。

定価が上がったとしても需要が減らない、人気のブランドでなければできないことです。

ロレックスの資産価値が高い理由

ロレックスは圧倒的な需要があるため、資産価値が高くなっていると説明しましたが、なぜそこまで需要が高いのでしょうか。

ここからは、ロレックスの需要が高い理由について詳しく解説していきます。

世界中に愛好家が存在する

「モルガン・スタンレー」というアメリカの大手金融グループが、2021年に腕時計ブランドの売上調査を行った時のデータを見ると、ロレックスの市場占有率は28.8%となっています。

カルティエやオメガ、オーデマピゲなど世界中には数々の腕時計ブランドがありますが、ロレックスはたった1社で市場の3分の1近くを占める売上を誇っているのです。

2位のカルティエの市場占有率は6.9%となっているため、4倍以上の差をつけていることになります。

これを見れば、ロレックスがどれだけ多くのファンを持つブランドかが分かるでしょう。

世界中に愛好家が存在するロレックスは、ブランドの価値の高さやステータス性を多くのファンに認められているため、時代に左右されることなく安定した需要が維持されています。

実用性と耐久性が高い

ロレックスは高い技術力を誇るブランドで、デイトジャストやパーペチュアル、オイスターケースを最初に発明したことでも知られています。

パーペチュアルは、ロレックスの三大発明の1つともいわれている、完全防水に欠かせない機能です。

オイスターケースやパーペチュアルなどの技術を用いて、完全防水の腕時計を生み出したことで、ロレックスの技術力の高さが世界中に広まりました。

高精度クロノメーターもロレックスの魅力の1つです。

ロレックスは、クロノメーター検定協会の検定基準を上回る、厳格な独自基準を持っています。

それをクリアした高精度クロノメーターを多くのモデルに搭載することで、完成度の高い腕時計を作り上げています。

機能性に優れているのはもちろん、パーツごとの品質が高く、長期保証やメンテンナスなどもしっかりしているため、一生モノとして使える腕時計です。

実用性や機能性、耐久性すべての面において高品質なロレックスの腕時計は、時計そのものの価値が高く認められています。

需要に供給が追い付いていない

ロレックスの腕時計は、時計としての使用目的だけではなく、嗜好品や投資対象としても人気があるため世界中から高い需要があります。

しかし、その需要に供給が追いついていません。1つ1つ職人の手作業で作られているため生産に時間がかかる、生産量を絞っているなどの理由があるからです。

また、モデルごとに販売期間が決まっているため、生産が終了してしまったモデルは手に入らなくなります。

流通数が少ないロレックスの腕時計は、プレミア価格で取引されることが多く、中古品に定価以上の価格がつけられることも珍しくありません。

特に2021年はコロナ禍の影響を受け価格が急騰しました。

工場がストップして生産量が減少してしまった、投資目的で購入する人が多くなったなどの理由で、需要が増したからです。

多くの需要があるにも関わらず供給が少ないロレックスの腕時計は、希少性の高さから資産価値も高くなっています。

流動性に優れている

流動性に優れているというのも、ロレックスの資産価値を高めている理由です。

資産運用目的で購入されることが多いロレックスですが、投資家は「収益性」や「安全性」、「流動性」を重視して投資対象を選びます。

資産運用というと不動産などを思い浮かべるかもしれませんが、商品が高額、持ち運びが難しい、売買の手続きが複雑といったデメリットがあります。

そういった商品は好きな時にすぐに売れない、買い手が見つかりにくいなどの理由から、簡単に手を出せないという人が多いです。

その点ロレックスの腕時計は小型な上に、いつでも好きな時に売ることができるため、換金しやすいアイテムです。

また、維持管理にコストがあまりかからないというのも、資産運用目的でロレックスを購入する大きなメリットでしょう。

不動産は状態を維持するために、定期的なメンテナンスやリフォームなどの大掛かりな工事が必要になります。

腕時計であれば、定期的にメンテナンスをしてもそれほど費用はかかりません。

不動産などに比べると、資産として扱いやすいという理由から、ロレックスの腕時計は需要が高くなっています。

購入制限の実施

ロレックスは手に入りにくい腕時計としても知られています。

ファンが多く、1人で一度に何本も購入されるケースが少なくありませんでした。

そこで問題になったのが、転売目的でロレックスを購入する人達です。

希少価値が高くプレミア価格が付きやすいロレックスは、転売されるケースが少なくありません。

転売を防ぎ、本当にロレックスのことが好きなファンの人達にしっかりと商品が行き渡るように、正規販売店で購入制限を始めるようになったのです。

2019年11月から一部のモデルの購入制限が始まったことで、特定モデルを購入すると同じシリーズは5年間購入できない、他の人気モデルは1年間購入不可などのルールができました。

購入制限は徹底しており、購入時には顔写真付きの身分証明証を提示する必要があります。

購入者情報は正規販売店同士で共有されるため、店舗を変えて同モデルを購入するといったことはできません。

転売を防ぐ苦肉の策でしたが、自由に自分が好きなモデルを購入することができなくなり、市場では一部人気モデルの高騰が進んでいます。

これによって、ロレックスの資産価値はさらに高まったというわけです。

資産価値が高いロレックスのモデル4選

資産価値が高いロレックスですが、モデルによって差があります。

ここからは、ロレックスの中でも特に資産価値が高いモデルを4つ紹介します。

デイトナ

ロレックスは様々なモデルの腕時計を販売していますが、その中で唯一クロノグラフを搭載しているレーシングウォッチがデイトナです。

ロレックスの中でもトップクラスの人気があり、ブランドを代表するモデルとして知られています。

人気モデルということで新品を手に入れるのが難しく、正規販売店であってもなかなかお目にかかれません。

デイトナを欲しがっている人達の間では、「デイトナマラソン」という言葉がよく使われています。

これは、なかなか手に入らないデイトナを求めて、色々な店舗を巡る人達のことをマラソンランナーに例えて生まれた言葉です。

正規販売店に何度通っても手に入らないデイトナは、非常に希少価値が高く価格は年々右肩上がりを続けています。

デイトナであれば、過去に販売されたどの型番よりも高い資産価値が期待できるでしょう。

【ロレックス デイトナの買取ページはコチラ】

サブマリーナー

サブマリーナーは、ロレックスの三大発明の一つ、オイスターケースの防水性を追求して開発されたダイバーズウォッチの代表格モデルです。

デイトナに次ぐ人気を誇る、ロレックスの代表モデルでもあります。

特に生産が終了してしまった「Ref.5512」や「Ref.16610LV」は、もう新品が手に入らないということで資産価値が高いモデルです。

現行モデルの「Ref.116610LV」も、生産が終了してしまったモデルに負けない程の人気があり、中古市場では定価を大幅に超える高値で取引されています。

サブマリーナーの中には、英国軍の依頼で開発された「軍サブ」や文字盤6時方向に印字された「SUBMARINER」の文字が赤い「赤サブ」などの、レアモデルがあります。

レアモデルは流通数が少なく中古市場でも高値で取引されるため、資産価値が非常に高いです。

【ロレックス サブマリーナの買取ページはコチラ】

GMTマスター

GMTマスターは、鮮やかなツートンカラーのベゼルが特徴のパイロットウォッチです。

24時間針とベゼルを組み合わせることで、異なる場所の時刻を確認できる仕組みになっており、機能性の高さからパイロットウォッチ好きの人達の間で人気があります。

GMTマスターは1955年に登場して以来、何度かデザインの変更や機能の追加などが行われてきましたが、2007年のモデルチェンジで人気が急上昇しました。

それにつられて、旧型モデルも価格が高騰しています。GMTマスターといえば赤と青のベゼルが特徴ですが、一時モデルチェンジによって黒茶や青黒のベゼルに変わりました。

現行モデルの「Ref.126710BLRO」は赤青のベゼルが復刻し、さらにジュビリーブレスレットを採用したことでより高級感溢れるモデルに生まれ変わりました。

昔からのGMTマスターファンも納得する仕上がりの現行モデルは、特に人気が高いです。

【GMTマスターの買取ページはコチラ】

デイトジャスト

デイトジャストは、ロレックスの中でもラグジュアリーなモデルということで人気があります。

ジュビリーブレスレットやフルーテッドベゼルが特徴的で、ジャケットやシャツなどフォーマルなスタイルにもよく合うドレスモデルです。

入手困難な型番も多くあり、年々需要が高まっています。

ロレックスの中ではスポーツモデルの価格が高騰しやすいですが、需要が高まり入手しにくくなったということでデイトジャストの資産価値も高くなっています。

デイトジャストは、モデルによって文字盤のデザインや使われている素材が変わり、ラインナップは数百種類にも及びます。

バリエーションが豊富で年齢や性別、シーンを問わず使える多様さも人気の理由です。

デイトジャストの中でも、流通量が限られている「Ref.126334」や、スポーツモデルに見た目が似ている「Ref.126300」などの価格が高騰しています。

【デイトジャストの買取ページはコチラ】

ロレックスの資産価値を高めるコツ

資産価値が高いロレックスですが、同じモデルであっても商品の保存状態によって価値が変わります。

新品の状態に近いもののほうが価値が高くなるため、中古品として売る場合にはなるべく購入時の状態に近づけて査定に出すことが大切です。

付属していたカバーや保護シールなどは、捨てずに保管しておくようにしましょう。

ただし、正規販売店で購入した場合、カバーを回収されたり保護シールを剥がされたりしてしまうことがあります。

これは、転売を防ぐための処置です。

その場合はどうしようもないため、説明書などの付属品や外箱など、手元に残せるものを保管しておきましょう。

特にシリアルナンバーが記載されている保証書は、買取価格に大きく影響するため捨てるのは厳禁です。

付属品だけではなく、本体の状態も資産価値を決める重要なポイントになります。

本体が汚れていると査定員の印象が悪くなり、買取価格が下がる可能性があるので、綺麗に掃除しておいたほうがよいでしょう。

ただし、中古市場ではノンポリッシュ個体のほうが人気があります。クリーニングや修理は必要最低限にしておきましょう。

ロレックスは輸入品ということで、為替の影響で価格が変動します。

円安のタイミングで買取に出すほうが高く売れるため、いつ売却すべきかタイミングを見極めることが大切です。

ロレックスを売却する方法

ロレックスを売却する方法は、主に個人間売買サイトで売却する方法と、ブランド品の買取業者に売却する方法の2パターンあります。

ここからは、それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。

個人間売買サイトで売却する

フリマアプリやオークションサイトなど、個人間で手軽に商品を売買できるサービスやサイトが増えているので、それを利用するのも1つの方法です。

所有しているロレックスをフリマアプリなどに出品し、購入希望者を見つければ売却できます。

色々なサービスがありますが、出品手数料は無料で、商品が購入された時に決められた割合の手数料を払うというスタイルが一般的です。

フリマアプリは販売額を自分で決めることができるため、希望額以下で購入されてしまう心配がありません。

オークションサイトは、出品者が最低額を決めておき、後は購入者が価格を上げていくという仕組みになっています。

そのため、需要が高いレアモデルであれば、思わぬ高値で落札される可能性があります。

しかし、フリマアプリやオークションサイトは、出品したからといって必ず売却できるわけではありません。

購入者が見つからず、何ヶ月も売れないというケースは珍しくないので、すぐに売りたい場合には注意が必要です。

また、出品手続きはもちろん、配送手続きなどもすべて自分で行わなければなりません。

商品の出品に慣れていない人は、手続きに手間取ってしまうこともあるでしょう。

購入者とトラブルになりやすいというのもデメリットです。

購入者と急に連絡が取れなくなる、お金がなかなか振り込まれない、こういったトラブルが増えています。

個人間の売買はメリットだけではなくデメリットが多い方法なので、フリマアプリやオークションサイトを利用する時は注意してください。

ブランド品の買取業者に売却する

ロレックスを売りたいと考えている人によく利用されているのが、ブランド品の買取業者です。

中古品の買取を行っている店舗にロレックスを持ち込み、査定額に納得すればその場で簡単に売却することができます。

自分が売りたいタイミングで売却できる、プロの査定員が正しい価値で買取してくれる、その場ですぐ現金化できるなどのメリットがあります。

ただし、買取業者にはそれぞれ得意分野があります。

腕時計の価値を正しく鑑定できない買取業者に持ち込むと、相場以下の安い価格で買い叩かれてしまうことがあるので、ロレックスの買取に強い専門業者を選ぶことがポイントです。

ロレックスをどこに売ろうか迷った時は、「買取エリート」がおすすめです。買取エリートはブランド品の買取専門店で、ロレックスの取引実績も多いので安心して任せることができます。

常駐している経験豊富な査定士が、市場の動向や商品の状態など色々な面を見て価値を正しく判断してくれます。

自社メンテンナスが可能というのも、買取エリートの魅力です。

付属品が欠けているロレックスや、状態が悪いロレックスは自社でメンテナンスをしてから再販売するため、高価買取できる場合があります。

様々なエリアに店舗を展開していますが、店舗が身近にないという人向けに出張買取や宅配買取のサービスも用意しています。

査定料や送料などは無料となっているため、とりあえず査定だけしてもらいたい時にも気軽に利用できます。

資産価値の高いロレックスを眠らせておくのはもったいない!

ロレックスは嗜好品としても投資対象としても高い需要を持つブランドです。

資産価値が非常に高いため、売れば思っている以上の価格がつくかもしれません。

そんなロレックスを、使わずに眠らせたままにしておくのはもったいないです。

売却を考えているのであれば、価値を適正に判断してくれる買取エリートがおすすめです。

出張買取や宅配買取も依頼できる、利用しやすい業者なので利用してみてはいかがでしょうか。

ロレックスの買い方を徹底解説!知っておきたい基礎知識と買い方ごとの特徴

ロレックスの買い方を徹底解説!知っておきたい基礎知識と買い方ごとの特徴

ロレックスはその人気の大きさから需要も高く、さまざまな場所で販売されています。

そのため、一体どこで購入するのがベストなのか迷ってしまう人も多いでしょう。

本記事では、ロレックスを購入する前に知っておきたい基礎知識とともに、主な買い方を解説。買い方ごとの特徴やそれぞれのメリット・デメリットを説明します。

購入前に知っておきたいロレックスの基礎知識

ロレックスは非常に高価な時計です。

高い買い物になるので、できる限り失敗は避けたいところでしょう。

買ってから後悔しないため、まずはロレックスを購入する際の基礎知識から解説します。

「スポーツウォッチ」と「ドレスウォッチ」の違い

ロレックスを購入する際に必ず知っておきたいのが種類の違いです。ロレックスの腕時計は、大きく「スポーツウォッチ」と「ドレスウォッチ」の2系統に分かれています。

それぞれ特徴が異なるため、欲しかったタイプではない腕時計を購入しないよう選ぶときに注意が必要です。

スポーツウォッチは、高い機能性を備えていることが特徴。名前の通り、スポーツ・レジャーなどアクティブなシーンでの使用を想定の上、開発されています。

活動的に動き回る場面でも便利に使えるタフなモデルと考えて良いでしょう。耐久性や防水性など、実用的な機能性に優れていることが魅力。

ロレックスの中でも屈指の人気を誇るモデルです。なお、9割のアイテムがメンズ向けという特徴もあります。

入手困難なモデルや定価以上のプレミアがつくモデルなど、レア度の高いアイテムが多く見られることもポイントです。

ドレスウォッチはフォーマルな場面での使用が想定されたモデルです。機能性よりも造形の美しさを重視して作られていることが大きな特徴で、繊細・上品なデザインのものが多く見られます。

スポーツウォッチとは対極にあるモデルだと言えるでしょう。素材や文字盤の種類が豊富なことも魅力の1つ。

なお、スポーツウォッチと比べて価格が割安であり、入手しやすい点もポイントです。

ロレックスを購入するタイミング

ロレックスを購入する際は、タイミングを考えることも重要です。

ロレックスは世界的に有名な高級腕時計ブランド。

安いモデルでも50万円以上、高いモデルであれば数百万、中には1000万以上もの高額なアイテムも存在します。そしてロレックスの価格は、為替相場によって変動しやすいことが特徴です。

日本国内で販売されているロレックスは、海外で生産し日本に輸入されたものです。

そのため、価格は為替相場の影響により、円高の場合は安く、円安の場合は高くなります。

例えば、海外で5000ドルで売られているロレックスがあるとしましょう。1ドル120円のときには日本国内での価格は60万円になります。

しかし、1ドル100円のときは国内価格は50万円。円安の状態より安く買えるというわけです。

中古品の価格も基本的には新品の価格に従って同じような変動が発生します。

新品・中古品いずれも割安で購入したいなら、円高のタイミングを狙うと良いでしょう。

なお、為替相場以外に季節も価格に影響します。

例えばボーナスが支給される初夏・年末頃には、自分へのご褒美などとしてロレックスを購入する人が増えます。

また、新生活が始まる春にも、記念としてロレックスを買う人が多く見られます。

このような時期にはロレックスの需要が高まるため、価格もアップする傾向にあります。安く買うならここで紹介したような時期は避けた方が無難です。

ロレックスの偽物を見分けるコツ

ロレックスは知名度の高い高級ブランドであるがゆえ、残念ながら偽物も多く出回っています。

ロレックスの購入時は、偽物をつかまされないよう注意することも重要です。粗悪な偽物であれば自分で見破れる場合もあります。

偽物によく見られる特徴などをしっかり把握しておきましょう。

偽物に関しわかりやすい特徴として、例えば秒針の動きや音が挙げられます。

本物のロレックスは高品質なムーブメントを使用しており、秒針の動きは滑らかで、動く際の音もありません。

しかし、偽物は品質が劣るため、秒針の動きに本物のような滑らかさはなく、カチカチと音も鳴ります。

秒針に精巧さが見られなければ偽物を疑いましょう。

また、ロゴの透かし彫りも偽物を見分けるポイントです。

ロレックスは2000年頃から一部のモデルを除く全ての腕時計のガラス面6時方向に、偽物対策として王冠マークのロゴの透かし彫りを施しています。

透かしマークは非常に高レベルな技術で掘られており、ルーペを使いながら斜め方向から見るなどして、ようやく認識できるような状態です。

つまり、ロゴがくっきり表れ肉眼で簡単に見えるもの、透かしマークが入っていないものなどは偽物の可能性が高いでしょう。

そのほか、文字盤に夜光塗料が塗られているモデルの場合は、塗料の状態にも注目してみてください。

本物は美しく均等に塗られていますが、偽物は箇所によって塗料の量が異なり均等に塗られていなかったり、塗料が枠をはみ出していたり、仕上がりが全体的に雑です。

ロレックスの買い方とその特徴

それでは、ロレックスの買い方として主な4つの方法を解説します。それぞれの買い方の特徴を詳しく見ていきましょう。

正規品販売店で購入する

まずは、正規品販売店で購入する方法です。ロレックスの買い方としては最も基本的なものと言えます。

正規品販売店とは

正規品販売店とは、ロレックス本店と契約を交わし、メーカーから直接ロレックスの商品を仕入れて販売している店舗です。

契約を結ぶことにより、メーカーから販売のライセンスを得られるため、安定した仕入れが可能になります。

加えて、契約によりメーカーが指定した定価で販売する義務も生じます。正規品販売店はブランドのイメージや価値を守らなければならず、店舗独自の値引きなどは認められません。

そのため、日本国内の正規品販売店は、店舗ごとの価格の差がなく、基本的にどこも同じ価格で販売されています。

なお、日本国内においては、北海道から九州まで、百貨店を中心に全国各地に正規品販売店が存在します。

各店舗について知りたい場合は、ロレックスの日本公式サイトで詳細を確認できるのでチェックしてみると良いでしょう。

正規品販売店で買うメリット・デメリット

正規品販売店で購入するメリットとしてまず大きいのは、確実に本物のロレックスを購入できることです。

正規品販売店はメーカーとの契約に基づき、直接商品を仕入れているため、偽物が紛れ込む心配はありません。

間違いなく本物のロレックスを手に入れるにあたって、最も信頼性の高い買い方です。

また、希少モデルの中古品はプレミアなどがつき高値で取引されることも珍しくありませんが、正規品販売店であれば定価で購入できます。

さらに、保証がしっかりしていることも魅力。メーカーのアフターメンテナンスを利用できるため、購入後のケアも安心して任せられるでしょう。

デメリットとしては、定価以下での購入が不可能なことが挙げられます。前の段落でも述べた通り、正規品販売店にはメーカーの決めた定価を守る義務があるため、店舗で勝手に割引をすることは不可能なのです。

また、人気モデルなどはすぐ売り切れてしまう可能性が高いこともデメリットと言えるでしょう。

正規品販売店は多くの人が利用するので競争率が高く、人気のあるスポーツウォッチのモデルはあっという間に在庫切れになってしまいます。

なお、購入制限などがかけられ、思い通りの購入ができない場合も。そのほか、支払い方法についても注意が必要です。

正規品販売店は一括払い・クレジットカード払いが基本であり、ショッピングローンなどは利用できないケースが多く見られます。

手元のキャッシュが心許ない人、クレジットカードを持っていない人にとっては購入が難しいかもしれません。

並行輸入店で購入する

ロレックスの主な買い方として、並行輸入店で購入する方法もあります。買い方の特徴やメリット・デメリットを解説します。

並行輸入店とは

並行輸入店は、海外で生産されたロレックスを海外で購入した後、日本に輸入して販売する店舗です。

正規品販売店と仕入れの仕方に似ている部分もありますが、大きく異なるのは商品の仕入れ先。正規品販売店はメーカーとの契約により商品を直接仕入れしますが、並行輸入店は違います。

海外の正規品販売店で仕入れることもあれば、それ以外の場所で仕入れる場合もあり得ます。

そのため、基本的には本物のロレックスを扱うことに違いありませんが、正規品販売店よりは信頼性に劣る部分があると言えるでしょう。

なお、メーカーとの契約をしておらず正規品販売店のような縛りがないので、定価販売の義務も負っていません。

独自の価格設定ができることは並行輸入店の大きな特徴です。

ただし、商品は海外で販売されているロレックスをそのまま輸入したものなので、保証書・取扱説明書などが日本語対応していない場合もあります。

並行輸入店で買うメリット・デメリット

並行輸入店で購入する大きなメリットは、正規品販売店より安く買える可能性があること。

並行輸入店では価格設定や割引などが自由に行えるため、定価を下回る価格で販売されることもあります。

新品のロレックスを安く手に入れたい人にぴったりな買い方です。

また、日本国内で出回っていないモデルや日本では売り切れてしまったモデルなどを購入できることも魅力。

並行輸入店は海外で買い付けを行うため、このようなことが可能になります。レアなモデルやユニークなモデルを日本国内で探したい人にマッチするでしょう。

そのほか、店舗によっては独自に修理工場と提携している場合もあり、購入後はメーカーより安くメンテナンスを利用できる可能性もあります。

デメリットは偽物に出会ってしまう可能性がゼロではないことです。

並行輸入店は商品の仕入れ時に正規品販売店を利用するとは限らないので、偽物を仕入れてしまうリスクもあります。

また、価格やサービスの質が店舗によって異なり、中にはあまり誠実でない店舗も。

良心的な店舗を見極める難しさも、並行輸入店のデメリットの1つです。

なお、独自設定が可能であるがゆえ、レアなモデルはプレミア付きの価格で販売される場合もあり、商品によっては割高でしか購入できないパターンもあり得ます。

フリマアプリ・オークションで購入する

主な買い方として、フリマアプリ・オークションサイトで購入する方法もあります。詳しく見ていきましょう。

フリマアプリ・オークションサイトとは

フリマアプリやオークションサイトでは、誰でも自分の持ち物を出品し売ることが可能です。

個人が所有しているロレックスも出品されている場合があります。業者を介さず、個人間のやり取りで購入できることが特徴です。

具体的な購入方法については、フリマアプリとオークションでは少し異なります。フリマアプリは、出品者が自分の決めた定額を示して出品しています。

示されている金額で購入すれば、すぐにそれで取引成立となり品物を手に入れられます。

オークションサイトは、出品者が最低落札価格は示しますが、その価格で購入できるとは限りません。

落札希望者が入札していき、入札終了時点で最高額を入札していた人が購入できる仕組みになっています。

つまり、そのときどきの入札状況で購入に必要な価格が変わるということです。

フリマアプリ・オークションサイトで買うメリット・デメリット

フリマアプリ・オークションサイトで購入するメリットとしては、店舗よりかなり割安で買える可能性があることが大きいでしょう。

フリマアプリやオークションサイトの出品者は、出品するものの価値や相場を正しく把握していると限りません。

貴重なアイテムを貴重と知らず、取引相場より低い価格で出品してしまう人もいます。

また、高額で買い取ってもらう目的がなく、儲けを度外視する人もいます。

そのため、店舗では考えられないような安い金額での購入も不可能ではないのです。

デメリットとしては、取引の信頼性が非常に低いことが挙げられます。

フリマサイトやオークションサイトで購入したブランド品が偽物だった、というトラブルは珍しくありません。

ロレックスに関しても偽物をつかまされるリスクは低くないでしょう。

また、アプリやサイトで説明されていた商品の状態より、実際手元に届いた商品の状態が悪いというトラブルも多く見られます。

取引のほとんどはネット上で行われ、取引が終了したら基本的に相手との連絡は取れなくなります。

そのため、後で品物に不具合があることがわかっても、出品者から保証を受けるのは難しいのです。

また、ネット上のやり取りは手間や時間がかかり、相手からのレスポンスを待たないと取引が進まないこともデメリットです。

そのほか、手元に届くまで商品の現物に触れられないので、装着したときの感触などを購入前に確認できない点もネックと言えます。

ロレックスを取り扱う中古品販売店で購入する

最後に紹介するのは、中古品販売店で購入する方法です。特徴やメリット・デメリットを見ていきます。

中古品販売店とは

ロレックスは非常に人気が大きく需要が高いアイテムです。

その需要に品物の供給が追い付いておらず、中古品の取引も盛んな状態にあります。

質屋・時計専門店・リサイクルショップ・インターネットショップなどさまざまな場所で、ロレックスの中古品が販売されています。

多様な店舗で取り扱われているからこそ、良いロレックスを手に入れるためにはショップ選びが重要なポイントです。

ロレックス専門の店舗や、極端な安売りを行っていない店舗などは信頼性が高く安心感が得やすいでしょう。

中古品販売店で買うメリット・デメリット

中古品販売店で購入するメリットは、安くロレックスを買えることです。

一般的な中古品と同じく、ロレックスもレアモデル以外の中古品は新品よりも割安に購入できます。

新品価格ではなかなか手が出しにくいという人も、中古品なら検討できるかもしれません。

中古品と言っても状態はさまざまで、新品とあまり遜色ないような美品も存在します。

状態の良いロレックスを安く購入できればお得とも考えられます。また、現在正規販売店などに並んでいないモデルを購入できることもメリットです。

中古市場にはこれまでリリースされたさまざまなモデルのロレックスが流通しています。

過去に販売されたロレックスなども購入の視野に入れたい人にとって、選択肢の幅が広いことは大きな魅力でしょう。

なお、ロレックスは中古品も非常に人気があります。

中古品は売却時に高値がつきやすいため、安く購入しておけば後で再び中古品として売却するとき得をできる可能性も。

デメリットとしては、使用感が気になる場合があることが1つです。

美品とは反対にあまり状態がきれいではない中古品もあります。

誰かがすでに使った品なので、使用感が出ること自体珍しくなく、価格と状態のバランスを自分でどう判断するかがポイントになります。

中古品は状態にばらつきがあるため、なかなか適正価格を把握しにくいところもネックです。

なお、品によっては箱や保証書など付属品が欠けている場合もあります。

前のオーナーの所有期間によっては、保証期間が切れていることも。

付属品が足りない中古品は販売価格も安めになりますが、全て揃っている状態の品を購入したいと考える人にとっては物足りないかもしれません。

偽物に注意してお気に入りのロレックスを購入しよう!

ロレックスは正規品販売店以外にも、さまざまな場所で購入できます。

ただし、人気の高さから偽物が多く出回っているため注意も必要です。

ロレックスは本物を購入してこそ。安さだけ重視して飛びつくことなく、信頼できる相手から購入することが大切です。

ぜひこの記事を参考に、押さえておくべき基礎知識や買い方それぞれの特徴などを把握して、お気に入りのロレックスを購入しましょう。

2021年発表のロレックス最新モデル一覧!現在の相場情報もあわせて紹介

2021年発表のロレックス最新モデル一覧!現在の相場情報もあわせて紹介

1905年に誕生して以来、長年人々を魅了し続けているロレックス。

世界で初めて、防水機能・自動巻きムーブメント・カレンダー機能といった画期的な発明を行い、高い精度と技術力を持つ機械式腕時計界のトップクラスブランドとして認知され、今もなお新作モデルを発表し続けています。

本記事では2021年4月7日に発表された新作について、それぞれの特徴や現在の相場状況をご紹介します。

ロレックス新作①エクスプローラーI

2021年発表のロレックス最新モデル一覧!現在の相場情報もあわせて紹介

ロレックス エクスプローラー1124270
https://www.rolex.com/ja/watches/explorer/m124270-0001.html

2021年発表のロレックス最新モデル一覧!現在の相場情報もあわせて紹介

ロレックス エクスプローラー1 124273
https://www.rolex.com/ja/watches/explorer/m124273-0001.html

エクスプローラーIは、エベレスト登頂時のデータや登山家などのフィードバックを基に、探検家用のモデルとして1953年に誕生しました。正式名称は「オイスターパーペチュアルエクスプローラー」。

ロレックスの3大発明のうち「オイスターケース」「自動巻(パーペチュアル機構)」を備えています。メリハリのある3・6・9の時刻表示が特徴的で、インデックスや針に塗られた青く光るクロマライト夜光塗料は、暗いところで長時間持続発光し、過酷な環境下でも時刻を把握しやすくなっています。

また、デザインや形状がシンプルでスマートなため、ビジネスでもカジュアルでも合わせやすく、幅広い年齢層から支持されています。

2021年の新作は、2種類。オイスタースチール(904LSS)〈※1〉のRef.124270と、オイスタースチールとイエローゴールドのロレゾール〈※2〉(904LSS×YG)のRef.124273です。

イエローロレゾールは、シリーズ初のコンビネーションモデルであり、発表と同時に大きな話題となりました。

イエローゴールドは、ベゼル・リューズ、オイスターブレスレットのセンター駒、針、インデックスに使用されています。

〈※1〉オイスタースチール(904LSS):1985年以降、ロレックスの全てのスチール製ケースで使われている高品質な「904Lステンレススチール」を指します。

耐蝕性に優れた美しく輝く合金で、ロレックスが特別に開発したものです。本来は航空宇宙、化学産業などで用いられるような、極めて過酷な条件にも耐えうる非常に高価な素材です。

〈※2〉ロレゾール:1933年にロレックスが特許を取得した、オイスタースチールと18Kゴールドを使用したモデルを指し、一般的な通称では「コンビモデル」とも呼ばれます。

ケースサイズは36mm。先代モデルのRef.214270が39mmへサイズアップされ、次のモデルチェンジでは、さらに大きくなるのではないかとの予想もあったため、今回のオリジナルサイズへ戻るという変化は、ファンを驚かせました。また、サイズだけでなくデザインにおいても、先代より先先代モデルのRef.114270を踏襲している面が多く見られるのが特徴です。

文字盤は、誕生からずっと変わらないシンプルで見やすいブラック。一方、文字盤のロゴには、主に次の変化がありました。

・12時側の「ROLEX」「OYSTER PERPETUAL」の直下に「EXPLORER」と表示(先先代と同じ位置)
・6時位置の「SWISS MADE」の間に、王冠マークが表示

ムーブメントは2020年発表の完全自社開発・製造のCal.3230(自動巻き)が搭載され、パワーリザーブは約70時間まで延長されています。

また、Cal.3230が備えるパラクロム・ヘアスプリングは気温の大きな変化に対して優れた安定性を保ち、パラフレックスショック・アブソーバは衝撃に強く、高い信頼性を持った構造となっています。


メーカー希望小売価格は、Ref.124270(904LSS)が793,100円(税込)で、サイズダウンに伴い、先代Ref.214270に比べて値下げとなっています。

Ref.124273(904LSS×YG)のメーカー希望小売価格は1,236,400円(税込)です。

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ロレックス新作②エクスプローラーⅡ

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エクスプローラーⅡ 226570 白文字盤
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エクスプローラーⅡ 226570 黒文字盤
https://www.rolex.com/ja/watches/explorer/m226570-0002.html

エクスプローラーⅡは、探検家用モデルであるエクスプローラーⅠを、洞窟探検家用として発展させたモデルで、1971年に誕生しました。

シンプルなエクスプローラーⅠと比べると、より機能性・耐久性が重視された仕様となっています。

24時間表示ベゼル・オレンジカラー矢印の24時間針・日付表示機能で、日光が届かない洞窟や極地でも昼夜の区別を可能にし、より強い衝撃に備えてリューズガードが付いています。

マイナーチェンジごとにデザインや機能を進化させ、ステータスを保ちつつ個性的でカジュアルな雰囲気を持つ人気モデルです。

2021年の新作、Ref.226570は、文字盤はホワイトとブラックの2タイプ、ケースサイズは42mm、素材はオイスタースチール(904LSS)といったように、先代の外装デザインをおおむね踏襲しつつ、新世代ムーブメントに載せ替えたものとなっています。

デザインの細かい部分には主に次のような変化があり、より文字盤の可視性が高く、全体的にスタイリッシュな印象となりました。

・ラグ幅が1mm細く

・ラグ幅の変更に伴い、ブレスレット幅が若干広く

・ブラック文字盤の24時間針が、先代は根本部分がブラックに塗られ針が浮いているように見えたのに対し、新作では根元部分も含め全部オレンジカラーに統一

・ホワイト文字盤の字分針とインデックスにあるブラックの縁取りが、先代は光沢があったのに対し、新作ではマット調に変更

・文字盤6時位置の「SWISS MADE」の間に、王冠マークが表示

ムーブメントは、完全自社開発・製造の新世代型Cal.3285(自動巻き)が搭載され、パワーリザーブ時間が先代の48時間から70時間にアップしました。

また、Cal.3285が備えるパラクロム・ヘアスプリングは気温の大きな変化に対して優れた安定性を保ち、パラフレックスショック・アブソーバは衝撃に強く、高い信頼性を持った構造となっています。

メーカー希望小売価格は、857,600円(税込)です。

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ロレックス新作③GMTマスターⅡ

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GMTマスターⅡ 126710BLRO
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GMTマスターⅡ 126710BLNR
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GMTマスターは、飛行機のパイロットの要望を受け、「陸のエクスプローラー」「海のサブマリーナ」に続く、「空」の時計として1955年に誕生しました。

24時間で一周するGMT針と両方向回転式ベゼルを使うことで、出発地と目的地双方の時間帯を一度に確認できるようになり、多くのパイロットの必需品となりました。

その機能性は、世界中で活躍するビジネスマンからも人気を集め、さらに、他のモデルとは異なる魅力と美しさを持つツートンカラーベゼルは、愛好家やコレクターの間でも人気が高く、ベゼルカラーごとに愛称で呼ばれ親しまれています。

GMTマスターⅡは、初代GMTマスターを進化させ1982年に誕生したモデルです。

外装デザインは初代GMTマスターを継承しつつ、自動巻きムーブメントの進化により単独で可動できるようになった短針と、回転ベゼルとを併用することで、最大3地域の時間帯が一度に分かるようになりました。

また、ロレックスのステンレスモデルでは初のセラミックベゼルを採用したモデルとなっています。

2021年の新作は、2種類。赤青ベゼル(愛称ペプシ)のRef.126710BLROと、青黒ベゼル(愛称バットマン)のRef.126710BLNRです。

外装デザインの大きな変化はブレスレット。先代は、5連リンクのジュビリーブレスレットでしたが、今回、3連のオイスターブレスレットが追加されたことで、スポーティーな雰囲気のGMTマスター2も誕生しました。

また、文字盤のロゴにも少し変化があり、6時位置の「SWISS MADE」の間に王冠マークが表示されました。

そのほかは、ケースサイズは40mm、文字盤はブラック、素材はオイスタースチール(904LSS)といったように、おおむね先代を踏襲しています。

ムーブメントは、前段落でご紹介した「エクスプローラー2」と同じく、完全自社開発・製造の新世代型Cal.3285(自動巻き)が搭載され、パワーリザーブ時間が先代の48時間から70時間にアップしました。

メーカー希望小売価格は、ジュビリーブレスレットタイプが1,189,100円(税込)、オイスターブレスレットタイプが1,166,000円(税込)です。

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ロレックス新作④スカイドゥエラー

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スカイドゥエラー 326933 黒文字盤
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スカイドゥエラー 326933 白文字盤
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スカイドゥエラー 326933 シャンパン文字盤
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スカイドゥエラー 青文字盤
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スカイドゥエラー 黒文字盤
https://www.rolex.com/ja/watches/sky-dweller/m326934-0006.html

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スカイドゥエラー 白文字盤
https://www.rolex.com/ja/watches/sky-dweller/m326934-0002.html


スカイドゥエラーは、「世界を旅する旅行者のために」というコンセプトで、2012年に誕生しました。

正式名称は「オイスターパーペチュアルスカイドゥエラー」。ほかのモデルとは一線を画す独創的なデザインと高性能で、ロレックスの異端児とも呼ばれ、世界中で活躍するビジネスマンに重宝されるだけでなく、愛好家やコレクターの間でも注目を集めています。

ロレックスきってのコンプリケーション(複雑機構)モデルということで、特にGMT(2地域の時間帯を表示できる)機能とアニュアル(年次)カレンダーは、発表当時、多くのファンを驚かせました。

GMT機能は、前段落でご紹介したGMTマスターのようにGMT針と回転式ベゼルを用いるのではなく、文字盤中央部に24時間ディスクが配置され、一目で2地域の時間帯が分かるようになっています。

アニュアル(年次)カレンダーとは、年に1回、2月末日だけ手動でカレンダーを設定すれば良く、他の月は30日と31日を手動で調整する必要がないという画期的なカレンダーです。

時計は一般的に、複雑機構であるほどデリケートで取扱いが難しくなったり、可視性が下がったりしがちですが、スカイドゥエラーは、頑丈さはそのままに、操作性を極力シンプルにし、文字盤も見やすいよう工夫されています。

ケースサイズは42mm、素材はオイスタースチール(904LSS)です。

ムーブメントは、ロレックスがスカイドゥエラーのために独自開発した最新のCal.9001(自動巻き)で、合わせて380個の部品から構成される、ロレックスで最も複雑なムーブメントの一つです。

従来のヘアスプリングの10倍もの耐衝撃性を実現した、最適化されたブルーパラクロム・ヘアスプリングを備えています。

また、パーペチュアルローターが搭載された自動巻き上げ機構を備え、パワーリザーブは約72時間です。

スカイドゥエラーは、複雑機構かつ実用的であるにもかかわらず、ドレッシーな外観も持っています。

2021年の新作では、2つのモデルについて、性能はそのままにジュビリーブレスレットが追加され、さらに華やかなモデルが登場しました。

そのモデルの一つは、イエローロレゾール(904LSS×YG)のRef.326933で、文字盤はブラック・ホワイト・シャンパンの3種。

もう一つは、ホワイトロレゾール(904LSS×WG)のRef.326934で、文字盤はブルー、ブラック、ホワイトの3種です。

どちらのモデルも、ブレスレットと文字盤色の組み合わせ次第で、華やかにも落ち着いた雰囲気にもアレンジできます。

メーカー希望小売価格は、Ref.326933(904LSS×YG)が2,086,700円(税込)、Ref.326934(904LSS×WG)が1,713,800円(税込)です。

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ロレックス新作⑤デイトジャスト36(新型文字盤)

デイトジャストは、1945年ロレックスの40周年記念パーティーで、創業以来のすべての技術を詰め込んだモデルとして発表されました。

デイトジャストの正式名称は「オイスターパーペチュアルデイトジャスト」。

ロレックスの3大発明である「オイスターケース」「自動巻(パーペチュアル機構)」「デイトジャスト機能」がすべて搭載された王道的モデルであり、その後マイナーチェンジを繰り返しながら、70年以上に渡り多くの人に愛され続けています。

それまで、日付は文字盤の周囲にある印を針で指すことで表示されていましたが、デイトジャストで初めて、3時位置の小窓に回転ディスクにより日付を表示するカレンダーが導入されました。

時間と日付がひと目で読みやすくなり、これ以降、小窓の日付表示が腕時計における定番となったのです。

デイトジャストは、高い実用性と、上品なデザインを基本としつつ、ベゼル・材質・ブレスレット・ケースサイズ・文字盤のバリエーションが豊富にあります。

その一部を、パーツごとにご紹介します。

・ベゼル:スムース/ドーム/フルーテッド/ダイヤなど

・材質:オイスタースチール(904LSS)/ゴールド(G)/ホワイトロレゾール(904LSS×WG)/イエローロレゾール(904LSS×YG)/エバーローズロレゾール(904LSS×EG)など

・ブレスレット:3列オイスター/5列ジュビリーなど

・ケースサイズ:41mm/36mm/31mm/28mm

・文字盤色:ブラック/グレー/ブルー/シルバー/ホワイト/シャンパン/ブラウン/コンビなど

・文字盤材質:シェル/オパール/メテオライト/ジェダイト/ダイヤモンド/サファイア/ルビーなど

このほか文字盤デザインは、単色や材質の違いだけでなく、ツートンカラー、グラデーション、彫り込みなど多種多様です。

基本はそのままに、無数と言えるほどのバリエーションを楽しめるのが、デイトジャストの特徴であり魅力となっています。

「デイトジャスト36」は、伝統的な36mmケースモデルに、完全自社開発・製造の新世代ムーブメントCal.3235(自動巻き)を搭載し、2018年に登場しました。

パワーリザーブは約70時間、精度、耐衝撃性、耐磁性、信頼性において高い性能を持っています。

2021年の新作では、先代の性能はそのままに、魅力的な文字盤バリエーションが追加されました。

熱帯植物「パーム(やし)」と、ロレックスの象徴とも言えるベゼルデザイン「フルーテッド」の2種類です。

文字盤の色は、素材ごとに次の展開となっています。

〈パーム〉
・オイスタースチール(904LSS)Ref.126200/ホワイトロレゾール(904LSS×WG)Ref.126234:オリーブグリーン

・エバーローズロレゾール(904LSS×EG)Ref.126231:シルバー

・イエローロレゾール(904LSS×YG)Ref.126233:ゴールデン
〈フルーテッド〉

・オイスタースチール(904LSS)Ref.126200/ホワイトロレゾール(904LSS×WG)Ref.126234:ブライトブルー

・エバーローズロレゾール(904LSS×EG)Ref.126231/イエローロレゾール(904LSS×YG)Ref.126233:〈パーム〉と同じ組み合わせ

どれも目を引く美しいモチーフですが、特に、オリーブグリーンのパームモチーフに注目が集まっています。

メーカー希望小売価格は、Ref.126200(904LSS)で804,100円(税込)です。


ロレックス新作⑥デイトナ メテオライト

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デイトナ 116505 メテオライト
https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116505-0014.html

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デイトナ 116508 メテオライト
https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116508-0015.html

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デイトナ 116509 メテオライト
https://www.rolex.com/ja/watches/cosmograph-daytona/m116509-0073.html


デイトナは、「宇宙」と「モータースポーツ」をコンセプトにしたクロノグラフ

※「コスモグラフデイトナ」として、1963年に発表されました。正式名称は「オイスターパーペチュアルコスモグラフデイトナ」。

※クロノグラフ:ストップウォッチ機能を搭載した時計

ロレックスは、1930代に既にクロノグラフの製作を始めていました。

初期の頃は、多種多様な文字盤デザインやケース形状でしたが、そこから様々な進化を遂げ、1950年代後半にデイトナの前身とも言われるモデルが登場しました。

そして、1960年台に入り初めて「コスモグラフデイトナ」の名を冠したモデル誕生がしたのです。

「コスモグラフ」は造語で「宇宙を記録する」という意味。

「デイトナ」は「レース用モデル」を指します。「デイトナ」という名は、当時モータースポーツのメッカであった、アメリカのフロリダ州デイトナに敬意を表したものです。

また、「コスモグラフデイトナ」は、アポロ計画に採用されることを目的として開発されたと言われており、当初「コスモグラフ」という名前だけが存在していました。


その後、結果としてはアポロ計画に採用されず、レース用モデルの方向に進み、「コスモグラフ」という名を冠したまま「デイトナ」が追加されたということです。

コスモグラフデイトナは、前段落でご紹介したデイトジャスト並みに素材バリエーションが豊富です。

ステンレススチール、ロレゾール、各種ゴールド、レザーベルトなど様々な選択肢があり、さらに文字盤の色や装飾を含めると無数のバリエーションが存在します。

文字盤の中でも特にレアなのが、「デイトナ メテオライト」。

メテオライトとは「隕石」という意味で、その名のとおり、約4億5000万年前に、アフリカ南西部のナミビアに落下したとされている、ギベオン隕石を使用した文字盤を搭載しています。

自然鉱物のため、独特の縞目模様、凹凸の具合、輝きなどがすべて異なり、文字盤1つ1つに個性があります。

この隕石は、パワーストーンとしても扱われているものです。

2021年の新作は、次の6種類が発表され、エバーローズゴールド、イエローゴールド、ホワイトゴールドなどの素材でもメテオライトが楽しめるようになりました。


・エバーローズゴールド(EG)のRef.116505

・イエローゴールド(YG)のRef.116508

・ホワイトゴールド(WG)のRef.116509

・オイスターフレックス※のRef.116515LN

・オイスターフレックスのRef.116518LN

・オイスターフレックスのRef.116519LN

※オイスターフレックス:2015年から採用されているロレックス独自開発のラバーベルト

ケースサイズは40mm、ムーブメントは、完全自社生産クロノグラフムーブメントCal.4130(自動巻き)を搭載し、パワーリザーブは72時間、クオリティが高く丈夫でメンテナンスしやすい設計となっています。

メーカー希望小売価格は、Ref.116505(EG)が4,486,900円(税込)、Ref.116515LN(オイスターフレックス)が3,391,300円(税込)です。

2022年6月時点の相場では、1500万前後〜となっていますが、メテオライトは入荷即完売するほど人気モデルなので、今後の相場変動にも期待できます。

ロレックス新作の購入を検討している方へ

創業以来、数々の名作を生み出し、その度に世界中の注目を浴び、話題となるロレックス。

2021年の新作も、魅力的な進化を遂げたモデルが、数多くラインナップされました。

パワーアップされたムーブメントの使い心地や、様々なパーツの組み合わせなど、想像するだけでもワクワクされる方は多いでしょう。

ロレックスは値下がりしない時計としても有名です。

壊れにくく、メンテナンスしやすく、アクセサリーとしての価値もあることから、古くなればなるほどアンティーク時計という扱いになります。

さらに生産数量が少ないレアモデルや生産終了したモデルであれば、数倍の価格がつくこともあります。

輸入品のため為替相場も影響し、投資先としても非常に注目されているのです。

実用的で、ステイタスでも資産としても第一級品のロレックス。

前向きに購入を検討する価値があるでしょう。

また、既にロレックスなどをお持ちの方は、お手元にある時計を買い替えてみてはいかがでしょうか。

売ったお金を元に、上位モデルや憧れのモデルをお得に購入できるのでおすすめです。

買取エリートであれば、LINEで気軽に無料査定ができます。

来店予約することで買取金額10%UPのキャンペーンもしているため、お得に買替えが可能です。

初めてでよく分からない場合も、商品や売り時などについて、経験豊富なコンシェルジュが説明してくれますので、ぜひ一度相談してみてください。

今後のロレックス新作にも期待しましょう

この記事では、ロレックスの2021年発表の新作を6種類ご紹介しました。


①エクスプローラー1


②エクスプローラー2


③GMTマスター2


④スカイドゥエラー


⑤デイトジャスト36(新型文字盤)


⑥デイトナ メテオライト

ロレックスは、長年愛されている時計です。

新作発表を毎回楽しみにしている愛好家やコレクターも世界中に数多くいます。

そんな価値が落ちないロレックスだからこそ、あなたもこの機会にお気に入りの1本を購入してみませんか。

【2022年度版】日本ロレックスのオーバーホール料金とは?注意点も解説

【2022年度版】日本ロレックスのオーバーホール料金とは?注意点も解説

ロレックスは一生涯にわたって愛用することができる優れた時計ブランドです。

しかし、手入れを怠ると不具合が生じて修理ができなくなってしまう恐れもあるため、長く使うためにはオーバーホールが欠かせません。

そこで以下では、オーバーホールが必要な理由と併せて、モデル別のオーバーホール料金やパーツ別の修理費用、注意点などについて見ていくことにします。

ロレックスにオーバーホールは必要?

まずはじめに、ロレックスにオーバーホールは必要なのかと問われると、その答えはイエスです。

ここでオーバーホールというのは、ロレックスに限らず時計を部品ごとに細かく分解したうえで、それぞれの部品ごとに不具合の有無をチェックし、必要に応じて交換や修理を行うという一連のメンテナンス作業をいいます。

ロレックスの時計は、丈夫な素材で作られているだけに、長年にわたって使っていても見た目にはそれほど大きな変化はありません。

しかしながら、そのような場合でも、中身の部品が摩耗してしまったり、故障してしまっているケースは少なくないため、修理ができなくなるような深刻な事態に陥る前に、オーバーホールを行うことが重要になるのです。

例えば、オーバーホールをしないでいると、時計の内部から異音がするようになったり、リューズが重く感じられるようになったりします。

そのような症状が出てからだと高額の修理代が必要になる場合も出てきますので、そこまで待たずに早めにオーバーホールをするように心掛ける必要があります。

なお、時計を長く使うためには、オーバーホールは定期的に行うようにしなければなりません。

一度だけ行えばよいというものではありませんので、この点についてもぜひしっかりと頭に入れておいてください。

【モデル別】オーバーホールの料金一覧

次に、ロレックスの代表的なモデル別のオーバーホールの料金について見ていきましょう。

・デイトナ:8万8,000円

・エクスプローラーI:7万7,000円

・GMTマスター:7万7,000円

・サブマリーナー:7万7,000円

・サブマリーナー・デイト:7万7,000円

・シードゥエラー:7万7,000円

・ディープシー:7万7,000円

・ミルガウス:7万7,000円

・デイトジャスト:7万1,500円

・オイスターパーペチュアル:6万500円

・デイデイト:8万8,000円

・スカイドゥエラー:11万円

以上の料金は、いずれも2022年1月時点の税込みの金額ですが、実際にはこれに交換部品別の交換費用が上乗せされることになります。

交換部品別の修理費用

それでは、交換部品別にはどれくらいの修理費用がかかるのかという点について、具体的な金額を紹介します。

安いものだと1,000円程度で交換することができますが、ケースを取り換えたりすると場合によっては100,000円を超えるような高額な負担が発生するケースもあり得ますので、オーバーホールを依頼する場合は、はじめに見積もりを取って、交換部品の修理費用がどれくらいになるかを確認した方がよいでしょう。

・リュウズ交換:7,000円~

・チューブ交換:2,500円~

・風防ガラス交換:15,000円~

・風防ガラス研磨:3,000円~
・ケース交換:100,000円〜

・ゼンマイ交換:4,000円~

・ローター芯交換:6,000円~

・歯車交換:5,000円~

・プッシャー交換:18,000円~

・バネ棒交換:1,000円~

・クラスプ用バネ棒交換:1,000円~

・パッキン交換:2,000円~

・ベゼル交換:メーカー対応

オーバーホールが完了するまでの流れ

オーバーホールが完了するまでには、いくつかのプロセスを経る必要があります。

まずはじめに行うのは、店舗への時計の持ち込みです。

持ち込み先は、正規店とそれ以外の時計修理業者がありますが、それぞれに後述するメリットとデメリットがありますので、自分にとってメリットが大きいと考えられる方に頼むようにするとよいでしょう。

時計を持ち込んだら、見積もりが出るのを待つことになります。1~2日ほど待たなければならない場合もありますが、店舗によっては30分ほどで見積書を提示してくれることもあります。

見積書の内容を確認して同意したら、後は正式にオーバーホールを依頼するだけです。

修理内容によって期間は異なりますが、通常は1か月ほどで作業が完了して時計が戻ってきます。

戻って来た時計は店舗で受け取れますが、希望すれば郵送してもらうことも可能です。

ただし、郵送の場合にはオーバーホールの料金とは別に送料が必要になるので、その点に注意する必要があります。

なお、一連の料金の支払いはオーバーホール完了後に行います。

現金以外にクレジットカード払いなどにも対応していますので、ご自身が希望する方法で支払うようにするとよいでしょう。

オーバーホールを行う際の3つの注意点

ここからは、ロレックスの時計のオーバーホールを行う際に、頭に入れておきたい3つの注意点について順を追って説明します。

見積もりが出るまで正確な金額はわからない

オーバーホールにかかる料金の正確な金額は、見積もりが出てくるまでは分かりません。

というのも、部品一つとってもモデルごとに使われているタイプは異なっており、それぞれ価格も違っているからです。

加えて、どのような方法で修理するかやどの部品を使うかによっても作業費は変わってきますし、作業中に問題点が見つかれば、それについても追加で修理が必要となります。

前述したオーバーホールの料金や交換部品別の修理費用は、あくまでも標準的なものですので、実際にいくら支払う必要があるのかは、必ず見積書で確認するようにしてください。

見積もり段階であれば、もちろんキャンセルすることも可能です。

なお、オーバーホールには想定した以上の料金がかかってくるケースが少なくありません。

だからといってオーバーホールをせずにいたのでは、時計にダメージが蓄積して修理不可能になってしまう恐れがあるため、長く使いたいのであれば、多少の費用はかかるものの、オーバーホールの際に不具合はすべて修理してもらうようにするのがおすすめです。

「修理=オーバーホール」となるケースがある

特定の箇所の修理をする場合であっても、結果的にオーバーホールを行うことになるというケースは少なくありません。

なぜなら、修理の対象となる部品を取り出して交換するためには、時計全体を分解する必要があるからです。

もちろん、場合によっては最低限の作業で済むこともありますが、分解作業を行うとなると、ほぼオーバーホールと同様の工賃が必要になってきますので、多くの場合において、「修理=オーバーホール」になるというのが実態です。

古いモデルは受け付けてくれないケースがある

ロレックスは長い歴史を持つ時計ブランドだけに、世の中に出回っている同社の時計の中には、製造されてから数十年以上経っているものが少なくありません。

同社は古い時計の部品でもかなり長期間にわたって保管しているのですが、それでも新たなモデルが発表されてから30年ほど経過した時点で、そのモデルの部品の製造は終了となります。

もし、オーバーホールや修理を希望するモデルの部品が、そのようにして製造終了になっている場合には、残念ながら受け付けてもらえない可能性があるという点に注意しなければなりません。

具体的には、手巻きタイプのモデルや、「cal.1560」よりも前のモデルについては、すでに修理部品が製造されていないため、オーバーホールなどができない場合があるのです。

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